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遠日幻望ユグドラシル、崩壊兆す瀑流の寇盗編
21.窮鼠猫を噛む
「ちょこまか動きやがって……!!」
「それはこっちのセリフだ!!」
ブラックの言葉に荒々しい返答をしながら、セレストは後ろを振り返る事無く跳び、一気に距離を開く。ブラックが素早く動く距離よりも遠い。どうやら、セレストの動きはブラック以上に素早いみたいだ。
ヤバイ、と思ったが、ブラックの俊足と跳躍にすぐ追いつかれては離れるを繰り返すあたり、ブラックの素早さとは大きな違いがあるらしい。
まるで目前の危機を紙一重で躱しているみたいだ。
……もしかしたら、セレストは回避する方向に特化しているのか?
背中に背負っているのは矢筒だし……もしかすると、狩人や弓術士のように瞬発性に特化した素早さなだけで、腕力やスタミナは剣士よりも低いのかも知れない。
いや、それも俺の雑な見立てだけど、少なくとも相手は回避ばかりしているから、俺の推測も少しは掠っていてもおかしくないぞ。
なんにせよ、相手の武器は見た所矢筒と弓、そして曜術しかないみたいだ。
爆弾を仕掛けてくる気配もないし、そうなるとブラックが肉薄して剣を振り回していることで、結果的にセレストの攻撃を防げているのかも。
だったら、この隙に何か――――セレストを無力化できる何かをやらないと。
でも俺達に何が出来る?
ラスコーさんが爆散薬とかの毒物を使った薬で周囲を守ってくれるみたいだけど、それだけじゃ相手は撃退できそうにないし……。
俺が【グロウ・レイン】を使って拘束しようとしても、セレストは咄嗟に察知して回避するかもしれない。ブラックの攻撃を何度も済んで出躱してるような奴だ、恐らく俺の攻撃もよほどうまくやらないと通じないだろう。
だけど、動き回っているブラックとアイツの動きを予測して、アイツだけを捕える事は凄く難しそうだ。下手するとブラックの邪魔をしてしまう。
今アイツはブラックの攻撃の合間を縫って攻撃するのが精いっぱいのようで、俺達に術を向ける暇がないらしい。
だけど、さっきみたいな事が無いとも限らない。
……どうする、どうすれば良いんだ。
曜術ってのは焦れば焦るほど精度が落ちていくんだ。この状況では下手に動くのは危険だ。とはいえ、ブラックに任せるばかりじゃどうする事も出来ない。
せめて、相手が何を狙っているのか分からないと、手の打ちようもないぞ。
この場所に来たってことは、多分“ラシル”に問いたいことがあったんだろうが……相手が乱暴な手段で侵入してきたり【アルスノートリア】に協力している以上、それをすんなりやらせるのは危険だ。
もうアイツらに協力していない可能性もあるけど……――
俺達に殺意を抱いているあの男が、もうアイツらと手を切ったとは思えない。
「それにしても、あんな身軽なら、なして爆弾なんか使ったんスかねえ……。おかげでワスも加勢したいのに出来ねスよ」
俺達を守ってくれているラスコーさんも、攻めあぐねているらしい。
そうだよな、あんなに動かれたらいくら投擲スキルが高かったって、的確に相手に当てるのは難しいだろう。ブラックとセレストはそれほど素早い攻防戦を繰り広げているんだ。俺達が下手に手出ししたらブラックが危険かもしれない。
でも、このまま見ているだけじゃ……。
くそっ、俺は戦闘に関してはチートも何もないからなあ! どうすりゃいいんだ!
ブラックの邪魔をせず、セレストのオッサンを捕える方法。
出来れば……無傷で。……なんとか大人しくさせて、シアンさんの所にムリヤリにでも連れて行って事情を話させなきゃなんだよな。
肝心のブラックは殺す気満々だけど、なんとか抑えさせねば。
そのために俺が出来る事は何だろう。
【黒曜の使者】のチートを使ったら出来る事はあるけど、最悪の場合痛みで動けなくなるかもしれない。それはあまり良い方法とは言えないだろう。
だとしたら、この俺の溜めに溜めた木の曜気を使うしかないが……セレストを直接拘束するのは難しいだろうし……でもこのままじゃいられない。
どうにか相手の動きだけでも止める方法は無いか。そう考えてセレストの動きをジッと見つめて――ふっと、気が付いた。
セレストのあの動き……ブラックが素早さを重視した小さな薙ぎに対しては最小限で避けているけど、大降りに転じた途端に跳躍して逃げるって事を重視しているような気がする。……とはいえ、それはブラックも気が付いているし、セレストだってバカじゃないだろうから、それを見越した攻撃も避けようとするんだろうけど……。
しかし、基本的な“避け方”はクセのようなもので変えづらいだろう。そのはず。
これみよがしに弓術士みたいなカッコをしてるんだから、ここまで連続で躱し続けていたら、体力だって消耗してくるはずだ。
いくら相手が強くたって、普段から重い剣を振るったり腰に下げたりしている剣士と比べれば、スタミナには差があるだろう。
必ず、判断が鈍って避け方にクセが出てくるはずだ。
だったら、ブラックの動きを避ける目的で同じような動きをした時――――その地面に、足を捕える蔦を敷き詰めれば、相手の動きは一瞬でも鈍るはず……!
