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第 16章 転がる石のように…
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「たぶん、どこかに…カメラがあるはずだ」
ポソリと大家さんの息子が、つぶやく。
「それにたぶん、犯人が映っているはずだ」
辺りを見回した。
カメラって…あの監視カメラみたいなやつ?
待子は不思議に思う。
そんなドラマみたいに、都合よく簡単に、見つかるものなのかしら、と。
すると彼は首を回すと、
「第1発見者は、あなたですか?」
いきなり聞かれた。
そうなのか、と待子は戸惑う。
「おそらく警察の人に、聞かれると思いますよ。
今のうちに、記憶の整理をした方がいいかもしれませんね」
なぜだかキッパリとそう言った。
まだ周りはアタフタとしている。
消防車が到着すると、あわただしく人が入り込んできた。
待子は邪魔にならないようにと、腰をあげる。
大家さんの息子は、いつの間にかその場を離れ、
母屋の方へと、入って行ったようだった。
ポソリと大家さんの息子が、つぶやく。
「それにたぶん、犯人が映っているはずだ」
辺りを見回した。
カメラって…あの監視カメラみたいなやつ?
待子は不思議に思う。
そんなドラマみたいに、都合よく簡単に、見つかるものなのかしら、と。
すると彼は首を回すと、
「第1発見者は、あなたですか?」
いきなり聞かれた。
そうなのか、と待子は戸惑う。
「おそらく警察の人に、聞かれると思いますよ。
今のうちに、記憶の整理をした方がいいかもしれませんね」
なぜだかキッパリとそう言った。
まだ周りはアタフタとしている。
消防車が到着すると、あわただしく人が入り込んできた。
待子は邪魔にならないようにと、腰をあげる。
大家さんの息子は、いつの間にかその場を離れ、
母屋の方へと、入って行ったようだった。
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