パイナップル番長奇譚〜各話完結の中年童貞奮闘物語〜

パイナップル番長研究所《しゃぽお》

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パイナップル番長奇譚~断頭台の刑事裁判編〜

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自分の名前は『パイナップル番長』です。

両親は他界し、この駐車場と自宅を相続しました。

実家に一人暮らしをしながら、運送会社でバイトをしながら生活しています。

自分は、生まれてこの方、女性とお付き合いしたことのない中年童貞なんです。

女性から告白されたこともしたこともなく、毎日オナニーしながら生きていました。

もう47歳にもなってしまいました。

そうでした!!。自分は、自己紹介なんてしてる場合ではないんです!!。

実は、自分、目が覚めたら断頭台にいるんです!!。

側には、頭巾を被ったデカくて太った死刑執行人が大きな斧を持って立っているんです!!。

自分は、どうやら、裁判にかけられている最中のようで、自分の有罪判決が出た瞬間に、斬首されるのが、この世界の法律みたいです!!。

しかし、自分がどんな罪を犯したのか、皆目、見当がつきません。

裁判長:「みなさん、静粛に!、これより被告パイナップル番長の中年童貞罪についての裁判を開始します!」

パイナップル番長:(えっ?何それ!?︎そんな罪があるの!?)

裁判長:「被告パイナップル番長、何か異議申し立てがあるなら今のうちに言っておきなさい。」

パイナップル番長:(異議どころか、全てが解りません…………。)

裁判長:「おい、なんか言ったらどうだ?」

パイナップル番長:「あの……..その…….えっと……。」

検察官:「なんだぁ?、異議があるなら早く言わんか!!」

パイナップル番長:「あっ、はい。すみません。ちょっと待ってくださいね。」

弁護人:「裁判長、少しよろしいですか?」

裁判長:「なんでしょう、弁護人。」

弁護人:「はい。今回の被告パイナップル番長は、今まで女性と付き合ったことがないという一点のみで有罪になっているように思われます。」

裁判長:「ふむ。我が国の法律では、中年童貞は極刑に処すると条文で定まっておるが、検察官の意見はいかがかな?」

検察官:「はい。検察側では、この男が今まで女性と付き合ったことがなかったということだけで死刑に値すると判断しております。」

パイナップル番長:(ぬはぁ~。自分が死刑になることが前提になってるよ。)

弁護人:「パイナップル番長は、確かに世界一モテないとは言えますが、本当に童貞なのか立証されておりません。風俗で純潔を失っていると思われます。よって無罪を主張します。」

傍聴席:「ざわざわ……」

パイナップル番長:(あれれぇ~?やばい、自分は風俗も行ったことがない。正真正銘の童貞だから、死刑なのかも。)

検察官:「何を言っているのだ!この男は童貞に間違いない!!風俗嬢でもセックスしてはくれない風体をしている。」

弁護人:「いいえ、違います。彼は間違いなくヤリチンボーイです。なぜならば、彼の股間は使い込まれて土留色になっているのが証拠です!!!」

パイナップル番長:(ちょっ!?、、、何言ってんだよぉ。自分は童貞だってば~。)

検察官:「何をバカなことを。被告パイナップル番長のチンポは全く剥けてはいない包茎に違いない。」

傍聴席:「ざわざわ」

弁護人:「裁判長、ここは弁護側の主張を認めていただきたいと思います。」

裁判長:「ほう。どういうことですか?」

弁護人:「はい。被告人パイナップル番長の股間は一見、包茎のように見えます。しかし、よく見ると陰嚢の膨らみ具合からして、

ズバリ! 仮性包茎です!!」

傍聴席:「おお~」 「ざわざわ」

裁判長:「ふむ。なるほど、つまり、この男には、女経験がないのではなく、『実は、女性との経験はあるが、皮を被っている』と、そういうことなのだな。」

弁護人:「そうです!裁判長のおっしゃる通りです!そして、この男の中には、『女性の膣に挿入した。』という事実がありながら、恥ずかしくて法廷で言い出せないだけなのです。」

傍聴席:「ざわざわ」

裁判長:「ふむ。被告人の気持ちはよくわかるぞ。」

傍聴席:「そうだ、そうだ」

パイナップル番長:(ちげーよ!!)

検察官:「チンポが真性包茎なのか仮性なのかそんなことは有罪か無罪かの要件とは関係ないでしょう。この男は、間違いなく童貞です。証拠として年頃の女性100人にアンケートをとったところ、100人全員がパイナップル番長とはセックスしたくないと回答しました。これを証拠書類として提出します。」

パイナップル番長:(ぬはー!、なんじゃそりゃ!?、、、嘘だよね?)

裁判長:「これはすごいな。被告人に反論の余地はないようだ。」

パイナップル番長:「ちょっと、待ってください!!お願い、待ってください!!」

検察官:「裁判長、これで決まりですね。」

裁判長:「うむ。検察官の証拠書類を採用する。それでは、陪審員のみなさんと協議に移ります。」

パイナップル番長:「ちょっと待ってください!!違うんです!!聞いてください!!」

裁判長:「被告人は静かにしなさい!!」

パイナップル番長:「あの……その……えっと……。」

弁護人:「被告人パイナップル番長、なにか異議申し立てがあるなら今のうちだよ。」

パイナップル番長:「いえ、あの……。中年童貞って、そんな罪なことなんでしょうか?」

検察官:「なにをとぼけたことを。お前は中年童貞だろう。その罪の重さを理解しないのかね?」

パイナップル番長:「はい。その…….あの……実は自分は童貞じゃないんです。(嘘)」

傍聴席:「おお~」 「ざわざわ」

裁判長:「なにぃ!?、、それは本当か?」

弁護人:「被告が申しているとおり、パイナップル番長は中年童貞ではありません。無罪を主張します。」

検察官:「なにをバカなことを言うんだ!この男が中年童貞でないはずがない!!」

弁護人:「いや、被告人の言うことに嘘はありません。彼は、ああ見えてヤリチンなんです。」

裁判長:「よし、では、被告人の発言に虚偽がないことを前提に審議を続けるものとする。」

検察官:「異議あり!!!」

裁判長:「検察官、どうした?」

検察官:「被告人は嘘の証言をしております。私は、この男の目を見ればわかります。パイナップル番長は、正真正銘の中年童貞です。極刑に処さなければなりません。」

パイナップル番長:「ちょっ、なんでそうなるんですか?」

弁護人:「検察は、なぜ、この男が中年童貞だとわかったのですかね?」

検察官:「被告人は証言後から、ずっと目が泳いでおります。体臭は熊牧場と精液を混ぜ合わせたような臭いです。このような男は、絶対にヤリチンボーイではありません。」

裁判長:「なるほど、検察官に一理ある。それでは、被告人パイナップル番長よ。初体験の話をしなさい。」

パイナップル番長:「えっ?」

裁判長:「ヤリチンなら話せるだろ?、いいから話しなさい。」

パイナップル番長:「あの……その……えっと……。」

検察官:「初体験なんてしてないから、言えないだろうが。」

パイナップル番長:「えっと……。」

裁判長:「早く言いなさい。」

パイナップル番長:「あぁ、もう、面倒くさい! 嘘ついていました。自分は中年童貞です!!!もうそれでいいですか?!」

裁判長:「よろしい、被告人、あなたは中年童貞なんですね?、それでは、改めて結審に進みます。」

パイナップル番長:「えっ!?、、もう審議は終わりなの!?」

裁判長:「これまでの主張に関して、被告人、何か異議申し立てはあるかな?」

パイナップル番長:「えっと……えっと……。」

裁判長:「被告人、どうした?」

パイナップル番長:「異議申し立てというより、質問があります。」

裁判長:「なんだ?言ってみなされ。」

パイナップル番長:「あの……その……えっと……。」

裁判長:「早く言いなさい。」

パイナップル番長:「自分は今から処刑の判決を言い渡されるんですよね? だったら、一つだけ最後にやりたいことがあるんですけど。」

裁判長:「なんだ?早く言いなさい。」

パイナップル番長:「あの…!…その……。すみません、トイレに行きたいです。」

裁判長:「はぁ!?」

パイナップル番長:「すみません!!。ちょっとウンコしに行ってもいいですか?」

裁判長:「ダメだ。被告人は断頭台で用を足せ。」

パイナップル番長:「えっ?、断頭台で公開脱糞しろってことですか?」

裁判長:「そうだ!早くせんか!」

パイナップル番長:「すみません。それじゃあ、ちょっと失礼します!」

弁護人:「裁判長、異議あり!!。被告人は便所に行くと希望しています。法律には、被告人に断頭台で大便させるとう記述はありません。よって、便所で大便させるべきです。」

検察官:「異議あり!!」

裁判長:「検察官、どうしましたか?」

検察官:「裁判長、この男は、きっとトイレに行かせたら、大便のフリをして便所でオナニーするでしょう。したがって、断頭台で大便させるべきです。この検察官『スカッシュ・ペ』の名にかけて提言します!」

裁判官:「うむ、それも一理ある。弁護人はどう思うかね?」

弁護士:「パイナップル番長の大便は、強烈な悪臭を放つと思われます。裁判や処刑の続行が不可能になる危険もありますので、便所で大便させたほうがよろしいと思われます。」

裁判長:「なるほど、よし、分かった。弁護人の抗弁を採用しよう。それでは、被告人パイナップル番長。ただちに、トイレでウンコをしてきなさい!」

パイナップル番長:「ありがとうございます。すぐ行ってまいります。」

こうして、自分は、断頭台から解放され、法廷を出てすぐの便所に入った。そして、便器に腰掛けてズボンとパンツを脱いだ。すると、そこには、自分の陰茎がぶら下がっていた。

パイナップル番長:「あれ?俺のチンチンってこんな形してたかなぁ?まぁ、いっか。とりあえず、ウンコしよう。おションベンもついでにしておこう。」

ブリブリブリブリ!!、ジョボッ! シャーーー! ジョロジョロッ! ぷーーっ!!

パイナップル番長:「しかし、なぜか、いくら放尿しても、おしっこが止まらないぞ。それに、なんだかチンポが気持ち良くなってきた。なんか変な感じだ。あれ、触ってもないのにチンポが勃起しているぞ!! 」

ジョォ~~~~~~、ドピュッ、ドピュッ!

パイナップル番長:「あれれ?今度は、精子が出てきてるぞ?、間違いなく射精したような快感が……。」

そう思った瞬間、トイレの扉を激しく叩かれた。

ドンドンドン!  ドンドンドン!

「今すぐ、この扉をあけろ!開けないと、扉を打ち破るぞ!」

「ちょ、ちょと待って下さい。今出ます。」

パイナップル番長は、急いで服を整え、ドアの鍵を開けた。

ガチャリ。

扉を開けると、死刑執行人が立っていた!180センチほどの肥満体だ。

死刑執行人:「私の名前は、『キワーノ司令官』だ!、お前を斬首する担当なんだが、副業で中年童貞の研究をしている者だ。私なら、お前を助けることができるかもしれない。」

キワーノ司令官は、被っていた頭巾を脱いだ。

パイナップル番長:「へぇ~。女性だったのですか!、中年童貞を研究する女性なんて、そんな奇特な人もいるのか~。」

キワーノ司令官:「そうだ。私の生涯の研究対象なんだよ。中年童貞とは!」

パイナップル番長:「いや、でも自分はきっと死刑で斬首確定だし。だって、あの法廷の3人は本当に頭が凝り固まったダメそうな人たちだったから。」

キワーノ司令官:「大丈夫!私がなんとかしてやるから!!私とセックスすれば、中年童貞ではなくなる。ヤリチンボーイとなって無罪になれるぞ!」

パイナップル番長:「本当ですか?」

キワーノ司令官:「ああ、もちろんだとも。」

パイナップル番長:「うわぁ、どうしようかなぁ、自分、命は惜しいけど、20歳未満の処女と初体験することだけを考えて生きてきたからなぁ。」

キワーノ司令官:「なにを言っているんだ?、君は中年童貞罪で斬首されるんだぞ。そんな下らない理想に命を捨てるのか?」

パイナップル番長:「いや、だって、今まで未成年女子のために童貞を守る努力してきたのに、それを否定されたら生きていけないですよ。」

キワーノ司令官:「バカ野郎!!、そんな毛むくじゃらの巨大な身体をしている男の相手を、未成年の処女ができるわけないだろう?、お前は本当にバカな男だな!冷静になって考えろ!そんなことでどうする!」

パイナップル番長:「はい・・.ごめんなさい。自分、命の大切さに気がつきました。それでは、自分とセックスしていただけますか?」

キワーノ司令官:「よし、わかった。それでは、今からロストヴァージン作戦を開始する!!」

パイナップル番長:「はい!!お願いします!!」

こうして、2人の男女は抱き合い、裸になって交わりあったのだ。

トイレで二人とも全裸のまま、キワーノ司令官リードで激しく愛し合う。

そして、セックスしながら、立ちバックの体位で法廷に戻って行ったのだった。

パンパンパン!激しい音が法廷に響き渡った。

傍聴席:「法廷の中でパイナップル番長がセックスしてるぞ!」

法廷に戻ると、先ほどまで騒いでいた検察官は、静かになり、他の陪審員たちは、全員立ち上がり、裁判長の指示に従っていた。

裁判長:「たった今、はっきりとした証拠が提示されたため、被告人は中年童貞ではない事が明白となった。」

裁判長:「判決を言い渡す。」

裁判官:「被告パイナップル番長を無罪とする。」(高らかに宣言)」

陪審員たち:(拍手)パチパチ

裁判長:「以上をもって閉廷とする。被告人は速やかに着衣を正し、退室するように。

こうして、自分は無罪となり釈放されることになったのだ。

パイナップル番長:(なぜだろう? 検察官の『スカッシュ・ペ』がこちらを睨みつけているぞ。)

スカッシュ・ペ:「パイナップル番長よ、覚えていろよ。必ずお前を断罪してみせるからな。首を洗って待っておれ。」

パイナップル番長:「えっ? どういうこと?無罪になったのに。」

パイナップル番長は、その日のうち解放された。


釈放された後、自分は、再び運送会社でバイトすることになった。

今日は、朝早くから夜遅くまでの勤務だ。

自分は、配達先の会社の前で呼び鈴を押して待っていた。

すると、一人の女性が社屋から出てきた。あの時のキワーノ司令官だった。

彼女は、自分の存在に気がついたようだ。

キワーノ司令官:「おおっ、あの時の君か!」

パイナップル番長:「あっ、あなたは、あの時助けてくれた人じゃないですか。なんでここにいるんですか?」

キワーノ司令官:「私は、ここで働いているんだ。」

パイナップル番長:「そうなんですか。あの時は、ありがとうございます。」

キワーノ司令官:「礼など言わなくていい。それよりも、今晩時間あるか?また話したいことがあるんだが。」

パイナップル番長:「ええ、いいですけど。」

キワーノ司令官:「それでは、仕事が終わったあと、私の家で会おう。この近くだ。住所と地図のメモ書きを君に渡しておこう。」

パイナップル番長:「わかりました。それでは後ほど。」

そして、その日の仕事を無事に終え、待ち合わせの時間になった。

メモ書きの住所と地図をたよりに、キワーノ司令官の家に行くと、玄関の扉にメッセージが書かれた紙が貼ってあった。

【危険な状況になってしまった。すぐに帰ってくれ!、君も身の安全を確保するんだ!】

なんだか嫌な予感がした。

自分はそそくさと退散した。

そして、全力で走って家に帰った。

しかし、もう遅かった。家に帰ってみると、そこには、包丁を持った検察官だったスカッシュ・ペがいた。

スカッシュ・ペ:「やっと帰ってきたか。お前を断罪できなかったことで、私は検察官の職を失ったのだ!」

パイナップル番長:「え?、でも、どうして、ここに?」

スカッシュ・ペ:「法廷で言った通りだ。貴様を断罪するためにここにきたのだ。覚悟しろ!!」

パイナップル番長:「え?何言ってるんですか?やめてください!自分は無罪になったじゃないですか!!」

自分は必死に逃げようとしたが、その前にスカッシュ・ペは襲いかかってきた。

ザクッ! パイナップル番長の急所に包丁が刺さったのだ!

パイナップル番長:「うっぎゃー、もう死ぬーー!!!南無阿弥陀仏おばーちゃん!!」

そして、自分は刺された痛みで意識を失ったのだ。



(あれ、自分はどうしたんだろう。死んでしまって、ここは黄泉の国なのかな?)



しかし、目が覚めた。いまの自分がどのような状況なのか理解できないでいた。


ここはどこだろうか?



見回してみたら、自分が入所している老人ホームのようだった。



パイナップル番長:「そうか!!、自分は、身寄りがないから、自宅と駐車場を売って老人ホームに入っていたんだ。あれは若い頃の夢だったのかな? まあいいや、もう自分は疲れてしまったよ。」

しかし、パイナップル番長の老人用オムツは濡れてた。

それはどうやら尿ではないようだった。

パイナップル番長:「うひょー!!、自分、米寿なのに夢精してしまった!」

そう言って、自分の股間を覗き込んだ。

パイナップル番長:「うそっ!!、自分、勃起している!。50年ぶりの朝勃ちだよ!。」

彼は満面の笑みを浮かべていた。

深く刻まれた皺はさらに深くなった。

パイナップル番長:「よかったー!、変な夢を見たけど、まだ自分は後期高齢者童貞のままだ!!」

安心したパイナップル番長は、そのまま永遠の眠りについたのであった・・・


彼の死顔は微笑んでいた。40年前にパイナップル番長と呼ばれていたときの笑顔のようだった。


身寄りのない彼の葬儀は、役所の職員が事務的に執り行なった。

葬儀に参列した者はいなかったが、どこかの知人の計らいにより、棺桶の中には、大量の鮑と大量のエロ本及びボックスティッシュが入れられた。

誰も参ることはない彼の墓標には『生涯童貞の者ここに眠る』と刻まてれいたのだった。


もう着る人がいなくなった使い古して枯れてしまった腰蓑が、風に揺れていた。


ここに、一人の童貞の人生が幕を閉じたのだ。


===== 完 =====


この物語はフィクションです。登場する人物・団体・名称等は架空であり、実在のものとは関係ありません。また、性的嗜好や差別(性別や外見等の一切)を助長させる目的で書かれたものではありません。
(注:この文章を読んでいるあなたの世界にも、あなたにしか見えないパイナップル番長が存在し、また、どこの世界にも必ずパイナップル番長は存在するのです。)


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