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32話
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1年後
私は、あの騒動からも変わらず自領内で冒険を続けてる
だいぶ旅行資金に、余裕を持たせることができたと自負してる
そろそろ、魔国へ行ってもいいよね?ってくらいは用意ができた
そして、今は少し脚を伸ばした奥の森で薬草採取をした帰り道
道の隅らへんに、小さく白く気持ちよさそうな丸いふわふわがあった
魔物ではないみたい?
なんだろう、鑑定出来るかな~
なんて考えていたら、ふわふわがこっちに向かってポテポテやってきた
あっ、何もないところでズッコケた
これは、昔動画でみた赤ちゃんマラミュートさんみたい!
かっ、可愛い!(ずっきゅんってなったわ)
鈍臭い感がするけど、なんともそこが愛らしいし、おっとり顔がまたキュート
思わず屈んで、両手を伸ばしてワンコをお迎え体勢
わふわふっと言って私の腕に収まるワンコ
人懐っこい!可愛い(2回目)
これは、お持ち帰りしていいよね?ウチの子で決定しちゃう?
家は前世と違って、仮にこの仔が大きくなっても今世は貴族だし、面倒みてあげられるくらい大丈夫な家だもん
お祖父様とお祖母様、賛成してくれる?
うわぁ~楽しみだなぁ~
あぁ~でも私少しの間家を留守にしちゃうけど、この仔大丈夫かなぁ
なぁ~んて、うきうきしてワンコを撫で撫でしたり、拾った棒で取ってこいしたりと遊びながら帰り道を進んでいた私たち
が、もう少しで町の入り口付近の森まで来たところで、とんでもない魔力が3つが私たちへ目掛ける様に迫って来た
なんなん、この恐怖の塊?!みたいな魔力
あり得ない!
私、巨大な魔物に喰われるの?ってくらい、魔力の圧倒的な強い塊が3つ同時発生&寄りにもよって、浮かれモードの私たちへとやってくる
不幸だ
何故?神は、私の幸福を感じることを妨げるのでしょうか!
嗚呼、不幸だ
そんな嘆きをしていたら、あっという間に恐怖に囲まれていた私たち
白銀の犬型の魔物2体と漆黒のドラゴン1体
いずれも、デカい
泣きそう
(ぉぃ、、、)
死ぬ
(ょ…ぅ…)
生存率0
(ゅぇ…ぁゃ…)
絶望
(ぉぃ…)
途方に暮れていた私に、男の声っぽい感じで白銀の犬型魔物が話しかけてきた
えっ、話しかけてきた?
「おい!小娘、我の話を聞いているのか!?」
「えっ、えっと、すみません。絶望で頭がいっぱいです。」
正直に絶望感を吐露した
「ん?何故絶望なんてしている?」
解ってない、、だと?
「あの、ご本人?に自覚がないと思いますが、私みたいな脆弱な人の子が3つも巨大な魔力の塊を目の前にしたら、普通に死を覚悟しなくちゃいけない事態です。」
白目になりながらも答えた私、偉くない?
その間も、私の腕の中で抱っこされてるもふもふワンコ
何かを察した白銀の犬型魔物さん、やや私から視線をそらした
「そ、そうか。わかった。ちぃっとばかし我らのチカラは抑えよう。」
そういうと、少しだけ生存率が上がる感覚になった
「して、小娘。お前の腕の中にあるものをどうする気だ?」
ん?腕の中?
ワンコ以外持ってませんが?
「えっと、もふもふワンコしか持っていませんが?私、薬草採取後ですので高価な物なんて採取してません。」
正直に話し、大事にワンコを抱っこした
「おい。小娘、お前が今抱えているフェンリルはうちの子だ、返せと言っているんだ。」
ウチノコ、うちの子
「す、す、すみませんでした!!!」
膝をつき、頭を下げつつ、両腕でワンコを掲げて引き渡す形を取った私
そして、受け取るもう1体の白銀の犬型魔物様、多分お母様なんだと推察
しかし、ワンコちゃんったらお母様のところからキュ~ンキュ~ンって鳴くのよ
私と短い間だったけど、ずっと撫でたりあそんでたり抱っこしてたからねぇ
「まぁ、この子ったら!ママ心配してたのよ!それなのに、お姉ちゃんとまだ遊びたいだなんて。メッです。今日はもう帰りますからね!」
うっわぁ~、メッチャ綺麗な女性の声が聞こえてきたと思ったら、お母様の声なのね
しかも、ワンコがメッされてるぅ
少し和んだわぁ
気を緩めていたら、今度は違う男の声が聞こえてきた
「娘、貴様は何者だ?フェンリルの子どもをどうする気だったのだ!」
漆黒のドラゴンが、メッチャ牙を剥いてきた
「ふぇ、フェンリルゥ⁇」
伝説の?
