18 / 19
第一部 <リデンプション・ビギニング>
"金塊"のリッテンハイム
しおりを挟む
★★★★★★
話し合っているうちに、俺達はアレクセイの家に到着した。
アレクセイの家は街の外れの林にあり、人通りはほとんどない。
なんでも、彼は木を切って生計を立てているのだとか。
ブルックリンがドアをノックすると、少しの間の後に立派な髭を生やした小太りの男が出てくる。
彼がアレクセイだろう。
「おお、ブルックリンさん。どうなされた?」
「ここにリッテンハイムさんは来ていないかね? ここにいる彼が会いたいそうだ」
ブルックリンが俺を指し示したので、軽く頭を下げる。
が、俺はその時不思議な光景を目にした。
俺を目にした途端に、アレクセイがおろおろし始めたのである。
あまりにも唐突で、わかりやすい動揺ぶりだった。
「そっ、そそそうでしたか。あああすみません、リッテンハイムさんは既に出ていかれました……」
「?」
「ほ、本当です! あの人は自由気ままな方でして!」
何だろうか。
この男は何故ここまで動揺している。
俺を恐れているのか?
だとしたら何故……?
「そうだったかぁ……」
ブルックリンががくりと肩を落とす。
そして、俺に頭を下げてきた。
「悪い。無駄足になっちまった」
「気にするな。リッテンハイム氏がここにいないという情報を手に入れることはできたんだ」
「そうか。本当に申し訳ねえな。それと、おいらはこれ以上捜索に加われねえんだ……」
「それまた何故に?」
「このアレクセイに呼び出されていてな。悪いが、ここでお別れだ。1人でも探せるか?」
「ああ、任せな」
ブルックリンはニッと口角を上げて、右手を差し出してくる。
俺は迷わずその手を取り、硬い握手を交わした。
「それじゃあ、達者でな」
「いつかお返しはするよ、ブルックリン君」
手を離し、今度こそ別れの時が訪れ──。
「待ったぁぁ!」
聞き覚えのある叫び声に、俺は反射的に振り返る。
ミッチャーと須郷がこっちに走ってくるのが見えた。
須郷は拳銃、ミッチャーは刃の太い剣を持っている。
「どうした2人とも」
「そいつだ!」
今度は須郷が叫ぶ。
「その男がジュネーヴ・リッテンハイムだ! 奴は整形しているんだ!」
俺はブルックリンに素早く顔を向ける。
先程までの友人を見つめる目ではなく、獲物を見つけた鷹の目だ。
「……どういうことだ」
自分でも驚くくらい、声のトーンは低くなる。
アレクセイ氏と同じ、いやそれ以上に彼は動揺し始めた。
それが、俺に奴の正体を確信させた。
「は、はあ? どういうことだ? おいらはブルックリン。みんなのブルックリンだ。それ以上でもそれ以下でもねえ。ブルックリンなんだよ」
「誤魔化せねえぞ! 全部割れてんだよ! どこで整形したかとかもわかってるぜ!」
ミッチャーは勝ち誇った表情で紙を突き出す。
描かれているのはブルックリンの似顔絵と、恐らく整形を行った店舗。
それを見たブルックリンは、醜く顔を歪めた。
間違いない。
こいつがターゲットだ。
「みんなのブルックリン? 素敵な偽名使うより、有益な本名を名乗るんだな、ジュネーヴ・リッテンハイム」
周囲を目で確認する。
通行人はいない。
この林道にいるのは俺と須郷、ミッチャー、ブルックリン、アレクセイだけだ。
「お、おい……、なんだよそれは?」
俺が箱を開けて取り出したもの。
それを目にしたブルックリンは、震える声で尋ねてくる。
「銃だ」
答えは、それだけ。
奴が何か言う前に、俺は頭部めがけて引き金を引いた。
正面から銃弾を受けた巨漢は、大きくのけ反る。
だが、倒れるまでには至らず。
むくりと元の体勢に戻ったブルックリンの顔は、銃弾を受けた箇所からひび割れていき、あの似顔絵通りの顔が現れる。
金髪の美男。
褐色の肌。
筋骨隆々の兄貴肌。
鍵の関係者、ジュネーヴ・リッテンハイム。
「おいらはな、本当はな、戦いなんてしたくねえんだよ。でも、襲われたんだったら身を守らなくちゃならねえよな」
ブルックリン、いや、リッテンハイムの拳が金色に染まっていく。
金属特有の光沢を放ちながら、グーの形に握られた手は金塊と化していった。
「でも、なんで……。助けてやったのに。殺すつもりもなかったのに。おいらは……」
「こっちは殺す対象だったというだけだ。諦めろ、ジュネーヴ・リッテンハイム」
リッテンハイムの歯がギリギリと音を鳴らす。
状況を察したのか、木こりのアレクセイは悲鳴をあげて家の中に逃げ込んだ。
それが開始の合図となった。
先に飛び出したのはリッテンハイム。
金の剛腕を唸らせながら俺に突撃してきた。
俺は右から頬を狙って繰り出される拳をしゃがんで回避し、前転する。
それから、素早く銃口を向け、がら空きの背中へ弾丸を数発撃ち込む。
銃弾が命中する直前、彼の背中は金色に染まり、乾いた金属音と共に跳ね返す。
「この野郎、銃弾が効かねえのか!」
ミッチャーに言われずとも、それくらいは俺にもわかる。
銃弾が跳ね返るほどの硬さの金塊。
あんなのに殴られればひとたまりもないだろう。
「おいらはただ、優しく生きたいだけなのに!」
「こっちも問題を抱えてるんだ。解決のための足掛かりになってくれ」
リッテンハイムが吠えた。
反転し、訳のわからないことを喚き散らしながら向かってくる。
「助けに行かねえと!」
ミッチャーが加勢しようと走り出すが、目の前に何者かが立ち塞がり、行手を阻んだ。
アレクセイだ。
「り、リッテンハイムさんに手を出すんじゃねえええええ! 優しい気持ちを踏み躙る外道の中のド外道がよおおお!」
手にしているのは、斧だ。
「おおおっ!」
振り下ろされた斧をなんとか剣で受け止めるミッチャー。
アレクセイが余計なことをしたせいで、ミッチャーの加勢は望めなくなった。
1人でやるしかない。
突撃してくる金の塊を、1人の手で加工してやらなくてはならない。
トロフィーでも作ってやろうか。
話し合っているうちに、俺達はアレクセイの家に到着した。
アレクセイの家は街の外れの林にあり、人通りはほとんどない。
なんでも、彼は木を切って生計を立てているのだとか。
ブルックリンがドアをノックすると、少しの間の後に立派な髭を生やした小太りの男が出てくる。
彼がアレクセイだろう。
「おお、ブルックリンさん。どうなされた?」
「ここにリッテンハイムさんは来ていないかね? ここにいる彼が会いたいそうだ」
ブルックリンが俺を指し示したので、軽く頭を下げる。
が、俺はその時不思議な光景を目にした。
俺を目にした途端に、アレクセイがおろおろし始めたのである。
あまりにも唐突で、わかりやすい動揺ぶりだった。
「そっ、そそそうでしたか。あああすみません、リッテンハイムさんは既に出ていかれました……」
「?」
「ほ、本当です! あの人は自由気ままな方でして!」
何だろうか。
この男は何故ここまで動揺している。
俺を恐れているのか?
だとしたら何故……?
「そうだったかぁ……」
ブルックリンががくりと肩を落とす。
そして、俺に頭を下げてきた。
「悪い。無駄足になっちまった」
「気にするな。リッテンハイム氏がここにいないという情報を手に入れることはできたんだ」
「そうか。本当に申し訳ねえな。それと、おいらはこれ以上捜索に加われねえんだ……」
「それまた何故に?」
「このアレクセイに呼び出されていてな。悪いが、ここでお別れだ。1人でも探せるか?」
「ああ、任せな」
ブルックリンはニッと口角を上げて、右手を差し出してくる。
俺は迷わずその手を取り、硬い握手を交わした。
「それじゃあ、達者でな」
「いつかお返しはするよ、ブルックリン君」
手を離し、今度こそ別れの時が訪れ──。
「待ったぁぁ!」
聞き覚えのある叫び声に、俺は反射的に振り返る。
ミッチャーと須郷がこっちに走ってくるのが見えた。
須郷は拳銃、ミッチャーは刃の太い剣を持っている。
「どうした2人とも」
「そいつだ!」
今度は須郷が叫ぶ。
「その男がジュネーヴ・リッテンハイムだ! 奴は整形しているんだ!」
俺はブルックリンに素早く顔を向ける。
先程までの友人を見つめる目ではなく、獲物を見つけた鷹の目だ。
「……どういうことだ」
自分でも驚くくらい、声のトーンは低くなる。
アレクセイ氏と同じ、いやそれ以上に彼は動揺し始めた。
それが、俺に奴の正体を確信させた。
「は、はあ? どういうことだ? おいらはブルックリン。みんなのブルックリンだ。それ以上でもそれ以下でもねえ。ブルックリンなんだよ」
「誤魔化せねえぞ! 全部割れてんだよ! どこで整形したかとかもわかってるぜ!」
ミッチャーは勝ち誇った表情で紙を突き出す。
描かれているのはブルックリンの似顔絵と、恐らく整形を行った店舗。
それを見たブルックリンは、醜く顔を歪めた。
間違いない。
こいつがターゲットだ。
「みんなのブルックリン? 素敵な偽名使うより、有益な本名を名乗るんだな、ジュネーヴ・リッテンハイム」
周囲を目で確認する。
通行人はいない。
この林道にいるのは俺と須郷、ミッチャー、ブルックリン、アレクセイだけだ。
「お、おい……、なんだよそれは?」
俺が箱を開けて取り出したもの。
