1 / 1
停止列車
しおりを挟む
僕は今、列車に乗っている
外には野原が広がっている
だが、なぜか僕以外には誰も乗っていない。
長い時間乗っているようにも、短い時間乗っているようにも感じる
今まで何も感じなかったのに、急に怖くなった。
気晴らしに外を見ていると
「おはようございます」
そう聞こえた
誰もいないはずの列車で、なぜ声が聞こえるんだ
辺りを見渡すと、1人の男性が立っていた
50歳くらいの男の人だろうか
「あなたは誰ですか?」
僕がそう言うと、男の人は言った
「あなたに、会いに来ました。」
なぜだろう、この人の声は初めて聞かない気がする
この男の人の声を聞くと、鳥肌が立ってきた
初めて会ったはずなのに
聞いた事のない声なのに
僕はなにか思い出せそうな気がしたのに、男の人の話がそれを遮るように話す。
男の人が突然言った
「ありがとう。」
何を言っているんだこの人は
僕は長いこと列車に乗って、何もしていない
この人に会ったこともない
礼を言われる筋合いは無いのに
けれど、なぜか僕はこの人の声を聞くたびに
鳥肌が立つ。
そもそも、なんでこの人は急に現れたんだ
今まで何も起きなかった
誰も乗っていない、誰かが乗るといった雰囲気すら感じさせないこの列車に、どうやって乗ったのだろうか
そう考えているうちに、男の人が嬉しそうに言う
「また来たんだね」
この列車にまだ人がいたのか
そこに立っていたのは、15歳くらいの男の子だった。
その子を見た瞬間、なぜか男の人がこの列車の車掌だということを、過去に何かが怖くて怖くて自殺したことを思い出す
そしてよく見るとこの男の子は俺の弟
車掌は俺の父親の顔をしていた
頭がこんがらがっている時、突然列車が止まる
「ようやく外に出られるんだ!」
そう言うと、車掌が言う
「早く会いに来て」
弟はこう言う
「行かないで」
俺は外に出たい
弟の言葉には聞く耳を持たず、列車から出た
足を踏み出した瞬間、夜になった
外は真っ暗で足元には懐中電灯がある
怖いがとりあえず歩いてみることに
誰かがいるかもしれない
数時間が経った頃、俺は気がついた
全く疲れないのだ、いくら歩いても、走っても
1日目
疲れないので、とりあえず周りを歩きまくった
他にやることもないから
2日目
怖くて怖くてたまらなかった
誰もいない、何も無い
3日目
「怖い怖い怖い怖い」
何もかもが信じられなくなった。
4日目
俺は自殺した。
おしまい
外には野原が広がっている
だが、なぜか僕以外には誰も乗っていない。
長い時間乗っているようにも、短い時間乗っているようにも感じる
今まで何も感じなかったのに、急に怖くなった。
気晴らしに外を見ていると
「おはようございます」
そう聞こえた
誰もいないはずの列車で、なぜ声が聞こえるんだ
辺りを見渡すと、1人の男性が立っていた
50歳くらいの男の人だろうか
「あなたは誰ですか?」
僕がそう言うと、男の人は言った
「あなたに、会いに来ました。」
なぜだろう、この人の声は初めて聞かない気がする
この男の人の声を聞くと、鳥肌が立ってきた
初めて会ったはずなのに
聞いた事のない声なのに
僕はなにか思い出せそうな気がしたのに、男の人の話がそれを遮るように話す。
男の人が突然言った
「ありがとう。」
何を言っているんだこの人は
僕は長いこと列車に乗って、何もしていない
この人に会ったこともない
礼を言われる筋合いは無いのに
けれど、なぜか僕はこの人の声を聞くたびに
鳥肌が立つ。
そもそも、なんでこの人は急に現れたんだ
今まで何も起きなかった
誰も乗っていない、誰かが乗るといった雰囲気すら感じさせないこの列車に、どうやって乗ったのだろうか
そう考えているうちに、男の人が嬉しそうに言う
「また来たんだね」
この列車にまだ人がいたのか
そこに立っていたのは、15歳くらいの男の子だった。
その子を見た瞬間、なぜか男の人がこの列車の車掌だということを、過去に何かが怖くて怖くて自殺したことを思い出す
そしてよく見るとこの男の子は俺の弟
車掌は俺の父親の顔をしていた
頭がこんがらがっている時、突然列車が止まる
「ようやく外に出られるんだ!」
そう言うと、車掌が言う
「早く会いに来て」
弟はこう言う
「行かないで」
俺は外に出たい
弟の言葉には聞く耳を持たず、列車から出た
足を踏み出した瞬間、夜になった
外は真っ暗で足元には懐中電灯がある
怖いがとりあえず歩いてみることに
誰かがいるかもしれない
数時間が経った頃、俺は気がついた
全く疲れないのだ、いくら歩いても、走っても
1日目
疲れないので、とりあえず周りを歩きまくった
他にやることもないから
2日目
怖くて怖くてたまらなかった
誰もいない、何も無い
3日目
「怖い怖い怖い怖い」
何もかもが信じられなくなった。
4日目
俺は自殺した。
おしまい
0
この作品の感想を投稿する
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
そのほかに外伝も綴りました。
三十年後に届いた白い手紙
RyuChoukan
ファンタジー
三十年前、帝国は一人の少年を裏切り者として処刑した。
彼は最後まで、何も語らなかった。
その罪の真相を知る者は、ただ一人の女性だけだった。
戴冠舞踏会の夜。
公爵令嬢は、一通の白い手紙を手に、皇帝の前に立つ。
それは復讐でも、告発でもない。
三十年間、辺境の郵便局で待ち続けられていた、
「渡されなかった約束」のための手紙だった。
沈黙のまま命を捨てた男と、
三十年、ただ待ち続けた女。
そして、すべてを知った上で扉を開く、次の世代。
これは、
遅れて届いた手紙が、
人生と運命を静かに書き換えていく物語。
ノストラダムスの大予言とひふみ神示
蔵屋
ミステリー
私が高校三年生の時、ある書籍を読んだことがある。
その書籍とは『ノストラダムスの大予言』である。
1973年に祥伝社から発行された五島勉氏の著書。
「ノストラダムスの大予言
迫りくる1999年7の月人類滅亡の日」
今回、このノストラダムスの大予言について考えて見たい。
そして聖典とも言える『ひふみ神示』について分かりやすく解説していきたい。
この小説が読者の皆様の何かのお役にたてれば幸いです。
令和八年二月吉日
小説家 蔵屋日唱
意味が分かると怖い話(解説付き)
彦彦炎
ホラー
一見普通のよくある話ですが、矛盾に気づけばゾッとするはずです
読みながら話に潜む違和感を探してみてください
最後に解説も載せていますので、是非読んでみてください
実話も混ざっております
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる