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《手首》……愛の過去より……
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医師の指示が的確だったらしく、愛は状態がよくなり、安定する。
点滴を受けつつ、数日検査入院となった愛の手続きをしている寛爾の代わりに、付き添う柚月。
ゆっくり目を開けた愛は、柚月を見て微笑む。
「ありがとう」
「大丈夫ですか? 休んで下さいね?」
「えぇ……でも、柚月さんに伝えたいと思って……」
点滴をしていない手が持ち上がる。
そっと柚月はその手を取った。
「……観月ちゃんを……自分の手から離したくないなら……もっと強い力を……」
「強い力……?」
「私が前の夫と別れた時に、本当は祐也を連れて戻るつもりだったの。でも、前の夫とその両親が、権力と財力を振りかざして取り上げられたの……。仕事もない、夫のDVや嫌がらせに逃げ出した……でも祐也を連れ戻そうと必死に働いていて……その時、兄の知人だった寛爾さんと会ったの」
幸せそうになる。
「優しい人だと思った。それに、兄から聞いていたのね。祐也のことを知っていて、私にプロポーズしてくれた。祐也の父になりたいって。家族になろうって。それで、祐也を引き取ろうと向こうに連絡をしたら、祐也はいなくて……式よりも、祐也を……そう思っていたの。で、入籍をして祐次がお腹に出来て……幸せだったのに、迎えに行くと伝えたら行方不明だって……もう目の前が真っ暗になって倒れたの……目を覚ましたら、今よりももっと酷い器械に囲まれてた。お腹の赤ん坊の……祐次は切迫流産寸前で、入院していなくてはならなくて……でも、祐也を探しに行きたいと言ったら、兄が代わりに行ってくれた……」
「……そうでしたか……」
「柚月さん。もし、裁判を起こしても、戸籍を移すことはできるかもしれないけれど、親権を取ることは難しいでしょう。今は無職で未婚……実の母親ならある程度融通は利くけれど、将来を考えると、仕事を持っている実の親の方が優位になる……私もそれで苦しんだから」
愛は、目をあげる。
「再婚したり、優位な面を探すのも手ですよ。そうすれば、観月ちゃんは柚月さんがお母さん、柚月さんの旦那さんをお父さんと思えるでしょう?」
「……で、ですが、そう言った方がいませんし……それに、お相手に『観月の親権が欲しいので結婚して下さい』と言うのですか?」
「私は前もってと言うか、兄が伝えていたのね? 寛爾さんも祐也を息子として引き取って育てたいって言ってくれた……嘘や後で言い訳とかよりも、前もって伝えておくこともいいと思うわ……」
「でも、そんな人は……」
視線をさ迷わせる柚月に、愛は、
「近くにいると思うわ……観月ちゃんを、そして柚月さんを大事にしてくれる人が……」
「いるでしょうか……と言うよりも私を貰ってくれる……だけでもありがたいのに、観月を娘として引き取ってもいいなんて……」
「あら、何なら、私の息子の嫁に……」
「えぇぇ! ま、まだ早いです! だって、観月もまだ17になっていませんよ?」
「オホホ……私なんて、40過ぎで孫もちよ?」
笑顔になる。
「あ、そうでしたね。えっと、穐斗くんでしたか?」
「えぇ。可愛いでしょう? 本当はね? 穐斗って言う名前は、祐也の親友の……お嫁さんの蛍ちゃんの双子のお兄さんの名前なのよ。もう一人の穐斗くんは行方不明なの……」
「えっ?」
「10年前にイングランドで、ある映画に出演した俳優さんたちのチャリティーオークションイベント会場で、ある一人の男が逮捕された事件、ご存知? 一人の無抵抗な青年を、日本人の男が殴りかかって怪我を負わせた事件」
柚月は思い出す。
「あぁ、確か、ある議員の息子だと世間の話題になっていましたね。加害者が。被害者は未成年でこちらでは顔を隠して、名前も……」
「加害者は私の前の夫。被害者は祐也。蛍ちゃんの母親違いのお姉さんの息子さんが、ガウェイン・ルーサーウェイン……ウェインくんで、当時、今回のように偽りの情報に踊らされたテレビや雑誌記者に追い回されて、一時的に親友のウェインくんの親族を頼ったの。穐斗くんは体が弱くて日本で入院していたけれど……祐也は英語や仏語、ドイツ語数ヵ国堪能だったから通訳と言うか、ウェインくんが友人を紹介するよって、紅ちゃんと3人で車から降りたところを、襲いかかったのよ。……祐也は虐待を受けていたから、実の父親が迫ってくるのに恐怖で体が動かなくなったって、殴られて胸ぐらを捕まれた時に、爪でえぐられて、頬も殴られて唇を切って頭も打って、救急搬送だったの」