うまく行くかどうかはわからないけど、やれるだけやってみよう。
そう決めて、横で神経をとがらせているモグさんに「大丈夫だ」と言い、俺を背中で守ってくれているラスコーさんに近付いた。
「ラスコーさん、お願いがあるんです」
「んゎはっ!? つ、つ、ツカサさんどしたッスか!?」
急に背後から声を掛けられて驚いたのか、ラスコーさんは真っ赤になっている。
驚かせて申し訳ないと思いつつ、俺は作戦をコソコソと話した。
「ど、どうかな……」
「やってみる価値はあると思うだす! だったら……ワスのこの毒薬使ったら、もっと効果が出るんでねぇか」
そう言いながら、ラスコーさんは真っ白でどろっとした液体が入った試験管を渡してきた。粘度が高いのか、軽く揺らしてもあまり揺れない。
これは……もしかして、ボンドとか粘着質な感じの液体なんだろうか。
察した俺に、ラスコーさんは横顔で微笑んだ。
「トリモチっつう珍しい当方の木の樹液を精製したもんッス。まだ実験段階の毒薬スけど、これなら足取られっちまうと思うだす!」
「なるほど……! ありがとうございますっ、これ以上ない助けですよ!」
「へ、エヘヘ……そ、そういて貰えたら嬉しいっす……」
そう言いながら照れるラスコーさん。
――いやあ、ここでラスコーさんの姿を見つけた時は「爆弾魔だったのか」と緊張したもんだが、蓋を開けてみれば彼は異変に気付いて侵入者に対抗すべく、いの一番に【ハイギエネ】に突入したってんだから……本当、能ある鷹は爪を隠すだよな。
最初はいじめられていて不憫な人だと思ってたけど、いざとなったら誰よりも勇敢に動く事が出来るなんて誰にでもできる事じゃない。
普段は気が優しくて責任感が強いからこそ、自分の怒りや不満までも呑み込んで我慢しちゃってたんだろうな。そう思うと勿体無い気がするけど、こういう時だからこそラスコーさんも勇気が出せたのかも知れない。
人や大事な場所を守るために殻を破れたってことなのかも。
にしても、まさかラスコーさんが「本来やりたい研究」が、芸術品としての精製薬とかじゃなくて、植物の「毒」を用いて作る人のための「毒薬」だったとは……。
まあでも、考えてみれば接着剤とか爆薬だって元は人体に危険な物だし、それらを上手く使うために「精製する技術」が生まれたんだから、そう考えるとラスコーさんの研究は、薬師が「人のために薬を調合する」ことと同じなのかもしれない。
人のための「毒」なら、それもまた「薬」になりうるもんな。
調合だって、最初は薬効のある草を集めて混ぜ合わせる事で回復薬とか凄い効果のある薬にしたのが始まりなんだろうし……。
…………ん……。
待てよ。最初……人のため……?
そういえば……――。
「っだらぁっ!!」
ブラックがイラついたかのような声を出して、下から剣で薙ぎ上げる。
その動きを咄嗟に察知したセレストが、最小限の動きで横へ避けた。だが、ブラックは素早くその刃を返して斜めに動かし今度こそ刃で捕えようとする。
「ちッ……!」
段々と追い詰められてきたのか、浮かんでいるセレストの水球が渦を巻きしたたり落ち始める。水面に大粒の雨のように波紋を作るその様子に、俺はセレストの回避能力が落ち始めたのだと思った。
曜術は、集中力が消えたり心が乱れると制御できなくなったり術が出せなくなる。
セレストもそうだとすると、アイツのスタミナが切れ始めた証拠だ。
今やるしかない!!
「もすっ……! ごすずん、もすが誘導するもす! もすの爪を地面に突き刺したら、術を発動してほしいもす!」
「あっ、も、モグさん!?」
言うや否や、モグさんが居なくなる、いや、走り出したんだ。
咄嗟にブラック達を見ると、水面に幾つもの波紋の軌跡を残しながら、モグさんが既にセレストへ向けて黒い爪を振り上げている光景が見えた。
そういえば……モグラは土の中でとんでもないスピードで動いて土を掘り続けると聞いた事がある。そんなパワーがある獣人が、もし太陽の下でも平気で動けるようになったのなら――――
とてつもない速度と腕力を持った戦士が、誕生することになる。
「なんだコイっ……!!」
「もす!!」
ぶおん、と凄い音がして周囲に風が巻き起こる。
こちらにまで届いた風にブラックとセレストが目を丸くしたが、モグさんは一張羅である白衣を靡かせ四つん這いになると、すぐさま後ろ足を死角からセレストへ回し、爪を差し込もうとしてくる。
剣技とは違う予測不可能な攻撃を受けたセレストは、明確に動揺したのか空中の水球が落とす滴がボトボトと音を立てるほどに崩れた。
だがまだ回避する能力は落ちていない。
ブラックが何かに気付いたのか、モグさんが攻撃しやすいように一歩退いた瞬間、モグさんは戦い慣れた戦士のように寸でで回避された足を回転しながら素早く着地させ、そこから地を蹴ってセレストの視界から一瞬で半周を回り込むと、再び視界の死角から、わざと大振りで爪を振り上げた。
「――――!!」
これが、合図だ。
術を発動するなら今しかない!!
「蔓を編み広がる緑の大地よ、その力を以って水上に桴筏をかの者に伸ばせ――【グロウ・レイン】――――!!」
ラスコーさんの影から手を伸ばし、飛び退いたセレストの着地地点へと広がるよう一気に曜気を放出させる。
と――――俺の前方から一気に無数の太い蔓が捻じれ絡み合って出現したかと思うと、物の数秒でセレストの眼下へと一気に這い伸びた。
だけど、それだけじゃない。
「くそっ、なんだこれは……っ!!」
逃れようと体を捻ったセレストだったが、俺の術はそこまで優しくは無い。
絡み合った蔓が逃すまいと一気に開いて水面に広がり――――内部で既に液体を充分に付着させていた白い蔓の部分が、セレストの着地点にまで到達した!
「があっ!!」
太い植物の幹を折るような鈍い音がして、セレストの足がついに捕えられる。
「やった……!!」
俺がそう叫んだと同時、ラスコーさんも「わあっ」と声を上げる。
自分が精製した「粘着液」がうまいこと作用したのが嬉しかったんだろう。
ブラックも一応の決着と見たのか、まだ警戒は解いていないが剣を構えたまま相手を窺っているようだ。モグさんも同様だった。
……うまく行ったけど、これで捕えられた……のか?
そう、思ってセレストを見る。と。
「……テメェ……どうしようもねえ売女だなぁ……ッ!!」
「っ……!」
また、あの殺意がこもった目が向けられる。
勘違いなんかじゃない。この世界に着て何度も向けられたからこそ分かる、明確な敵意と恐ろしいまでのその視線。それが、俺を射殺すように向けられている。
だけど、どうしてそれほどまでに殺意を向けられているのか、分からない。
敵だからか。アンタが【アルスノートリア】の仲間だからなのか。
でも、それだけじゃないような気がする。
どうしてか、セレストのオッサンは……俺に、敵以上の何か言い知れない殺意を、向けているような感じがした。
だけど、そんなの理由が分からない。
相手の殺意の理由が見えない。
それが少し怖くて、やっと相手を捕えられた安堵感からか、俺は一歩、足を退いてしまっていた。そんなこちらをみて、セレストは目を細める。
「そんな風にビビッってんなら……――――テメェの愚策がどんな事態を招くのか、しっかり見てから怯えやがれやァッ!!」
獣が威嚇するように鋭い声でセレストが怒鳴ったと同時。
セレストの周囲から、爆発的な青い光の炎が湧き立った。
「え……――」
まるで青い焔のように強く輝く、周囲の霧すら燃やし尽くすような、青の光。
その光は今までセレストが纏わせていた水の曜気の強い光すらも凌駕するほどの、目を焼かれんばかりの光だった。
膨大な水の曜気の顕現に、思わず体が硬直する。
「ツカサ君!!」
何かを感じたらしいブラックの声がこちらに投げかけられた。
だが、何もかも時間が足りない。
そう俺が無意識に理解した、瞬間。
「莫迦どもが……――――さっさと死にさらせ――――!!」
カッ、と、青の光が一際輝き俺達すら巻き込んで周囲に拡散される。
もう逃げ場も何もない。隠れても無駄だと本能が頭をがんがんと殴った。
ヤバい。やばい、ヤバイヤバいヤバいやばい、何かがくる……!!
「ラスコーさん!!」
間違いなく、耐性が無い彼が一番危ない。
そう瞬間的に考えた俺の意志を感じたのか、操っていた蔓の一部がラスコーさんを覆うように動く。同時に、ブラックとモグさんを掬い上げた。
だけど、俺自身には気が回らなくて。
次の瞬間、何物にも従わなかった水面が――――
無数の透明な槍の先を浮き上がらせ、俺の体を一気に天へと突き上げた。
→
※疲れからかめちゃめちゃ寝落ちして遅刻しかけました_| ̄|○
帰ってきてからの更新で申し訳ない…
次は元の時間に戻せるよう出来るだけ早く更新しますね…!!(;`ω´)
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