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団らんと侯爵の思い
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夕食は皆と一緒の席に着くことが出来た。
「お茶会、行けなくてごめんなさい」
私としてはラッキーだったけれど、侯爵家としては困ったことになったのではと気になって謝った。
「別にいいんだ。バイアルド殿下主催という名の側妃様メインのお茶会だったらしいから」
お父様が気にするなと笑ってくれる。
「そうよ。何のために子供たちは行ったのかしら?って思っちゃう内容だったもの」
お母様も自分も行かなきゃよかったとぼやく。
「王妃様が亡くなって1年。未だにご自分が王妃にしてもらえない事で焦っているのだろう」
病でお亡くなりになってしまった王妃様を、国王は本当に愛しておられたそうで、側妃を王妃に上げることはしていない。
「おまけに王妃様の息子である第一王子のラファエロ様は、文武両道な上に、既に公務を手伝っている。どうあがいても自分の息子であるバイアルド殿下を王にすることは出来ない。それも苛立たせている原因なのだろう」
ラファエロ様の側近であるお父様は自慢気だ。
透けるような金の髪を短くし、きりっとした目元にアイスブルーの瞳がよく似合う。おじい様程ではないけれど高身長で細く見えるが実は凄い筋肉質。そんなお父様は第一王子の側近として城勤めもしている。
「そういえば、ラファエロ殿下がエリーザの事をとても心配していてね。目が覚めたら是非、お見舞いをさせてくれとおっしゃっていた」
前の時も今も、実際に会ったことはなかったはず。一体何故?という疑問が湧く。
そんな私の様子に気付いたらしいお父様が笑いながら
「私がね、毎日のようにエリーザの自慢をしているからだよ。あまりにもエリーザの話をするからもう知り合いのような感じがするっておっしゃってね。チェーザレと殿下は友人だし、余計身近に感じるのだろう」
なるほど、友達の友達はというやつだ。一人で納得していると
「私もラファエロ殿下に会うたびに、リーザの事を自慢してるから」
満面の笑みだ。大人っぽい顔に残る幼さ。最後には私を守ろうとしてくれた。やっぱりお兄様って素敵、大好き。
「ありがとう。お兄様も私の自慢のお兄様よ」
兄妹が仲良く見つあっている風景を優しく見守る家族と後ろに控えている使用人たち。
戻ってきた幸せを、今は素直に受け入れられる。時間を戻してくれた神に感謝する気持ちが初めて芽生えたのだった。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
娘が倒れてから3日、やっと目を覚ましてくれた。その事実に安堵しつつ、別の記憶を思い起こす。
少し前まで、私と妻のマルツィアと父のグイリオは、隣国で心を失くして生きていた。
到底あり得ない罪で、大人が一人も居ない所で、この国の王族たる第二王子が我が娘を断罪し、国から追い出すという暴挙に出た。しかもその断罪には息子も関わっていたという。
確かに息子はここ半年ほど、およそアイツらしくない行動ばかりしていた。第一王子の側近である立場も忘れ、婚約者もないがしろにし、聖女と言われる少女を追いかけまわしているという。好きだったはずの剣術の稽古もさぼるようになり、成績もがた落ち。
挙句、あんなに愛していた妹を目の敵にするという始末。
それが息子以外にも、高位の貴族令息ばかりが同じようになっていると聞いて、私は聖女が何かしていると睨んだ。
第二王子もその渦中にいると聞いた時は、正直これで婚約を解消するネタが出来たと喜んでいた。
娘の魔力と権力欲しさに無理矢理交わされた婚約だった。王妃が亡くなってから、王妃を心から愛していた国王は、心を病み、国をないがしろにし始めた。そこを側妃に付け込まれ成立した婚約。侯爵とはいえ、魔の森から国を守っている我がオリヴィエーロ家は、一目置かれる存在だ。そのオリヴィエーロ家を後ろ盾に第二王子を国王にする腹積もりであろう事はわかっていた。
だからこそ一刻も早く証拠を揃え、完璧な状態で婚約を破棄させるつもりだった。
なのに……ろくでなしのせいで娘は死んでしまった。しかも酷い死に方だった。息子も同じ場所で死んだ。息子は自業自得だと思ったが、痺れ薬が体内から出たと聞いて考えが変わった。
息子は裏切られたのだ。それが第二王子なのか、聖女なのか、はたまた二人ともなのか。どちらにしてももう許すつもりはなった。
今まで集めていた証拠を手に国王に直訴した。しかし、国王はもう使い物にはならない所まで堕ちていた。殺してやりたいと思ったが、第一王子がやって来て自分が責任をもって調べるからとおっしゃってくれた。
ところがそのすぐ後、第一王子が暗殺された。すぐに調査をすれば犯人は側妃が雇った者だった。私はその事実を国王に教えてやった。案の定、王妃によく似た第一王子を溺愛していた国王は、側妃をめった刺しにして自分も死んだ。
すぐに、第二王子と聖女が結婚して新たな国王と王妃になると知らせが来た。あのバカ王子は知らない。魔の森がいかに恐ろしい所なのか。私たちは第二王子が王となったその日に、爵位を返上し隣国へと去った。
思った通り、何も知らない新王は魔の森を放置しあっという間に国は滅んだ。
その知らせを聞いて、喜びがやって来るかと思ったが、虚しさしかやって来なかった。これからどう生きればいいのか。そんな事を考えた時、地面が大きく割れ真っ逆さまに落ちたと思ったら時間が戻っていた。
これは神が与えてくれたチャンスだ。時間が戻ったことを認識しているのは今のところ私だけのようだ。ならば、もう子供たちを死なせるような事には絶対にさせない。
「お茶会、行けなくてごめんなさい」
私としてはラッキーだったけれど、侯爵家としては困ったことになったのではと気になって謝った。
「別にいいんだ。バイアルド殿下主催という名の側妃様メインのお茶会だったらしいから」
お父様が気にするなと笑ってくれる。
「そうよ。何のために子供たちは行ったのかしら?って思っちゃう内容だったもの」
お母様も自分も行かなきゃよかったとぼやく。
「王妃様が亡くなって1年。未だにご自分が王妃にしてもらえない事で焦っているのだろう」
病でお亡くなりになってしまった王妃様を、国王は本当に愛しておられたそうで、側妃を王妃に上げることはしていない。
「おまけに王妃様の息子である第一王子のラファエロ様は、文武両道な上に、既に公務を手伝っている。どうあがいても自分の息子であるバイアルド殿下を王にすることは出来ない。それも苛立たせている原因なのだろう」
ラファエロ様の側近であるお父様は自慢気だ。
透けるような金の髪を短くし、きりっとした目元にアイスブルーの瞳がよく似合う。おじい様程ではないけれど高身長で細く見えるが実は凄い筋肉質。そんなお父様は第一王子の側近として城勤めもしている。
「そういえば、ラファエロ殿下がエリーザの事をとても心配していてね。目が覚めたら是非、お見舞いをさせてくれとおっしゃっていた」
前の時も今も、実際に会ったことはなかったはず。一体何故?という疑問が湧く。
そんな私の様子に気付いたらしいお父様が笑いながら
「私がね、毎日のようにエリーザの自慢をしているからだよ。あまりにもエリーザの話をするからもう知り合いのような感じがするっておっしゃってね。チェーザレと殿下は友人だし、余計身近に感じるのだろう」
なるほど、友達の友達はというやつだ。一人で納得していると
「私もラファエロ殿下に会うたびに、リーザの事を自慢してるから」
満面の笑みだ。大人っぽい顔に残る幼さ。最後には私を守ろうとしてくれた。やっぱりお兄様って素敵、大好き。
「ありがとう。お兄様も私の自慢のお兄様よ」
兄妹が仲良く見つあっている風景を優しく見守る家族と後ろに控えている使用人たち。
戻ってきた幸せを、今は素直に受け入れられる。時間を戻してくれた神に感謝する気持ちが初めて芽生えたのだった。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
娘が倒れてから3日、やっと目を覚ましてくれた。その事実に安堵しつつ、別の記憶を思い起こす。
少し前まで、私と妻のマルツィアと父のグイリオは、隣国で心を失くして生きていた。
到底あり得ない罪で、大人が一人も居ない所で、この国の王族たる第二王子が我が娘を断罪し、国から追い出すという暴挙に出た。しかもその断罪には息子も関わっていたという。
確かに息子はここ半年ほど、およそアイツらしくない行動ばかりしていた。第一王子の側近である立場も忘れ、婚約者もないがしろにし、聖女と言われる少女を追いかけまわしているという。好きだったはずの剣術の稽古もさぼるようになり、成績もがた落ち。
挙句、あんなに愛していた妹を目の敵にするという始末。
それが息子以外にも、高位の貴族令息ばかりが同じようになっていると聞いて、私は聖女が何かしていると睨んだ。
第二王子もその渦中にいると聞いた時は、正直これで婚約を解消するネタが出来たと喜んでいた。
娘の魔力と権力欲しさに無理矢理交わされた婚約だった。王妃が亡くなってから、王妃を心から愛していた国王は、心を病み、国をないがしろにし始めた。そこを側妃に付け込まれ成立した婚約。侯爵とはいえ、魔の森から国を守っている我がオリヴィエーロ家は、一目置かれる存在だ。そのオリヴィエーロ家を後ろ盾に第二王子を国王にする腹積もりであろう事はわかっていた。
だからこそ一刻も早く証拠を揃え、完璧な状態で婚約を破棄させるつもりだった。
なのに……ろくでなしのせいで娘は死んでしまった。しかも酷い死に方だった。息子も同じ場所で死んだ。息子は自業自得だと思ったが、痺れ薬が体内から出たと聞いて考えが変わった。
息子は裏切られたのだ。それが第二王子なのか、聖女なのか、はたまた二人ともなのか。どちらにしてももう許すつもりはなった。
今まで集めていた証拠を手に国王に直訴した。しかし、国王はもう使い物にはならない所まで堕ちていた。殺してやりたいと思ったが、第一王子がやって来て自分が責任をもって調べるからとおっしゃってくれた。
ところがそのすぐ後、第一王子が暗殺された。すぐに調査をすれば犯人は側妃が雇った者だった。私はその事実を国王に教えてやった。案の定、王妃によく似た第一王子を溺愛していた国王は、側妃をめった刺しにして自分も死んだ。
すぐに、第二王子と聖女が結婚して新たな国王と王妃になると知らせが来た。あのバカ王子は知らない。魔の森がいかに恐ろしい所なのか。私たちは第二王子が王となったその日に、爵位を返上し隣国へと去った。
思った通り、何も知らない新王は魔の森を放置しあっという間に国は滅んだ。
その知らせを聞いて、喜びがやって来るかと思ったが、虚しさしかやって来なかった。これからどう生きればいいのか。そんな事を考えた時、地面が大きく割れ真っ逆さまに落ちたと思ったら時間が戻っていた。
これは神が与えてくれたチャンスだ。時間が戻ったことを認識しているのは今のところ私だけのようだ。ならば、もう子供たちを死なせるような事には絶対にさせない。
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