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入学編
第42話 襲撃
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◇ ◇ ◇
一月二十五日――ランチェスター学園は放課後になり、生徒は各自自由に過ごしている。
そんな中、生徒会室にはクラウディアを始め生徒会のメンバーが集結していた。
「――会長、奴らは本当に来るのでしょうか?」
自分のデスクの椅子腰掛けている赤みをおびた黄色の髪が特徴の少女が、クラウディアに尋ねる。
「情報源は確かよ。もちろん何事もないのが一番だけれど」
「うぅ。本当に何も起きなければいいのですけど……」
生徒会長用のデスクに陣取るクラウディアが答えると、茶髪の少女が縮こまって怯えるように呟く。
「まあ、なるようになるでしょ~」
「先輩は気にしなさすぎですぅ」
脱力感満載のビアンカにツッコミを入れる茶髪の少女。
「クラーラはかわいいなぁ~」
椅子に座っているクラーラと呼ばれた茶髪の少女のことを、ビアンカは背後から抱き締める。
クラーラと呼ばれた少女――クラーラ・チョルルカは、生徒会庶務を務めている二年生だ。
白い肌をしており、茶色の髪は空気感を含んでいて軽やかさのあるナチュラルミディにしている。瞳の色は髪と同じだ。
白で統一された制服を着こなす姿は清潔感と清楚な印象を周囲に与えており、カーディガンだけ茶色の物を身に付けている。きっと髪の色と合わせているのだろう。
「いずれにしても警戒を怠ることはできないわ」
「そうですね。各自、気を抜かないように注意しましょう」
クラウディアの言葉に副会長のサラが相槌を打つ。
「カオル先輩には伝えておられるのですか?」
「ええ。昨日の内に伝えてあるわ。ヴェスターゴーア君にもね」
「そうですか」
赤みをおびた黄色の髪が特徴の少女は納得して頷く。
風紀委員長であるカオルと、統轄連総長であるオスヴァルドには事前に報告を済ませていた。
学園の治安維持に関わる問題は、風紀委員と統轄連の職分だ。
「それにしても反魔法主義団体過激派組織ヴァルタンですか……」
綺麗な姿勢のサラが顎に手を当てて考え込むように呟く。
「わたしはあまり詳しくないのですが、ヴァルタンとはどのような組織なのでしょうか?」
ビアンカに抱き締められているクラーラが首を傾げて尋ねる。
「私にも教えてください」
赤みをおびた黄色の髪の少女も教えを乞い、デスクに身を乗り出して耳を傾ける。
「そうですね――」
後輩二人に向けてサラが説明をする。
「――なるほど。とにかく関わらないに越したことはない連中ということですね」
「ええ。フェアチャイルドさんはもちろん、私たち魔法師には縁のない存在です」
「私の方から遠慮しますよ」
サラの言葉に、フェアチャイルドと呼ばれた赤みをおびた黄色の髪の少女は肩を竦める。
「情報によれば魔法師も組しているみたいね。全く困ったものだわ」
「魔法師の風上にも置けない愚劣な連中ですね」
嘆息するクラウディアにフェアチャイルドも同意する。――フェアチャイルドは少々辛辣だが。
「アンジェは手厳しいなぁ~」
そんなフェアチャイルドのことをビアンカが茶化す。
「仕方ないですよ。会長もフェアチャイルドさんも魔法師としては無視できないことですから」
「まあ、確かにそうだよねぇ~。大変だよね。お嬢様は」
クラウディアは言うに及ばず、フェアチャイルドも魔法師の名門の家系である。
アンジェの愛称で呼ばれている少女――アンジェリーナ・フェアチャイルドは、生徒会書記を務めている二年生である。
白い肌、緑色の瞳、くびれミディにしている赤みをおびた黄色の髪が特徴だ。
桃色のブラウスの上に紺色のカーディガンと赤色のジャケットを羽織り、灰色のスカートを膝より上の短めにし、黒のオーバーニーソックスを穿いている。スカートとオーバーニーソックスの間に広がる素肌が魅力的で眩しく、異性の視線を釘付けにすること間違いなしである。
フェアチャイルド家は魔法師界の名門に当たる一族だ。
ジェニングス家ほどではないが、リリアナの家系であるディンウィディー家や、アレックスの家系であるフィッツジェラルド家などと同等に位置する名門だ。――いや、フェアチャイルド家の方が少し上位かもしれない。
クラウディア然り、アンジェリーナ然り、魔法師の名門たる家門にとって、反魔法主義者も反魔法主義団体に加担する魔法師も邪魔な存在以外の何者でもない。
魔法師界の名門として確固たる意志とプライドを持ち、責任を負っている身としては、魔法師ながら反魔法主義団体に組する者など路頭の虫以下の存在だ。
「私たちの苦労を知らずに、未熟な己を受け入れられず、境遇を言い訳にして反魔法主義に成り下がるなど厚顔無恥も甚だしい限りです」
アンジェリーナは棘を隠そうともしない口調で辛辣な言葉を吐く。
「アンジェの気持ちは痛いほどわかるけれど、大半の人は私たちが普段どのような生活をしていて、どういった活動をしているのかわからないだろうから多少は仕方ないと思うわ」
クラウディアはフォローするように言葉を紡ぐが、内心に溜まった吐きどころのない複雑な感情が滲み出ている。
「――とはいえ、反魔法主義団体に加担するような者は、決して許すことも見逃すこともできないわ」
非魔法師の反魔法主義者も無視できないが、クラウディアは一魔法師として、魔法師界の名門の一門として、魔法師でありながら反魔法主義に成り下がる者の方が白い目を向けざるを得なかった。感情的にも立場的にもだ。
「まあ、今は反魔法主義者について議論しても仕方ないわね。私たち学生にどうこうできることではないもの」
「そうだねぇ~。クラウディアやアンジェはともかく、私たち一般人にはどうしようもないことだし」
クラウディアの言葉にビアンカが乗っかる。
クラウディアやアンジェリーナは魔法師界の名門として他人事ではないし、影響力や発言力もある。関わりたくなくても関わらざるを得ないだろう。
しかし、ビアンカ、サラ、クラーラなどは魔法師なので全く関係ないとまでは言わないが、彼女たちは一般的な魔法師の家庭の出なので別世界の話に等しい。影響力も発言力もなければ、直接関わりようのない立場なのだ。
「そうですね。今大事なのは目先に迫ったヴァルタンの対応です」
サラが話題を軌道修正する。
「ヴェスターゴーア君に伝えて、各クラブはなるべく早く切り上げるようにお願いしてあるわ」
既にクラウディアが対応済であった。
「学園内に散らばるより、寮で固まっていた方が守りやすいもんねぇ~」
ビアンカの言う通り、生徒があっちこっちに散らばっているよりも、寮に集まってくれた方が守りやすい。寮には寮監もいるので尚更だ。
「――先輩、いい加減離してくださいぃ~」
「ダメ」
「うぅ」
ビアンカに抱き締められているクラーラが懇願するが、ビアンカは断固として拒否する。ビアンカの表情は脱力感満載だったとは思えないほど真剣だ。
「ふふ。風紀委員には学園を見回りしてもらっているわ」
ビアンカとクラーラのやり取りに和んだクラウディアは笑みを零すが、しっかりと伝えるべきことを説明する。
「町の方はどうしていますか?」
アンジェリーナが尋ねる。
「統轄連と協力して町の方も見回りしてもらっているわ。ただ、学園の防衛が最優先なので町の方の人員は少ないわね」
「それは仕方ないですね」
クラウディアがそう答えると、アンジェリーナは肩を竦めた。
「残念ながら今は学園長がおられません。なので、学園長に頼ることなく対応せざるを得ないわ」
「本日学園長は対抗戦についての会議で魔法協会本部へ赴いています」
クラウディアの説明をサラが間髪入れずに補足する。阿吽の呼吸だ。
ランチェスター学園から、魔法協会本部があるセントラル区までは鉄道での移動になる。そう簡単に戻って来られる距離ではない。
学園長であるレティの手を当てにしない方が賢明だろう。
(正直、あの御方がおられる限り何も心配はいらないと思いますが、わざわざ手を煩わせるわけにはいきませんからね。私たちで可能な限り対処しましょう)
クラウディアは内心で思っていることを決して口にはしない。
油断されても困るからだ。しっかりと気を引き締めて、自分たちの手で局面を乗り越えなければ成長に繋がらない。
「会長、生徒には伝えなくてよろしいのでしょうか?」
クラーラがビアンカの腕の中から質問する。
「ええ。余計な混乱を招くわけにはいかないもの」
「そうですね」
反魔法主義団体ヴァルタンがランチェスター学園への襲撃を企てていると生徒たちに伝えても、余計な混乱を招くだけだ。何事も知らない方がいいことはある。
「先生方には学園長から伝えられているはずよ」
生徒を守るのは教師の務めだ。
教師陣には朝の段階でレティから伝えられていた。
「各自MACを常備の上、万全の状態で備えておくようにね」
クラウディアの言葉に全員が頷いて各自MACの確認をする。
「さて、警戒するあまり仕事を怠るわけにはいかないわ。警戒は風紀委員と統轄連に任せて、私たちはいつも通りの仕事をしましょう」
クラウディアの言う通り普段の仕事を怠っていいわけではない。仕事は待ってくれないのだ。
その後は彼女の号令の下、各自各々の仕事に取り掛かるのであった。
一月二十五日――ランチェスター学園は放課後になり、生徒は各自自由に過ごしている。
そんな中、生徒会室にはクラウディアを始め生徒会のメンバーが集結していた。
「――会長、奴らは本当に来るのでしょうか?」
自分のデスクの椅子腰掛けている赤みをおびた黄色の髪が特徴の少女が、クラウディアに尋ねる。
「情報源は確かよ。もちろん何事もないのが一番だけれど」
「うぅ。本当に何も起きなければいいのですけど……」
生徒会長用のデスクに陣取るクラウディアが答えると、茶髪の少女が縮こまって怯えるように呟く。
「まあ、なるようになるでしょ~」
「先輩は気にしなさすぎですぅ」
脱力感満載のビアンカにツッコミを入れる茶髪の少女。
「クラーラはかわいいなぁ~」
椅子に座っているクラーラと呼ばれた茶髪の少女のことを、ビアンカは背後から抱き締める。
クラーラと呼ばれた少女――クラーラ・チョルルカは、生徒会庶務を務めている二年生だ。
白い肌をしており、茶色の髪は空気感を含んでいて軽やかさのあるナチュラルミディにしている。瞳の色は髪と同じだ。
白で統一された制服を着こなす姿は清潔感と清楚な印象を周囲に与えており、カーディガンだけ茶色の物を身に付けている。きっと髪の色と合わせているのだろう。
「いずれにしても警戒を怠ることはできないわ」
「そうですね。各自、気を抜かないように注意しましょう」
クラウディアの言葉に副会長のサラが相槌を打つ。
「カオル先輩には伝えておられるのですか?」
「ええ。昨日の内に伝えてあるわ。ヴェスターゴーア君にもね」
「そうですか」
赤みをおびた黄色の髪が特徴の少女は納得して頷く。
風紀委員長であるカオルと、統轄連総長であるオスヴァルドには事前に報告を済ませていた。
学園の治安維持に関わる問題は、風紀委員と統轄連の職分だ。
「それにしても反魔法主義団体過激派組織ヴァルタンですか……」
綺麗な姿勢のサラが顎に手を当てて考え込むように呟く。
「わたしはあまり詳しくないのですが、ヴァルタンとはどのような組織なのでしょうか?」
ビアンカに抱き締められているクラーラが首を傾げて尋ねる。
「私にも教えてください」
赤みをおびた黄色の髪の少女も教えを乞い、デスクに身を乗り出して耳を傾ける。
「そうですね――」
後輩二人に向けてサラが説明をする。
「――なるほど。とにかく関わらないに越したことはない連中ということですね」
「ええ。フェアチャイルドさんはもちろん、私たち魔法師には縁のない存在です」
「私の方から遠慮しますよ」
サラの言葉に、フェアチャイルドと呼ばれた赤みをおびた黄色の髪の少女は肩を竦める。
「情報によれば魔法師も組しているみたいね。全く困ったものだわ」
「魔法師の風上にも置けない愚劣な連中ですね」
嘆息するクラウディアにフェアチャイルドも同意する。――フェアチャイルドは少々辛辣だが。
「アンジェは手厳しいなぁ~」
そんなフェアチャイルドのことをビアンカが茶化す。
「仕方ないですよ。会長もフェアチャイルドさんも魔法師としては無視できないことですから」
「まあ、確かにそうだよねぇ~。大変だよね。お嬢様は」
クラウディアは言うに及ばず、フェアチャイルドも魔法師の名門の家系である。
アンジェの愛称で呼ばれている少女――アンジェリーナ・フェアチャイルドは、生徒会書記を務めている二年生である。
白い肌、緑色の瞳、くびれミディにしている赤みをおびた黄色の髪が特徴だ。
桃色のブラウスの上に紺色のカーディガンと赤色のジャケットを羽織り、灰色のスカートを膝より上の短めにし、黒のオーバーニーソックスを穿いている。スカートとオーバーニーソックスの間に広がる素肌が魅力的で眩しく、異性の視線を釘付けにすること間違いなしである。
フェアチャイルド家は魔法師界の名門に当たる一族だ。
ジェニングス家ほどではないが、リリアナの家系であるディンウィディー家や、アレックスの家系であるフィッツジェラルド家などと同等に位置する名門だ。――いや、フェアチャイルド家の方が少し上位かもしれない。
クラウディア然り、アンジェリーナ然り、魔法師の名門たる家門にとって、反魔法主義者も反魔法主義団体に加担する魔法師も邪魔な存在以外の何者でもない。
魔法師界の名門として確固たる意志とプライドを持ち、責任を負っている身としては、魔法師ながら反魔法主義団体に組する者など路頭の虫以下の存在だ。
「私たちの苦労を知らずに、未熟な己を受け入れられず、境遇を言い訳にして反魔法主義に成り下がるなど厚顔無恥も甚だしい限りです」
アンジェリーナは棘を隠そうともしない口調で辛辣な言葉を吐く。
「アンジェの気持ちは痛いほどわかるけれど、大半の人は私たちが普段どのような生活をしていて、どういった活動をしているのかわからないだろうから多少は仕方ないと思うわ」
クラウディアはフォローするように言葉を紡ぐが、内心に溜まった吐きどころのない複雑な感情が滲み出ている。
「――とはいえ、反魔法主義団体に加担するような者は、決して許すことも見逃すこともできないわ」
非魔法師の反魔法主義者も無視できないが、クラウディアは一魔法師として、魔法師界の名門の一門として、魔法師でありながら反魔法主義に成り下がる者の方が白い目を向けざるを得なかった。感情的にも立場的にもだ。
「まあ、今は反魔法主義者について議論しても仕方ないわね。私たち学生にどうこうできることではないもの」
「そうだねぇ~。クラウディアやアンジェはともかく、私たち一般人にはどうしようもないことだし」
クラウディアの言葉にビアンカが乗っかる。
クラウディアやアンジェリーナは魔法師界の名門として他人事ではないし、影響力や発言力もある。関わりたくなくても関わらざるを得ないだろう。
しかし、ビアンカ、サラ、クラーラなどは魔法師なので全く関係ないとまでは言わないが、彼女たちは一般的な魔法師の家庭の出なので別世界の話に等しい。影響力も発言力もなければ、直接関わりようのない立場なのだ。
「そうですね。今大事なのは目先に迫ったヴァルタンの対応です」
サラが話題を軌道修正する。
「ヴェスターゴーア君に伝えて、各クラブはなるべく早く切り上げるようにお願いしてあるわ」
既にクラウディアが対応済であった。
「学園内に散らばるより、寮で固まっていた方が守りやすいもんねぇ~」
ビアンカの言う通り、生徒があっちこっちに散らばっているよりも、寮に集まってくれた方が守りやすい。寮には寮監もいるので尚更だ。
「――先輩、いい加減離してくださいぃ~」
「ダメ」
「うぅ」
ビアンカに抱き締められているクラーラが懇願するが、ビアンカは断固として拒否する。ビアンカの表情は脱力感満載だったとは思えないほど真剣だ。
「ふふ。風紀委員には学園を見回りしてもらっているわ」
ビアンカとクラーラのやり取りに和んだクラウディアは笑みを零すが、しっかりと伝えるべきことを説明する。
「町の方はどうしていますか?」
アンジェリーナが尋ねる。
「統轄連と協力して町の方も見回りしてもらっているわ。ただ、学園の防衛が最優先なので町の方の人員は少ないわね」
「それは仕方ないですね」
クラウディアがそう答えると、アンジェリーナは肩を竦めた。
「残念ながら今は学園長がおられません。なので、学園長に頼ることなく対応せざるを得ないわ」
「本日学園長は対抗戦についての会議で魔法協会本部へ赴いています」
クラウディアの説明をサラが間髪入れずに補足する。阿吽の呼吸だ。
ランチェスター学園から、魔法協会本部があるセントラル区までは鉄道での移動になる。そう簡単に戻って来られる距離ではない。
学園長であるレティの手を当てにしない方が賢明だろう。
(正直、あの御方がおられる限り何も心配はいらないと思いますが、わざわざ手を煩わせるわけにはいきませんからね。私たちで可能な限り対処しましょう)
クラウディアは内心で思っていることを決して口にはしない。
油断されても困るからだ。しっかりと気を引き締めて、自分たちの手で局面を乗り越えなければ成長に繋がらない。
「会長、生徒には伝えなくてよろしいのでしょうか?」
クラーラがビアンカの腕の中から質問する。
「ええ。余計な混乱を招くわけにはいかないもの」
「そうですね」
反魔法主義団体ヴァルタンがランチェスター学園への襲撃を企てていると生徒たちに伝えても、余計な混乱を招くだけだ。何事も知らない方がいいことはある。
「先生方には学園長から伝えられているはずよ」
生徒を守るのは教師の務めだ。
教師陣には朝の段階でレティから伝えられていた。
「各自MACを常備の上、万全の状態で備えておくようにね」
クラウディアの言葉に全員が頷いて各自MACの確認をする。
「さて、警戒するあまり仕事を怠るわけにはいかないわ。警戒は風紀委員と統轄連に任せて、私たちはいつも通りの仕事をしましょう」
クラウディアの言う通り普段の仕事を怠っていいわけではない。仕事は待ってくれないのだ。
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