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第6章 魔法の靴
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「ホントだよ。
だけど…今はどこにあるのかは、まだわからないんだ」
なぜかその人は、朗らかにそう言う。
(なんだぁ~結局、わからないんじゃないかぁ)
当てが外れて、ジュンヤはガッカリする。
「だったら、さっきの行ったことは、ウソじゃあないかぁ」
責めるように、そう言う。
「ジュンヤくん、それは違うよ」
なぜか、柚はジュンヤの背中を突っつく。
「どう違うの?」
ユウちゃんの前では、ケンカをするのは、よくないよな、と
ジュンヤはあらためて、笑顔を貼り付ける。
「うん」
柚はニコニコしながら、うなづくと…
「だって、王子様は…ウソをついてはいないんだもん」
ジュンヤを見あげた。
「えっ、王子様?」
何で柚が、そんなことを言うのか…
思わず、男の人を振り返る。
「まいったなぁ~」
男の人は、頭をかきながら、柚の顏を見つめると、
「ボクは…この国の王子、エドワードだ」
優雅な仕草で、挨拶をした。
だけど…今はどこにあるのかは、まだわからないんだ」
なぜかその人は、朗らかにそう言う。
(なんだぁ~結局、わからないんじゃないかぁ)
当てが外れて、ジュンヤはガッカリする。
「だったら、さっきの行ったことは、ウソじゃあないかぁ」
責めるように、そう言う。
「ジュンヤくん、それは違うよ」
なぜか、柚はジュンヤの背中を突っつく。
「どう違うの?」
ユウちゃんの前では、ケンカをするのは、よくないよな、と
ジュンヤはあらためて、笑顔を貼り付ける。
「うん」
柚はニコニコしながら、うなづくと…
「だって、王子様は…ウソをついてはいないんだもん」
ジュンヤを見あげた。
「えっ、王子様?」
何で柚が、そんなことを言うのか…
思わず、男の人を振り返る。
「まいったなぁ~」
男の人は、頭をかきながら、柚の顏を見つめると、
「ボクは…この国の王子、エドワードだ」
優雅な仕草で、挨拶をした。
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