117 / 140
第6章 魔法の靴
3
しおりを挟む
「あれぇ、何でだろう」
目の前のこの男性は、人のよい顔をして、ジュンヤの方を向き直る。
だがすぐに
「そうかぁ」
今度はなんだ?
ジュンヤは、顏を上げる。
「そう、魔法使いだよ!」
ニヤリと笑って、彼は人差し指を一本立てる。
「魔法使いのおばあさん?」
なんで、王子が知っているんだ?
どういうこと?
ワケがわからず、ジュンヤがポカンとしていると…
「ボクもわからないけど、あの魔法使いなら、自分の思う通りに、
動かせるだろう?」
何の疑いもなく、そう言う。
「へぇ~そういうもの?」
とにかく…ガラスの靴が鍵ということなのか?
「そうだ」
王子は、大きくうなづいた。
とにかく、ガラスの靴を見付けないといけない!
ジュンヤは強く、そう思う。
柚はべったりと、ジュンヤにくっつく。
それはまるで、自分の本物の妹のように、微笑ましく思う。
王子はスタスタと、歩き始める。
探す当てでも、あるのだろうか?
「ねぇ、靴はどこにあるの?」
ジュンヤは、前を歩く王子の背中に向かって聞く。
本当に、知っているのか?
ジュンヤは気になる。
彼はチラリと、ジュンヤの方を見ると、
「そうだなぁ~
実はまだ、ハッキリとはわからないんだ」
にこやかにそう答えた。
目の前のこの男性は、人のよい顔をして、ジュンヤの方を向き直る。
だがすぐに
「そうかぁ」
今度はなんだ?
ジュンヤは、顏を上げる。
「そう、魔法使いだよ!」
ニヤリと笑って、彼は人差し指を一本立てる。
「魔法使いのおばあさん?」
なんで、王子が知っているんだ?
どういうこと?
ワケがわからず、ジュンヤがポカンとしていると…
「ボクもわからないけど、あの魔法使いなら、自分の思う通りに、
動かせるだろう?」
何の疑いもなく、そう言う。
「へぇ~そういうもの?」
とにかく…ガラスの靴が鍵ということなのか?
「そうだ」
王子は、大きくうなづいた。
とにかく、ガラスの靴を見付けないといけない!
ジュンヤは強く、そう思う。
柚はべったりと、ジュンヤにくっつく。
それはまるで、自分の本物の妹のように、微笑ましく思う。
王子はスタスタと、歩き始める。
探す当てでも、あるのだろうか?
「ねぇ、靴はどこにあるの?」
ジュンヤは、前を歩く王子の背中に向かって聞く。
本当に、知っているのか?
ジュンヤは気になる。
彼はチラリと、ジュンヤの方を見ると、
「そうだなぁ~
実はまだ、ハッキリとはわからないんだ」
にこやかにそう答えた。
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
9
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる