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第6章 俺たちは『反逆者』じゃなくて、『イカパーティー』がしたい
第42話:恐怖のデリバリー
しおりを挟むジュワァァァ……!
食欲をそそる音が、クライス伯爵邸の厨房に響き渡った。
香ばしいソース(特注した醤油風味)の焦げる匂いと、濃厚なバターの香り。
俺、ルシアンはフライパンを振りながら、思わずゴクリと喉を鳴らした。
「よし、完成! 『クラーケンのバターソースステーキ』だ!」
皿に盛り付けたのは、厚切りの白い身。
表面には綺麗な焼き目がつき、仕上げにかけたパセリの緑が彩りを添えている。
これが朝食だなんて、なんて贅沢なんだろう。
「……いい匂いだ」
背後から、スルリと手が伸びてきた。
腰に回された腕が、俺を後ろから抱きすくめる。
オルドリンだ。
彼は俺の肩に顎を乗せ、出来立ての料理――ではなく、俺の首筋の匂いをスーハ―と嗅いでいる。
「ルシアンの匂いと、バターの香り……。最高に食欲をそそる組み合わせだ」
「アンタはどっちを食べる気だよ」
「もちろん、両方だ」
彼はイタズラっぽく俺の耳を甘噛みした。
朝から元気だな、この人は。
俺は苦笑しつつ、フォークでイカを一切れ刺し、後ろを向いて彼の口元へ運んだ。
「ほら、あーん」
「あーん」
パクッ。
オルドリンは上品に咀嚼し、目を見開いた。
「……ッ!! 美味い!!」
「だろ!? やっぱり素材がいいからな!」
「いや、君の『愛』という隠し味が効いているからだ。……だが、素材の真価も認めよう。弾力があるのに柔らかく、噛むたびに深海の旨味が溢れ出してくる」
彼は恍惚とした表情で、俺をさらに強く抱きしめた。
「天才だ、ルシアン。君は私の胃袋だけでなく、魂まで掌握するつもりか」
「大袈裟なんだって。……さあ、冷めないうちにテーブルで食べようぜ」
俺たちはダイニングへ移動し、朝食を堪能した。
使用人たちにも振る舞ったところ、最初は「邪神の肉……?」と怯えていた彼らも、一口食べた瞬間に「美味しすぎる!!」と叫んでおかわり争奪戦を始めたほどだ。
使用人たちの反応も上々。
腹も膨れたことだし、『お裾分け作戦』開始だ。
「よし、オルドリン。送り先の書き出しは終わったぞ」
俺は羊皮紙をテーブルに広げた。
「まずは俺の冒険者仲間のガリルさん。あの人酒好きだから、肝漬けとかゲソ焼きにして贈ろうかな。それから、いつも野菜を安くしてくれる八百屋の親父さんと、王都のギルドマスターにも挨拶がてら……」
「待て」
オルドリンが、スッと眼鏡の位置を直しながら口を挟んだ。
その瞳が、鋭く光る。
「ガリル……というのは、あの薄汚い、いや、野性的な男か?」
「言い方! ……まあ、そうだよ。俺の飲み友達だ」
「……ふむ」
オルドリンは不機嫌そうに指先でテーブルを叩いた。
あ、嫉妬スイッチが入った。
彼は俺が他の男(たとえおじさんでも)と親しくするのが気に入らないのだ。
「あの人には世話になったんだよ。俺がドジった時も助けてくれたし」
「……チッ。仕方ない。恩義があるなら報いるのが貴族の務めか」
彼は渋々といった様子で頷いたが、すぐにニヤリと不敵な笑みを浮かべた。
「いいだろう。ならば、最高級の部位を送りつけてやろうじゃないか。……『私とルシアンの愛の力で狩った獲物』を見せつけ、二度と君に気安く触れられないよう、格の違いを分からせてやる」
「動機が不純! ただの差し入れだからな!?」
まあいい。許可は出た。
あとは、日頃お世話になっている貴族や取引先だ。
アレクセイ殿下にも送りたいところだが、王族への献上品となると手続きが面倒なので、今回は見送ることにした。
「よし、じゃあ早速準備しよう! 俺が切り分けるから、アンタは梱包を頼む」
「任せておけ。……クライス家の威信にかけて、完璧な状態で送り届けてみせる」
オルドリンは立ち上がり、気合十分にマントを翻した。
その背中からは、なぜか戦場に向かう将軍のような覇気が立ち上っていた。
……宅配の手配だけなのに、なんでそんなに殺気立ってるんだ?