あの?
口をぱくぱくしていた私
それを見たドラゴンが、急に呆れた顔になった(目がモノを言っていた)
「はぁぁぁぁ~。おい娘さん、もしや転生者だな。」
!!!
「な、な、な、な、な、何故それを!」
「いやいやいや、バレバレだ。普通、小型とはいえ魔物を自宅に連れて行こうとするヤツは、常識的に先ずいないぞ!それは、前世の思考だからだ!」
「な、なん、だと、、、」
あんなに可愛い子と将来暮らせない?
「絶望」
完全にorzになった私
「えっ!そんなにガッカリしなくても良くないか?」
ん?なんだか漆黒のドラゴンの口調が変わった?
「あの可愛い子と一緒に暮らすのが夢でしたが、一生叶わないことに打ちのめされています。魔国旅行とともにみた夢が、ひとつ消されガッカリもしますよ。」
「お、おう。なんかごめんな。」
漆黒のドラゴンさん、そっちが素なんですね。
「あらぁ~。じゃあ、時々ウチに遊びにいらっしゃい!」
ここで、神🟰お母様が私に降臨した
「是非、宜しくお願いします!」
ガッカリからの土下座へ移行
「おいおい!お前、こんな何処の小娘か分からんヤツを招くなんてどうかしてるぞ。」
お父様の意見もまた正しい
ので、姿勢を正した私
「私、この領地を治めるマクセル・モニター子爵の孫娘マーガレット・ワイヤードです。名乗りが遅くなり大変申し訳ございません。今は、魔国旅行費を稼ぐ為に冒険者をしております。」
食い気味で今更自己紹介
「まあまあ!モニター子爵様の孫娘ってことは、そうなのね。まさに良いご縁だわぁ!そうそう、セーラ様はお変わりないかしら?」
えっ?なにがそうなんです?
しかも、知り合い??
「はい。両祖父母、未だ衰え知らずでございます。本当に元気すぎております。」
困惑しつつ答えますよ
「あらあら、あのお二人まだ現役なのねぇ。今度お茶にでも招待するわ!」
私は、あの騒動からも変わらず自領内で冒険を続けてる
だいぶ旅行資金に、余裕を持たせることができたと自負してる
そろそろ、魔国へ行ってもいいよね?ってくらいは用意ができた
そして、今は少し脚を伸ばした奥の森で薬草採取をした帰り道
道の隅らへんに、小さく白く気持ちよさそうな丸いふわふわがあった
魔物ではないみたい?
なんだろう、鑑定出来るかな~
なんて考えていたら、ふわふわがこっちに向かってポテポテやってきた
あっ、何もないところでズッコケた
これは、昔動画でみた赤ちゃんマラミュートさんみたい!
かっ、可愛い!(ずっきゅんってなったわ)
鈍臭い感がするけど、なんともそこが愛らしいし、おっとり顔がまたキュート
思わず屈んで、両手を伸ばしてワンコをお迎え体勢
わふわふっと言って私の腕に収まるワンコ
人懐っこい!可愛い(2回目)
これは、お持ち帰りしていいよね?ウチの子で決定しちゃう?
家は前世と違って、仮にこの仔が大きくなっても今世は貴族だし、面倒みてあげられるくらい大丈夫な家だもん
お祖父様とお祖母様、賛成してくれる?
うわぁ~楽しみだなぁ~
あぁ~でも私少しの間家を留守にしちゃうけど、この仔大丈夫かなぁ
なぁ~んて、うきうきしてワンコを撫で撫でしたり、拾った棒で取ってこいしたりと遊びながら帰り道を進んでいた私たち
が、もう少しで町の入り口付近の森まで来たところで、とんでもない魔力が3つが私たちへ目掛ける様に迫って来た
なんなん、この恐怖の塊?!みたいな魔力
あり得ない!
私、巨大な魔物に喰われるの?ってくらい、魔力の圧倒的な強い塊が3つ同時発生&寄りにもよって、浮かれモードの私たちへとやってくる
不幸だ
何故?神は、私の幸福を感じることを妨げるのでしょうか!
嗚呼、不幸だ
そんな嘆きをしていたら、あっという間に恐怖に囲まれていた私たち
白銀の犬型の魔物2体と漆黒のドラゴン1体
いずれも、デカい
泣きそう
(ぉぃ、、、)
死ぬ
(ょ…ぅ…)
生存率0
(ゅぇ…ぁゃ…)
絶望
(ぉぃ…)
途方に暮れていた私に、男の声っぽい感じで白銀の犬型魔物が話しかけてきた
えっ、話しかけてきた?
「おい!小娘、我の話を聞いているのか!?」
「えっ、えっと、すみません。絶望で頭がいっぱいです。」
正直に絶望感を吐露した
「ん?何故絶望なんてしている?」
解ってない、、だと?
「あの、ご本人?に自覚がないと思いますが、私みたいな脆弱な人の子が3つも巨大な魔力の塊を目の前にしたら、普通に死を覚悟しなくちゃいけない事態です。」
白目になりながらも答えた私、偉くない?
その間も、私の腕の中で抱っこされてるもふもふワンコ
何かを察した白銀の犬型魔物さん、やや私から視線をそらした
「そ、そうか。わかった。ちぃっとばかし我らのチカラは抑えよう。」
そういうと、少しだけ生存率が上がる感覚になった
「して、小娘。お前の腕の中にあるものをどうする気だ?」
ん?腕の中?
ワンコ以外持ってませんが?
「えっと、もふもふワンコしか持っていませんが?私、薬草採取後ですので高価な物なんて採取してません。」
正直に話し、大事にワンコを抱っこした
「おい。小娘、お前が今抱えているフェンリルはうちの子だ、返せと言っているんだ。」
ウチノコ、うちの子
「す、す、すみませんでした!!!」
膝をつき、頭を下げつつ、両腕でワンコを掲げて引き渡す形を取った私
そして、受け取るもう1体の白銀の犬型魔物様、多分お母様なんだと推察
しかし、ワンコちゃんったらお母様のところからキュ~ンキュ~ンって鳴くのよ
私と短い間だったけど、ずっと撫でたりあそんでたり抱っこしてたからねぇ
「まぁ、この子ったら!ママ心配してたのよ!それなのに、お姉ちゃんとまだ遊びたいだなんて。メッです。今日はもう帰りますからね!」
うっわぁ~、メッチャ綺麗な女性の声が聞こえてきたと思ったら、お母様の声なのね
しかも、ワンコがメッされてるぅ
少し和んだわぁ
気を緩めていたら、今度は違う男の声が聞こえてきた
「娘、貴様は何者だ?フェンリルの子どもをどうする気だったのだ!」
漆黒のドラゴンが、メッチャ牙を剥いてきた
「ふぇ、フェンリルゥ⁇」
伝説の?
あの?
口をぱくぱくしていた私
それを見たドラゴンが、急に呆れた顔になった(目がモノを言っていた)
「はぁぁぁぁ~。おい娘さん、もしや転生者だな。」
!!!
「な、な、な、な、な、何故それを!」
「いやいやいや、バレバレだ。普通、小型とはいえ魔物を自宅に連れて行こうとするヤツは、常識的に先ずいないぞ!それは、前世の思考だからだ!」
「な、なん、だと、、、」
あんなに可愛い子と将来暮らせない?
「絶望」
完全にorzになった私
「えっ!そんなにガッカリしなくても良くないか?」
ん?なんだか漆黒のドラゴンの口調が変わった?
「あの可愛い子と一緒に暮らすのが夢でしたが、一生叶わないことに打ちのめされています。魔国旅行とともにみた夢が、ひとつ消されガッカリもしますよ。」
「お、おう。なんかごめんな。」
漆黒のドラゴンさん、そっちが素なんですね。
「あらぁ~。じゃあ、時々ウチに遊びにいらっしゃい!」
ここで、神🟰お母様が私に降臨した
「是非、宜しくお願いします!」
ガッカリからの土下座へ移行
「おいおい!お前、こんな何処の小娘か分からんヤツを招くなんてどうかしてるぞ。」
お父様の意見もまた正しい
ので、姿勢を正した私
「私、この領地を治めるマクセル・モニター子爵の孫娘マーガレット・ワイヤードです。名乗りが遅くなり大変申し訳ございません。今は、魔国旅行費を稼ぐ為に冒険者をしております。」
食い気味で今更自己紹介
「まあまあ!モニター子爵様の孫娘ってことは、そうなのね。まさに良いご縁だわぁ!そうそう、セーラ様はお変わりないかしら?」
えっ?なにがそうなんです?
しかも、知り合い??
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