59 / 61
第三章 江戸騒乱編
第58話 バカの罪
しおりを挟む
「──無論、皆殺しだ」
俺の言葉に反応し、土方が即座に立ち上がった。手には傍らに置いてあった、刀を握り絞めている。それを見て、新八達が慌てて土方を止めに入った。
「なっ! 離さんか、お前等!」
「歳っ! ダメだ!」
この中で一番、土方と親しいのか、新八が土方を宥めにかかる。斎藤と沖田に両側から羽交い絞めにされ、土方はようやく動きを止めた。そして、止めに入った新八に食ってかかる。
「新八、何故止めるっ! こいつは今、忠勝様を殺すと言ったのだぞ!」
鬼の様な形相で、土方は新八を睨みつけた。しかし当の新八は、平然とした顔でこれに答える。
「んなこたぁ分かってるよ! 俺だって忠勝様を、黙って殺らせるつもりはねえ。だが、こいつはマジでヤバいんだ……今、俺達が全員でかかっても、相手にならねえ位にな!」
更に、土方を抑えている斎藤と沖田も声を揃えた。
「あいつだけじゃねえ、後ろの執事もバケモンだ!」
「容姿に惑わされてはいけませんよ! あの亜人も只の美人ではありません!」
親衛隊でも屈指の実力者三人に諭され、土方は驚きを隠せない。
「そ、それ程なのか……お前等がそこまで言うくらい……」
驚愕の表情を浮かべる土方の目を見据え、新八が静かに頷いた。そして、そのままゆっくりと口を開く。
「歳……気持ちは分かるが、ここは話し合いに持ち込むべきだ」
新八のその言葉を聞いて、土方はフッと全身の力を抜いた。もう、抵抗するつもりは無いらしい。斎藤と沖田がホッと息を吐き、掴んでいた腕を離す。すると、土方は憮然とした表情で、話し合いを続けようとばかりに、元いた位置に座り直した。どうやら、新八達の意見を受け入れた様だ。だが、俺はそんな土方達の思惑を、真っ向から否定する。
「なんか今、チラッと聞こえたけど、俺は話し合うつもりなんかないぞ? 俺の町を襲った奴等は皆殺しだ。考えを改めるつもりは無い」
土方がまたも、ピクリと額に青筋を浮かべる。だが、今度はなんとか、怒りを理性で抑え込んだみたいだ。そして、絞り出す様に俺に交渉を持ち掛ける。
「た、忠勝様は騙されていただけなのだ……悪いのは全て猪熊だ」
まあ、そうだろう。その話は十分、さっき聞かせて貰った。
「そんな事は分かってる。忠勝は……馬鹿なんだろ? あんな書状で騙されるくらい」
「ぐぬ……そ、そうだ。忠勝様はその純粋さ故、猪熊に利用されたのだ……」
主を馬鹿呼ばわりされ、土方は一瞬キレかけた。だが、ここを認めないと、忠勝に悪意が無かった事を証明出来ない。土方のそんな葛藤が手に取る様に伝わって来た。だが、それでも俺には関係ない。
「そうみたいだな。その言い訳はさっき聞かせて貰った。だが……だから、何なんだ?」
「な、何だと言われても……」
俺は逆に聞き返した。思わぬ俺の問いかけに、土方が困惑し始める。
「騙されていたから悪くない、馬鹿だから騙されても仕方ない……そう言いたいのか? 残念ながら、そうじゃない。騙される忠勝が悪いんだ……人の上に立つ者ならな。馬鹿だから騙されたと言うのなら、馬鹿なのが悪い。権力を持った時点で、馬鹿にも責任があるんだ。それが嫌なら、権力なんか持たなきゃいい。責任を取れないのなら、人に迷惑をかける馬鹿は罪なんだよ!」
他人に迷惑をかけない様、必死に生きている馬鹿達に謝れと言いたい。馬鹿だから何でも許されるなんて、そんなふざけた話があってたまるか!
