異世界日帰り漫遊記

御結頂戴

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空中都市ディルム、繋ぐ手は闇の行先編

 久しぶりは燃えるって言うよね2※

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「ふっふふ、可愛い……ツカサ君……体を洗う前に、僕が綺麗にしてあげるね」

 ブラックはそう言いながら、何をするかと思ったら……ざらついた舌で、俺の顎骨あごぼねから首の根元までをべろんと大きく舐め上げて来た。

「ぅああっ!?」
「んぁあ……ツカサ君汗かいてる……? んふ、ふふふ、しょっぱくて美味しいよ」

 とんでもない台詞を吐きながら、ブラックはアイスクリームでも舐めるようにして何度も俺の首回りをまんべんなく舐める。

 もしかしなくても、やっぱり俺汗かいてたんじゃないか。
 なのに、それを「しょっぱい」と表現するとは。普段使うような言葉で表現されるのは、いつも以上にぞわぞわしてしまう。もう二度とその言葉を普通に受け取れなくなりそうで嫌だった。でも、そんな俺の感情を理解しているかのように、ブラックは俺の耳の裏や耳をべろべろと舐め回しながら言葉と共に熱い息を吹きかけて来る。

「ツカサ君は柔らかくて舐め甲斐がいがあるなぁ……耳はコリコリしてるけど、耳たぶの方は柔らかくて、ずっとしゃぶっていたいくらい美味しいよぉ……」
「ば……ばかっ、変態みたいな事いうな……っ!」

 耳がくすぐったい。体の奥が焼ける。
 だけど、そのくすぐったさが何故か下腹部を刺激して、内側を這いずり回るような尿意にも似た感覚に俺は思わず足をり寄せてしまった。

 ちくしょう、人間の体ってのはどうしてこうなるんだ。なんで、触られてぞわぞわしたり怖かったりする時にも下半身が変な事になるんだろう。
 感じてるとかそういうんじゃないのに。恥ずかしくて、くすぐったいだけなのに。

「つはひゃぅ、んん、音、聞こえる……?」
「や、だっ、喋んなあっ」
「んふ、ふふふ、感じてるんだね……ツカサ君たら本当敏感だなぁ……。これじゃあ僕のことをヘンタイだなんて罵れないんじゃない?」
「ひぅっ、ぃ、うあぁ」

 耳の穴に舌が入ってくる。そのまま抜き差しされて、ぢゅっという水音とも粘着音ともつかない独特な音が鼓膜に直接叩き込まれ体が跳ねた。
 こんなので興奮するなんて、自分の方が意識してるみたいでくやしい。

 でも、必死にこらえようとしても、目の前にブラックの素肌の肩が見えて、ひねくれた赤い髪が肌に触ってて、それに……耳や顔に息が掛かって、少しカサついた唇や舌の感触が敏感な耳に触れるのを感じると、体の熱が上がってしまう。

 そりゃ、耳はくすぐったく感じる所だけど、でも、こ、こんなの恥ずかしいよ。
 耳だけでこんな風に興奮したようになっちまうなんて、やっぱり俺の方が変態なんだろうか。いや、違う。絶対そんな事無い。ブラックがスケベだから、こんな風に俺を触りまくってどこでも感じるようにしちまうからこうなるんだ。
 俺が悪いんじゃない。ブラックのばか、ばかばかばか。

「あぁ……ツカサ君そんな悲しい顔しないで……? 可愛すぎてすぐにでも挿れたくなっちゃうよ……。もうちょっと我慢して……ね……?」
「が、我慢、って、アンタがこんな事するから……っ」
「だってツカサ君が可愛いんだもん。僕のコトこんなに意識して、体を熱くして、物欲しそうに目だって潤ませてさ……ふふ……ふ、ふはっ、ほんと、可愛い……っ」

 マジで嘲笑されているようにしか聞こえないのは俺の気のせいか?

「可愛いとか言うな!! もーいい風呂入るっ、もうやめる!」
「まあまあツカサ君おさえて抑えて。ほら、ツカサ君が大好きな所ぺろぺろしてあげるからさあ。例えば乳首とか」
「だっ誰が大好っ、ぃ、あ、ぅう……っ!」

 ばかっ、喋ってる時に乳首舐める奴があるか!!
 また変な声出ちまったじゃねーかばかー!

