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第ニ章
day.27
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あれから、俺の実家にもちゃんと挨拶にいって、この関係を認めてもらい、俺達は契約夫夫から、晴れて夫夫になった。
そして、冬悟は約束通り、諏訪ホールディングスの社長を辞めた。
そんな変化に伴い、俺達の関係も少しずつだけど、変わってきているように感じる。
「おい。いい加減起きろ。純也。」
朝。
何度も体を揺すられて、漸く目が覚めた俺は、んーっと伸びをして、大きな欠伸をする。
そして、呆れた目で見下ろしてくる、目の前の夫に挨拶をした。
「ふあ~っ。…はよ、冬悟。」
「とっとと顔洗ってこい。朝飯ができている。」
「はぁ~い。」
冬悟が諏訪ホールディングスを辞めてからは、一緒に過ごす時間が少しだけ増えた。
夜は冬悟のベッドで一緒に眠り、毎朝叩き起こされる。
そして、殆ど同じぐらいに家を出るようになった。
それに、朝飯も、今までは寝坊して時間がないときは食べなかったりしていたが、今は冬悟が毎朝作ってくれて、ちゃんと食べて行くようになった。
そもそも、冬悟が料理できることに、すっげぇ驚いたんだけど。
見た目も綺麗で、それに美味い。
アイツにできないことってないのだろうか、と疑ってしまうくらいだ。
そして、誰かと一緒に朝飯を食うのは初めてで、以前より何倍も、美味しく感じた。
「いただきま~す。」
出来立ての温かい朝食を、2人で一緒に食べる。
「おい。」
そう言うと、冬悟は俺に淹れたてのコーヒーに牛乳を入れたものを、差し出してくれた。
冬悟自身はブラック派だが、俺がいつも牛乳を入れることを、わかってくれている。
その温かいマグカップを受け取った。
「ありがと。そうだ、今日は俺、帰り早ぇから晩飯作るけど、冬悟帰ってくるよな?」
「…あぁ。」
「わかった。じゃあ、2人分用意しとくな!」
マグカップに口を付けつつニッと笑うと、あぁ、と少しだけ目を細められた。
そんな最近の、穏やかな朝食の時間。
だが、まったりできるのも束の間で、後はバタバタと用意し、慌ただしく出かけていく。
「いってきます!」
急いで駅に向かい、電車に飛び乗ると、閉まったドアにゴンッと頭を打ちつけた。
やべぇ!
このままでは、俺達はただの熟年夫夫になっちまう!!
確かに夫夫だから、いいのかもしれねぇけど!
…いや、全っ然よくねえぇぇぇっ!!!
俺は冬悟と、ちゃんと恋人らしく過ごしてみてぇんだよぉっ!!
そもそも、どうして関係がほとんど進展しないまま、和やかな同棲みたいになってしまったのか。
その原因はただ1つ。
俺達の恋愛偏差値が、互いに0同士であることに違いない。
冬悟は人を好きになったことがないから、恋愛経験がなく、バイトに青春を捧げてしまっていた俺も、実はまともに誰かと付き合ったことがない。
つまり、恋人とは?付き合うって何?な状態なのだ。
加えて、契約だったとはいえ、中途半端に夫夫生活を送ってしまっていたため、相手の好き嫌いや行動パターンは、それなりに把握してしまっている。
なので最近は、相変わらずケンカをするにはするが、以前に比べるとその回数は減った…気がする。
それに、冬悟は、今のままでもいいって思ってしてしまっているんじゃないかと思う。
だけど、俺は、もっと冬悟のことを知りたいし、もっとアイツにも知って欲しい。
このままでは、冬悟に好きって言わせるどころか、互いにドキドキする気持ちすら、なくなるんじゃないかと心配になってくる。
そんな悶々とした気持ちを抱えたまま、大学へと向かっていった。
「あ~もう、どうしたらいいんだよ…。」
はあぁっと盛大に溜息を吐いた俺の前で、ランチの唐揚げ定食を頬張っていた浩二が、顔を上げた。
「どしたよ?また諏訪さんとケンカでもしたのか?」
「いや、別にケンカはしてねぇけど。そうじゃなくって、俺ら全っっっ然、恋人らしいことできてねぇ!!」
そう叫んだ俺に、浩二はシラけた目を向けた。
「聞いて損したわ~。」
「いや、聞けよ!ってか、聞いてくれ!」
えぇ~と面倒臭そうにしている浩二に、賄賂として俺が食っている豚肉の生姜焼きを1枚渡す。
すると、コロッと浩二の態度が変わった。
「んで?具体的には何がしたいのさ?」
マジで現金なヤツ。
「いや、具体的に何がっていうのが、そもそもわかんねぇんだよな…。」
「何でだよ?」
「恋人ってさ、何をするのが普通なんだ?」
あ~と何かを察した様子を見せた浩二は、少し黙った後、おもむろに口を開いた。
「別に、特にこれをしなきゃとかはねぇし、無理にそれっぽくする必要もないんじゃね?お前らはお前らのペースでいけば、いいと思うけどなぁ。」
「そんなこと言ったってよ~。このままだと熟年夫夫になっちまう!!」
う~っと唸る俺に、浩二はアハハと笑った。
「いいじゃん、熟年夫夫。その歳でなかなかなれねぇぜ。」
「クソッ!他人事だと思って、バカにしやがって。」
ツボに入ったのか、いまだに笑っている浩二をジトッと睨みつける。
ヒィヒィ言いながら腹を抱えていた浩二は、暫くして落ち着いた頃に、何やらゴソゴソと自身の鞄を漁り始めた。
「仕方ねーから、そんなお前らに、コレやるよ。」
1枚の紙を、そっと目の前に置かれた。
「何?」
手に取って、その紙をまじまじと見る。
すると、驚きのあまり、思わず腰を抜かしそうになった。
「なっ!?こ、これ、ネズミーランドのペアチケットじゃねぇか!!??」
「そ。俺の親父が会社から何枚か貰ってきたんだよ。そのうちの1枚を、イチャイチャしたい純也くんに恵んでやるよ。」
ネズミーランドなんて、今まで行ったことがない。
普通に行けるだけでもテンション上がるのに、冬悟と一緒に行けるなら、そんなもの、もっと爆上がりだ。
「なぁ、マジでこんないい物、貰っちまっていいのか?」
だけど、何だか悪いような気がして、気が引けてしまう。
すると、浩二はニヤッと笑った。
「お前、そんなの気にする奴だったっけ?」
そうだ、以前の俺なら、貰える物は全て貰っていた筈だ。
ふるふると首を横に振った俺を見て、だよなと浩二は笑う。
「浩二、マジで神すぎる!!サンキューな!」
「貸しだからな。」
ギュッと大事にチケットを握り締めて、はやる気持ちをなんとか抑えつける。
早く帰りたいと思いながら、残りの長い1日を過ごした。
そして、冬悟は約束通り、諏訪ホールディングスの社長を辞めた。
そんな変化に伴い、俺達の関係も少しずつだけど、変わってきているように感じる。
「おい。いい加減起きろ。純也。」
朝。
何度も体を揺すられて、漸く目が覚めた俺は、んーっと伸びをして、大きな欠伸をする。
そして、呆れた目で見下ろしてくる、目の前の夫に挨拶をした。
「ふあ~っ。…はよ、冬悟。」
「とっとと顔洗ってこい。朝飯ができている。」
「はぁ~い。」
冬悟が諏訪ホールディングスを辞めてからは、一緒に過ごす時間が少しだけ増えた。
夜は冬悟のベッドで一緒に眠り、毎朝叩き起こされる。
そして、殆ど同じぐらいに家を出るようになった。
それに、朝飯も、今までは寝坊して時間がないときは食べなかったりしていたが、今は冬悟が毎朝作ってくれて、ちゃんと食べて行くようになった。
そもそも、冬悟が料理できることに、すっげぇ驚いたんだけど。
見た目も綺麗で、それに美味い。
アイツにできないことってないのだろうか、と疑ってしまうくらいだ。
そして、誰かと一緒に朝飯を食うのは初めてで、以前より何倍も、美味しく感じた。
「いただきま~す。」
出来立ての温かい朝食を、2人で一緒に食べる。
「おい。」
そう言うと、冬悟は俺に淹れたてのコーヒーに牛乳を入れたものを、差し出してくれた。
冬悟自身はブラック派だが、俺がいつも牛乳を入れることを、わかってくれている。
その温かいマグカップを受け取った。
「ありがと。そうだ、今日は俺、帰り早ぇから晩飯作るけど、冬悟帰ってくるよな?」
「…あぁ。」
「わかった。じゃあ、2人分用意しとくな!」
マグカップに口を付けつつニッと笑うと、あぁ、と少しだけ目を細められた。
そんな最近の、穏やかな朝食の時間。
だが、まったりできるのも束の間で、後はバタバタと用意し、慌ただしく出かけていく。
「いってきます!」
急いで駅に向かい、電車に飛び乗ると、閉まったドアにゴンッと頭を打ちつけた。
やべぇ!
このままでは、俺達はただの熟年夫夫になっちまう!!
確かに夫夫だから、いいのかもしれねぇけど!
…いや、全っ然よくねえぇぇぇっ!!!
俺は冬悟と、ちゃんと恋人らしく過ごしてみてぇんだよぉっ!!
そもそも、どうして関係がほとんど進展しないまま、和やかな同棲みたいになってしまったのか。
その原因はただ1つ。
俺達の恋愛偏差値が、互いに0同士であることに違いない。
冬悟は人を好きになったことがないから、恋愛経験がなく、バイトに青春を捧げてしまっていた俺も、実はまともに誰かと付き合ったことがない。
つまり、恋人とは?付き合うって何?な状態なのだ。
加えて、契約だったとはいえ、中途半端に夫夫生活を送ってしまっていたため、相手の好き嫌いや行動パターンは、それなりに把握してしまっている。
なので最近は、相変わらずケンカをするにはするが、以前に比べるとその回数は減った…気がする。
それに、冬悟は、今のままでもいいって思ってしてしまっているんじゃないかと思う。
だけど、俺は、もっと冬悟のことを知りたいし、もっとアイツにも知って欲しい。
このままでは、冬悟に好きって言わせるどころか、互いにドキドキする気持ちすら、なくなるんじゃないかと心配になってくる。
そんな悶々とした気持ちを抱えたまま、大学へと向かっていった。
「あ~もう、どうしたらいいんだよ…。」
はあぁっと盛大に溜息を吐いた俺の前で、ランチの唐揚げ定食を頬張っていた浩二が、顔を上げた。
「どしたよ?また諏訪さんとケンカでもしたのか?」
「いや、別にケンカはしてねぇけど。そうじゃなくって、俺ら全っっっ然、恋人らしいことできてねぇ!!」
そう叫んだ俺に、浩二はシラけた目を向けた。
「聞いて損したわ~。」
「いや、聞けよ!ってか、聞いてくれ!」
えぇ~と面倒臭そうにしている浩二に、賄賂として俺が食っている豚肉の生姜焼きを1枚渡す。
すると、コロッと浩二の態度が変わった。
「んで?具体的には何がしたいのさ?」
マジで現金なヤツ。
「いや、具体的に何がっていうのが、そもそもわかんねぇんだよな…。」
「何でだよ?」
「恋人ってさ、何をするのが普通なんだ?」
あ~と何かを察した様子を見せた浩二は、少し黙った後、おもむろに口を開いた。
「別に、特にこれをしなきゃとかはねぇし、無理にそれっぽくする必要もないんじゃね?お前らはお前らのペースでいけば、いいと思うけどなぁ。」
「そんなこと言ったってよ~。このままだと熟年夫夫になっちまう!!」
う~っと唸る俺に、浩二はアハハと笑った。
「いいじゃん、熟年夫夫。その歳でなかなかなれねぇぜ。」
「クソッ!他人事だと思って、バカにしやがって。」
ツボに入ったのか、いまだに笑っている浩二をジトッと睨みつける。
ヒィヒィ言いながら腹を抱えていた浩二は、暫くして落ち着いた頃に、何やらゴソゴソと自身の鞄を漁り始めた。
「仕方ねーから、そんなお前らに、コレやるよ。」
1枚の紙を、そっと目の前に置かれた。
「何?」
手に取って、その紙をまじまじと見る。
すると、驚きのあまり、思わず腰を抜かしそうになった。
「なっ!?こ、これ、ネズミーランドのペアチケットじゃねぇか!!??」
「そ。俺の親父が会社から何枚か貰ってきたんだよ。そのうちの1枚を、イチャイチャしたい純也くんに恵んでやるよ。」
ネズミーランドなんて、今まで行ったことがない。
普通に行けるだけでもテンション上がるのに、冬悟と一緒に行けるなら、そんなもの、もっと爆上がりだ。
「なぁ、マジでこんないい物、貰っちまっていいのか?」
だけど、何だか悪いような気がして、気が引けてしまう。
すると、浩二はニヤッと笑った。
「お前、そんなの気にする奴だったっけ?」
そうだ、以前の俺なら、貰える物は全て貰っていた筈だ。
ふるふると首を横に振った俺を見て、だよなと浩二は笑う。
「浩二、マジで神すぎる!!サンキューな!」
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