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第6章 俺たちは『反逆者』じゃなくて、『イカパーティー』がしたい
第41話:帰還と、庭に鎮座する脅威
しおりを挟むヒュンッ……!
空間が歪み、世界が一瞬にして裏返るような感覚。
南国の湿った温かい空気が、一瞬にして刺すような冷気へと変わった。
「……ッ、寒っ!」
俺、ルシアンは思わず身震いした。
目の前に広がる景色は、見慣れた重厚な石造りのエントランス。
高い天井、磨き上げられた大理石の床、そして窓の外に見える鉛色の冬空と降り積もる雪。
クライス伯爵邸。俺たちの家だ。
「お帰りなさいませ、旦那様、奥様」
ズラリと整列した使用人たちが、一糸乱れぬ動きで深々と頭を下げた。
その完璧な出迎えに、俺は「帰ってきたんだな」と実感する。
「ただいま。……あー、やっぱり王都は冷えるな」
「ルシアン、大丈夫か?」
すぐに隣から心配そうな声が飛んできた。
旦那様こと、オルドリンだ。
彼は俺が一度身震いしただけで、世界の終わりみたいな顔をして俺の肩を抱き寄せた。
「すまない。温度差の調整をもっと精密にするべきだった。今すぐ屋敷全体の温度を南国基準に――」
「しなくていいから! 季節感バグるだろ!」
「だが、君が震えている。……私の不手際だ」
オルドリンは眉を下げ、俺の冷えた頬を自分の温かい両手で包み込んだ。
その指先から、じんわりとした魔力の熱が伝わってくる。
胸元の『氷巨人の心核』のペンダントも共鳴し、俺の体温を快適に保ってくれていた。
「大丈夫だよ。……アンタがくっついてれば、十分あったかいし」
俺がそう言うと、オルドリンは目を見開き、それから花が綻ぶように蕩けた笑顔を見せた。
「……そうか。ならば、君が寒くなくなるまでこうしていよう」
「……ん」
俺たちは人目も憚らず、エントランスの中央で身を寄せ合った。
鼻先にかすめるのは、彼の好きな紅茶の香りと、冬の冷たい空気。
南の島の開放感も最高だったけど、この「重くて狭い」腕の中に帰ってくると、不思議と一番落ち着く自分がいる。
「……夢のような四日間だったな」
俺はふぅ、と白い息を吐いた。
書類地獄からの脱出。
南の島での三番勝負。
ジュゴンとの出会いに、古代遺跡での決闘。
そして何より、この不器用で愛の重い旦那様と過ごした、甘く騒がしい時間。
「ああ。……私にとっても、生涯忘れられない時間となった」
オルドリンは、愛おしそうに俺の髪に口付けた。
その瞳は、まだ南国の熱を孕んでいるように甘く潤んでいる。
「君の水着姿も、砂浜での口づけも……すべて脳内の『永久保存領域』に記録した。死ぬ際はこの走馬灯を永遠に再生し続けようと思う」
「相変わらず重い! ……ま、俺も楽しかったよ」
俺たちは顔を見合わせて笑った。
あのバカンスと冒険で、俺たちの絆はまた強くなったのだ。
「――さて」
ひとしきりイチャついた後(使用人たちは慣れたもので、全員表情ひとつ変えない)、オルドリンはパチンと指を鳴らした。
「いつまでも君を玄関で立たせているわけにはいかない。荷解きだ。……セバスチャン」
「はっ、こちらに」
影のように控えていたセバスチャンが、恭しく一礼して進み出る。
彼もまた、あのアロハシャツ姿から一瞬で燕尾服に着替えていた(本当にいつ着替えたんだ?)。
「お荷物はそれぞれの自室へお運びいたします。……して、旦那様。例の『お土産』はいかがなさいますか?」
「ああ。あれか」
オルドリンが視線を、エントランスの広い空間へと向けた。
俺もつられてそちらを見る。
ゴゴゴゴゴ……。
宙に浮いたまま転移してきた、巨大な氷塊たち。
その数、およそ十個。
一つ一つが馬車一台分くらいの大きさがある。
分厚い氷の中に封じ込められているのは――禍々しい赤紫色の吸盤、丸太のように太い触手、そして白く輝く弾力のある肉塊。
そう。ラスボス兼、メインディッシュだった『幻惑のクラーケン』だ。
「……改めて見ると、とんでもなくデカいな」
「うむ。鮮度を保つために瞬間冷凍したからな。解凍すれば、獲れたてのプリプリ感が蘇るはずだ」
「最高じゃん。今日の晩飯は刺身と唐揚げだな! あとバター焼きも捨てがたい!」
俺が舌なめずりをしていると、出迎えに出てきていた料理長(恰幅のいいおじさん)が、顔面蒼白で震えながら進み出てきた。
「あ、あの……旦那様、奥様……」
「どうした、料理長。腕が鳴るだろう? この最高級食材だぞ」
「そ、それはもう! 料理人冥利に尽きる極上の魔物肉でございます! ……ですが!」
料理長は、天井に届きそうな氷塊を見上げ、悲鳴のような声を上げた。
「デカすぎます!! うちの保冷室には入りません!!」
……あ。
言われてみればそうだ。
クライス伯爵邸の保冷室は、貴族の屋敷の中でも最大級の設備を誇る。ドラゴン一頭くらいなら入るだろう。
だが、このクラーケンは規格外だ。古代種だ。
しかも、オルドリンが「余すところなく食べる(ルシアンに食べさせる)」と言って、ゲソの先からエンペラまで全部持ち帰ってきてしまった。
「地下倉庫も満杯でございます……。このままでは、廊下に置くしか……」
「廊下に巨大イカがある屋敷なんて嫌だぞ。夜トイレに行けなくなる」
俺は即座に拒否した。
廊下の角を曲がったら巨大な目玉とこんにちは、なんてホラーすぎる。
「ふむ……困ったな」
オルドリンが眉間にシワを寄せた。
国家の存亡をかけたような深刻な顔をしているが、悩んでいる内容は「イカの置き場所」だ。
「……ルシアンが楽しみにしている夕食だ。廃棄するという選択肢はない」
「当然だ。食うぞ」
「だが、室内には入らない。……ならば」
彼は窓の外、広大な雪庭を見やった。
「庭に置くか」
「庭?」
「ああ。外気は氷点下だ。天然の冷凍庫のようなものだろう」
「まあ、冬だしな。腐りはしないか」
俺も頷いた。
雪景色の中にイカが転がっているのはシュールだが、背に腹は代えられない。
「よし、セバスチャン。運び出せ」
「御意」
セバスチャンが指図し、今いる使用人たちが総出で(魔法の台車を使って)巨大氷塊を庭へと運び出した。
手入れの行き届いた美しい前庭。
幾何学模様に刈り込まれた植え込みの上に、ドサッ、ズシィッ! と重たい音が響き、巨大な氷の塔がいくつも建設されていく。
「……よし。これで場所の問題は解決だ」
オルドリンは満足げに頷いたが、すぐにまたハッとした顔をした。
あ、まずい。その顔は。
「いや、待てよ。……今日は少し気温が高い(マイナス二度)。万が一、表面が溶けて鮮度が落ちたらどうする?」
「いや溶けねーよ。十分寒いって」
「ダメだ! 君の口に入るものだぞ? 1ミリたりとも品質の劣化は許されない! 君のお腹が痛くなったら、私は自責の念でこの大陸を沈めてしまう!」
「規模がでかいよ!」
スイッチが入ってしまった。
この旦那様、俺の健康や安全に関することになると途端にIQが下がるというか、過剰になる癖がある。
オルドリンはスタスタと庭へ出ると、雪の上に並べられたクラーケンの山を見上げ、愛用の杖を構えた。
「――我が愛のために、永遠の時を刻め」
詠唱が、重く響く。
おい、たかが食材保存にそんな荘厳な詠唱いるか?
「『絶対零度・永劫回帰(エターナル・フリーズ)』!!」
ドォォォォン……ッ!!
空気が軋む音と共に、庭全体が青黒い光に包まれた。
ただの氷魔法じゃない。
時間を凍結させるような、上位の封印魔法だ。
光が収まった後。
そこには、透明で美しかった氷塊ではなく――闇を凝縮したような、どす黒く脈動する『漆黒の氷柱』が数本、聳え立っていた。
周囲からは、白い冷気ではなく、禍々しい紫色のオーラが立ち上っている。
「……完璧だ」
オルドリンは額の汗を拭い、達成感に満ちた笑顔で振り返った。
「見てくれルシアン! これで百年先まで鮮度は変わらないぞ!」
「……なぁオルドリン」
「なんだ? 惚れ直したか?」
「いや……あれ、どう見ても『邪神の封印石』にしか見えないんだけど」
俺は引きつった笑みを浮かべた。
美しい雪庭が、一瞬にして魔王城の前庭みたいになってしまった。
カラス一匹寄り付かない、絶対的な死の気配。
あれを「食材置き場」だと認識できる人間が、この世に何人いるだろうか。
「何を言う。中身は極上のイカだぞ?」
「中身が見えてないんだよ! 黒すぎて!」
「大丈夫だ。味は私が保証する」
彼は自信満々に俺の肩を抱いた。
「さあ、冷えないうちに中へ入ろう。……今夜はイカ尽くしだ」
……まあ、本人がいいならいいか。
食べるのは俺たちだし。
そう楽観的に考えていた俺が甘かったことを、翌朝、思い知ることになる。
◇◇◇
翌朝。
俺は、窓の外からの悲鳴で目を覚ました。
「ひぃぃぃぃッ!?」
「で、出たぁぁぁッ!!」
騒がしい。
俺はふあぁ、とあくびをし、隣で眠るオルドリンを起こさないように、そーっとベッドを抜け出した。
「……ん……ルシアン?」
低く、寝ぼけた声がした。
逃亡失敗。
背後から伸びてきた長い腕に、腰をガシッと捕獲される。
「まだ早いぞ……どこへ行くんだ」
「いや、なんか外が騒がしいから……って、重い!」
オルドリンは俺を抱き枕のように引き寄せると、その背中に顔を埋めてきた。
低血圧な彼は、朝は甘えん坊モード全開だ。
俺のパジャマの中に冷たい手を滑り込ませ、素肌に触れてくる。
「……ルシアン成分が足りない。補給させてくれ」
「昨日一日中くっついてただろ……」
「寝ている間は意識がないからノーカウントだ」
むちゃくちゃな理屈だ。
彼は俺の首筋にキスを落とし、うっとりとした溜息をついた。
「いい匂いだ……。このまま一日中、布団の中で君を愛でていたい」
「ダメだ。今日はやることがあるんだから」
俺は甘い誘惑を断ち切り、なんとか窓際まで這い出した。
カーテンを開ける。
そこで俺は絶句した。
「……うわぁ」
窓の外が、紫色に発光している。
庭に鎮座する、あの「クラーケン入りの黒氷」たちが、夜明け前の薄闇の中で、ボンヤリと禍々しい光を放っているのだ。
魔力が強すぎて、周囲の自然マナと反応して発光現象を起こしているらしい。
そして、その周りには、腰を抜かした庭師や、震えながら祈りを捧げるメイドたちの姿があった。
「あ、あれは……伝説の『深淵の魔神』の封印に違いない……」
「旦那様が……南の島で邪神を倒して、その魂を持ち帰られたのだわ……!」
「うう、なんて恐ろしいオーラ……。近づくだけで魂が凍りそうだ……」
完全に誤解されている。
しかも、話が壮大になっている。
食材です。ただの海鮮です。
「……ふむ。騒がしいな」
いつの間にかベッドから出てきたオルドリンが、俺の背後から覆いかぶさるようにして窓の外を見た。
寝癖のついた銀髪が、俺の頬をくすぐる。
「……魔力漏洩はないはずだが。……ああ、少し『威圧』を込めすぎたか?」
「威圧込めんなよ食材に! 誰を威嚇してんだよ!」
「野良猫やネズミに盗み食いされたら困るだろう? あれは君のための栄養源だぞ」
「あのサイズの氷を盗めるネズミがいるわけないだろ!」
俺がツッコミを入れると、彼は「ふふ」と楽しそうに笑い、俺の腰に回した腕に力を込めた。
「君が私を叱ってくれる朝……。ああ、これぞ平和な日常だ」
「平和の定義が歪んでるって」
「幸せだな、ルシアン。……君もそう思うだろう?」
彼は甘く囁き、俺の耳朶を甘噛みした。
窓の外では使用人たちが邪神の封印に怯えているというのに、この男の頭の中は俺でいっぱいらしい。
まったく、困った旦那様だ。
「……で、どうすんだよアレ」
「放っておけばいい。そのうち慣れる」
「慣れるか! ……あ、そうだ」
俺はポンと手を叩いた。
いいことを思いついた。
「なぁオルドリン。あのイカ、配らないか?」
「配る?」
「ああ。流石に二人じゃ食べきれないし。……ほら、俺たち、バカンス中いろんな人に迷惑かけたじゃん?」
俺は指折り数えた。
急な仕事の延期をお願いした取引先。
留守を守ってくれた使用人たち。
それに、俺の冒険者仲間のガリルさんや、王都でよくしてくれる商人たち。
「せっかくの美味しい土産だ。みんなにお裾分けして、日頃の感謝を伝えようぜ。そうすれば、アンタの株も上がるし一石二鳥だろ?」
俺が提案すると、オルドリンは露骨に嫌そうな顔をした。
「……嫌だ」
「えっ」
「あれは君との大切な思い出の味だ。他人の胃袋に入れるなど……」
「ケチくさいこと言うなよ! 幸せは分かち合った方が増えるって言うだろ?」
「私にとっての幸せは君だけだ。増やす必要はない」
「もう! ……俺のお願いでもダメか?」
俺は最後の手段に出た。
彼の上着の袖を掴み、じっと見つめる。
「……俺、みんなに自慢したいんだよ。『うちの旦那様が獲ってくれた最高の獲物なんです』って」
効果はてきめんだった。
オルドリンはビクリと固まり、頬を朱に染めた。
「……じ、自慢……?」
「うん。ダメか?」
「……うッ」
彼は口元を手で覆い、数秒間葛藤した後、深くため息をついた。
「……分かった。君がそこまで言うなら仕方ない」
「やった! ありがとうオルドリン!」
「ただし! 梱包と発送は私がやる。鮮度が落ちたものを配って、クライス家の恥になっては困るからな」
「もちろんだ! 頼りにしてるよ!」
俺は満面の笑みで彼に抱きついた。
よし、これで大量消費の目処が立ったし、周囲への挨拶もできる。
俺は完璧な作戦だと思っていた。
……そう。
この時の俺は、忘れていたのだ。
この旦那様の「梱包(鮮度維持)」への執着が、常軌を逸していることを。
そして、黒い氷に包まれた「生々しい切り身」が、無言で各家庭の玄関に届けられることが、どれほどの恐怖を与えるかを。
俺たちの「イカパーティー」への道は、王都中を震撼させる『呪物(のような氷)デリバリー事件』の幕開けとなるのだった。
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