ヤマトタケル最後の旅

古事記に出てくるヤマトタケルの最後の旅を漫画にしました。
第12代景行天皇の第3皇子ヤマトタケル。
勇猛過ぎて父に疎まれ、あちこち無茶な遠征に行かされたタケルは
最後、現在の滋賀県にある伊吹山の山の神を退治しに行きますが、神を侮り草薙の剣を置いてきた挙句、神の使いと思った奴が実は山の神そのものでボコボコにされて逃げ帰ります。家に帰る途中、三重県亀山辺りで命尽き、大きな白い鳥になって飛び去ってゆきました。
というようなお話。
勇猛なお話の多いヤマトタケルですが(草を薙ぐとことかかっこいい)、あえてボコボコにされた最後の話。人生色々振り回されながら駆け抜けて、最後ちょっとセンチメンタルになりながらもまた鳥になって飛んでゆくタケルの疾走感が好きです。鳥になったタケルを人々が追いかけてく歌もいいですね。
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