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第3章 夢のカケラ
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「ねぇ~出口って、どこ?」
グイグイとジュンヤの手を引っ張って、柚は彼の顏を見上げる。
「さぁ~?」
何とも頼りない返事だ。
パッと見た感じ…ここは、だだっ広い空間だ。
「ねぇ~ジュンヤくんは…こっちから来たの?」
柚自身は、いきなりここへ連れて来られたので、何もわからない。
「えっ」
ジュンヤは柚の方を向くと
「さぁ?」
頭をかしげる。
どっちから来たのか、どこが出口なのか、とにかくさっぱり
わからない。
「えっ、ユウちゃんは?
ボクは気が付いた時には、ここに来ていたんだ」
裕は頭を振る。
どちらも、同じだ。
それもまた、奇妙なことだ。
「ユウも、魔法使いのおばあさんが、いなくなったら、ここへ来ていたの」
ポツリポツリと、たどたどしくそう言う。
仕方がないよなぁ~
ジュンヤは、頭をかきむしる。
「ね、ブランコとかある?」
ふいに柚が思い出したように言う。
こんな時に、遊んでいる場合ではないのだろうが…
とにかく情報が、多い方がいい。
どんな所なのかは、知っておく必要がある。
「ブランコ?ブランコねぇ~」
柚に言われるままに、辺りを見まわす。
そう言われれば、まるで、学校のグラウンドみたいだ。
ボンヤリと、彼はそう思う。
「ずいぶん、広いねぇ」
下の方で、柚が背伸びをしながら、そう言った。
グイグイとジュンヤの手を引っ張って、柚は彼の顏を見上げる。
「さぁ~?」
何とも頼りない返事だ。
パッと見た感じ…ここは、だだっ広い空間だ。
「ねぇ~ジュンヤくんは…こっちから来たの?」
柚自身は、いきなりここへ連れて来られたので、何もわからない。
「えっ」
ジュンヤは柚の方を向くと
「さぁ?」
頭をかしげる。
どっちから来たのか、どこが出口なのか、とにかくさっぱり
わからない。
「えっ、ユウちゃんは?
ボクは気が付いた時には、ここに来ていたんだ」
裕は頭を振る。
どちらも、同じだ。
それもまた、奇妙なことだ。
「ユウも、魔法使いのおばあさんが、いなくなったら、ここへ来ていたの」
ポツリポツリと、たどたどしくそう言う。
仕方がないよなぁ~
ジュンヤは、頭をかきむしる。
「ね、ブランコとかある?」
ふいに柚が思い出したように言う。
こんな時に、遊んでいる場合ではないのだろうが…
とにかく情報が、多い方がいい。
どんな所なのかは、知っておく必要がある。
「ブランコ?ブランコねぇ~」
柚に言われるままに、辺りを見まわす。
そう言われれば、まるで、学校のグラウンドみたいだ。
ボンヤリと、彼はそう思う。
「ずいぶん、広いねぇ」
下の方で、柚が背伸びをしながら、そう言った。
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