婚約破棄までにしたい10のこと
デイジーは聞いてしまった。婚約者のルークがピンク髪の女の子に言い聞かせている。
「フィービー、もう少しだけ待ってくれ。次の夜会でデイジーに婚約破棄を伝えるから。そうすれば、次はフィービーが正式な婚約者だ。私の真実の愛は君だけだ」
「ルーク、分かった。アタシ、ルークを信じて待ってる」
屋敷に戻ったデイジーは紙に綴った。
『婚約破棄までにしたい10のこと』
「フィービー、もう少しだけ待ってくれ。次の夜会でデイジーに婚約破棄を伝えるから。そうすれば、次はフィービーが正式な婚約者だ。私の真実の愛は君だけだ」
「ルーク、分かった。アタシ、ルークを信じて待ってる」
屋敷に戻ったデイジーは紙に綴った。
『婚約破棄までにしたい10のこと』
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辺境女子たちの実家の爵位が不明だが、固有の武力を有している文言がある事から、最低限でも辺境伯家だろう。
辺境伯家は一定数の武力の保有が公認され、現場の判断で城塞の建立も認められている。その上の爵位である侯爵以上ならば言わずもがなであろう。
ルーク、フィービー、取り巻き共は国防の要の四家を完全に敵に廻した。
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国王が激怒するのは当然だろうな。
感想ありがとうございます。
貴族制についてお詳しいですね、すごく参考になりました!
辺境伯以上から武力が持てるとか知りませんでした。
なーろっぱばっかり読んでるので、辺境といえば辺境伯だとばかり…。
貴族、むずかしい。ありがとうございます~。
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