「ぐ、ぐ……」
俺の身も蓋も無い物言いに、土方が奥歯を噛みしめる。そんな土方に俺は、容赦なく畳み掛けた。
「勿論、騙した奴が一番悪い。だから俺は、猪熊も殺すと言っただろ? そもそも、そんな簡単に騙される忠勝に、筆頭家老なんて権力を持たせたお前達が悪いんだ。悪いが忠勝には、俺の町を襲った責任は取って貰う。騙されていたとか、馬鹿だからだとか……そんな言い訳は、俺には通用しない。関わった奴は、等しく皆殺しだ」
俺は馬鹿にも平等だからな……いい意味で差別はしない。馬鹿な奴が頑張って、それなりの成果を残す。それを微笑ましいと称賛し、感動してるのは、決まって見下している奴等だけなんだ。本人達は、感動させたいなんて思っていない。ただ、必死に頑張って生きているだけだ。
俺は、その容姿から誰にも相手にして貰えなかったフリーライター時代、憐れむ様な目で仕事をくれた、出版社の男を思い出していた。この記事よく書けてるよ、面白いよと俺のゴミみたいな原稿を褒め称える。だが、俺は気付いていた。全部そいつの心の中で、『お前にしては』という言葉が付くんだ。真剣にダメ出しして貰った方が幾らかマシだ……対等な立場って事だからな。俺はあの屈辱を忘れてない。
俺がそんな、前世での苦い思い出に苛ついていると、家康が見かねて助け船を出して来た。
「土方よ。真人の町を襲ったという混成軍……本当に忠勝が指揮を執っていたのかのお? あの忠勝が奇襲等という、似合わぬ事をするとは思えぬのじゃが……」
「た、確かにっ……!」
ハッと気付いた様に、土方の表情が明るくなった。しかしその希望も、俺の言葉が叩き潰す。
「その場に居ようが居まいが関係ない。兵を出したんだろ? 同じ事だ」
一瞬で土方の表情が暗くなる。だが、尚も家康は食い下がって来た。
「ならば、こう言うのはどうじゃ? 妾はお主と新八達の命だけは取らぬ様、約束しておったのお。じゃが忠勝を殺せば、其奴等は責任を感じて自害するやもしれんぞ? これは、約束を違反した事にならんかのお?」
なるほど……。どうやら家康も、忠勝を殺されたくはないみたいだ。何とか俺を説き伏せようと、あの手この手で揺さぶりをかけて来るつもりらしい。だが、残念ながら、屁理屈の言い合いなら俺は負けない。長年のボッチ生活と不遇な前世で、性格が捻くれているからな。
「俺が約束したのは『新八達を殺さずに楓を取り戻す』という物だ。既に楓は解放されているんだから、この約束はもう果たした事になる。その後に、こいつ等が死のうが生きようが、俺の知った事ではない」
「な、ならば…… っ!!」
尽く俺に言い返され、頭を悩ませていた家康が突然、ハッと閃いた様に顔を上げた。まるで、良い事を思いついたと言わんばかりの満面の笑顔。どうやら、今度は余程の自信があるらしい。フフフと少し勿体つけて、家康は悪戯っぽく笑いながら、とんでもない提案を切り出して来た。
「フフフ……仕方あるまい。幾ら救いようの無い馬鹿とは言え、忠勝も妾の大事な家臣じゃ。それこそ、妾の右腕と呼ばれる位にのお。その右腕を見逃せと言うのじゃ……妾もそれ相応の対価を用意しよう。忠勝を殺さずに見逃してくれるなら、もう一つの妾の左腕……楓をお主に差し出そうではないか!」
どうだ、と言わんばかりのドヤ顔。確かに、右腕を救う代わりに左腕を差し出す……話だけ聞けば、対等な対価の様に聞こえる。それに、楓を差し出すと言っても殺させる訳では無い。おそらく、家臣として仕えさせるという意味だろう。それで忠勝の命が助かるのなら、楓を手放すのも止む無しという判断か……。
いかにも名案だろと言わんばかりに、家康が楓の方に目を向けた。つられて俺も、楓に視線を向けて様子を伺う。楓は余りの驚きに目を見開き、ポカンと口を開けて家康を見つめていた。そして、その瞳がゆっくりと横に動き、楓を見つめていた俺と目が合う。慌てて視線をそらし、俯いてしまう楓。何故か、耳まで真っ赤になっている。
「どうじゃ?」
俺達の様子を見ていた家康は、勝ち誇った様に、ニヤニヤと笑いながら問いかけて来た。勿論、俺の答えは決まっている。俺は家康の目を見据え、簡潔に答えた。
「──いらん」
俺の言葉に反応し、土方が即座に立ち上がった。手には傍らに置いてあった、刀を握り絞めている。それを見て、新八達が慌てて土方を止めに入った。
「なっ! 離さんか、お前等!」
「歳っ! ダメだ!」
この中で一番、土方と親しいのか、新八が土方を宥めにかかる。斎藤と沖田に両側から羽交い絞めにされ、土方はようやく動きを止めた。そして、止めに入った新八に食ってかかる。
「新八、何故止めるっ! こいつは今、忠勝様を殺すと言ったのだぞ!」
鬼の様な形相で、土方は新八を睨みつけた。しかし当の新八は、平然とした顔でこれに答える。
「んなこたぁ分かってるよ! 俺だって忠勝様を、黙って殺らせるつもりはねえ。だが、こいつはマジでヤバいんだ……今、俺達が全員でかかっても、相手にならねえ位にな!」
更に、土方を抑えている斎藤と沖田も声を揃えた。
「あいつだけじゃねえ、後ろの執事もバケモンだ!」
「容姿に惑わされてはいけませんよ! あの亜人も只の美人ではありません!」
親衛隊でも屈指の実力者三人に諭され、土方は驚きを隠せない。
「そ、それ程なのか……お前等がそこまで言うくらい……」
驚愕の表情を浮かべる土方の目を見据え、新八が静かに頷いた。そして、そのままゆっくりと口を開く。
「歳……気持ちは分かるが、ここは話し合いに持ち込むべきだ」
新八のその言葉を聞いて、土方はフッと全身の力を抜いた。もう、抵抗するつもりは無いらしい。斎藤と沖田がホッと息を吐き、掴んでいた腕を離す。すると、土方は憮然とした表情で、話し合いを続けようとばかりに、元いた位置に座り直した。どうやら、新八達の意見を受け入れた様だ。だが、俺はそんな土方達の思惑を、真っ向から否定する。
「なんか今、チラッと聞こえたけど、俺は話し合うつもりなんかないぞ? 俺の町を襲った奴等は皆殺しだ。考えを改めるつもりは無い」
土方がまたも、ピクリと額に青筋を浮かべる。だが、今度はなんとか、怒りを理性で抑え込んだみたいだ。そして、絞り出す様に俺に交渉を持ち掛ける。
「た、忠勝様は騙されていただけなのだ……悪いのは全て猪熊だ」
まあ、そうだろう。その話は十分、さっき聞かせて貰った。
「そんな事は分かってる。忠勝は……馬鹿なんだろ? あんな書状で騙されるくらい」
「ぐぬ……そ、そうだ。忠勝様はその純粋さ故、猪熊に利用されたのだ……」
主を馬鹿呼ばわりされ、土方は一瞬キレかけた。だが、ここを認めないと、忠勝に悪意が無かった事を証明出来ない。土方のそんな葛藤が手に取る様に伝わって来た。だが、それでも俺には関係ない。
「そうみたいだな。その言い訳はさっき聞かせて貰った。だが……だから、何なんだ?」
「な、何だと言われても……」
俺は逆に聞き返した。思わぬ俺の問いかけに、土方が困惑し始める。
「騙されていたから悪くない、馬鹿だから騙されても仕方ない……そう言いたいのか? 残念ながら、そうじゃない。騙される忠勝が悪いんだ……人の上に立つ者ならな。馬鹿だから騙されたと言うのなら、馬鹿なのが悪い。権力を持った時点で、馬鹿にも責任があるんだ。それが嫌なら、権力なんか持たなきゃいい。責任を取れないのなら、人に迷惑をかける馬鹿は罪なんだよ!」
他人に迷惑をかけない様、必死に生きている馬鹿達に謝れと言いたい。馬鹿だから何でも許されるなんて、そんなふざけた話があってたまるか!
「ぐ、ぐ……」
俺の身も蓋も無い物言いに、土方が奥歯を噛みしめる。そんな土方に俺は、容赦なく畳み掛けた。
「勿論、騙した奴が一番悪い。だから俺は、猪熊も殺すと言っただろ? そもそも、そんな簡単に騙される忠勝に、筆頭家老なんて権力を持たせたお前達が悪いんだ。悪いが忠勝には、俺の町を襲った責任は取って貰う。騙されていたとか、馬鹿だからだとか……そんな言い訳は、俺には通用しない。関わった奴は、等しく皆殺しだ」
俺は馬鹿にも平等だからな……いい意味で差別はしない。馬鹿な奴が頑張って、それなりの成果を残す。それを微笑ましいと称賛し、感動してるのは、決まって見下している奴等だけなんだ。本人達は、感動させたいなんて思っていない。ただ、必死に頑張って生きているだけだ。
俺は、その容姿から誰にも相手にして貰えなかったフリーライター時代、憐れむ様な目で仕事をくれた、出版社の男を思い出していた。この記事よく書けてるよ、面白いよと俺のゴミみたいな原稿を褒め称える。だが、俺は気付いていた。全部そいつの心の中で、『お前にしては』という言葉が付くんだ。真剣にダメ出しして貰った方が幾らかマシだ……対等な立場って事だからな。俺はあの屈辱を忘れてない。
俺がそんな、前世での苦い思い出に苛ついていると、家康が見かねて助け船を出して来た。
「土方よ。真人の町を襲ったという混成軍……本当に忠勝が指揮を執っていたのかのお? あの忠勝が奇襲等という、似合わぬ事をするとは思えぬのじゃが……」
「た、確かにっ……!」
ハッと気付いた様に、土方の表情が明るくなった。しかしその希望も、俺の言葉が叩き潰す。
「その場に居ようが居まいが関係ない。兵を出したんだろ? 同じ事だ」
一瞬で土方の表情が暗くなる。だが、尚も家康は食い下がって来た。
「ならば、こう言うのはどうじゃ? 妾はお主と新八達の命だけは取らぬ様、約束しておったのお。じゃが忠勝を殺せば、其奴等は責任を感じて自害するやもしれんぞ? これは、約束を違反した事にならんかのお?」
なるほど……。どうやら家康も、忠勝を殺されたくはないみたいだ。何とか俺を説き伏せようと、あの手この手で揺さぶりをかけて来るつもりらしい。だが、残念ながら、屁理屈の言い合いなら俺は負けない。長年のボッチ生活と不遇な前世で、性格が捻くれているからな。
「俺が約束したのは『新八達を殺さずに楓を取り戻す』という物だ。既に楓は解放されているんだから、この約束はもう果たした事になる。その後に、こいつ等が死のうが生きようが、俺の知った事ではない」
「な、ならば…… っ!!」
尽く俺に言い返され、頭を悩ませていた家康が突然、ハッと閃いた様に顔を上げた。まるで、良い事を思いついたと言わんばかりの満面の笑顔。どうやら、今度は余程の自信があるらしい。フフフと少し勿体つけて、家康は悪戯っぽく笑いながら、とんでもない提案を切り出して来た。
「フフフ……仕方あるまい。幾ら救いようの無い馬鹿とは言え、忠勝も妾の大事な家臣じゃ。それこそ、妾の右腕と呼ばれる位にのお。その右腕を見逃せと言うのじゃ……妾もそれ相応の対価を用意しよう。忠勝を殺さずに見逃してくれるなら、もう一つの妾の左腕……楓をお主に差し出そうではないか!」
どうだ、と言わんばかりのドヤ顔。確かに、右腕を救う代わりに左腕を差し出す……話だけ聞けば、対等な対価の様に聞こえる。それに、楓を差し出すと言っても殺させる訳では無い。おそらく、家臣として仕えさせるという意味だろう。それで忠勝の命が助かるのなら、楓を手放すのも止む無しという判断か……。
いかにも名案だろと言わんばかりに、家康が楓の方に目を向けた。つられて俺も、楓に視線を向けて様子を伺う。楓は余りの驚きに目を見開き、ポカンと口を開けて家康を見つめていた。そして、その瞳がゆっくりと横に動き、楓を見つめていた俺と目が合う。慌てて視線をそらし、俯いてしまう楓。何故か、耳まで真っ赤になっている。
「どうじゃ?」
俺達の様子を見ていた家康は、勝ち誇った様に、ニヤニヤと笑いながら問いかけて来た。勿論、俺の答えは決まっている。俺は家康の目を見据え、簡潔に答えた。
「──いらん」
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
最低のEランクと追放されたけど、実はEXランクの無限増殖で最強でした。
みこみこP
ファンタジー
高校2年の夏。
高木華音【男】は夏休みに入る前日のホームルーム中にクラスメイトと共に異世界にある帝国【ゼロムス】に魔王討伐の為に集団転移させれた。
地球人が異世界転移すると必ずDランクからAランクの固有スキルという世界に1人しか持てないレアスキルを授かるのだが、華音だけはEランク・【ムゲン】という存在しない最低ランクの固有スキルを授かったと、帝国により死の森へ捨てられる。
しかし、華音の授かった固有スキルはEXランクの無限増殖という最強のスキルだったが、本人は弱いと思い込み、死の森を生き抜く為に無双する。
『異世界ガチャでユニークスキル全部乗せ!? ポンコツ神と俺の無自覚最強スローライフ』
チャチャ
ファンタジー
> 仕事帰りにファンタジー小説を買った帰り道、不運にも事故死した38歳の男。
気がつくと、目の前には“ポンコツ”と噂される神様がいた——。
「君、うっかり死んじゃったから、異世界に転生させてあげるよ♪」
「スキル? ステータス? もちろんガチャで決めるから!」
最初はブチギレ寸前だったが、引いたスキルはなんと全部ユニーク!
本人は気づいていないが、【超幸運】の持ち主だった!
「冒険? 魔王? いや、俺は村でのんびり暮らしたいんだけど……」
そんな願いとは裏腹に、次々とトラブルに巻き込まれ、無自覚に“最強伝説”を打ち立てていく!
神様のミスで始まった異世界生活。目指すはスローライフ、されど周囲は大騒ぎ!
◆ガチャ転生×最強×スローライフ!
無自覚チートな元おっさんが、今日も異世界でのんびり無双中!
つまらなかった乙女ゲームに転生しちゃったので、サクッと終わらすことにしました
蒼羽咲
ファンタジー
つまらなかった乙女ゲームに転生⁈
絵に惚れ込み、一目惚れキャラのためにハードまで買ったが内容が超つまらなかった残念な乙女ゲームに転生してしまった。
絵は超好みだ。内容はご都合主義の聖女なお花畑主人公。攻略イケメンも顔は良いがちょろい対象ばかり。てこたぁ逆にめちゃくちゃ住み心地のいい場所になるのでは⁈と気づき、テンションが一気に上がる!!
聖女など面倒な事はする気はない!サクッと攻略終わらせてぐーたら生活をGETするぞ!
ご都合主義ならチョロい!と、野望を胸に動き出す!!
+++++
・重複投稿・土曜配信 (たま~に水曜…不定期更新)
私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。
MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。
アルフレッドは平穏に過ごしたい 〜追放されたけど謎のスキル【合成】で生き抜く〜
芍薬甘草湯
ファンタジー
アルフレッドは貴族の令息であったが天から与えられたスキルと家風の違いで追放される。平民となり冒険者となったが、生活するために竜騎士隊でアルバイトをすることに。
ふとした事でスキルが発動。
使えないスキルではない事に気付いたアルフレッドは様々なものを合成しながら密かに活躍していく。
⭐︎注意⭐︎
女性が多く出てくるため、ハーレム要素がほんの少しあります。特に苦手な方はご遠慮ください。
クラス転移したら種族が変化してたけどとりあえず生きる
あっとさん
ファンタジー
16歳になったばかりの高校2年の主人公。
でも、主人公は昔から体が弱くなかなか学校に通えなかった。
でも学校には、行っても俺に声をかけてくれる親友はいた。
その日も体の調子が良くなり、親友と久しぶりの学校に行きHRが終わり先生が出ていったとき、クラスが眩しい光に包まれた。
そして僕は一人、違う場所に飛ばされいた。
軽トラの荷台にダンジョンができました★車ごと【非破壊オブジェクト化】して移動要塞になったので快適探索者生活を始めたいと思います
こげ丸
ファンタジー
===運べるプライベートダンジョンで自由気ままな快適最強探索者生活!===
ダンジョンが出来て三〇年。平凡なエンジニアとして過ごしていた主人公だが、ある日突然軽トラの荷台にダンジョンゲートが発生したことをきっかけに、遅咲きながら探索者デビューすることを決意する。
でも別に最強なんて目指さない。
それなりに強くなって、それなりに稼げるようになれれば十分と思っていたのだが……。
フィールドボス化した愛犬(パグ)に非破壊オブジェクト化して移動要塞と化した軽トラ。ユニークスキル「ダンジョンアドミニストレーター」を得てダンジョンの管理者となった主人公が「それなり」ですむわけがなかった。
これは、プライベートダンジョンを利用した快適生活を送りつつ、最強探索者へと駆け上がっていく一人と一匹……とその他大勢の配下たちの物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる