13 / 35
理系世界編
13話:進化論
しおりを挟む
気がかりな事にコバルトは気づいた。マグ姐ことマグネシウム王妃は何処にいるのか?
マーキュリー王に聞くと王妃の趣味が意外だった。
「あぁ、マグネシウム王妃は大の戦争好きでアルカリ王の隣にいつもいるらしい。さっきまでいなかったものも話をどこかで盗み聞きして準備していたとな。どんな王妃なのか知らぬが王の隣にいてくれる女ってのは早々におらん。ジュラルミンなら菓子を作っておるぞ。待ってる間よかったらどうだと言ってたかな」
フラーレンは背筋が凍った。食当たりは御免だと。しかし、なぜ当たったのかもコバルトは何となくわかった。それを確認する為に城の地下牢へ向かった。
「やあ2人とも。ちゃんと反省してるかい?君たちに聞きたいことあってきたんだけど、フラーレンのお菓子に毒入れたの君たちかな?食当たり起こして死にかけたのさ。高熱も出て治すのに結構時間かかったんだけど…?」
何かを企むようにして2人に言った。2人は何も言わなかった。そして、コバルトの言及に無視した。
「何も答えないって事は図星だね。ナトリウムフェノキシドって言ってたっけ?君の血はフェノール溶液と聞いてるからさ、搾り取っても良いかな?君一人拘束するくらい僕でも簡単だから」
地下牢2部屋に一人ずつ入れていた為、この牢屋のシステムを知った上で挑発した。ナトリウムフェノキシドはコバルトに唾を吐きながら襲い掛かろうとした。
「貴様ら奴隷になる分際が…。牢を破って今すぐに貴様を殺す!」
コバルトは離れて拘束するためのスイッチを押した。ナトリウムフェノキシドは椅子に取り付いていたゴムのようなものに縛られて腕と脚が露出された。
「僕とフラーレンを奴隷に?それで僕を殺すの…?非人道主義にも程があるねぇ。じゃあ君が死んでくれないかな?この注射器にフェノール液を君が死ぬまで抽出するから覚悟してね♪あ、言っとくけどリチウムも同じようにするからそこのスイッチ押しておくから順番来るまで待っててね」
サイコパスな一面を見せたコバルトだった。ナトリウムフェノキシドの両腕両足に管を刺した。そして、血を抜き取った。最後まで不敵な笑みを溢していたが最後はすっからかんになった干物のようになって死んだ。
「溶液結構取れたようだ。特殊な容器に入れてカバンの中へ入れておこう。次はリチウムの番だよ。準備はいいかい?」
コバルトはもう自分自身で止められなくなっていた。コバルトが遅いと思ってフラーレンが駆けつけるとコバルトがリチウムに拷問をしようとしていた。
「目を覚まして!バカコバルト!」
コバルトはフラーレンから顔面にパンチを喰らった。そして、フラーレンは吐き出すように言った。
「コバルトの気持ちは私でも全部じゃないけど大体分かってるよ。でもこれは違う。いつものコバルトじゃないよ。ナトリウムフェノキシドを殺してしまったのは溶液を取り出すためだから仕方ない。でもリチウムは違うはず。私を捕らえてコバルトと共に奴隷として使おうとしてた二人の考えは最悪だよ。でも殺してしまったらそれ以上に最悪だよ。エントロピーの言ってたこと忘れたの?ナトリウムフェノキシドの血液を搾り取ってとしか言ってないじゃん?もうやめて…。いつものコバルトに戻って…お願い」
コバルトに抱きついて涙を流した。コバルトはその一撃とフラーレンの涙で我に戻った。
「すまない…。君のことをと思って少しやりすぎたみたいだ。でも、フラーレンのパンチ痛かった…」
フラーレンはクスッと一つ笑った。
エントロピーとアルカリ王は水素爆弾の仕掛けられたところがどこなのかを調べるべく、エントロピーが出した兵士の半分を使って捜索に当たっていた。国の関所の隠れた場所に数十個あることが分かり、厳重に保管した。マグネシウム王妃はレセプター国を滅ぼす為に兵士たちへ愛の籠った演説をしていた。
「皆さんはアルカリ王に選ばれし、勇敢な戦士です。塩基国を守るため、ホイートストンブリッジ国の為に、今ここで食い止めます!全軍レセプター国へ進軍せよ!」
士気は高くなり、熱気も増していた。進軍を開始していたエントロピーの兵士も一緒にレセプター国へ向かった。しかし、どんなに進んでも距離が近づかない。何故なのかと兵士は疲れ果てた。
「むむ、何故辿り着かぬ…。お主らの気合いが足りておらぬぞ!出来る出来ないじゃなくてやるしかないの!」
鼓舞してる間にエントロピーはレセプター国が"動いている"事に気づいた。
「下を見ろ!あの無数の脚はなんだ?戦争起こすことがバレてたのかのように逃げている。こいつらもしかして、ダーウィンの進化論を使ったのか?」
この進化論は元々ダーウィンがガラパゴス諸島で見つけた様々な生物について書かれた書物だが、それを応用してるものに見えた。頭にきたエントロピーはノートパソコンのようなもので大砲を作り出して形にした。厳重に保管した水素爆弾を弾にしてレセプター国へ向けて放った。全てを形にしたエントロピーは無限の戦力をレセプター国に向けて注いだ。歩く火の海となったレセプター国はその動く脚を止めた。
「やっと止まった。どうにか会談して和解出来ればいいのだが…」
レセプター国への侵入を開始しようと一人の塩基国兵士が入ると体が縮まってサルに退化した。一体どういうことなのか?軍は後退りをして武器を構えて怯えた。
「この門は一体、何なんだ!」
「総員下がれ!エントロピー王とマグネシウム王妃に考えを頂くぞ!」
兵士は少し下がり、エントロピー王がそれを見るため門の近くへ向かった。アルカリ王も同じように兵士の先頭へ立って様子を伺った。付近にいた蛙のような生き物をその門へ目掛けて投げた。蛙は一瞬にして退化してゲルバトラクスへと変わった。
「この門は潜る事で退化する仕組みだ!バリアのような物さえ破壊できればこの門を打開出来るはずだ。この門の上に穴のような物を確認した。それがこのカラクリを指す正体だろう。水素爆弾で狙い打て!」
無数に放たれる水素爆弾の弾中からエントロピーは元の場所へ戻った。門の周りは水素爆弾によって壊滅寸前となった。
「これで大丈夫だろう!我が軍はこれよりレセプター国への侵入を開始する!」
エントロピー率いるホイートストンブリッジ軍とアルカリ王率いる塩基国軍はレセプター国中枢にあるセントラルドグマの城へと走った。しかし、違和感を感じるエントロピー王とアルカリ王。侵入したのは良いものも肝心のレセプター国の兵士らしきもの及び、国の住人がいない。隠れていてもエントロピーの耳は数百キロ先のお金が落ちる音ですらも聴き取れる聴力の持ち主であるため尚更だった。突然兵士の悲鳴が中心から聞こえた。
「引きずり込まれる。助けてくれ!」「なんだこの生き物!衛兵!えいへ…くっ…」
エントロピーは、レセプター国に建てられている住居の屋根を使ってその声のする方向へ走った。そこには何の変哲もない湖のような広い水辺と兵士が最後まで持ってたとされる武器が無数に落ちていた。その場で耳を澄ませて水辺の細かな音を聞き取った。そして、判明した。
「こいつら、半魚人型の兵士かよ…。進化にも程がある。何が目的なんだ?セントラルドグマ…‼︎」
また、すぐに悲鳴が聞こえた。塩基国の兵士が鳥人によって捕らえられては血を吸って殺していたのだった。マグネシウム王妃は怯えながらも塩基国に伝わる半透膜を軍全体に覆い尽くした。
「レセプター国、別名進化の国とも聞いていたがこれほどとは…。」
アルカリ王は関心していたものとマグネシウム王妃は半透膜を破られないがために必死だった。そして遂に自身の身体を膜にし始めた。
「マグネシウム!何をしている⁉︎そんな事したら体がどうなるかのか分かってるのか?」
「分かっています。でもこれは戦争を勝利に導く為…。この私、マグネシウムを盾としてお使いください。兵士を少しでも守る為です。役立てる王の妻として、皇太子に良いところ見せるために…。アルカリ王、あなたに出会えてそしてジュラルミンを授かってくれて…ありがとう。私の命をアルカリ王に託します!」
そう言ってマグネシウム王妃は光り輝く膜と化しアルカリ王とその兵士を護った。
「皆の者!今が進軍の時だ!セントラルドグマを引っ捕らえよ!」
アルカリ王が叫び、兵士が走り出した。エントロピーとも合流することができてそのまま城の中へと入った。アルカリ王はマグネシウム王妃の最後の勇姿を見届けた。破れバラバラになった半透膜はマグネシウム王妃の体そのもので破れ破れに天へと向かった。
その頃、コバルトたちはジュラルミンのお菓子とお茶を楽しみながらフェノール溶液を眺めていた。そして、プロパノールが言っていた試薬について書物を読みながら解読を進めた。
マーキュリー王に聞くと王妃の趣味が意外だった。
「あぁ、マグネシウム王妃は大の戦争好きでアルカリ王の隣にいつもいるらしい。さっきまでいなかったものも話をどこかで盗み聞きして準備していたとな。どんな王妃なのか知らぬが王の隣にいてくれる女ってのは早々におらん。ジュラルミンなら菓子を作っておるぞ。待ってる間よかったらどうだと言ってたかな」
フラーレンは背筋が凍った。食当たりは御免だと。しかし、なぜ当たったのかもコバルトは何となくわかった。それを確認する為に城の地下牢へ向かった。
「やあ2人とも。ちゃんと反省してるかい?君たちに聞きたいことあってきたんだけど、フラーレンのお菓子に毒入れたの君たちかな?食当たり起こして死にかけたのさ。高熱も出て治すのに結構時間かかったんだけど…?」
何かを企むようにして2人に言った。2人は何も言わなかった。そして、コバルトの言及に無視した。
「何も答えないって事は図星だね。ナトリウムフェノキシドって言ってたっけ?君の血はフェノール溶液と聞いてるからさ、搾り取っても良いかな?君一人拘束するくらい僕でも簡単だから」
地下牢2部屋に一人ずつ入れていた為、この牢屋のシステムを知った上で挑発した。ナトリウムフェノキシドはコバルトに唾を吐きながら襲い掛かろうとした。
「貴様ら奴隷になる分際が…。牢を破って今すぐに貴様を殺す!」
コバルトは離れて拘束するためのスイッチを押した。ナトリウムフェノキシドは椅子に取り付いていたゴムのようなものに縛られて腕と脚が露出された。
「僕とフラーレンを奴隷に?それで僕を殺すの…?非人道主義にも程があるねぇ。じゃあ君が死んでくれないかな?この注射器にフェノール液を君が死ぬまで抽出するから覚悟してね♪あ、言っとくけどリチウムも同じようにするからそこのスイッチ押しておくから順番来るまで待っててね」
サイコパスな一面を見せたコバルトだった。ナトリウムフェノキシドの両腕両足に管を刺した。そして、血を抜き取った。最後まで不敵な笑みを溢していたが最後はすっからかんになった干物のようになって死んだ。
「溶液結構取れたようだ。特殊な容器に入れてカバンの中へ入れておこう。次はリチウムの番だよ。準備はいいかい?」
コバルトはもう自分自身で止められなくなっていた。コバルトが遅いと思ってフラーレンが駆けつけるとコバルトがリチウムに拷問をしようとしていた。
「目を覚まして!バカコバルト!」
コバルトはフラーレンから顔面にパンチを喰らった。そして、フラーレンは吐き出すように言った。
「コバルトの気持ちは私でも全部じゃないけど大体分かってるよ。でもこれは違う。いつものコバルトじゃないよ。ナトリウムフェノキシドを殺してしまったのは溶液を取り出すためだから仕方ない。でもリチウムは違うはず。私を捕らえてコバルトと共に奴隷として使おうとしてた二人の考えは最悪だよ。でも殺してしまったらそれ以上に最悪だよ。エントロピーの言ってたこと忘れたの?ナトリウムフェノキシドの血液を搾り取ってとしか言ってないじゃん?もうやめて…。いつものコバルトに戻って…お願い」
コバルトに抱きついて涙を流した。コバルトはその一撃とフラーレンの涙で我に戻った。
「すまない…。君のことをと思って少しやりすぎたみたいだ。でも、フラーレンのパンチ痛かった…」
フラーレンはクスッと一つ笑った。
エントロピーとアルカリ王は水素爆弾の仕掛けられたところがどこなのかを調べるべく、エントロピーが出した兵士の半分を使って捜索に当たっていた。国の関所の隠れた場所に数十個あることが分かり、厳重に保管した。マグネシウム王妃はレセプター国を滅ぼす為に兵士たちへ愛の籠った演説をしていた。
「皆さんはアルカリ王に選ばれし、勇敢な戦士です。塩基国を守るため、ホイートストンブリッジ国の為に、今ここで食い止めます!全軍レセプター国へ進軍せよ!」
士気は高くなり、熱気も増していた。進軍を開始していたエントロピーの兵士も一緒にレセプター国へ向かった。しかし、どんなに進んでも距離が近づかない。何故なのかと兵士は疲れ果てた。
「むむ、何故辿り着かぬ…。お主らの気合いが足りておらぬぞ!出来る出来ないじゃなくてやるしかないの!」
鼓舞してる間にエントロピーはレセプター国が"動いている"事に気づいた。
「下を見ろ!あの無数の脚はなんだ?戦争起こすことがバレてたのかのように逃げている。こいつらもしかして、ダーウィンの進化論を使ったのか?」
この進化論は元々ダーウィンがガラパゴス諸島で見つけた様々な生物について書かれた書物だが、それを応用してるものに見えた。頭にきたエントロピーはノートパソコンのようなもので大砲を作り出して形にした。厳重に保管した水素爆弾を弾にしてレセプター国へ向けて放った。全てを形にしたエントロピーは無限の戦力をレセプター国に向けて注いだ。歩く火の海となったレセプター国はその動く脚を止めた。
「やっと止まった。どうにか会談して和解出来ればいいのだが…」
レセプター国への侵入を開始しようと一人の塩基国兵士が入ると体が縮まってサルに退化した。一体どういうことなのか?軍は後退りをして武器を構えて怯えた。
「この門は一体、何なんだ!」
「総員下がれ!エントロピー王とマグネシウム王妃に考えを頂くぞ!」
兵士は少し下がり、エントロピー王がそれを見るため門の近くへ向かった。アルカリ王も同じように兵士の先頭へ立って様子を伺った。付近にいた蛙のような生き物をその門へ目掛けて投げた。蛙は一瞬にして退化してゲルバトラクスへと変わった。
「この門は潜る事で退化する仕組みだ!バリアのような物さえ破壊できればこの門を打開出来るはずだ。この門の上に穴のような物を確認した。それがこのカラクリを指す正体だろう。水素爆弾で狙い打て!」
無数に放たれる水素爆弾の弾中からエントロピーは元の場所へ戻った。門の周りは水素爆弾によって壊滅寸前となった。
「これで大丈夫だろう!我が軍はこれよりレセプター国への侵入を開始する!」
エントロピー率いるホイートストンブリッジ軍とアルカリ王率いる塩基国軍はレセプター国中枢にあるセントラルドグマの城へと走った。しかし、違和感を感じるエントロピー王とアルカリ王。侵入したのは良いものも肝心のレセプター国の兵士らしきもの及び、国の住人がいない。隠れていてもエントロピーの耳は数百キロ先のお金が落ちる音ですらも聴き取れる聴力の持ち主であるため尚更だった。突然兵士の悲鳴が中心から聞こえた。
「引きずり込まれる。助けてくれ!」「なんだこの生き物!衛兵!えいへ…くっ…」
エントロピーは、レセプター国に建てられている住居の屋根を使ってその声のする方向へ走った。そこには何の変哲もない湖のような広い水辺と兵士が最後まで持ってたとされる武器が無数に落ちていた。その場で耳を澄ませて水辺の細かな音を聞き取った。そして、判明した。
「こいつら、半魚人型の兵士かよ…。進化にも程がある。何が目的なんだ?セントラルドグマ…‼︎」
また、すぐに悲鳴が聞こえた。塩基国の兵士が鳥人によって捕らえられては血を吸って殺していたのだった。マグネシウム王妃は怯えながらも塩基国に伝わる半透膜を軍全体に覆い尽くした。
「レセプター国、別名進化の国とも聞いていたがこれほどとは…。」
アルカリ王は関心していたものとマグネシウム王妃は半透膜を破られないがために必死だった。そして遂に自身の身体を膜にし始めた。
「マグネシウム!何をしている⁉︎そんな事したら体がどうなるかのか分かってるのか?」
「分かっています。でもこれは戦争を勝利に導く為…。この私、マグネシウムを盾としてお使いください。兵士を少しでも守る為です。役立てる王の妻として、皇太子に良いところ見せるために…。アルカリ王、あなたに出会えてそしてジュラルミンを授かってくれて…ありがとう。私の命をアルカリ王に託します!」
そう言ってマグネシウム王妃は光り輝く膜と化しアルカリ王とその兵士を護った。
「皆の者!今が進軍の時だ!セントラルドグマを引っ捕らえよ!」
アルカリ王が叫び、兵士が走り出した。エントロピーとも合流することができてそのまま城の中へと入った。アルカリ王はマグネシウム王妃の最後の勇姿を見届けた。破れバラバラになった半透膜はマグネシウム王妃の体そのもので破れ破れに天へと向かった。
その頃、コバルトたちはジュラルミンのお菓子とお茶を楽しみながらフェノール溶液を眺めていた。そして、プロパノールが言っていた試薬について書物を読みながら解読を進めた。
0
あなたにおすすめの小説
十六歳の妹の誕生日、私はこの世を去る。
あいみ
恋愛
碌に手入れもされていない赤毛の伯爵令嬢、スカーレット。
宝石のように澄んだ青い髪をした伯爵令嬢、ルビア。
対極のような二人は姉妹。母親の違う。
お世辞にも美しいと言えない前妻の子供であるスカーレットは誰からも愛されない。
そばかすだらけで、笑顔が苦手な醜い姉。
天使のように愛らしく、誰からも好かれる可愛い妹。
生まれつき体の弱いルビアは長くは生きられないと宣告されていた。
両親の必死に看病や、“婚約者の献身的なサポート”のおかげで、日常生活が送れるようになるまで回復した。
だが……。運命とは残酷である。
ルビアの元に死神から知らせが届く。
十六歳の誕生日、ルビアの魂は天に還る、と。
美しい愛しているルビア。
失いたくない。殺されてなるものか。
それぞれのルビアを大切に思う想いが、一つの選択をさせた。
生まれてくる価値のなかった、醜いスカーレットを代わりに殺そう、と。
これは彼女が死ぬ前と死んだ後の、少しの物語。
男の仕事に口を出すなと言ったのはあなたでしょうに、いまさら手伝えと言われましても。
kieiku
ファンタジー
旦那様、私の商会は渡しませんので、あなたはご自分の商会で、男の仕事とやらをなさってくださいね。
僕は君を思うと吐き気がする
月山 歩
恋愛
貧乏侯爵家だった私は、お金持ちの夫が亡くなると、次はその弟をあてがわれた。私は、母の生活の支援もしてもらいたいから、拒否できない。今度こそ、新しい夫に愛されてみたいけど、彼は、私を思うと吐き気がするそうです。再び白い結婚が始まった。
はじめまして、私の知らない婚約者様
有木珠乃@『ヒロ弟』コミカライズ配信中
ファンタジー
ミルドレッド・カーマイン公爵令嬢は突然、学園の食堂で話しかけられる。
見覚えのない男性。傍らには豊満な体型の女性がいる。
けれどその女性から発せられた男性の名前には、聞き覚えがあった。
ミルドレッドの婚約者であるブルーノ王子であることを。
けれどミルドレッドの反応は薄い。なぜなら彼女は……。
この世界を乙女ゲームだと知った人々による、悪役令嬢とヒロイン、魔女の入れ替え話です。
悪役令嬢を救いたかったはずなのに、どうしてこんなことに?
※他サイトにも掲載しています。
王様の恥かきっ娘
青の雀
恋愛
恥かきっ子とは、親が年老いてから子供ができること。
本当は、元気でおめでたいことだけど、照れ隠しで、その年齢まで夫婦の営みがあったことを物語り世間様に向けての恥をいう。
孫と同い年の王女殿下が生まれたことで巻き起こる騒動を書きます
物語は、卒業記念パーティで婚約者から婚約破棄されたところから始まります
これもショートショートで書く予定です。
愚かな側妃と言われたので、我慢することをやめます
天宮有
恋愛
私アリザは平民から側妃となり、国王ルグドに利用されていた。
王妃のシェムを愛しているルグドは、私を酷使する。
影で城の人達から「愚かな側妃」と蔑まれていることを知り、全てがどうでもよくなっていた。
私は我慢することをやめてルグドを助けず、愚かな側妃として生きます。
夫と息子に邪険にされたので王太子妃の座を譲ります~死に戻ってから溺愛されても今更遅い
青の雀
恋愛
夫婦喧嘩の末に置き去りにされた妻は、旦那が若い愛人とイチャついている間に盗賊に襲われ、命を落とした。
神様の温情により、10日間だけこの世に戻った妻と護衛の騎士は、その10日間の間に心残りを処分する。それは、娘の行く末と……もし、来世があるならば、今度は政略といえども夫以外の人の妻になるということ。
もう二度と夫と出会いたくない彼女は、彼女を蔑ろにしてきた息子とも縁を切ることを決意する。
生まれかわった妻は、新しい人生を強く生きることを決意。
過去世と同じ轍を踏みたくない……
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる