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第7章 俺たちは『呪われた生贄』じゃなくて、『里帰り』がしたい
第50話 決死の里帰りと、信じてもらえない健康体
しおりを挟む「よし、準備は万全だ。行こうかルシアン。義家族に、私の愛でピカピカに磨き上げられた君の美貌を見せつけてやろう」
出発の朝。
クライス伯爵邸の玄関ホールには、旅装に身を包んだ俺だけでなく、なぜか完璧に正装した旦那様――オルドリン・クライスの姿もあった。
彼は上機嫌で、俺のエスコートをする気満々だ。
「……あのさ、オルドリン。昨日の夜も言ったけど」
「なんだ? 馬車の手配なら完璧だ。最高速度と乗り心地を両立させた特注の魔導馬車を用意してある」
「そうじゃなくて。アンタは留守番だろ? 仕事があるって」
「仕事? そんな些細なことより、君の名誉回復の方が重要だ。私が直接出向き、義兄上の目の前で君に口移しで果実を食べさせれば、不仲説など一瞬で吹き飛ぶだろう?」
本気でそれをやるつもりか。余計に拗れる未来しか見えない。
俺がなんと断ろうかと頭を抱えたその時、コツ、コツ、と冷徹な足音が響いた。
「旦那様。寝言は寝室だけで仰ってください」
現れたのは、鉄壁の執事セバスチャンだ。
その手には、まるで辞書のような厚みの書類束と、分刻みのスケジュール表が握られている。
「な、なんだセバスチャン。私は今からルシアンと愛の里帰りに……」
「なりません。本日九時より、領地経営に関する最高重要会議がございます。今回の議題は『深海離宮(ガーデン・オブ・アビス)建設に伴う予算の超過について』です」
「……ッ」
オルドリンの動きが止まる。
深海離宮。彼が一夜にして庭に作り上げた、あの豪華絢爛すぎるクリスタルと水のドームだ。あれのせいで領の財政が傾きかけているらしい。
「貴方様が出席し、魔法による資源錬成を行わなければ、領の財政が破綻します。それでも奥様について行かれるおつもりで?」
「ぐ……し、しかしだ! 私がついて行かねば、誰がルシアンの道中の安全を守るのだ! 馬車の揺れ一つだって許したくない!」
「護衛なら影の部隊を五十名つけました。魔王軍が攻めてきても無傷で守りきれます」
セバスチャンの正論パンチを受け、オルドリンはガックリと膝をついた。
一緒に行けないと悟った瞬間、彼のアイスブルーの瞳からハイライトが消え、途端にまとわりつくような重い空気が発生した。
「……嫌だ」
彼はガシッと俺の腰に抱きついた。
飼い主と引き剥がされることが決まった大型犬のようだ。
「一緒に行けないなら、ルシアンも行くな。一秒だ。君が私の視界から消えて耐えられる限界時間は、一秒だ。それ以上は呼吸の仕方を忘れてしまう」
「極端すぎるだろ。すぐ戻ってくるって」
「心配だ。君の愛らしさに目が眩んだ義兄上が、君を監禁したらどうする。『こんなに可愛い弟を嫁にやった覚えはない!』と立てこもる可能性が99%はある」
「ないよ! 実の兄貴だぞ? 普通に元気な顔見せて、安心させて帰ってくるだけだって」
俺はため息をつきつつ、胸元に顔を埋めてくる彼の銀髪を優しく撫でた。
サラサラとした手触りが心地いい。俺がこうして撫でてやると、強張っていた彼の背中が少しだけ緩むのを俺は知っている。
「……ルシアン」
「ん?」
「足りない。これから数日会えないとなると、君の成分が圧倒的に不足する。このままでは枯渇で干からびて死んでしまう」
オルドリンは顔を上げ、潤んだ瞳で俺を見つめた。
そこには、世界の終わりかのような悲愴感と、底なしの愛欲が渦巻いている。
「口づけを。魂が溶け合うほどの、深いのを所望する。……それを『お守り』にしてくれなければ、私は今ここで仕事(会議)を放棄して暴れるぞ」
「……脅しかよ。しょうがないなぁ、もう」
周囲には使用人たちがズラリと並んでいるが、今更だ。
俺は少し背伸びをして、彼の首に手を回した。
オルドリンが待ってましたとばかりに顔を寄せ、唇が触れ合いそうになった、その瞬間。
カチッ。
無機質な懐中時計の開閉音が、甘い空気を鋭利な刃物のように切り裂いた。
「旦那様。時間切れでございます」
セバスチャンは氷点下の空間でも眉毛一本凍らせず、無表情で告げた。
「現在の時刻は八時五十八分。会議室への移動時間を考慮すると、もう猶予はございません」
「待てセバスチャン! あと五秒! あと五秒あれば、ルシアンの唇の柔らかさを脳髄に記録できる!」
「記録なら日々の観察日記に十分すぎるほど記載されております。さあ、行きますよ」
セバスチャンは流れるような動作でオルドリンの背後に回り、有無を言わさぬ圧力で彼を引き剥がしていく。
「ルシアン……! ルシアン……ッ!!」
「行ってこい、オルドリン。ちゃんと毎日連絡するから!」
「約束だぞ! もし定時連絡が五分でも遅れたら、私は軍を率いて君の実家を地図から消し去り、その跡地に君のための神殿を建てるからな!」
「やめろ! あと神殿はいらない!」
ズルズルと引きずられていく旦那様(と、殺気立った影の護衛団五十名)に見送られ、俺はようやく馬車に乗り込んだ。
(……はぁ。やっと出発できた)
窓の外へ流れる景色を見ながら、俺は大きく息を吐いた。
あの必死な姿。普通ならドン引きするところかもしれないが、俺の頬が少し緩んでしまうのは、やっぱり毒されているからだろうか。
◇◇◇
王都から馬車を飛ばして数日。
俺の実家、ヴァーデル子爵領が見えてきた。
のどかな田園風景が広がる、平和な田舎町。
俺は久しぶりの故郷の空気に胸を躍らせていたのだが――。
「……なんだ、これ」
領地の入り口に差し掛かった瞬間、俺は言葉を失った。
街道は封鎖され、バリケードとして荷車や丸太が積み上げられている。
その背後には、武装した男たちが殺気立って待ち構えていた。彼らは正規の兵士ではない。農具を改造した槍や、錆びついた剣を持った領民たちだ。
彼らの顔には、「死」を覚悟した人間に特有の、暗く重い決意が張り付いていた。
「おい、どうなってるんだ?」
俺が御者にスピードを落とさせると、バリケードの向こうから怒号が飛んだ。
「止まれッ!! ここから先は一歩も通さんぞ、クライス伯爵家の手先め!」
現れたのは、見覚えのある神経質そうな青年。
俺の兄、ファビアン・ヴァーデルだ。
だが、その姿は俺の記憶にある「小うるさい兄貴」ではなかった。
ボロボロの鎧を身につけ、震える手で剣を握りしめている。その顔色は土気色で、今にも吐き出しそうだ。それでも彼は、一歩も引かずに立っていた。
「兄貴! 俺だよ、ルシアンだ!」
俺は馬車から飛び降りて叫んだ。
すると、ファビアン兄さんの目が限界まで見開かれた。
「ル、ルシアン……!? 生きて……いや、まさか……」
兄貴は剣を構えたまま、後ずさった。
周囲の領民たちも、「ひぃっ」と悲鳴を上げてざわめく。
「騙されるな! あれは『氷の悪魔』が作り出した幻影だ! あるいは、死霊術で動かされている死体かもしれん!」
「死体じゃないって! 生きてるし、幻影でもない!」
「証明できるか!? 相手はあの大魔法使いオルドリン・クライスだぞ! 我々ごときが束になっても敵わない、生ける天災だ! そんな怪物が、素直に人質を返すわけがないだろう!」
兄貴の叫びには、悲痛な響きがあった。
そうだ。普通に考えれば、子爵家が伯爵家(しかも国家最高戦力)に盾突くなんて、自殺行為もいいところだ。
下手をすれば、一族郎党処刑されても文句は言えない。
それでも兄貴は、バリケードの前に立っている。
「……我々は覚悟を決めたのだ」
兄貴は震える膝を叩き、叫んだ。
「たとえヴァーデル家が今日この日をもって滅亡しようとも! 弟一人守れずに、何が貴族か! 何が兄か! ルシアンの魂だけは、あのアイス野郎から取り返してみせる!!」
「いや、だから生きてるってば! 兄貴、七歳の時に俺が大事にとっておいたクッキーを、「そんなに食べては体に毒だ」とか言って全部食べたこと、まだ根に持ってるからな!」
一瞬の静寂。
兄貴の剣先がガクンと下がった。
「……あ、あれをまだ覚えているのか……? 食べ物に関してだけは、いつも粘着質に覚えている……本物のルシアンか!?」
「失礼だな! 本物だよ!」
兄貴は剣を投げ捨て、バリケードを乗り越えて駆け寄ってきた。
「ルシアン! おお、ルシアン……!!」
ガバッと抱きしめられる。鎧越しに伝わってくる兄貴の体温は高く、そして震えていた。
「よかった、本当によかった……。もうダメかと思っていた……。顔を見せろ、こんなにやつれて……」
「やつれてないよ。むしろ三キロ増えたよ」
「可哀想に、恐怖で感覚が麻痺しているんだな」
