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第8章
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「ちょっとぉ~そんなことをしていたら、あっという間に、時間が
なくなるわよ」
清子の声が聞こえる。
宗太郎が振り向くと、清子は腕組みをして、こちらを向いている。
「もっと、効率よく探して!
ちっとも、進んでいないじゃないの」
その声は、かなりイラついているようだ。
(まずい、疲れてきたのか?)
何とかせねば…
やや焦りを感じる宗太郎なのだが、神林君は…と見ると、
相変わらずのマイペースで、床をはいつくばっているのが見える。
『本当に、何も覚えていないのか?』
神林君の言葉が、宗太郎の中で、何か引っかかりを感じる。
(あれは、どういう意味だ?)
この家が、昔、自分たちの秘密基地だった、と清子は言っていた。
(じゃあ、清子は…何か覚えているんじゃあないのか?)
ふと、そんなことがひらめく。
「なぁ、清子。
あの時…どの辺で遊んでいたのか、覚えてはいないか?」
唐突な宗太郎の質問に、清子はなによ、とクルリと振り向く。
「何よぉ、こんな時に…
こんな所までは、入っていないわよ」
けげんな顔をして、こちらを見返す。
「じゃあ、鏡は?
鏡は、昔からそこにあった?」
それでも聞いてくる宗太郎に、清子は眉をしかめる。
「なんのために、そんなことを聞くの?」
あからさまに、イヤそうな顔になる。
だが宗太郎は、そんなことなどものともせずに、真面目な顔つきで、
「いい?これは、大事なことなんだ。
よぉく思い出してみて!」
けげんな顔をする清子に向かって、さらに重ねてそういった。
なくなるわよ」
清子の声が聞こえる。
宗太郎が振り向くと、清子は腕組みをして、こちらを向いている。
「もっと、効率よく探して!
ちっとも、進んでいないじゃないの」
その声は、かなりイラついているようだ。
(まずい、疲れてきたのか?)
何とかせねば…
やや焦りを感じる宗太郎なのだが、神林君は…と見ると、
相変わらずのマイペースで、床をはいつくばっているのが見える。
『本当に、何も覚えていないのか?』
神林君の言葉が、宗太郎の中で、何か引っかかりを感じる。
(あれは、どういう意味だ?)
この家が、昔、自分たちの秘密基地だった、と清子は言っていた。
(じゃあ、清子は…何か覚えているんじゃあないのか?)
ふと、そんなことがひらめく。
「なぁ、清子。
あの時…どの辺で遊んでいたのか、覚えてはいないか?」
唐突な宗太郎の質問に、清子はなによ、とクルリと振り向く。
「何よぉ、こんな時に…
こんな所までは、入っていないわよ」
けげんな顔をして、こちらを見返す。
「じゃあ、鏡は?
鏡は、昔からそこにあった?」
それでも聞いてくる宗太郎に、清子は眉をしかめる。
「なんのために、そんなことを聞くの?」
あからさまに、イヤそうな顔になる。
だが宗太郎は、そんなことなどものともせずに、真面目な顔つきで、
「いい?これは、大事なことなんだ。
よぉく思い出してみて!」
けげんな顔をする清子に向かって、さらに重ねてそういった。
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