大和型重装甲空母

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装甲艦隊構想

③計画

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古賀が完全に山本の考えに賛同したことを知った伏見宮は腹を括ることとした。
つまり、戦艦ではなく重装甲空母の建造を優先しようというのである。
だが、4隻の建造が終わった後に改めて戦艦を建造しようとも考えていた。
ともかく、伏見宮は③計画の策定を命じ1937年1月12日に決定されたのである。


③計画
空母:重装甲空母4隻(12000万円×4=48000万円)
駆逐艦:陽炎型16隻(1000万円×16=16000万円)
以下補助艦32隻(6000万円)
航空隊整備費:10000万円
開発研究費:5000万円
計:81000万円


③計画は4隻の重装甲空母を中心に策定された計画となった。
この重装甲空母の詳しい諸元は後程記述する。
航空隊整備に1億円もの予算をかけるのに加えて開発研究費に5000万円の資金を投じたことにある。
既に次期艦上艦載機は予算が執行されているため、この5000万円はエンジンに使われることになる。
5000万円は確かに大金ではあるが、航空エンジンを強化するには少しだけ力不足である。
そこで、海軍は陸軍の航空畑の人間に接触。
その中で杉山元大将が理解を示した。
杉山は陸軍航空隊の育ての親であり、エンジン開発が航空隊にとってどれほど重要かを分かっていた。
そして杉山は陸軍の中でも相応に権力が起き痛め、陸海は共同でエンジン開発に当たることとした。
航空機自体に関しては陸海で必要用途などがかなり違うため、共同研究とはされなかった。
それでも航空機用エンジンへ大規模な資金投入がなされることが確定的になったのである。


この③計画だが、この4隻の重装甲空母は15000万円の戦艦と偽っている。
これは海軍が空母を大量に建造することで、アメリカ海軍の膨張を防ぐ狙いがあった。
では、この消えた12000万円はどこに行ったのか。
それは横須賀と呉の海軍工廠である。
まず横須賀であるが、こちらは第五船渠を造船船渠へ転換し、呉では第四船渠を造船船渠へ転換する。
これに伴って他の船渠、船台も拡大される。
このための資金であった。
この工事は1941年に終わる予定となっており、そうなれば彼の重装甲空母を一気に6隻建造できるようになるばかりか、補助艦も同時並行で建造できるようになるのである。
これらの施策が決定された後、新たな造船所の建造計画は無期限凍結されることとなった、
造船所はそれだけ維持費が高くつき、海軍としてもこれ以上の出費は避けたかったのである。



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