◇◇◇
中庭にて。
俺たちは解体作業に取り掛かっていた。
「よいっ、しょぉぉッ!!」
俺は風魔法で強化した包丁(ミスリル製)を振り下ろし、巨大なゲソをバスン! と切断した。
切り口から透明な体液が滴り、新鮮なピンク色の肉が露わになる。
「うん、いい色だ! これなら生でもいける!」
「素晴らしい手際だ、ルシアン。君が包丁を振るう姿は、舞踏会のダンスのように勇ましい」
「褒め方が独特なんだよな。……ほら、次頼む!」
俺が切り分けた肉塊(といっても、一つが大人の胴体くらいのサイズがある)を、オルドリンにパスする。
ここからが、彼の出番だ。
「うむ。鮮度維持(フレッシュ・キープ)……開始ッ!!」
カッッッ!!
オルドリンが杖を振るうと、凄まじい冷気が肉塊を包み込んだ。
パキパキパキィ……!
肉塊は一瞬にして、闇のように深い『黒色の氷』に覆われた。
さらに、オルドリンは「念のため」と言って、何重にも保存の術式を重ねがけしていく。
「腐敗防止、乾燥防止、衝撃耐性、盗難防止、呪詛返し……よし」
数分後。
そこにあったのは、もはや美味しそうなイカの切り身ではなかった。
黒く透き通る氷の中に、赤黒い肉片が浮いている。
切断面の筋肉繊維が妙にリアルに強調され、吸盤の一つ一つがこちらを睨んでいるように見える。
そして何より、全体から漏れ出す冷気が禍々しい紫色の霧となっている。
「……なぁ、オルドリン」
「どうだ? 完璧だろう」
彼は額の汗を拭い、満足げに言った。
「これなら常温で百年放置しても腐らない。受け取った相手がいつ食べようとも、今のこの瞬間の鮮度が保たれる」
「機能性はすごいけどさ! ……見た目がちょっと怖すぎないか?」
「そうか? 中身の美しさが際立っていると思うが」
ダメだ。この旦那様、自分基準でしか物を見ていない。
俺は恐る恐る指摘した。
「ほら、黒い氷ってなんか……『呪いのアイテム』っぽいというか」
「失礼な。これは『高純度魔力結晶』の色だ。見る目がある者が見れば、この氷だけで家が一軒建つ価値があると分かるはずだ」
「それをお土産にするのが重いって言ってんの!」
しかし、もう凍らせてしまったものは仕方ない。
解凍するにはオルドリンしかできないし、このまま送るしかないだろう。
「……分かった。じゃあ、せめて一筆添えよう。中身が何か書いておかないと、開けるの怖いし」
「ふむ。それもそうだな」
俺たちは執務室に戻り、メッセージカードを書くことにした。
ガリルさんへの手紙は俺が書いた。
『南の島行ってきました! デカいイカが獲れたから食ってください。肝漬けにすると最高っす! ルークより』
うん、完璧だ。
問題は、貴族や取引先への挨拶状だ。
こればかりは当主であるオルドリンの筆跡でないと失礼にあたる。
「任せろ。社交辞令は得意だ」
オルドリンはサラサラと羽ペンを走らせた。
達筆で優雅な文字。
しかし、俺がその内容を覗き込んだ瞬間、血の気が引いた。
『拝啓。
先日、南方の海にて目障りなモノを排除した。
その“一部”を送りつける。
私の愛を邪魔する者がどうなるか、その身で味わうといい。
――オルドリン・クライス』
「脅迫状じゃねーか!!!」
俺は即座に紙を取り上げた。
「なんだよこれ! 『排除』とか『送りつける』とか! どう読んでも『次はテメェの番だ』って意味にしか取れないだろ!」
「え? 事実を書いただけだが」
「事実の切り取り方がヤバすぎなんだよ! 書き直し!」
俺の添削を受け、オルドリンは不満げに書き直した。
『拝啓。
南方の海にて、極上の獲物を得た。
妻と共に楽しんだ味を、貴殿にも共有したい。
心して食せ。
――オルドリン・クライス』
「……うん、まあ、ギリギリセーフか?」
最後がちょっと偉そうだが、伯爵様ならこんなものだろう。
こうして、俺たちの「愛のギフト」は完成した。
そして、配送の時間だ。
「王都の運送ギルドに頼むか?」
「いや、一般の馬車では遅い。それに、この氷は魔力を放つ。素人が扱うには危険だ」
オルドリンは窓を開け、吹雪く空に向かって手を掲げた。
「出でよ、我が忠実なる影たち――『氷狼(フェンリル)の眷属』」
ヒュオオオッ……!
猛吹雪が渦を巻き、庭に数体の獣が現れた。
氷でできた透明な狼たちだ。
体長は馬ほどもあり、目は赤く輝き、口からは冷気を吐いている。
どう見ても、Sランク級の魔物だ。
「こいつらに運ばせるのか!?」
「彼らは速いぞ。王都の端から端まで、数分で駆け抜ける。これぞ『超速』だ」
「いや、街中パニックになるって!」
「認識阻害の魔法をかけておくから大丈夫だ。一般人には『黒い服を着た配達員』に見えるはずだ」
オルドリンは自信満々に、氷狼の背中に「黒い氷漬けの肉塊」を括り付けた。
黒い氷を背負った、透明な狼。
認識阻害がかかっているとはいえ、その禍々しいオーラまでは隠せていない気がする。
「行け! 新鮮なうちに届けろ!」
「ウォォォォンッ!!」
遠吠えと共に、狼たちは空を駆け、王都の空へと散っていった。
「……なぁ、本当に大丈夫か?」
「心配性だな、ルシアン。君の善意は、きっと皆に伝わるさ」
オルドリンは微笑み、俺の腰を抱いた。
俺は一抹の不安を覚えながらも、空の彼方へ消えていく狼たちを見送った。
――その不安が的中し、王都中が阿鼻叫喚に包まれるのは、それからわずか数十分後のことだった。
◇◇◇
王都の下町。
冒険者たちが集う安酒場『竜のあくび亭』。
昼間からジョッキを傾けていたベテラン冒険者ガリルは、ふと背筋に走る寒気に身震いした。
「……ん? なんだ、急に冷え込んできやがったな」
ガリルはコートの襟を立てた。
店のドアが、カランカランと音を立てて開く。
入ってきたのは、黒いローブを纏った長身の男――に見えた。
だが、その足元には白い霜が広がり、周囲の客たちが本能的な恐怖で道を空ける。
「ガリル……という者はいるか」
地の底から響くような、無機質な声。
ガリルはビールを吹き出しそうになりながら手を挙げた。
「お、俺だが……」
黒い男は無言で近づくと、ドンッ! とテーブルの上に「黒い箱」を置いた。
ピキピキピキッ……!
箱が置かれた瞬間、厚手の木製テーブルが一瞬にして白く凍りついた。
隣の席の男が持っていたジョッキが、寒暖差でパリーンと割れる。
酒場内が一気に真冬の雪山のような冷気に包まれ、客たちの吐く息が白く染まった。
(な、なんだこのデタラメな魔力は……!?)
箱からは紫色の冷気が漏れ出している。
そして、黒い男は一枚の手紙を放り投げると、風のように去っていった。
「な、なんだぁ……?」
酒場中が注目する中、ガリルは震える手で手紙を開いた。
差出人の名前を見た瞬間、彼の顔から血の気が引いた。
『クライス伯爵家』
「ひぃっ!? あ、あの『氷の伯爵』!?」
ガリルは思い出す。
数ヶ月前、飲み友達のルーク(ルシアン)と肩を組んで歩いていた時、背後から般若のような形相で睨みつけられ、氷漬けにされかけた恐怖を。
(ま、まさか……あの時の恨みか!? ついに報復が来たのか!?)
恐る恐る、黒い箱の中を覗き込む。
そこにあったのは。
黒い氷の中に封じ込められた、赤黒い肉片。
切断面からは体液が滲み出し、無数の吸盤が「助けてくれ」と叫んでいるように見えた。
そして、手紙に添えられたルシアンの筆跡の書き付け。
『デカいイカが獲れたから食ってください。肝漬けにすると最高っす!』
だが、恐怖で思考回路がショートしているガリルの目には、こう変換された。
『(お前のような)デカい(態度の奴は)獲(っ)たから(、次は自分が)食(われる番だと覚悟して待)ってください。肝漬け(にされること)に(なる)っす!』
「ぎゃぁぁぁぁぁぁッ!!」
ガリルは悲鳴を上げて椅子から転げ落ちた。
「の、呪いだぁぁ! 伯爵様から『呪物』が届いたぞぉぉ!!」
酒場はパニックになった。
屈強な冒険者たちが、我先にと出口へ殺到する。
テーブルの上には、最高級のクラーケンの切り身が、寂しそうに紫色の冷気を放っていた。
◇◇◇
一方、貴族街。
クライス家と取引のある商会長の屋敷でも、似たような惨劇が起きていた。
玄関先に音もなく現れた「黒い配達員」。
置かれたのは、巨大な黒い氷塊。
中に入っているのは、太さ30センチはある巨大な触手一本まるごとだ。
商会長は、添えられたオルドリンの手紙を読んだ。
『南方の海にて、極上の獲物を得た。
妻と共に楽しんだ味を、貴殿にも共有したい。
心して食せ』
商会長はガタガタと震え、その場に崩れ落ちた。
「こ、これは……『次は貴様の番だ』というメッセージ……!」
彼は深読みしすぎた。
『獲物』とは、南方のライバル商会のことか? それとも反逆者か?
それを『妻と共に楽しんだ(処刑した)』?
そして、その切れ端を送りつけて『心して食せ(恐怖を味わえ)』だと!?
「ひぃぃぃ! お許しを! 納期の遅れはすぐに取り戻しますからぁぁぁ!!」
商会長は黒い氷に向かって土下座を繰り返した。
◇◇◇
夕方。
屋敷のリビングで、俺とオルドリンは優雅に紅茶を飲んでいた。
「ふぅ。配達は順調に終わったようだな」
「ああ。眷属たちからの報告では、全員無事に受け取ったようだ」
「よかった! これでみんなも喜んでくれるはず」
俺はホッと胸を撫で下ろした。
ガリルさん、今頃酒のつまみにしてるかな。
商会長さん、家族で驚いてくれてるかな。
「君の笑顔が見られて、私も満足だ」
オルドリンは、ソファに座る俺の太ももに頭を乗せ、くつろいでいる。
膝枕だ。
外では「氷の伯爵」と恐れられる彼が、家ではこんなに甘えん坊だなんて、誰も信じないだろう。
「……ルシアン」
「ん?」
「君の太ももは、なぜこんなに落ち着くんだろうな」
「ただの太ももだろ」
「いいや。極上の枕だ。……ああ、このまま溶けてしまいたい」
彼は俺の手を取り、指先にキスをした。
甘い空気。平和な時間。
俺たちは、自分たちが蒔いた種(黒い氷)が、外の世界でどんな花(恐怖)を咲かせているか、知る由もなかった。
バンッ!!
その時、執務室の扉が勢いよく開かれた。
普段は冷静沈着なセバスチャンが、珍しく息を切らせて立っていた。
「だ、旦那様! 奥様! 大変でございます!」
「なんだセバスチャン。騒々しいぞ」
オルドリンは不機嫌そうに顔を上げた。
せっかくのイチャイチャタイムを邪魔されて、部屋の温度が急激に下がる。
「王都の警備隊より通報が入りました! 『クライス伯爵家より、危険な呪物がばら撒かれた』と!」
「は?」
「さらに、街では『氷の伯爵が南の島で邪神を封印し、その呪われた肉片を見せしめに配っている』という噂が広まっております!!」
俺とオルドリンは顔を見合わせた。
沈黙。
「……呪物?」
「……邪神の肉片?」
俺たちの視線は、自然とテーブルの上に残っていた「黒い氷」へと向かった。
夕闇の中で、それは一層禍々しく、不気味に発光していた。
「…………あっ」
俺はようやく気づいた。
俺たちの「善意」と「愛」の結晶は、客観的に見ると「呪い」と「恐怖」の塊でしかなかったことに。
「ど、どうするんだよオルドリン! これじゃ逆効果じゃん!」
「失礼な! 私の完璧な梱包を理解できない愚民どもめ!」
「梱包が完璧すぎて怖いんだってば!」
こうして、俺たちの「お裾分け作戦」は、王都史上類を見ない「怪奇事件」として幕を開けたのだった。
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