気ままに…スライムの冒険…

アポ

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 本編【第三章】流される者

 スカっと華やかスカの道。

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 アッィーは此処の処何も無く、牢獄でも一ヶ月無駄な時を過ごす。

 
 さて本題、アッィーは看守に新たにガチャ券11枚を差し出すが、看守は何故か新しいガチャ機械を示すのであった。
 今までのガチャ寄り更に大振りなガチャが出て来る。
 中身は少なめだが、中のカプセル自体やや大き目で、専用のコインを使ってする要であった。
  「少し待て。」
 突然看守がアッィーから手渡されたガチャ券を、筒状の物に入れ、配管の様な場所に入れ、何かスイッチを押す。
 物凄い轟音と共に何か配管の中を動く音がしていた。
 しばらく静かに成って、数分後又同じ様に音が成り、ぶつかる音がしたと共に、ベルが鳴り看守が先程の管から何か筒状の物を取り出す。
 逸れをアッィーに手渡した。
「ほれ、ガチャのコインだ。」
 其れは星型に加工された、コインであった。
 ガチャを回す手前に、アッィーは入れガチャのハンドルをひねる。
 ガチャが小気味良い音をさせて、中からカプセルが出た。
 カプセルを空けてびっくり、同様のカプセルが大量に出て来る。
 その数11個。
(アホだろこいつら全員とアッィーは少し思った。
 しかし意味無いぞ、普通にガチャ11回回させろよ、コッチに当たりが在るとはとても思え無いけど…。)
  アッィーは何か当たれと念じながら、黒いカプセルを1個目を空けた。
『スカ』
 同様にアッィーが念じながら。
『スカ』
 4個目。
『スカポンタン』
 5個目。
『も一つオマケにスカポンタン』
 6個目
『当たるかボケナス』
 7個目
『本当にスカ』
 8個目
『疲れた体にスカ』
 段々とアッィーの表情が険しくなる。
(当たり有るのかぁ~)
 黒いカプセルだが、少し薄い色をしたカプセルを手に。
 9個目。
『ご苦労様、肩もみ券』
 突如看守が吹き出す。
 看守は無言に成り、少し考えながら、アッィーを見ていた。
 アッィーも何か何やら分からない。
 看守がアツィーに答えた。
「取り敢えず他を済ませなさい。」
 アッィーも看守にうながされながら残りを空け出す。
 後2個残るカプセル。
 1個目。
 黒いカプセル他と同様だったが。
『スカっと疲れた体を癒せる、肩もみ券。』
 看守が変な行動を起こす。
 アッィーの手よりガチャ券を奪い取り。
「あ~もうお前など要らぬから、此処より早く何処ぞにでも、出て行けっ。」
 と言い残し、看守自ら何処かに消えた様に、地下牢獄から看守が出て行った。
 取り残されたアッィーは、そのまま元いた牢獄に戻るのであった。
(嫌々、此処で出て、再び捕まる寄りこのまま此処で居た方が、多分高い確率で本当に出れるかも、まあ~再び此処で暮らす可能性も在るけど…。)
 などと取り残されたアッィーは、牢獄の扉を単に閉め、中で再度眠りに墜ちた。
 散々死に物狂いの目にあったアッィーは、さしもの爆睡なのは言うまでも無い。
 明け方牢獄の騒がしさに、何処に在るのか目をこすり、目覚めるアッィー。
 何でも不正を働く看守が、取り押さえられ、訳が判らぬ言動で、汚職がどうのスライムに騙されたとか、何やらキナ臭い事を喚き散らす事で、処分を受けたと騒ぎに成って居た。
 アッィーはバケツに入った水で、顔を洗う余裕も感じ取れる。
(矢張り此処に居て、正解だった。)
 などと余裕が無くなって来た。
 おもむろに複数の兵士がやって来た。
「スライムとは、こいつか。」
 アッィーは兵士を見て、ため息交じりに。
(又変な人が来た。)
 と思って居た。
 兵士に連れられ連行て、簡易裁判所に向かった。
 簡易裁判所では、少し高い場所で、太った肥ったおっさん(見た目)に質問されるアッィーであった。
「おっホン、な~ぜ呼ばれたか、分かる通~り、お前はスライムで、間違い無いな。」
(凄い端折ってきたっ、此処で「ハイ」と言えば多分捕まる可能性が高い、かと言って、違うと言えば捕まる。
 どの様に答えれば良いのだ。)
「ん………スライムだけどなぜ呼ぼれたのか分からない。」
「要らぬ事は、答え無くて良い。
 では本題に入る、質問のみ答えなさい。」
(嫌、嫌、違うとは言えないけど…。)

【『※中章タイトル。』 裁判所、狐と狸のバカ仕合。】

【※お断り(注意点)
 (今回少し話の中、考え事にひそひそ話など在ります、その為にアッィーは、ア)裁判官、サ)その他一般人は、シ)と言う訳注が入ります、ご理解ください。)】

 裁判官はアッィーを再び牢獄に入れたい感じであった。
 方やアッィーは早く此処から出て、借りた家に戻りたい。
 周囲の反応は、スライム見たさに来た傍観者で一杯であった。
 まあ~喋るスライム自体珍しい事も事実であった。
 裁判官は少し咳払いをして、話し出した。
「ウッホん、スライムとやら、名前は在るのか。」
「アッィーと言います。」
シ)「ざわざわ」
シ)(スライム如きに不遜なネーム持ちとは、単なるスライムでも良かろうに。)
「何処で飼われて居たんだ、良く言葉を理解出来たなぁ~。」
 ア)(アホなのか、飼われて居る訳が無いのに。)
「いいえ飼われてませんが、元々話せました。」
 シ)(わらわら、本当に人の言葉話すとは、此れ売ったら高値でも買うぞ。)
 シ)(嫌々、私ならマットレスの下に買いたいは。)
 シ)(アポ晒せ、マットレスの下で言葉話されても、おちおち眠れないぞ。)
 シ)(私、癒やしの為に、買いたいはねぇ。)
 全部ダダ漏れな感情の声が、聴き取れるアッィーであった。
 同じ様に裁判官も、解りつつも兎に角早く裁判自体終わりたかった。
サ)(全く如何にも雑魚にネームまで在るとは、しかもスライム如きが喋るから又話が長く成って仕舞った。
 私も早く家に帰って、くつろぎたかった物を、何故か王寄り裁判をしろと言われ、来たのは良いが、之では時間の無駄では無いか。)
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