「んん~、可愛い声。そうだよねえ、ツカサ君は乳首を吸われるのも、僕の指で先端をぐりぐりってされるのも大好きだもんね……多少痛くされても、そんな顔して感じちゃうくらいにさっ」
「ちがっ、ばっ、あっあぁああっ! ひぁっ、あ、あぁあ、あぅう……ッ!」

 否定しようとすると、ブラックが乳首を舌でぐりぐりといじって来る。
 あらがおうと思っても、もう片方も指で挟まれて軽く引っ張られつつねられると、体が反応してしまってどうしようもなくなる。

 吸われるのも、指で弄られるのも、今の俺の体には相当キツい。
 大きな舌と手で急所に触れられると、勝手に体が気持ち良くなってしまう。
 そんなのおかしいって思うのに、どうしようもなかった。

「可愛い乳首が勃起しちゃってるねぇ。 ふふ、やらしい……ちょっと触れただけでこんなにビンビンになっちゃうなんて、本当ツカサ君たら体は正直なんだから」
「う、ぅう……」
「でも安心して……ツカサ君のえっちな体は、恋人の僕がちゃあんと責任とって食べさせて貰うからさぁ……。だから、ツカサ君も安心してあえいで良いんだよ」

 そう言いながら、ブラックは指の腹で乳首の先端をくりくりと撫でるように触る。
 勃ち上がってしまった敏感な先端部分は、ただ撫でられるだけでどうしようもなく感じてしまって、俺は首を振って耐えようとした。
 だけど、時折爪でつんつんと突かれて刺激を与えられると、こらえ性のない俺の体はどうしても反応してしまって。

「ひぁっぁ、あぁあっ、や、だ……そ、な意地悪、すんの、や、ぁ、やぁああ……!」

 小さなことばっかりされてるのに、体はあさましく反応してしまう。
 乳首を弄られただけで、もう下半身が大変な事になってしまっているのを自覚しているからこそ、恥ずかしいと思わずにはいられなかった。

 だって、俺、前はこんなじゃ無かったのに。乳首を指でさわさわと撫でられるだけで勃起しちゃうなんて、そんな堪え性のない奴じゃなかったのに。
 ブラックがこんなことばっかりするから、おかしくなるんだ。俺の知らない事ばっかりするから。知らない事を覚えさせようとするから、こんな。

「ん~、これならおへそも期待できちゃうかな?」
「……! やっ、そ、そこはだめ、今日は駄目っ!」
「どうして?」

 ニヤニヤと笑いながら俺を見て来る相手に、体が余計に熱くなる。
 情けない声で制止した自分も、そこを弄るのを止めなければならない理由も、凄くしょうもなくて嫌になるけど、でもこれは譲れない。
 顔が熱いどころか痛いレベルでカッカさせながらも、俺は必死に答えた。

「だ……だって……まだ洗ってないから……」
「僕はかまわないよ? むしろ美味しそうなんだけど」
「お、俺がかまうんだよッ!! だ、だって、においを嗅がれて、無意識にでも顔をしかめられたら嫌じゃん……。だからそこは今日はヤだ……」

 さっき「しょっぱい」って言ってたし、きっとヘソにだって汗が流れている。
 股間だって嗅がれるのなんて嫌なのに、蒸れようもないそこが汚れていたら、もう目も当てられない。恥ずかしくて死んでしまうかも知れない。だから、絶対に嫌だ。

 必死の思いでそう言いきると……目の前で笑っていたブラックは、更に目をニィッと歪ませて、俺の目の前にまで顔を近付けて来た。

「僕がそんな顔するとおもう?」
「……し、しなくてもヤダ……」

 だって、ブラックに嫌な顔されたらいやだし……。
 そ、その、クロウに色々されてるせいで感覚がマヒしてるかもだけど、でも、体臭とか一番気を使うとこじゃん。す……す……きな、人に、ちょっとだけでもヤだなって思われたりするのって、結構ショックだし、そんなのイヤだし……。

「んんんもぉおおツカサ君は可愛いなぁあああ良いんだよツカサ君はどこもかしこも可愛くて良い匂いしかしないんだからぁあああ」
「わっ、わぁあ! ばかっダメって言ってるじゃんかっ、へそに鼻突っ込むなぁ!」

 わーもーばかばかばか! お前鼻デカいんだからやめろよお!
 もういいっ、えっちなんて終わりだ終わり!
 俺は体を洗って風呂に入るんだっ。

「んふふふ、これはこれで中々……」
「離せばかっ! そ、そんなことするならもう体洗うからな!?」

 圧し掛かって来るオッサンを必死の思いでわずかに退しりぞけて、その隙間から脱出する。だけど体はまだ快楽に浮かされていて、思ったよりも力が出ない。
 風呂椅子に再び座ろうと立ち上がったつもりなのに、足に力が入らず四つん這いになってしまった。でも今更命乞いのちごいをする訳にも行かず、俺は四つん這いのまま洗い場まで戻ろうとした。

 だけど、そんな移動の仕方をすれば危険な事になっても仕方がない訳で……。

「あはっ、はっ、あはははぁ! つっ、つ、ツカサ君っ、そんな無防備にお尻を突きだしちゃって……!! さては誘ってるんだね!? んもぉエッチが好きなのに恥ずかしがり屋さんなんだからっ」
「うあぁっ!?」

 ずしっと背中が急に重くなって、体が思わず沈み込もうとする。
 だけど背後から腕が伸びて来て支えられ、そして、ケツの方には谷間を割り入って何か凄く熱くて厚みのある物がぬるりと入って来て……。
 ぃ……い゛……こ、これ……まさか……。

「我慢出来なくなっちゃった? うふっ、ふふふ、ツカサ君も久しぶりにえっちするから興奮してくれてるんだね……? そ、そんな、そんな風にされたら僕も我慢出来なくなっちゃうよぉ……! せっかくねっとり愛撫してあげようと思ったのに……っ!」
「ふぁっ、ぃ、いやっ、だめっまだそこっ」

 やだ、腰を動かさないで。まだ覚悟も出来てないのに、それはヤバイって。
 そうは言うけど、俺はもうブラックの腕の中で逃げる事も出来ない。

 せめて覚悟を決めようかと思っても、尻の谷間に挟みこまれた大きなものが、ぬるぬると窄まりを刺激して、意識が定まらない。

「や、め……っ、まだ、や……やだぁ……っ!」

 ほぐされても居ないのに、今ソレを入れられたら裂けてしまうかも知れない。
 いくら先走りで濡らしたって、解さないと意味ないじゃないか。穴が裂けたらお前のせいだからない、責任取れよな!?

「んあぁあ……今挿れたら、ツカサ君のちっちゃいお尻が壊れちゃうかな……? いっくら後で治るとは言っても、久しぶりじゃちょっと不安だよね……」

 そう、そうだぞ。だから待ってよ。
 コクコクと必死に頷くが、しかしブラックは全く理解していないようで、とんでもない事を言い出した。

「でもなぁ、僕すぐにツカサ君に挿れたいしなぁ……この気持ちは大事にしなくっちゃだよね! ツカサ君には無理させちゃうけど、セックス……」
「まっ、待って、待って待って! それだけは勘弁かんべんしてっ!」
「え~? でも僕我慢できないんだけどぉ」

 わざとらしい事を言いながら、ブラックは腰を動かしてくる。
 もう既にブラックの先走りで俺の尻の谷間はぬちぬちと音を立てていたが、しかしだからと言って受け入れるほど解れているわけではない。
 心臓は酷く脈打っていると言うのに、まだ意識はハッキリしていて、イマイチノリきれない。それは恐らく中途半端に煽られているからだろうが、でもそのせいでブラックの要求を素直に受け入れ切れなかった。

 ……だって、やっぱり怖いよ。
 ブラックのはただでさえデカくて、受け入れるのも一苦労だっていうのに、それをシラフのままロクにほぐさないで挿入するなんて、拷問に等しいじゃないか。
 ブラックは良いだろうけど俺が死ぬぞ、主にケツが大変な事になるんだぞ!!

 まあ完全に拒否れない俺にも問題が有るのかも知れないが、しかしだからと言って引き下がる訳にはいかない。丸一日ケツの回復の為だけに使うだなんて、そんなこと今の状況で出来っこない。

 シラフだからこそ、シアンさんの事とか、襲撃犯探しはどうしようとか色々と考えてしまって、えっちに集中するなんてとても無理だ。
 その上ケツが負傷するかもなんて聞かされたら、そりゃ慌てもするさ。

 だけどブラックはそんな俺に、体をぴったりとくっつけてきて。

「そんなにイヤ……?」
「う……い、いやじゃないけど……でも、久しぶり、だし、慣らしてないから……」
「でもこの機会を逃したら、ツカサ君また数日くらいえっちしなくなるじゃないか」
「そ、そんなことねえよ!?」
「あるよお!! 僕が毎日どれだけツカサ君を思って自慰してるかっ。恋人なのにセックスも出来なくて、ツカサ君に触れる事すらままならない日も有るってのに……。それなのに、今はダメなんて……僕はいつまで待てばいいのさ!」

 …………そ、そう言われると何も言えないんだけど……。

 ブラックは基本的に毎日やらしいことはしたい奴……ってのは解ってるけど、でも俺は普段はそういう感じじゃなくて…………やっぱこれも改善しなきゃダメ……?
 恋人だったら、応えてやらなきゃ行けないのかな……。

 迷う間にも、ブラックは先端でつんつんとすぼまりを突いて俺を急かしてくる。

「うあぁっ! やっ、だ、だめ、待っ……」

 今の格好だって充分に俺を混乱させてるってのに、その上こんな風に抱かれていたら、心臓がどきどきしすぎて壊れてしまう。
 ブラックの素肌の胸が背中にぴたりと押し付けられてて、密着しているようなこの状態では、俺なんてひとたまりもない。逃げられないのもそうだけど、それ以上に、自分の身体とは全く違う大人の体を肌に直接感じるのが、居たたまれなくて。

「じゃあ、僕がすぐ挿入できるように毎日慣らしてくれる? 毎日してたらツカサ君も負担にならなくなるかもよ……?」
「はぁ!?」

 何を言い出すんだと思わず後ろを振り返ろうとするが、そこまで首が回らない。
 それをいいことに、ブラックはデカブツを擦りつけながら、わざとらしい悲しげな声で俺を煽ってきやがった。

「僕達恋人同士なんだから、毎日触れ合ってもいいじゃないか。それとも、ツカサ君は僕のこときらい? 僕はこんなに毎日触れ合いたいって思ってるのに、ツカサ君は僕とえっちしたくないの……?」
「そ、そんな……ことは……」

 えっちしたくない……わけじゃない、けど……わ、わかんないよ。
 だって、俺、男同士のえっちどころかこう言うのブラックしか知らないのに、エロ漫画みたいに毎日出来るかなんて、そんなの……。

「してくれないと僕ガマン出来なくなっちゃいそうだなぁ……」
「ふええ!?」
「毎日触れ合えないなら、焦ってツカサ君のお尻を壊すまで犯しちゃうかもしれないなぁ……。だって、これが終わったら数日ツカサ君に触れられないんだもんなぁ……。でも、そこまで行ったらツカサ君のこと抱き潰してどこにも行けなくなるくらいに犯」
「う、うぅうう……! わ、分かった、わかったから!」

 ケツを壊されてトイレにも行けないとか嫌すぎる。
 どのみち俺に最善の選択肢なんて無かった。

「えへっ、ほんと? ほんとに毎日えっちなことしていいの?」
「い……いぃ、から、だから、勘弁して……っ」
「んふふ……じゃあ、今日の所はゆるしてあげるっ。ツカサ君太腿合わせてぎゅっと締めてね」

 あぁあ結局毎日セクハラされる方を選んでしまった……。
 でも仕方ないよな? 俺間違ってないよな?
 今日ケツを壊されて寝込むよりも、毎日小分けにしてブラックの性欲を発散させた方が俺にとってもケツにとっても良いんだ。そうに違いないんだ。そう思いこまないとやってられない。ブラックが強引なのはいつもの事なのだ。引っかかっている俺が悪いのだ。そうとでも思わないともう泣きそうだった。

「ほらツカサ君早くぅ」
「はいはい……」

 ああ、情けない。
 そりゃ、ブラックには喜んでほしいけど、でも言いなりなんてなあ。
 どうしてこうなっちゃうんだろう。俺、ブラックに甘すぎじゃない……?

 ……とは思いつつも、足はしっかり閉じてブラックの凶暴なブツを挟み込んでしまうんだけども。はぁ……俺本当にチョロすぎでは……。

「ふへっ、えへへ、う、動かすよぉ」
「いちいち宣言すんな!!」

 もう良いから早くやってくれよとヤケクソで叫ぶと、ブラックはエヘエヘと気味の悪い笑い声を漏らしながら、腰を動かし始めた。

「ツカサ君っ、は、はぁあっ、ツカサ君の太腿ふともも気持ち良いよぉお」
「んっ、ぅ、ば、ばかっ、擦りつけるな……っ!」
「わざとじゃないよ、僕のペニスが大きすぎてツカサ君の可愛いこどもおちんちんに当たっちゃうんだよぉ……ああ、こっちの感触もいいなぁ……!」

 いいなあじゃないよ!
 下から突き上げてきやがって、絶対わざとだっ、確信犯だ!!

 ……そうは思っても、結局俺も快楽には弱いわけで……。

「つかさくっ、はっ、はぁっ、はぁあ……っ!」
「らえっ、ぃ、ひぁっ、だめっ、あっぁ、あぁあ……!」

 いつしか大きい手に急所を擦り上げられて、快楽に素直な俺はついつい甲高い声を出しながら、ブラックと一緒に達してしまった……。

 ………………。
 ……なんか、ダメな気がする……なんか色々駄目な気がするぅう……!















※作者も色々駄目です…(´^ω^`)
 また朝更新になっちゃってほんますみません_| ̄|○
 
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