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失恋エンド
密かに片思いをしていたクラスメイトに恋人ができた。
自分の初恋が静かに散った放課後、主人公は堪えきれず一人で涙を流す。
そんな姿を、よりによって最近やって来たばかりの不躾な転校生に見られた。
慰めるどころか泣き顔を思い切り笑い飛ばされた。最悪。
失恋の傷跡に、ズカズカと土足で踏み込んでくる「天敵」との波乱に満ちた日常が幕を開ける――
こんな感じのお話です。
初めて恋愛物を描きました。
初めて幽霊が出ないお話を描きました。
月夜に語る、物語、物語、物語。
深月の祖父の書斎へ繋がる扉は、似て非なる書斎へと繋がる扉でもある。
そこにいるのは、人ならざるモノ。人の物語を喰らう存在。
ここにある本は全て、彼が喰らった物語。
「教えて。君の恋物語を」
ああ。残酷なヒト。彼が物語を喰らえば深月の恋は色あせる。
泣きたいような気分で、深月は語る。
深月の物語を。青年への恋物語を。
バレンタインの奇跡
兵士の結婚禁止令が出されている国があった。その中、禁止されている兵士との結婚式を挙げてくれる《バレンタイン神父》を探し、自分が世話になっている女性と兵士の結婚式を挙げてもらいたく、噂を頼りに森の奥にある家へ訪れる。