8 / 19
第一部 <リデンプション・ビギニング>
ナチス=ドイツはお呼びでない
しおりを挟む
将校はやや長めの金髪を弄りながら、ニマニマ笑っている。
右目は眼帯で覆われており、さらに左頬の切り傷がますます不気味な印象を持たせてくれた。
歳は30代か40代くらいだろう。
不自然なくらいに若い。
とはいえ、ネオナチの構成員とも思えなかった。
あいつは本物の目をしている。
覇気があるのだ。
むしろ、周りの親衛隊の装備を着た兵士の方が半端なネオナチの目をしている。
「須郷が来た時から薄々察しはついていたが……まさか、あの女の次に出会った転生者がナチスの軍人サマだなんてな。というか、まだ生きてやがんのか。戦争が終わったのは80年前だぞ……!」
俺は忌々しげに呟いた。
ドイツ軍人はそんな俺を嘲るように笑いながら、金髪を弄り続けていた。
「どうやってこの世界に来たのかは問わない。だが、大悪魔チョビ髭の使い魔が、へんぴなボロ屋に何の用だ?」
「初めに言っておこう。吾輩は仔牛を殺戮しに来たわけでも、人間と殺し合いを楽しみに来たわけでもない。まあ、穏便に事が進めばの話であるが」
「穏便に事を済まそうとしてる奴が、銃を持った部下と共に手荒な突入をかますとは思えないんだがね」
ドイツ軍人は手を下ろし、笑みを引っ込める。
彼を守る兵士達も、彼に同調するように目をギラギラさせ、ショットガンを持つ手にさらに力を入れた。
「諸君らの行動次第だぞ、日本人。まさか日本人がいるとは思ってもいなかったが、まあいい。吾輩は誠実だ。諸君の意思に応える。諸君が戦いを望むのであれば吾輩らは即座に発砲しよう。平穏な交渉を望むのであればこの場にて、平和的かつ建設的な議論を交わすことを誓おうではないか」
「何が起きてんだよマジでぇ……」
歯軋りするゾーリンゲンを無言で制し、俺はドイツ軍人の方に向き直る。
奴の顔には笑みが戻っていた。
「吾輩のことはスコルツェニー中佐とでも呼ぶといい。エッカルト・ヨハン・スコルツェニー」
「……グーテンターク、中佐殿。あんたと会えて光栄だぜ。座席は便座で十分か?」
「素晴らしいゲルマン民族を糞と同列に語る気か? 身の程を知れィ!」
威嚇のつもりか、スコルツェニーは床を激しく踏み鳴らした。
だん、だん、だん。
床の木材が軋み、か細い悲鳴を上げる。
「この前床板直したばかりなのに……」
トゥピラが泣き言を言うが、それどころではない。
目の前にいるのはナチスだ。
残虐非道の象徴とも呼べる親衛隊だ。
油断してはいけない。
「吾輩がここをお訪ねしたのは他でもない、お前と同じアジア人の女を追っているからだ」
「アジア人の女?」
「今朝、ここに来ただろう。彼女の動向は我々に監視されていたのだ。まあ、彼女を尾行していた吾輩の部下との通信は、このボロ屋のことを報告してすぐ絶えてしまったがね」
スコルツェニーは軍帽を被り直し、ため息をつく。
侮蔑ではない。
悲しんでいる。
「……何が目的だ?」
「吾輩の質問に答えるのが先だ。貴様ら、何を聞いた? そして、あの女はどこに行った? 言っておくが隠し事に得はないぞ」
トゥピラ達が一斉にこっちを見る。
当然だ。
須郷と関わったのは俺1人なのだから。
「さア、答えてくれ。吾輩も暇じゃあないんだよ。さっさとアンサーを得て撤退したいのだ」
「教えてほしかったら、こっちの問いにも答えてくれると助かる。その方が話しやすい」
「ほう?」
「何のためにあの女を追いかけるのか。詳しく話せっつっても話してくれないだろうし、端的な情報でもいい。教えろ」
「理由もなくネズ公を追う猫はいないと?」
「その通り」
「ンー……」
スコルツェニーは大袈裟に考える身振りをしてみせ、俺の苛立ちを誘った。
