8 / 45
8
しおりを挟む
視界も体も自由になったあたしはすかさず剛くんに抱きついて剛くんの顔をじっと見つめた。
さっきまで剛くんの顔も見えなくて、触れることも触れられることも出来なかったのに今は目の前に剛くんがいることに安心する。
「ごうくんーごうくんごうくんっ」
「何やなー俺ん家の犬かお前は…」
剛くんがあたしの体を受け止めて笑った。
あたしは普段は気ままで猫みたいって言われる。特に蓮くんに。かまって欲しい時とほっといて欲しい時の差が激しいらしい。
けどあたしは剛くんの前では従順な犬になってしまう。剛くんに抱かれたくてたまらない夜があっても連絡が来るまで我慢して、「待て」も出来る。…他の人とセックスしながら、だけど。
「剛くん家の犬可愛い?」
「可愛いよー賢いし。何かにつけてご褒美にエサあげすぎてよく怒られてるわ」
「…剛くん家の犬あたしと代わってくれへんかなぁ」
「何言ってんの」
「わん」
「あほか」
剛くんに笑われて自分が急に恥ずかしくなって俯いた。
「嘘やって、めっちゃ可愛いやん!…じゃあ俺のこと気持ちよくしてくれたら菜々ちゃんにもご褒美あげよっかな」
***
「…菜々ちゃんほんまフェラ上手いな」
剛くんはいつも時間をかけて色んなことしてくれるから、あたしも他の人にするより頑張っちゃってる気がする。
上手いなって言われると嬉しいし。
「ん…」
剛くんがあたしの頭を動かす。徐々に力が強まって、喉の奥まで剛くんのモノが押し付けられてすぐ、口の中に苦い味が広がった。
それを飲み込むと剛くんがあたしの頭を優しく撫でた。
「お利口さんやな」
「ご褒美くれる…?」
「そうやな」
***
「あ!んやっまたいっちゃ…あぁぁ!!」
「もう…俺の指で何回いくん?指ふやけてきたんやけど」
そう言いながら、剛くんの指はあたしの中をなおも弄り続ける。
「だってっ、剛くんがいっぱい触るからぁ…っ!」
「菜々ちゃん見てたら勃ってきた。欲しい?」
「ほしい…剛くんのっ…ちょうだい…」
あたしの足を大きく開いて、剛くんが入ってきた。飽きるほど絶頂に達した筈なのにあたしは入れられた瞬間いってしまった。
「俺の入れただけでいっちゃったん?」
「待って待って、まだ…まだ動かしちゃ…あぁあんっ」
それでも剛くんが動かすから、中がきゅうきゅうに締まってくる。
「そんな締めんなよ…すぐいっちゃうやん」
「だって…だって!あっ…」
気持ちよすぎておかしくなっちゃう…
♪♪♪
枕元に置いてあった剛くんの電話が鳴った。
「あ…」
「取るわ、ごめんな」
けど剛くんのモノはあたしの中から抜かれる事はなくて繋がったままで剛くんが電話を取った。
「あ…」
「お疲れ様。どうしたの?」
剛くんの声のトーンと喋り方が変わった。電話の相手は会社の部下っぽい。
剛くんはあたしにのしかかり、電話をしている逆の手の人差し指を自分の唇に当てて、あたしに声を潜めるようにジェスチャーをした。そして体を起こしたかと思うと再び腰を動かし始めた。
今動かしちゃダメ…!こんなに気持ちいいのに声我慢させられるなんてつらい…
「…っ」
「あ、もう来るって言ってるんだね。了解。ちょっと待っててもらわなきゃだけどって伝えて。」
もうダメ…声出ちゃう…
「…はぁ…、っ…」
我慢の限界が来て、あたしは小さく喘ぎ声を出してしまった。
「うん、うん。よろしくね。じゃ失礼しまーす」
電話が終わったらしい。電話を枕元に置いた剛くんがあたしの中の奥の方を思いっきり突いた。
「あっ!!」
「声出したらあかんやろ?俺が仕事の合間にセックスしてんのバレるやん」
「あんっ、あんっ!そんなんやったら…止めてくれたらいいのにっ…あ」
「やめたら怒るくせに。そんなん言ったらもうせーへんで?ごめんなさいは?」
「…ごめん、なさいっ…あ!きもちいい、剛くんそこ気持ちいい…いっちゃっ…あ!あ!いっちゃうよぉっ」
「俺も。一緒にいこ」
「あ!あ!いくいくいく!いくぅっ」
剛くんがあたしにキスをする。激しくて長いキスをしながらあたしと剛くんはほぼ同時に果てた。あたしは小さく喘ぎ声を漏らしながら剛くんと舌を絡めた。剛くんの熱いのがあたしの中に注がれていく…
***
シャワーを浴びた剛くんがスーツを着て身支度を整えているのをあたしはベッドでうつぶせになりながらぼんやりと見ていた。
「先シャワーありがとう」
「ううん…誰か待ってるんやろ?早く戻らなね…」
「そうやねんな…もうちょい菜々ちゃんとラブラブしたかったのに。なぁ今度犬のコスプレしてーや」
ネクタイを締めながら剛くんがニヤニヤしてこっちを見る。
「えっ、着ぐるみ着ろってこと?」
「ちゃうわ。水着みたいなの売ってんの知らん?」
「なんとなくは。んー探せたら探しとくわ」
「それ関西人が乗り気じゃない時に言う言葉やん。じゃあ俺行くわ、シャワー浴びてゆっくりしてな」
「うん」
「あ、ちゃんとそれ使って乳首開発しといてな」
さっき使われたおもちゃを指差して、また剛くんがニヤニヤした。
「何言ってんのよ、剛くんの変態!」
「だから変態は菜々ちゃんやろ」
剛くんがベッドにいるあたしにキスをして、一人部屋を出た。
なんだか恥ずかしくて気のない返事をしたけどその後すぐ、剛くんが言ってたコスプレの衣装をネットで探し始めた。
けっこう出てくるんだ。さすが剛くんアパレルの…いや関係ないわ多分。キリがないからシャワーを浴びることにした。
コスプレして剛くんにいっぱいエッチなことされたいな…
そんなことを考えながらシャワーを浴びているとまた体が疼いて我慢できなくて、剛くんとのセックスを思い出しそのままシャワーでオナニーをした。
元々オナニーはする方だけど、剛くんとセックスするようになってからその回数が増えてしまった。蓮くんとか、剛くん以外の男ともセックスして十分性欲は満たされているはずなのにまだ足りないの?って自分で恥ずかしくなる。
「ん…あっ…」
小さく声を上げてあたしは絶頂に達した。
セックスした相手を考えながらオナニーしたことなんかそれまで一度も無かったのに、なんで剛くんのことは考えちゃうんだろう。
やっぱり剛くんのこと好きなのかな。
違う男ともセックス出来るから剛くんが好きなわけじゃないって、自分では思ってるんだけど。
さっきまで剛くんの顔も見えなくて、触れることも触れられることも出来なかったのに今は目の前に剛くんがいることに安心する。
「ごうくんーごうくんごうくんっ」
「何やなー俺ん家の犬かお前は…」
剛くんがあたしの体を受け止めて笑った。
あたしは普段は気ままで猫みたいって言われる。特に蓮くんに。かまって欲しい時とほっといて欲しい時の差が激しいらしい。
けどあたしは剛くんの前では従順な犬になってしまう。剛くんに抱かれたくてたまらない夜があっても連絡が来るまで我慢して、「待て」も出来る。…他の人とセックスしながら、だけど。
「剛くん家の犬可愛い?」
「可愛いよー賢いし。何かにつけてご褒美にエサあげすぎてよく怒られてるわ」
「…剛くん家の犬あたしと代わってくれへんかなぁ」
「何言ってんの」
「わん」
「あほか」
剛くんに笑われて自分が急に恥ずかしくなって俯いた。
「嘘やって、めっちゃ可愛いやん!…じゃあ俺のこと気持ちよくしてくれたら菜々ちゃんにもご褒美あげよっかな」
***
「…菜々ちゃんほんまフェラ上手いな」
剛くんはいつも時間をかけて色んなことしてくれるから、あたしも他の人にするより頑張っちゃってる気がする。
上手いなって言われると嬉しいし。
「ん…」
剛くんがあたしの頭を動かす。徐々に力が強まって、喉の奥まで剛くんのモノが押し付けられてすぐ、口の中に苦い味が広がった。
それを飲み込むと剛くんがあたしの頭を優しく撫でた。
「お利口さんやな」
「ご褒美くれる…?」
「そうやな」
***
「あ!んやっまたいっちゃ…あぁぁ!!」
「もう…俺の指で何回いくん?指ふやけてきたんやけど」
そう言いながら、剛くんの指はあたしの中をなおも弄り続ける。
「だってっ、剛くんがいっぱい触るからぁ…っ!」
「菜々ちゃん見てたら勃ってきた。欲しい?」
「ほしい…剛くんのっ…ちょうだい…」
あたしの足を大きく開いて、剛くんが入ってきた。飽きるほど絶頂に達した筈なのにあたしは入れられた瞬間いってしまった。
「俺の入れただけでいっちゃったん?」
「待って待って、まだ…まだ動かしちゃ…あぁあんっ」
それでも剛くんが動かすから、中がきゅうきゅうに締まってくる。
「そんな締めんなよ…すぐいっちゃうやん」
「だって…だって!あっ…」
気持ちよすぎておかしくなっちゃう…
♪♪♪
枕元に置いてあった剛くんの電話が鳴った。
「あ…」
「取るわ、ごめんな」
けど剛くんのモノはあたしの中から抜かれる事はなくて繋がったままで剛くんが電話を取った。
「あ…」
「お疲れ様。どうしたの?」
剛くんの声のトーンと喋り方が変わった。電話の相手は会社の部下っぽい。
剛くんはあたしにのしかかり、電話をしている逆の手の人差し指を自分の唇に当てて、あたしに声を潜めるようにジェスチャーをした。そして体を起こしたかと思うと再び腰を動かし始めた。
今動かしちゃダメ…!こんなに気持ちいいのに声我慢させられるなんてつらい…
「…っ」
「あ、もう来るって言ってるんだね。了解。ちょっと待っててもらわなきゃだけどって伝えて。」
もうダメ…声出ちゃう…
「…はぁ…、っ…」
我慢の限界が来て、あたしは小さく喘ぎ声を出してしまった。
「うん、うん。よろしくね。じゃ失礼しまーす」
電話が終わったらしい。電話を枕元に置いた剛くんがあたしの中の奥の方を思いっきり突いた。
「あっ!!」
「声出したらあかんやろ?俺が仕事の合間にセックスしてんのバレるやん」
「あんっ、あんっ!そんなんやったら…止めてくれたらいいのにっ…あ」
「やめたら怒るくせに。そんなん言ったらもうせーへんで?ごめんなさいは?」
「…ごめん、なさいっ…あ!きもちいい、剛くんそこ気持ちいい…いっちゃっ…あ!あ!いっちゃうよぉっ」
「俺も。一緒にいこ」
「あ!あ!いくいくいく!いくぅっ」
剛くんがあたしにキスをする。激しくて長いキスをしながらあたしと剛くんはほぼ同時に果てた。あたしは小さく喘ぎ声を漏らしながら剛くんと舌を絡めた。剛くんの熱いのがあたしの中に注がれていく…
***
シャワーを浴びた剛くんがスーツを着て身支度を整えているのをあたしはベッドでうつぶせになりながらぼんやりと見ていた。
「先シャワーありがとう」
「ううん…誰か待ってるんやろ?早く戻らなね…」
「そうやねんな…もうちょい菜々ちゃんとラブラブしたかったのに。なぁ今度犬のコスプレしてーや」
ネクタイを締めながら剛くんがニヤニヤしてこっちを見る。
「えっ、着ぐるみ着ろってこと?」
「ちゃうわ。水着みたいなの売ってんの知らん?」
「なんとなくは。んー探せたら探しとくわ」
「それ関西人が乗り気じゃない時に言う言葉やん。じゃあ俺行くわ、シャワー浴びてゆっくりしてな」
「うん」
「あ、ちゃんとそれ使って乳首開発しといてな」
さっき使われたおもちゃを指差して、また剛くんがニヤニヤした。
「何言ってんのよ、剛くんの変態!」
「だから変態は菜々ちゃんやろ」
剛くんがベッドにいるあたしにキスをして、一人部屋を出た。
なんだか恥ずかしくて気のない返事をしたけどその後すぐ、剛くんが言ってたコスプレの衣装をネットで探し始めた。
けっこう出てくるんだ。さすが剛くんアパレルの…いや関係ないわ多分。キリがないからシャワーを浴びることにした。
コスプレして剛くんにいっぱいエッチなことされたいな…
そんなことを考えながらシャワーを浴びているとまた体が疼いて我慢できなくて、剛くんとのセックスを思い出しそのままシャワーでオナニーをした。
元々オナニーはする方だけど、剛くんとセックスするようになってからその回数が増えてしまった。蓮くんとか、剛くん以外の男ともセックスして十分性欲は満たされているはずなのにまだ足りないの?って自分で恥ずかしくなる。
「ん…あっ…」
小さく声を上げてあたしは絶頂に達した。
セックスした相手を考えながらオナニーしたことなんかそれまで一度も無かったのに、なんで剛くんのことは考えちゃうんだろう。
やっぱり剛くんのこと好きなのかな。
違う男ともセックス出来るから剛くんが好きなわけじゃないって、自分では思ってるんだけど。
0
あなたにおすすめの小説
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
そのほかに外伝も綴りました。
同じアパートに住む年上未亡人美女は甘すぎる。
ピコサイクス
青春
大学生の翔太は、一人暮らしを始めたばかり。
真下の階に住むのは、落ち着いた色気と優しさを併せ持つ大人の女性・水無瀬紗夜。
引っ越しの挨拶で出会った瞬間、翔太は心を奪われてしまう。
偶然にもアルバイト先のスーパーで再会した彼女は、翔太をすぐに採用し、温かく仕事を教えてくれる存在だった。
ある日の仕事帰り、ふたりで過ごす時間が増えていき――そして気づけば紗夜の部屋でご飯をご馳走になるほど親密に。
優しくて穏やかで――その色気に触れるたび、翔太の心は揺れていく。
大人の女性と大学生、甘くちょっぴり刺激的な同居生活(?)がはじまる。
17歳男子高生と32歳主婦の境界線
MisakiNonagase
恋愛
32歳の主婦・加恋。冷え切った家庭で孤独に苛まれる彼女を救い出したのは、ネットの向こう側にいた二十歳(はたち)と偽っていた17歳の少年・晴人だった。
「未成年との不倫」という、社会から断罪されるべき背徳。それでも二人は、震える手で未来への約束を交わす。少年が大学生になり、社会人となり、守られる存在から「守る男」へと成長していく中で、加恋は自らの手で「妻」という仮面を脱ぎ捨てていく…
極上イケメン先生が秘密の溺愛教育に熱心です
朝陽七彩
恋愛
私は。
「夕鶴、こっちにおいで」
現役の高校生だけど。
「ずっと夕鶴とこうしていたい」
担任の先生と。
「夕鶴を誰にも渡したくない」
付き合っています。
♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡
神城夕鶴(かみしろ ゆづる)
軽音楽部の絶対的エース
飛鷹隼理(ひだか しゅんり)
アイドル的存在の超イケメン先生
♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡
彼の名前は飛鷹隼理くん。
隼理くんは。
「夕鶴にこうしていいのは俺だけ」
そう言って……。
「そんなにも可愛い声を出されたら……俺、止められないよ」
そして隼理くんは……。
……‼
しゅっ……隼理くん……っ。
そんなことをされたら……。
隼理くんと過ごす日々はドキドキとわくわくの連続。
……だけど……。
え……。
誰……?
誰なの……?
その人はいったい誰なの、隼理くん。
ドキドキとわくわくの連続だった私に突如現れた隼理くんへの疑惑。
その疑惑は次第に大きくなり、私の心の中を不安でいっぱいにさせる。
でも。
でも訊けない。
隼理くんに直接訊くことなんて。
私にはできない。
私は。
私は、これから先、一体どうすればいいの……?
ちょっと大人な物語はこちらです
神崎 未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な短編物語集です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる