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Scene 8 シンデレラは眠れない
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家事だって、地味だけれど、立派な仕事には違いないのですが…
それでも、なんとなく後ろめたい気持ちになります。
すると大家のおばさんは、
「いくら、仮住まいだとしても、あなたも働かない
わけには、いかないでしょう…」
ついにエラの気にしていることを、ズバリと言って、のけたのです。
(そういえば・・・)
エラは思います。
前に会った時には、何か紹介してくれる、と言っていたけど、それは礼美たちのグループのことじゃなかったの…と。
大家さんは、そんなエラの気持ちの変化には気付かずに、ニコニコと満面の笑みを浮かべて、
「あなた、病気もちじゃないのよね?」
と、エラに聞いて来るので、戸惑いつつも
「もちろん、元気ですよ」
素直にうなづきます。
大家さんは、頭のてっぺんで、そのことについては、
理解しているのでしょうが…
それでも気になるようです。
「なら…、問題、なさそうね」
そう言うと、ほぅっと肩をなでおろします。
さらに、
「私…あなたに、いい仕事、紹介してあげる」
そう言うと…エラとしては、少し不安だけれど、
この世界にいつまでいるか、わからないので、
ここは素直にうなづきました。
それでも、なんとなく後ろめたい気持ちになります。
すると大家のおばさんは、
「いくら、仮住まいだとしても、あなたも働かない
わけには、いかないでしょう…」
ついにエラの気にしていることを、ズバリと言って、のけたのです。
(そういえば・・・)
エラは思います。
前に会った時には、何か紹介してくれる、と言っていたけど、それは礼美たちのグループのことじゃなかったの…と。
大家さんは、そんなエラの気持ちの変化には気付かずに、ニコニコと満面の笑みを浮かべて、
「あなた、病気もちじゃないのよね?」
と、エラに聞いて来るので、戸惑いつつも
「もちろん、元気ですよ」
素直にうなづきます。
大家さんは、頭のてっぺんで、そのことについては、
理解しているのでしょうが…
それでも気になるようです。
「なら…、問題、なさそうね」
そう言うと、ほぅっと肩をなでおろします。
さらに、
「私…あなたに、いい仕事、紹介してあげる」
そう言うと…エラとしては、少し不安だけれど、
この世界にいつまでいるか、わからないので、
ここは素直にうなづきました。
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