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異世界転生!?
最初の拠点
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コレットとフィンが集めて来た衣類やシーツ等を譲が渋々といった様子で洗う。
とは言っても、手は使わず精霊に作らせた渦の中に入れて取り出し、雛乃の方へ投げるだけ。
それでも水を吸ったシーツや毛布は重いし、気が滅入った。
「こんな事より修行とかした方が良くない?
3ヶ月しかないんだよ?」
「一応、魔法を使っている事で
経験値はあがってます。」
とコレットが洗濯物を畳みながらフォローしてくれた。
実際雛乃自身、魔法を使い慣れてきたからか飛んできた洗濯物を一瞬で乾かす作業にしんどさを感じなくなってきていた。
「私結構魔法のスキル上がってきた気がするよ?」
「そういえばレベルってどこで見れるわけ?
さっきの連中の1人は見れたみたいだったけど。」
ゆずが質問すると、新たなシーツの山を運んで来たフィンが答えた。
「自分のステータスは
『ステータス表示』って言えばいつでも見れるよ。
他人のを見るにはアイテムかスキルが必要だけど。」
言い終わるや否や、ゆずが早速ステータスを表示した。
東条 譲(Male)16歳
Level: 11 Job: 魔導士
HP 2300 MP 3500
攻撃力 800~1500
防御力 2000
回避率 0.65%
装備武器 無し
装備防具 新品の制服
アクセサリー 無し
必殺技 氷の槍
次のLevelまであと21,680の経験値が必要です。
「絶対魔法使った程度じゃ上がらないでしょ、コレ。」
「雛乃は上がってます。」
コレットに言われて雛乃も手を止め、ステータスを表示した。
青木 雛乃(Male)16歳
Level: 8 Job: 魔法剣士
HP 2600 MP 2400
攻撃力 650~900
防御力 2000
回避率 0.53%
装備武器 無し
装備防具 新品の制服
アクセサリー 無し
必殺技 火炎の蛇
次のLevelまであと8,320の経験値が必要です。
「さっきレベル1って言われてたのに!」
「2人倒した事でも経験値が入っているので。」
そこに譲が食い付いた。
「一般人倒してもレベル上がるなら、
ここの連中まとめて倒せば良くない?」
「一応、案内人の義務として申し上げますと、
民間人を150人倒せば『狂人』
500人で『狂戦士』の称号が得られます。」
「いらない!
それじゃあ世界を救う意味無いじゃん!」
何でそんな称号あるの!と雛乃がぶち切れたので、譲はそれ以上物騒な発言はせず洗濯に専念した。
精霊の力で浄化されるから水が濁る事は無いが、汚いシーツを最初に触らないといけないのはちょっとした苦行だ。
「ってか、洗濯してレベル上げる勇者って何…。」
とは言っても、手は使わず精霊に作らせた渦の中に入れて取り出し、雛乃の方へ投げるだけ。
それでも水を吸ったシーツや毛布は重いし、気が滅入った。
「こんな事より修行とかした方が良くない?
3ヶ月しかないんだよ?」
「一応、魔法を使っている事で
経験値はあがってます。」
とコレットが洗濯物を畳みながらフォローしてくれた。
実際雛乃自身、魔法を使い慣れてきたからか飛んできた洗濯物を一瞬で乾かす作業にしんどさを感じなくなってきていた。
「私結構魔法のスキル上がってきた気がするよ?」
「そういえばレベルってどこで見れるわけ?
さっきの連中の1人は見れたみたいだったけど。」
ゆずが質問すると、新たなシーツの山を運んで来たフィンが答えた。
「自分のステータスは
『ステータス表示』って言えばいつでも見れるよ。
他人のを見るにはアイテムかスキルが必要だけど。」
言い終わるや否や、ゆずが早速ステータスを表示した。
東条 譲(Male)16歳
Level: 11 Job: 魔導士
HP 2300 MP 3500
攻撃力 800~1500
防御力 2000
回避率 0.65%
装備武器 無し
装備防具 新品の制服
アクセサリー 無し
必殺技 氷の槍
次のLevelまであと21,680の経験値が必要です。
「絶対魔法使った程度じゃ上がらないでしょ、コレ。」
「雛乃は上がってます。」
コレットに言われて雛乃も手を止め、ステータスを表示した。
青木 雛乃(Male)16歳
Level: 8 Job: 魔法剣士
HP 2600 MP 2400
攻撃力 650~900
防御力 2000
回避率 0.53%
装備武器 無し
装備防具 新品の制服
アクセサリー 無し
必殺技 火炎の蛇
次のLevelまであと8,320の経験値が必要です。
「さっきレベル1って言われてたのに!」
「2人倒した事でも経験値が入っているので。」
そこに譲が食い付いた。
「一般人倒してもレベル上がるなら、
ここの連中まとめて倒せば良くない?」
「一応、案内人の義務として申し上げますと、
民間人を150人倒せば『狂人』
500人で『狂戦士』の称号が得られます。」
「いらない!
それじゃあ世界を救う意味無いじゃん!」
何でそんな称号あるの!と雛乃がぶち切れたので、譲はそれ以上物騒な発言はせず洗濯に専念した。
精霊の力で浄化されるから水が濁る事は無いが、汚いシーツを最初に触らないといけないのはちょっとした苦行だ。
「ってか、洗濯してレベル上げる勇者って何…。」
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