全然話が通じない。
兄貴に手を引かれ、俺は落城寸前のような空気の屋敷へと連れて行かれた。
玄関ホールには、父さんが一人で立っていた。
かつては威厳のあった背中は小さく見え、腕組みをしたまま、石像のように固まっている。
「父上! ルシアンです! ルシアンが生きて戻りました!」
兄貴が叫ぶと、父さんの肩がビクリと跳ねた。
ゆっくりと顔を上げる。その表情は、まるで処刑台に向かう罪人のように強張っていた。
「……ルシアン、か」
「久しぶり、父さん」
努めて明るく声をかけたが、父さんは俺を直視しようとしない。
視線を彷徨わせ、重く、しわがれた声で言った。
「……よく、生きて戻った」
「まあね。元気だよ」
俺は周囲を見回した。
「母さんは? 手紙で倒れたって聞いたけど」
「……寝室だ。まだ起き上がれん」
父さんは短く答えると、苦渋に満ちた顔で口を噤んだ。
沈黙が痛い。
なんだ、この空気は。
俺が結婚してから一度も連絡がなかったのは、てっきり「厄介払いができて清々した」からだと思っていたが……。
「……すまなかった」
長い沈黙の後、父さんがぽつりと漏らした。
「え?」
「お前を……犠牲にした」
それ以上、父さんは語らなかった。
ただ、その短い言葉に込められた懺悔の重さは、俺の胸にズシンと響いた。
(……もしかして)
俺は父さんの震える拳を見つめた。
俺が結婚してから一度も連絡がなかったのは、俺が嫌われているからじゃなくて、「借金のために息子を化け物に売った」という罪悪感に苛まれていたから、なのか?
合わせる顔がなかっただけ、なのかもしれない。
だとしたら、例の「黒い氷(イカ)」と「虐待の噂」は、彼らにとって悪夢の答え合わせになってしまったってことか?
「いやいや、違うって! 俺は皆を恨んでないし、むしろ感謝してるんだよ!」
俺は慌てて否定した。
「クライス家での生活は最高だよ。ご飯は美味いし、ベッドはフカフカだし、旦那様はちょっと重いけど優しいし……」
「……もういい」
父さんが、痛ましげに顔を歪めて俺の言葉を遮った。
「無理に笑うな。……親の前でまで、気丈に振る舞わなくていい」
「演技じゃないって! 本心だから!」
「……心が、壊れてしまったか」
父さんは絶望したように目を伏せた。
ダメだ、通じない。
父さんの脳内では、俺は「精神を守るために、虐待を愛だと錯覚した哀れな息子」に変換されている。
シリアスな父親の空気感と、俺の主張するハッピーライフの温度差で風邪を引きそうだ。
兄貴が、決意を固めた顔で一歩前に出た。
「父上。もう猶予はありません。伯爵の手勢が来る前に、ルシアンの『洗脳』を解かなければ」
「……うむ」
父さんは重く頷き、低い声で命じた。
「部屋へ運べ。……毒が抜けるまで、決して外に出すな」
「待て待て待て! 俺を閉じ込めようとするな! 一族滅亡エンドに向かうぞ!」
俺が止めようとした瞬間、兄貴と父さんが左右から俺の腕を掴んだ。
「暴れるなルシアン! 今は辛いだろうが、必ず元の自分を取り戻させてやる!」
「離せ! 俺は正常だ! 毎日旦那様とイチャイチャして、フルコース食って昼寝してるだけなんだよ!」
「幻覚まで見ているのか……! ファビアン、急げ!」
俺は抵抗虚しく、二階の自室へと引きずられていった。
かつての俺の部屋。
懐かしい匂いがする場所だが、窓には急造の板が打ち付けられ、ドアは外から厳重に施錠された。
ガチャン、という重い音が、俺の自由の終わりを告げた。
「……嘘だろ」
俺はベッドに倒れ込んだ。
どうする。これ、一番最悪のパターンじゃないか?
連絡が途絶えたら、オルドリンは「ルシアンが拉致監禁された」と判断する。
そしてヴァーデル家は、「ルシアンを洗脳から解くため」に俺を監禁している。
双方の正義が激突すれば、待っているのは間違いなく「ヴァーデル領の地図からの消滅」だ。
「……頼むから、旦那様」
俺は天井を見上げて祈った。
「仕事を……死ぬほど仕事を詰め込まれていてくれ。あと一日、いや半日でいいから、こっちに来ないでくれ……!」
だが、俺のその祈りが届く確率は、オルドリンの愛の重さに比べれば、あまりにも低すぎることを俺は知っていた。
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