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小学時代(夏)
EX5話 常夏の青が告げる終焉
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EX5話 常夏の青が告げる終焉
青い空、照りつける太陽、こんな日は海にでも行きたいですね
そんな訳で、姉さん?行きましょ!海!!
いや無理でしょ~、
なんでですか!?
明後日学校なんだけど?
むむむぅ……ならプールでどうです?プールなら、今日中に帰ってこれますし…………ダメですか?
いいよー!いこっか。今から!
行きましょう!
レジャープール フォールビス
着いたー!着替えよう!
ですね。
着替え終わりました。姉さんは?
もうちょい!……ああっ、紀羽その水着…!
おNEWです。どう…ですか……?
いい!可愛いよ紀羽~!!貝殻の髪留めから桃色のビーチサンダルまで全身が可愛い!
そ、そうですか……?……嬉しいです。
そして…ふっふっふぅ…。見て紀羽!じゃじゃーん!墓譚姉さん水着ばーじょん!!
きゃわっ………!!
きゃわ??
!?あ、なんでもないでち!!…あ、噛んだあ……。
そろそろ行こうよ♪暑いから!
え、ええ……。行きましょう
(えぇ…目的は達成されたのに…)
これが最期の思い出に―いいえ、最期の楽しい思い出になるとは、この時のあたしたちは想像すらしていませんでした。
あははっ!!はやくおいで!!気持ちいいよ~!!
すぐ行きますから、そんなにはしゃがないでください!
こっち来なよ~!ほら、早く!
まったくもう…ほら、来ました。
それ!
ジャバーン!!
ひゃっ!?冷たい…!
もうっ、姉さん?いきなりなにするんです……か!
ジャバ!!
うわっ!?もう!紀羽ったら~!それっ!
うふふ…姉さんこそ!
楽しい時間はあっという間、最悪の事故が顔を出した。
じゃああたし飲み物買ってきますけど、何がいいですか?
う~~ん……オレンジジュースかな!お願いね!
わかりました。大人しく休んでて下さいね?
善処します!なんちて!
そのままあたしは背中を向けて売り場に向かった。
待てよ。ここでスライダーの頂点にでもいたら面白いんじゃ……?よ~しっ!行くか!!
墓譚はなにやら良くないことを企んでいた。
その頃、紀羽は
オレンジジュース下さい。
ありがとうございます。
姉さん、買ってきました……よ?あれ、姉さん?どこに行ったんでしょう……。
みてみて紀羽~!!!!!!
ね、姉さん……?
飛び込む……!そりゃあ!!って、うわわっ!?やばい!!
ザバーーン!
おぼ…ボボボボボボボボ……
姉さん??
(なんか嫌な感じがする…いつものからかいじゃない。これは…姉さんの生命が危ない…!!)
嫌な気を感じとった紀羽は、全速力でスライダーへと向かう。
(姉さん……!!)
墓譚の生命が危ない……そう感じた時にはもう遅かった。
姉…さん……?
紀羽の眼前には水に浮かぶ墓譚の姿があった。
嫌………嫌ぁぁ……嫌ぁぁああああぁぁぁぁあ!!!!!!!
外傷はなし…綺麗に死んでいる……ふふっ、これは使えるわ。
美しい聖母様は、妖しく妖しく呟いた。
青い空、照りつける太陽、こんな日は海にでも行きたいですね
そんな訳で、姉さん?行きましょ!海!!
いや無理でしょ~、
なんでですか!?
明後日学校なんだけど?
むむむぅ……ならプールでどうです?プールなら、今日中に帰ってこれますし…………ダメですか?
いいよー!いこっか。今から!
行きましょう!
レジャープール フォールビス
着いたー!着替えよう!
ですね。
着替え終わりました。姉さんは?
もうちょい!……ああっ、紀羽その水着…!
おNEWです。どう…ですか……?
いい!可愛いよ紀羽~!!貝殻の髪留めから桃色のビーチサンダルまで全身が可愛い!
そ、そうですか……?……嬉しいです。
そして…ふっふっふぅ…。見て紀羽!じゃじゃーん!墓譚姉さん水着ばーじょん!!
きゃわっ………!!
きゃわ??
!?あ、なんでもないでち!!…あ、噛んだあ……。
そろそろ行こうよ♪暑いから!
え、ええ……。行きましょう
(えぇ…目的は達成されたのに…)
これが最期の思い出に―いいえ、最期の楽しい思い出になるとは、この時のあたしたちは想像すらしていませんでした。
あははっ!!はやくおいで!!気持ちいいよ~!!
すぐ行きますから、そんなにはしゃがないでください!
こっち来なよ~!ほら、早く!
まったくもう…ほら、来ました。
それ!
ジャバーン!!
ひゃっ!?冷たい…!
もうっ、姉さん?いきなりなにするんです……か!
ジャバ!!
うわっ!?もう!紀羽ったら~!それっ!
うふふ…姉さんこそ!
楽しい時間はあっという間、最悪の事故が顔を出した。
じゃああたし飲み物買ってきますけど、何がいいですか?
う~~ん……オレンジジュースかな!お願いね!
わかりました。大人しく休んでて下さいね?
善処します!なんちて!
そのままあたしは背中を向けて売り場に向かった。
待てよ。ここでスライダーの頂点にでもいたら面白いんじゃ……?よ~しっ!行くか!!
墓譚はなにやら良くないことを企んでいた。
その頃、紀羽は
オレンジジュース下さい。
ありがとうございます。
姉さん、買ってきました……よ?あれ、姉さん?どこに行ったんでしょう……。
みてみて紀羽~!!!!!!
ね、姉さん……?
飛び込む……!そりゃあ!!って、うわわっ!?やばい!!
ザバーーン!
おぼ…ボボボボボボボボ……
姉さん??
(なんか嫌な感じがする…いつものからかいじゃない。これは…姉さんの生命が危ない…!!)
嫌な気を感じとった紀羽は、全速力でスライダーへと向かう。
(姉さん……!!)
墓譚の生命が危ない……そう感じた時にはもう遅かった。
姉…さん……?
紀羽の眼前には水に浮かぶ墓譚の姿があった。
嫌………嫌ぁぁ……嫌ぁぁああああぁぁぁぁあ!!!!!!!
外傷はなし…綺麗に死んでいる……ふふっ、これは使えるわ。
美しい聖母様は、妖しく妖しく呟いた。
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