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第1章 空美の場合
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「あぁ、もったいない!こんなおいしものを、食べないなんて・・・」
空美は、うらみがましい目で、ユミをじっと見つめた。
「なによ!」
ユミは、空美を見返す。
いつもなら、この時点で、空美は折れるのだが・・・
今日の空美は違った。
何しろ、大好きなマンゴーフラッペがかかっているのだ。
すると・・・
ユミは、滅多に自己主張しない空美が、反抗的な態度を見せたので、少しばかり
驚いていた。
「くやしいなら、痩せてみな!痩せたら、ごほうびに、ここのジャンボパフェ、
おごってあげるわよ」
幾分、挑戦的な態度であった。
すると、空美の頭には、この店自慢のジャンボパフェの全容が、
思い浮かぶ・・・・
特盛、デカ盛り・・とブームがあるみたいだけれど、この店の
ジャンボパフェも、中々のボリュームだ。
ビールジョッキに盛られたそれは、下にバニラアイス、そして
生クリーム、フルーツもたっぷり入って、さらに、ソフトクリーム
が乗り、仕上げにチョコソースが、これでもか!と親の仇のように
かかっている。
魅惑の一品なのだ。
じゅる・・・・
空美は思わず、よだれが垂れてきそうなのを、必死でこらえた。
空美は、うらみがましい目で、ユミをじっと見つめた。
「なによ!」
ユミは、空美を見返す。
いつもなら、この時点で、空美は折れるのだが・・・
今日の空美は違った。
何しろ、大好きなマンゴーフラッペがかかっているのだ。
すると・・・
ユミは、滅多に自己主張しない空美が、反抗的な態度を見せたので、少しばかり
驚いていた。
「くやしいなら、痩せてみな!痩せたら、ごほうびに、ここのジャンボパフェ、
おごってあげるわよ」
幾分、挑戦的な態度であった。
すると、空美の頭には、この店自慢のジャンボパフェの全容が、
思い浮かぶ・・・・
特盛、デカ盛り・・とブームがあるみたいだけれど、この店の
ジャンボパフェも、中々のボリュームだ。
ビールジョッキに盛られたそれは、下にバニラアイス、そして
生クリーム、フルーツもたっぷり入って、さらに、ソフトクリーム
が乗り、仕上げにチョコソースが、これでもか!と親の仇のように
かかっている。
魅惑の一品なのだ。
じゅる・・・・
空美は思わず、よだれが垂れてきそうなのを、必死でこらえた。
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