「えぇぇ!」
「本当に……その後、揉み消そうとする前の夫の父親の汗を拭きながら、言い訳ばかりの会見には呆れ返ったわ。祐也は元々兄や寛爾さんや、義理の姉のせとか姉さんが鍛えてくれて頑丈だから、数日中には病院から退院したのだけれど……その後が辛そうだったわ」
愛は目を伏せる。
「私も余り良く分からないのよ。でも、穐斗くんは死んではいないけれどこの世界にいないの。妖精に連れ去られたのですって」
「妖精……?」
「穐斗くんと蛍ちゃん、ウェインくんのご先祖は、妖精の血を引いた一族だったのですって。雛菊ちゃんも、蛍ちゃんの異母姉妹。ウェインくんのお母さんもそう。ウェインくんのお母さんは生まれてすぐおばあさまに隠されて無事だったのだけれど、雛菊ちゃんと蛍ちゃんは実の父親が妖精に交渉して、自分の快楽遊興の為に売られたのよ。妖精の世界に。穐斗くんと蛍ちゃんは双子で、風遊さんは必死に二人を連れて逃げようとしたけれど、蛍ちゃんを連れ去られて穐斗くんを育ててた……穐斗くんは体が弱くて、原因不明の病と戦いながら、それでも育てていたの。なのに、日本の病院で入院していた穐斗くんが、目の前で小さい植物になってしまって、連れ去られたと、行方を懸命に探したら、イングランドの実の父親の領地の屋敷……」
柚月は首を傾げる。
「あの、そのお話は確か、日本の作家さんが書いた『チェンジリング・ハーフエルフ』と言う小説に……」
「祐也の先輩が、作家の日向糺さんなのよ。一緒に行っていたんだもの」
「えぇぇ! そうだったんですね。でも……じゃぁ、祐也さんの友人の穐斗くんは……」
「『自分は残る。代わりに姉妹を解放して!』って……祐也は親友だったから引き留めようとしたけれど、『皆をよろしくね?』って消えていった穐斗くんを見送るしか出来なかったって……。その後は、双子の妹の蛍ちゃんや、その姉妹のことで忙しくなったから……でも、息子の名前に穐斗ってつける程、本当に特別だったんだと思うわ」
「……知りませんでした。雛菊さんも微笑んでいて……そんな辛い目に……」
愛は苦笑する。
「だから思うのよ。人生は一度きり。幸せにならなきゃダメだって。今回は……本当にこんなことになるなんて思わなかったから……」
「そうですね。でも、私ももっと前を向きたいです」
「あら? 好きな人に告白する?」
「えぇぇ! そ、それは……」
「早めに、それに思いきりが肝心よ? それに、一度失敗してるからって言っても、私は寛爾さん見つけたし」
コホンッ!
咳をしつつ現れるのは、頬をうっすら赤くした寛爾である。
「愛? 一応安定したとはいえ、病人だからね? 大人しくしないと、電話変わらないよ?」
「えっ? 電話?」
スマホ画面を見せる。
「ゆ、祐也?」
『母さん! 俺で悪かったな』
「きゃぁぁ! 祐次? 観月ちゃんは? 葵衣は? それに祐也はぁぁ?」
『……心配して損した! 観月も葵衣も、兄ちゃんも心配してたんだぞ!』
電話口で文句を言うと、続いて電話が代わり、
『母さん! 無茶ダメやっていうたやろ! しばらくそっちにおりや!』
「えぇぇ~? 祐也。お祭りにいきたい~! 蛍ちゃんたちと」
『良くなるまでそっちにおりや。それと、電話を柚月さんに換わって』
「はーい」
愛に手渡され、耳に当てる。
すると、
『お、お姉ちゃん……』
「観月! 元気?」
『うん! あのね。お姉ちゃん……私ね? お父さんのところに帰りたくない……お姉ちゃんと一緒がいい……お姉ちゃんがお母さんになって欲しい……ダメ?』
「観月……!」
『お母さん』
と言う言葉の愛おしさに、胸が熱くなる。
『ほ、本当は、お姉ちゃんに幸せになって欲しいって思ってた。でもね? 祐次くんや祐也お兄さんたちが言ってくれたの……お姉ちゃんは、わ、私といたいから頑張ってるんだって。私のことが大好きだから一緒にいたいと思ってるんだって……だからね? 私も頑張る。お姉ちゃん……お母さんがもっと幸せになって欲しいから……だからね……一緒にいてもいい?』
「な、何を言っているの……観月は私の娘です! 兄にももう譲ったりしないわ。絶対に、貴女と一緒にいる。約束するわ!」
『うん! じゃぁ、私ね? 風遊先生にテディベアの作り方を教わろうと思うの。でね? お母さんのベアを頑張って作るね?』
「まぁ、楽しみね!」
電話で嬉しそうに笑う柚月を愛に寛爾、そして微笑ましく嵯峨が見守っていたのだった。
点滴を受けつつ、数日検査入院となった愛の手続きをしている寛爾の代わりに、付き添う柚月。
ゆっくり目を開けた愛は、柚月を見て微笑む。
「ありがとう」
「大丈夫ですか? 休んで下さいね?」
「えぇ……でも、柚月さんに伝えたいと思って……」
点滴をしていない手が持ち上がる。
そっと柚月はその手を取った。
「……観月ちゃんを……自分の手から離したくないなら……もっと強い力を……」
「強い力……?」
「私が前の夫と別れた時に、本当は祐也を連れて戻るつもりだったの。でも、前の夫とその両親が、権力と財力を振りかざして取り上げられたの……。仕事もない、夫のDVや嫌がらせに逃げ出した……でも祐也を連れ戻そうと必死に働いていて……その時、兄の知人だった寛爾さんと会ったの」
幸せそうになる。
「優しい人だと思った。それに、兄から聞いていたのね。祐也のことを知っていて、私にプロポーズしてくれた。祐也の父になりたいって。家族になろうって。それで、祐也を引き取ろうと向こうに連絡をしたら、祐也はいなくて……式よりも、祐也を……そう思っていたの。で、入籍をして祐次がお腹に出来て……幸せだったのに、迎えに行くと伝えたら行方不明だって……もう目の前が真っ暗になって倒れたの……目を覚ましたら、今よりももっと酷い器械に囲まれてた。お腹の赤ん坊の……祐次は切迫流産寸前で、入院していなくてはならなくて……でも、祐也を探しに行きたいと言ったら、兄が代わりに行ってくれた……」
「……そうでしたか……」
「柚月さん。もし、裁判を起こしても、戸籍を移すことはできるかもしれないけれど、親権を取ることは難しいでしょう。今は無職で未婚……実の母親ならある程度融通は利くけれど、将来を考えると、仕事を持っている実の親の方が優位になる……私もそれで苦しんだから」
愛は、目をあげる。
「再婚したり、優位な面を探すのも手ですよ。そうすれば、観月ちゃんは柚月さんがお母さん、柚月さんの旦那さんをお父さんと思えるでしょう?」
「……で、ですが、そう言った方がいませんし……それに、お相手に『観月の親権が欲しいので結婚して下さい』と言うのですか?」
「私は前もってと言うか、兄が伝えていたのね? 寛爾さんも祐也を息子として引き取って育てたいって言ってくれた……嘘や後で言い訳とかよりも、前もって伝えておくこともいいと思うわ……」
「でも、そんな人は……」
視線をさ迷わせる柚月に、愛は、
「近くにいると思うわ……観月ちゃんを、そして柚月さんを大事にしてくれる人が……」
「いるでしょうか……と言うよりも私を貰ってくれる……だけでもありがたいのに、観月を娘として引き取ってもいいなんて……」
「あら、何なら、私の息子の嫁に……」
「えぇぇ! ま、まだ早いです! だって、観月もまだ17になっていませんよ?」
「オホホ……私なんて、40過ぎで孫もちよ?」
笑顔になる。
「あ、そうでしたね。えっと、穐斗くんでしたか?」
「えぇ。可愛いでしょう? 本当はね? 穐斗って言う名前は、祐也の親友の……お嫁さんの蛍ちゃんの双子のお兄さんの名前なのよ。もう一人の穐斗くんは行方不明なの……」
「えっ?」
「10年前にイングランドで、ある映画に出演した俳優さんたちのチャリティーオークションイベント会場で、ある一人の男が逮捕された事件、ご存知? 一人の無抵抗な青年を、日本人の男が殴りかかって怪我を負わせた事件」
柚月は思い出す。
「あぁ、確か、ある議員の息子だと世間の話題になっていましたね。加害者が。被害者は未成年でこちらでは顔を隠して、名前も……」
「加害者は私の前の夫。被害者は祐也。蛍ちゃんの母親違いのお姉さんの息子さんが、ガウェイン・ルーサーウェイン……ウェインくんで、当時、今回のように偽りの情報に踊らされたテレビや雑誌記者に追い回されて、一時的に親友のウェインくんの親族を頼ったの。穐斗くんは体が弱くて日本で入院していたけれど……祐也は英語や仏語、ドイツ語数ヵ国堪能だったから通訳と言うか、ウェインくんが友人を紹介するよって、紅ちゃんと3人で車から降りたところを、襲いかかったのよ。……祐也は虐待を受けていたから、実の父親が迫ってくるのに恐怖で体が動かなくなったって、殴られて胸ぐらを捕まれた時に、爪でえぐられて、頬も殴られて唇を切って頭も打って、救急搬送だったの」
「えぇぇ!」
「本当に……その後、揉み消そうとする前の夫の父親の汗を拭きながら、言い訳ばかりの会見には呆れ返ったわ。祐也は元々兄や寛爾さんや、義理の姉のせとか姉さんが鍛えてくれて頑丈だから、数日中には病院から退院したのだけれど……その後が辛そうだったわ」
愛は目を伏せる。
「私も余り良く分からないのよ。でも、穐斗くんは死んではいないけれどこの世界にいないの。妖精に連れ去られたのですって」
「妖精……?」
「穐斗くんと蛍ちゃん、ウェインくんのご先祖は、妖精の血を引いた一族だったのですって。雛菊ちゃんも、蛍ちゃんの異母姉妹。ウェインくんのお母さんもそう。ウェインくんのお母さんは生まれてすぐおばあさまに隠されて無事だったのだけれど、雛菊ちゃんと蛍ちゃんは実の父親が妖精に交渉して、自分の快楽遊興の為に売られたのよ。妖精の世界に。穐斗くんと蛍ちゃんは双子で、風遊さんは必死に二人を連れて逃げようとしたけれど、蛍ちゃんを連れ去られて穐斗くんを育ててた……穐斗くんは体が弱くて、原因不明の病と戦いながら、それでも育てていたの。なのに、日本の病院で入院していた穐斗くんが、目の前で小さい植物になってしまって、連れ去られたと、行方を懸命に探したら、イングランドの実の父親の領地の屋敷……」
柚月は首を傾げる。
「あの、そのお話は確か、日本の作家さんが書いた『チェンジリング・ハーフエルフ』と言う小説に……」
「祐也の先輩が、作家の日向糺さんなのよ。一緒に行っていたんだもの」
「えぇぇ! そうだったんですね。でも……じゃぁ、祐也さんの友人の穐斗くんは……」
「『自分は残る。代わりに姉妹を解放して!』って……祐也は親友だったから引き留めようとしたけれど、『皆をよろしくね?』って消えていった穐斗くんを見送るしか出来なかったって……。その後は、双子の妹の蛍ちゃんや、その姉妹のことで忙しくなったから……でも、息子の名前に穐斗ってつける程、本当に特別だったんだと思うわ」
「……知りませんでした。雛菊さんも微笑んでいて……そんな辛い目に……」
愛は苦笑する。
「だから思うのよ。人生は一度きり。幸せにならなきゃダメだって。今回は……本当にこんなことになるなんて思わなかったから……」
「そうですね。でも、私ももっと前を向きたいです」
「あら? 好きな人に告白する?」
「えぇぇ! そ、それは……」
「早めに、それに思いきりが肝心よ? それに、一度失敗してるからって言っても、私は寛爾さん見つけたし」
コホンッ!
咳をしつつ現れるのは、頬をうっすら赤くした寛爾である。
「愛? 一応安定したとはいえ、病人だからね? 大人しくしないと、電話変わらないよ?」
「えっ? 電話?」
スマホ画面を見せる。
「ゆ、祐也?」
『母さん! 俺で悪かったな』
「きゃぁぁ! 祐次? 観月ちゃんは? 葵衣は? それに祐也はぁぁ?」
『……心配して損した! 観月も葵衣も、兄ちゃんも心配してたんだぞ!』
電話口で文句を言うと、続いて電話が代わり、
『母さん! 無茶ダメやっていうたやろ! しばらくそっちにおりや!』
「えぇぇ~? 祐也。お祭りにいきたい~! 蛍ちゃんたちと」
『良くなるまでそっちにおりや。それと、電話を柚月さんに換わって』
「はーい」
愛に手渡され、耳に当てる。
すると、
『お、お姉ちゃん……』
「観月! 元気?」
『うん! あのね。お姉ちゃん……私ね? お父さんのところに帰りたくない……お姉ちゃんと一緒がいい……お姉ちゃんがお母さんになって欲しい……ダメ?』
「観月……!」
『お母さん』
と言う言葉の愛おしさに、胸が熱くなる。
『ほ、本当は、お姉ちゃんに幸せになって欲しいって思ってた。でもね? 祐次くんや祐也お兄さんたちが言ってくれたの……お姉ちゃんは、わ、私といたいから頑張ってるんだって。私のことが大好きだから一緒にいたいと思ってるんだって……だからね? 私も頑張る。お姉ちゃん……お母さんがもっと幸せになって欲しいから……だからね……一緒にいてもいい?』
「な、何を言っているの……観月は私の娘です! 兄にももう譲ったりしないわ。絶対に、貴女と一緒にいる。約束するわ!」
『うん! じゃぁ、私ね? 風遊先生にテディベアの作り方を教わろうと思うの。でね? お母さんのベアを頑張って作るね?』
「まぁ、楽しみね!」
電話で嬉しそうに笑う柚月を愛に寛爾、そして微笑ましく嵯峨が見守っていたのだった。
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