それを目にしたブルックリンは、震える声で尋ねてくる。
「銃だ」
答えは、それだけ。
奴が何か言う前に、俺は頭部めがけて引き金を引いた。
正面から銃弾を受けた巨漢は、大きくのけ反る。
だが、倒れるまでには至らず。
むくりと元の体勢に戻ったブルックリンの顔は、銃弾を受けた箇所からひび割れていき、あの似顔絵通りの顔が現れる。
金髪の美男。
褐色の肌。
筋骨隆々の兄貴肌。
鍵の関係者、ジュネーヴ・リッテンハイム。
「おいらはな、本当はな、戦いなんてしたくねえんだよ。でも、襲われたんだったら身を守らなくちゃならねえよな」
ブルックリン、いや、リッテンハイムの拳が金色に染まっていく。
金属特有の光沢を放ちながら、グーの形に握られた手は金塊と化していった。
「でも、なんで……。助けてやったのに。殺すつもりもなかったのに。おいらは……」
「こっちは殺す対象だったというだけだ。諦めろ、ジュネーヴ・リッテンハイム」
リッテンハイムの歯がギリギリと音を鳴らす。
状況を察したのか、木こりのアレクセイは悲鳴をあげて家の中に逃げ込んだ。
それが開始の合図となった。
先に飛び出したのはリッテンハイム。
金の剛腕を唸らせながら俺に突撃してきた。
俺は右から頬を狙って繰り出される拳をしゃがんで回避し、前転する。
それから、素早く銃口を向け、がら空きの背中へ弾丸を数発撃ち込む。
銃弾が命中する直前、彼の背中は金色に染まり、乾いた金属音と共に跳ね返す。
「この野郎、銃弾が効かねえのか!」
ミッチャーに言われずとも、それくらいは俺にもわかる。
銃弾が跳ね返るほどの硬さの金塊。
あんなのに殴られればひとたまりもないだろう。
「おいらはただ、優しく生きたいだけなのに!」
「こっちも問題を抱えてるんだ。解決のための足掛かりになってくれ」
リッテンハイムが吠えた。
反転し、訳のわからないことを喚き散らしながら向かってくる。
「助けに行かねえと!」
ミッチャーが加勢しようと走り出すが、目の前に何者かが立ち塞がり、行手を阻んだ。
アレクセイだ。
「り、リッテンハイムさんに手を出すんじゃねえええええ! 優しい気持ちを踏み躙る外道の中のド外道がよおおお!」
手にしているのは、斧だ。
「おおおっ!」
振り下ろされた斧をなんとか剣で受け止めるミッチャー。
アレクセイが余計なことをしたせいで、ミッチャーの加勢は望めなくなった。
1人でやるしかない。
突撃してくる金の塊を、1人の手で加工してやらなくてはならない。
トロフィーでも作ってやろうか。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
チート魔力はお金のために使うもの~守銭奴転移を果たした俺にはチートな仲間が集まるらしい~
桜桃-サクランボ-
ファンタジー
金さえあれば人生はどうにでもなる――そう信じている二十八歳の守銭奴、鏡谷知里。
交通事故で意識が朦朧とする中、目を覚ますと見知らぬ異世界で、目の前には見たことがないドラゴン。
そして、なぜか“チート魔力持ち”になっていた。
その莫大な魔力は、もともと自分が持っていた付与魔力に、封印されていた冒険者の魔力が重なってしまった結果らしい。
だが、それが不幸の始まりだった。
世界を恐怖で支配する集団――「世界を束ねる管理者」。
彼らに目をつけられてしまった知里は、巻き込まれたくないのに狙われる羽目になってしまう。
さらに、人を疑うことを知らない純粋すぎる二人と行動を共にすることになり、望んでもいないのに“冒険者”として動くことになってしまった。
金を稼ごうとすれば邪魔が入り、巻き込まれたくないのに事件に引きずられる。
面倒ごとから逃げたい守銭奴と、世界の頂点に立つ管理者。
本来交わらないはずの二つが、過去の冒険者の残した魔力によってぶつかり合う、異世界ファンタジー。
※小説家になろう・カクヨムでも更新中
※表紙:あニキさん
※ ※がタイトルにある話に挿絵アリ
※月、水、金、更新予定!
45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
よっしぃ
ファンタジー
2巻決定しました!
【書籍版 大ヒット御礼!オリコン18位&続刊決定!】
皆様の熱狂的な応援のおかげで、書籍版『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』が、オリコン週間ライトノベルランキング18位、そしてアルファポリス様の書店売上ランキングでトップ10入りを記録しました!
本当に、本当にありがとうございます!
皆様の応援が、最高の形で「続刊(2巻)」へと繋がりました。
市丸きすけ先生による、素晴らしい書影も必見です!
【作品紹介】
欲望に取りつかれた権力者が企んだ「スキル強奪」のための勇者召喚。
だが、その儀式に巻き込まれたのは、どこにでもいる普通のサラリーマン――白河小次郎、45歳。
彼に与えられたのは、派手な攻撃魔法ではない。
【鑑定】【いんたーねっと?】【異世界売買】【テイマー】…etc.
その一つ一つが、世界の理すら書き換えかねない、規格外の「便利スキル」だった。
欲望者から逃げ切るか、それとも、サラリーマンとして培った「知識」と、チート級のスキルを武器に、反撃の狼煙を上げるか。
気のいいおっさんの、優しくて、ずる賢い、まったり異世界サバイバルが、今、始まる!
【書誌情報】
タイトル: 『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』
著者: よっしぃ
イラスト: 市丸きすけ 先生
出版社: アルファポリス
ご購入はこちらから:
Amazon: https://www.amazon.co.jp/dp/4434364235/
楽天ブックス: https://books.rakuten.co.jp/rb/18361791/
【作者より、感謝を込めて】
この日を迎えられたのは、長年にわたり、Webで私の拙い物語を応援し続けてくださった、読者の皆様のおかげです。
そして、この物語を見つけ出し、最高の形で世に送り出してくださる、担当編集者様、イラストレーターの市丸きすけ先生、全ての関係者の皆様に、心からの感謝を。
本当に、ありがとうございます。
【これまでの主な実績】
アルファポリス ファンタジー部門 1位獲得
小説家になろう 異世界転移/転移ジャンル(日間) 5位獲得
アルファポリス 第16回ファンタジー小説大賞 奨励賞受賞
第6回カクヨムWeb小説コンテスト 中間選考通過
復活の大カクヨムチャレンジカップ 9位入賞
ファミ通文庫大賞 一次選考通過
唯一無二のマスタースキルで攻略する異世界譚~17歳に若返った俺が辿るもう一つの人生~
専攻有理
ファンタジー
31歳の事務員、椿井翼はある日信号無視の車に轢かれ、目が覚めると17歳の頃の肉体に戻った状態で異世界にいた。
ただ、導いてくれる女神などは現れず、なぜ自分が異世界にいるのかその理由もわからぬまま椿井はツヴァイという名前で異世界で出会った少女達と共にモンスター退治を始めることになった。
クラス全員で転移したけど俺のステータスは使役スキルが異常で出会った人全員を使役してしまいました
髙橋ルイ
ファンタジー
「クラス全員で転移したけど俺のステータスは使役スキルが異常で出会った人全員を使役してしまいました」
気がつけば、クラスごと異世界に転移していた――。
しかし俺のステータスは“雑魚”と判定され、クラスメイトからは置き去りにされる。
「どうせ役立たずだろ」と笑われ、迫害され、孤独になった俺。
だが……一人きりになったとき、俺は気づく。
唯一与えられた“使役スキル”が 異常すぎる力 を秘めていることに。
出会った人間も、魔物も、精霊すら――すべて俺の配下になってしまう。
雑魚と蔑まれたはずの俺は、気づけば誰よりも強大な軍勢を率いる存在へ。
これは、クラスで孤立していた少年が「異常な使役スキル」で異世界を歩む物語。
裏切ったクラスメイトを見返すのか、それとも新たな仲間とスローライフを選ぶのか――
運命を決めるのは、すべて“使役”の先にある。
毎朝7時更新中です。⭐お気に入りで応援いただけると励みになります!
期間限定で10時と17時と21時も投稿予定
※表紙のイラストはAIによるイメージです
クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
大和型戦艦、異世界に転移する。
焼飯学生
ファンタジー
第二次世界大戦が起きなかった世界。大日本帝国は仮想敵国を定め、軍事力を中心に強化を行っていた。ある日、大日本帝国海軍は、大和型戦艦四隻による大規模な演習と言う名目で、太平洋沖合にて、演習を行うことに決定。大和、武蔵、信濃、紀伊の四隻は、横須賀海軍基地で補給したのち出港。しかし、移動の途中で濃霧が発生し、レーダーやソナーが使えなくなり、更に信濃と紀伊とは通信が途絶してしまう。孤立した大和と武蔵は濃霧を突き進み、太平洋にはないはずの、未知の島に辿り着いた。
※ この作品は私が書きたいと思い、書き進めている作品です。文章がおかしかったり、不明瞭な点、あるいは不快な思いをさせてしまう可能性がございます。できる限りそのような事態が起こらないよう気をつけていますが、何卒ご了承賜りますよう、お願い申し上げます。
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる