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第5章 謎の肖像画
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「そうだなぁ~先輩と夜のお散歩も、面白そうねぇ」
突然玲がつぶやく。
あれ、この人…さっきまで人の会話、聞いていないのかしら、と
珠紀は思う。
玲は急に目を輝かせて
「ここって、いかにも何か、ありそうじゃない?
とっても怖い、キモダメシ、出来そう!」
怖がるどころか、まるで子供のようにはしゃいでいる。
まさか、この真っ暗な階段も、雰囲気があって面白い、とでも
思っているのか。
(あら、この人、怖いの平気なんだ)
その辺のところが、自分とは違う…と、珠紀はついていけない、とそう思う。
困ったなぁと、ひどく戸惑う。
それでも急いで階段を取って返すと、当たり前だけれど、そこにはもう、
誰も残ってはいなかった。
「そりゃあ、そうかぁ~」
すこしガッカリして、肩を落としていると、
「そりゃあ、そうでしょうよ」
玲はすました顔で、珠紀を見る。
「それじゃあ、どうするの?」
結局のところ、フロントに行くのをやめてしまったので、
これからどうするのだ、と玲に聞いてみる。
すると玲は、さっきと同じように、ニッコリとすると、
「そんなの、決まってるじゃない」
と、またも澄ました顔をする。
えっ、まさか?と玲の顔を見返すと、何か企んでいる顔をした。
「先輩と?」
「そう」
「じゃあ…お風呂は?」
「シャワーでいいでしょ?」
さっきまでの話は、どうなったんだ、と思う。
「でも…素敵なお風呂かもしれないわよ?」
バラのお風呂とか…いい匂いの芳香剤とか…
一応ダメ押しのように言う。
「そんなの…明日の朝でも、いいでしょ?」
どうやら好奇心の方が、勝っているようだ。
早く終われば、入りに行けばいいかぁ~
玲の勢いに押されて、半ば珠紀は、あきらめモードだ。
それでも、夜中ウロウロするのはどうかなぁ~と、珠紀は
少しためらう。
さっきのオバサンの
『闇に引きずりこまれないように、気を付けて』という、いわくありげな言葉が、
まだ耳に残っていた。
あれは、なんだったのだろう?
「さっきのオバサン、なんだったんだろうね?」
ポツンとそうつぶやくと
「オバサン?そうだねぇ」
玲も少し考え込んでいる。
「ま、みんなでいれば、大丈夫よ!
ちょっとおどかしただけでしょ?」
いつものように、明るくそう言うので、
そうかな、そうよね、と…珠紀は自分をそう思い込ませようとしていた。
突然玲がつぶやく。
あれ、この人…さっきまで人の会話、聞いていないのかしら、と
珠紀は思う。
玲は急に目を輝かせて
「ここって、いかにも何か、ありそうじゃない?
とっても怖い、キモダメシ、出来そう!」
怖がるどころか、まるで子供のようにはしゃいでいる。
まさか、この真っ暗な階段も、雰囲気があって面白い、とでも
思っているのか。
(あら、この人、怖いの平気なんだ)
その辺のところが、自分とは違う…と、珠紀はついていけない、とそう思う。
困ったなぁと、ひどく戸惑う。
それでも急いで階段を取って返すと、当たり前だけれど、そこにはもう、
誰も残ってはいなかった。
「そりゃあ、そうかぁ~」
すこしガッカリして、肩を落としていると、
「そりゃあ、そうでしょうよ」
玲はすました顔で、珠紀を見る。
「それじゃあ、どうするの?」
結局のところ、フロントに行くのをやめてしまったので、
これからどうするのだ、と玲に聞いてみる。
すると玲は、さっきと同じように、ニッコリとすると、
「そんなの、決まってるじゃない」
と、またも澄ました顔をする。
えっ、まさか?と玲の顔を見返すと、何か企んでいる顔をした。
「先輩と?」
「そう」
「じゃあ…お風呂は?」
「シャワーでいいでしょ?」
さっきまでの話は、どうなったんだ、と思う。
「でも…素敵なお風呂かもしれないわよ?」
バラのお風呂とか…いい匂いの芳香剤とか…
一応ダメ押しのように言う。
「そんなの…明日の朝でも、いいでしょ?」
どうやら好奇心の方が、勝っているようだ。
早く終われば、入りに行けばいいかぁ~
玲の勢いに押されて、半ば珠紀は、あきらめモードだ。
それでも、夜中ウロウロするのはどうかなぁ~と、珠紀は
少しためらう。
さっきのオバサンの
『闇に引きずりこまれないように、気を付けて』という、いわくありげな言葉が、
まだ耳に残っていた。
あれは、なんだったのだろう?
「さっきのオバサン、なんだったんだろうね?」
ポツンとそうつぶやくと
「オバサン?そうだねぇ」
玲も少し考え込んでいる。
「ま、みんなでいれば、大丈夫よ!
ちょっとおどかしただけでしょ?」
いつものように、明るくそう言うので、
そうかな、そうよね、と…珠紀は自分をそう思い込ませようとしていた。
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