「男の子は、怪しい組織の秘密の計画は嫌いかね?」
「最高だな。どんな計画だ?」
「オイオイぃ、そこまでは言えんよォォ」
兵士に目配せし、スコルツェニーはこちらに歩いてきた。
4人の兵士も、銃を下ろさずにテーブルに近づいてくる。
「それ以上近づくなよ」
テーブルに身を隠しながら、俺は言った。
「証言者が自殺するぞ」
「何?」
「こっちにだって銃がある。最大射程距離2500メートルの小銃だよ。こんなもんでこめかみを撃ったら、脳にトンネルが掘られるだけじゃ済まんだろうな」
「に、2500ゥ~! まあ待て、早まるな。わかったよ、吾輩は理解ある軍人だ」
スコルツェニーは部下に合図して、歩みを止めた。
「どうも」
「ぬゥ……。とにかく、吾輩の要求に応じるんだ、日本人。あの女に何を聞かされたか、そしてどこに向かったのか。全て吾輩に話せ。今しかないぞォ? 吾輩が腹を割って話してやろうと言うのはァァァ……?」
スコルツェニーが動揺しているのがよくわかる。
テーブルのせいで見えなかったのかはわからないが、向こうは俺が銃を持っていることを知らなかったようだ。
わかりやすい男だ。
よく軍人が務まるものだ。
「そういやあんた、流暢な日本語喋るな。どっかで習ったか?」
「むゥ? いや、貴様はドイツ語を喋っているではないか。上手い喋りだと感心していたのだが……」
「??」
「???」
「いや、君らヒト種語喋ってるでごわすよ……?」
ゴアンスの言葉に、冒険者達と兵士達が同時に頷いた。
俺とスコルツェニーはますます首を傾げるばかりであった。
「まあ、それはそれとしてだ。吾輩の要求をさっさと……」
「おやまあ、先客がいらっしゃいましたかあ」
唐突に、スコルツェニーの声が遮られた。
驚愕の表情と共に、ナチスの将校は振り返る。
入り口に、新たな来訪者が立っていた。
彼女は修道着に身を包んで、破壊されたドアの枠にもたれかかっている。
よく手入れされた白い髪は腰の辺りまで伸びている。
緑色の瞳が、笑顔を作りながらこっちを見ていた。
ナチスの次は、漆黒のシスターである。
「こんばんはあ。予定が狂っちゃってすこぶる機嫌悪いですけど、お邪魔しますねえ……」
ニコニコしながら、シスターは俺達に向けて言い放つ。
俺は何故か、この言葉が殺害予告に聞こえてならなかった。
右目は眼帯で覆われており、さらに左頬の切り傷がますます不気味な印象を持たせてくれた。
歳は30代か40代くらいだろう。
不自然なくらいに若い。
とはいえ、ネオナチの構成員とも思えなかった。
あいつは本物の目をしている。
覇気があるのだ。
むしろ、周りの親衛隊の装備を着た兵士の方が半端なネオナチの目をしている。
「須郷が来た時から薄々察しはついていたが……まさか、あの女の次に出会った転生者がナチスの軍人サマだなんてな。というか、まだ生きてやがんのか。戦争が終わったのは80年前だぞ……!」
俺は忌々しげに呟いた。
ドイツ軍人はそんな俺を嘲るように笑いながら、金髪を弄り続けていた。
「どうやってこの世界に来たのかは問わない。だが、大悪魔チョビ髭の使い魔が、へんぴなボロ屋に何の用だ?」
「初めに言っておこう。吾輩は仔牛を殺戮しに来たわけでも、人間と殺し合いを楽しみに来たわけでもない。まあ、穏便に事が進めばの話であるが」
「穏便に事を済まそうとしてる奴が、銃を持った部下と共に手荒な突入をかますとは思えないんだがね」
ドイツ軍人は手を下ろし、笑みを引っ込める。
彼を守る兵士達も、彼に同調するように目をギラギラさせ、ショットガンを持つ手にさらに力を入れた。
「諸君らの行動次第だぞ、日本人。まさか日本人がいるとは思ってもいなかったが、まあいい。吾輩は誠実だ。諸君の意思に応える。諸君が戦いを望むのであれば吾輩らは即座に発砲しよう。平穏な交渉を望むのであればこの場にて、平和的かつ建設的な議論を交わすことを誓おうではないか」
「何が起きてんだよマジでぇ……」
歯軋りするゾーリンゲンを無言で制し、俺はドイツ軍人の方に向き直る。
奴の顔には笑みが戻っていた。
「吾輩のことはスコルツェニー中佐とでも呼ぶといい。エッカルト・ヨハン・スコルツェニー」
「……グーテンターク、中佐殿。あんたと会えて光栄だぜ。座席は便座で十分か?」
「素晴らしいゲルマン民族を糞と同列に語る気か? 身の程を知れィ!」
威嚇のつもりか、スコルツェニーは床を激しく踏み鳴らした。
だん、だん、だん。
床の木材が軋み、か細い悲鳴を上げる。
「この前床板直したばかりなのに……」
トゥピラが泣き言を言うが、それどころではない。
目の前にいるのはナチスだ。
残虐非道の象徴とも呼べる親衛隊だ。
油断してはいけない。
「吾輩がここをお訪ねしたのは他でもない、お前と同じアジア人の女を追っているからだ」
「アジア人の女?」
「今朝、ここに来ただろう。彼女の動向は我々に監視されていたのだ。まあ、彼女を尾行していた吾輩の部下との通信は、このボロ屋のことを報告してすぐ絶えてしまったがね」
スコルツェニーは軍帽を被り直し、ため息をつく。
侮蔑ではない。
悲しんでいる。
「……何が目的だ?」
「吾輩の質問に答えるのが先だ。貴様ら、何を聞いた? そして、あの女はどこに行った? 言っておくが隠し事に得はないぞ」
トゥピラ達が一斉にこっちを見る。
当然だ。
須郷と関わったのは俺1人なのだから。
「さア、答えてくれ。吾輩も暇じゃあないんだよ。さっさとアンサーを得て撤退したいのだ」
「教えてほしかったら、こっちの問いにも答えてくれると助かる。その方が話しやすい」
「ほう?」
「何のためにあの女を追いかけるのか。詳しく話せっつっても話してくれないだろうし、端的な情報でもいい。教えろ」
「理由もなくネズ公を追う猫はいないと?」
「その通り」
「ンー……」
スコルツェニーは大袈裟に考える身振りをしてみせ、俺の苛立ちを誘った。
「男の子は、怪しい組織の秘密の計画は嫌いかね?」
「最高だな。どんな計画だ?」
「オイオイぃ、そこまでは言えんよォォ」
兵士に目配せし、スコルツェニーはこちらに歩いてきた。
4人の兵士も、銃を下ろさずにテーブルに近づいてくる。
「それ以上近づくなよ」
テーブルに身を隠しながら、俺は言った。
「証言者が自殺するぞ」
「何?」
「こっちにだって銃がある。最大射程距離2500メートルの小銃だよ。こんなもんでこめかみを撃ったら、脳にトンネルが掘られるだけじゃ済まんだろうな」
「に、2500ゥ~! まあ待て、早まるな。わかったよ、吾輩は理解ある軍人だ」
スコルツェニーは部下に合図して、歩みを止めた。
「どうも」
「ぬゥ……。とにかく、吾輩の要求に応じるんだ、日本人。あの女に何を聞かされたか、そしてどこに向かったのか。全て吾輩に話せ。今しかないぞォ? 吾輩が腹を割って話してやろうと言うのはァァァ……?」
スコルツェニーが動揺しているのがよくわかる。
テーブルのせいで見えなかったのかはわからないが、向こうは俺が銃を持っていることを知らなかったようだ。
わかりやすい男だ。
よく軍人が務まるものだ。
「そういやあんた、流暢な日本語喋るな。どっかで習ったか?」
「むゥ? いや、貴様はドイツ語を喋っているではないか。上手い喋りだと感心していたのだが……」
「??」
「???」
「いや、君らヒト種語喋ってるでごわすよ……?」
ゴアンスの言葉に、冒険者達と兵士達が同時に頷いた。
俺とスコルツェニーはますます首を傾げるばかりであった。
「まあ、それはそれとしてだ。吾輩の要求をさっさと……」
「おやまあ、先客がいらっしゃいましたかあ」
唐突に、スコルツェニーの声が遮られた。
驚愕の表情と共に、ナチスの将校は振り返る。
入り口に、新たな来訪者が立っていた。
彼女は修道着に身を包んで、破壊されたドアの枠にもたれかかっている。
よく手入れされた白い髪は腰の辺りまで伸びている。
緑色の瞳が、笑顔を作りながらこっちを見ていた。
ナチスの次は、漆黒のシスターである。
「こんばんはあ。予定が狂っちゃってすこぶる機嫌悪いですけど、お邪魔しますねえ……」
ニコニコしながら、シスターは俺達に向けて言い放つ。
俺は何故か、この言葉が殺害予告に聞こえてならなかった。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
チート魔力はお金のために使うもの~守銭奴転移を果たした俺にはチートな仲間が集まるらしい~
桜桃-サクランボ-
ファンタジー
金さえあれば人生はどうにでもなる――そう信じている二十八歳の守銭奴、鏡谷知里。
交通事故で意識が朦朧とする中、目を覚ますと見知らぬ異世界で、目の前には見たことがないドラゴン。
そして、なぜか“チート魔力持ち”になっていた。
その莫大な魔力は、もともと自分が持っていた付与魔力に、封印されていた冒険者の魔力が重なってしまった結果らしい。
だが、それが不幸の始まりだった。
世界を恐怖で支配する集団――「世界を束ねる管理者」。
彼らに目をつけられてしまった知里は、巻き込まれたくないのに狙われる羽目になってしまう。
さらに、人を疑うことを知らない純粋すぎる二人と行動を共にすることになり、望んでもいないのに“冒険者”として動くことになってしまった。
金を稼ごうとすれば邪魔が入り、巻き込まれたくないのに事件に引きずられる。
面倒ごとから逃げたい守銭奴と、世界の頂点に立つ管理者。
本来交わらないはずの二つが、過去の冒険者の残した魔力によってぶつかり合う、異世界ファンタジー。
※小説家になろう・カクヨムでも更新中
※表紙:あニキさん
※ ※がタイトルにある話に挿絵アリ
※月、水、金、更新予定!
45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
よっしぃ
ファンタジー
2巻決定しました!
【書籍版 大ヒット御礼!オリコン18位&続刊決定!】
皆様の熱狂的な応援のおかげで、書籍版『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』が、オリコン週間ライトノベルランキング18位、そしてアルファポリス様の書店売上ランキングでトップ10入りを記録しました!
本当に、本当にありがとうございます!
皆様の応援が、最高の形で「続刊(2巻)」へと繋がりました。
市丸きすけ先生による、素晴らしい書影も必見です!
【作品紹介】
欲望に取りつかれた権力者が企んだ「スキル強奪」のための勇者召喚。
だが、その儀式に巻き込まれたのは、どこにでもいる普通のサラリーマン――白河小次郎、45歳。
彼に与えられたのは、派手な攻撃魔法ではない。
【鑑定】【いんたーねっと?】【異世界売買】【テイマー】…etc.
その一つ一つが、世界の理すら書き換えかねない、規格外の「便利スキル」だった。
欲望者から逃げ切るか、それとも、サラリーマンとして培った「知識」と、チート級のスキルを武器に、反撃の狼煙を上げるか。
気のいいおっさんの、優しくて、ずる賢い、まったり異世界サバイバルが、今、始まる!
【書誌情報】
タイトル: 『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』
著者: よっしぃ
イラスト: 市丸きすけ 先生
出版社: アルファポリス
ご購入はこちらから:
Amazon: https://www.amazon.co.jp/dp/4434364235/
楽天ブックス: https://books.rakuten.co.jp/rb/18361791/
【作者より、感謝を込めて】
この日を迎えられたのは、長年にわたり、Webで私の拙い物語を応援し続けてくださった、読者の皆様のおかげです。
そして、この物語を見つけ出し、最高の形で世に送り出してくださる、担当編集者様、イラストレーターの市丸きすけ先生、全ての関係者の皆様に、心からの感謝を。
本当に、ありがとうございます。
【これまでの主な実績】
アルファポリス ファンタジー部門 1位獲得
小説家になろう 異世界転移/転移ジャンル(日間) 5位獲得
アルファポリス 第16回ファンタジー小説大賞 奨励賞受賞
第6回カクヨムWeb小説コンテスト 中間選考通過
復活の大カクヨムチャレンジカップ 9位入賞
ファミ通文庫大賞 一次選考通過
唯一無二のマスタースキルで攻略する異世界譚~17歳に若返った俺が辿るもう一つの人生~
専攻有理
ファンタジー
31歳の事務員、椿井翼はある日信号無視の車に轢かれ、目が覚めると17歳の頃の肉体に戻った状態で異世界にいた。
ただ、導いてくれる女神などは現れず、なぜ自分が異世界にいるのかその理由もわからぬまま椿井はツヴァイという名前で異世界で出会った少女達と共にモンスター退治を始めることになった。
クラス全員で転移したけど俺のステータスは使役スキルが異常で出会った人全員を使役してしまいました
髙橋ルイ
ファンタジー
「クラス全員で転移したけど俺のステータスは使役スキルが異常で出会った人全員を使役してしまいました」
気がつけば、クラスごと異世界に転移していた――。
しかし俺のステータスは“雑魚”と判定され、クラスメイトからは置き去りにされる。
「どうせ役立たずだろ」と笑われ、迫害され、孤独になった俺。
だが……一人きりになったとき、俺は気づく。
唯一与えられた“使役スキル”が 異常すぎる力 を秘めていることに。
出会った人間も、魔物も、精霊すら――すべて俺の配下になってしまう。
雑魚と蔑まれたはずの俺は、気づけば誰よりも強大な軍勢を率いる存在へ。
これは、クラスで孤立していた少年が「異常な使役スキル」で異世界を歩む物語。
裏切ったクラスメイトを見返すのか、それとも新たな仲間とスローライフを選ぶのか――
運命を決めるのは、すべて“使役”の先にある。
毎朝7時更新中です。⭐お気に入りで応援いただけると励みになります!
期間限定で10時と17時と21時も投稿予定
※表紙のイラストはAIによるイメージです
クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
大和型戦艦、異世界に転移する。
焼飯学生
ファンタジー
第二次世界大戦が起きなかった世界。大日本帝国は仮想敵国を定め、軍事力を中心に強化を行っていた。ある日、大日本帝国海軍は、大和型戦艦四隻による大規模な演習と言う名目で、太平洋沖合にて、演習を行うことに決定。大和、武蔵、信濃、紀伊の四隻は、横須賀海軍基地で補給したのち出港。しかし、移動の途中で濃霧が発生し、レーダーやソナーが使えなくなり、更に信濃と紀伊とは通信が途絶してしまう。孤立した大和と武蔵は濃霧を突き進み、太平洋にはないはずの、未知の島に辿り着いた。
※ この作品は私が書きたいと思い、書き進めている作品です。文章がおかしかったり、不明瞭な点、あるいは不快な思いをさせてしまう可能性がございます。できる限りそのような事態が起こらないよう気をつけていますが、何卒ご了承賜りますよう、お願い申し上げます。
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる