異世界日帰り漫遊記!

御結頂戴

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遠日幻望ユグドラシル、崩壊兆す瀑流の寇盗編

22.暴力の発露

 
 
「あ゛っ……が……っ」

 最後の声が、喉の奥でごぽっと湧き上がった音に濁る。
 何が起きたのか分からなかった俺が最初に感じたのは、違和感だった。

 筋肉が、おかしい。
 体の色んな場所から「異物が遮る感覚」がして、動けない事に体が強張る。
 が、やがてその異物がある場所から強烈な熱さが伝わり――それが、鋭い痛みとして襲い掛かってきた。

「ぁ゛――――ッ、あ゛ぁあ゛……!!」

 自分が、どうなっているのか分からない。
 だけど痛い。痛い、痛くて声が出ない、喉を震わせると痛みと共に何かが器官の中に溢れ出てきて、口から鉄臭い何かが溢れた。
 違う。口だけじゃない、色んな場所から、遺物の部分から、ぼたぼたと大量の何かが溢れて体から失われていく。
 痛みと共にずるりと何かが肉の中でせりあがって、貫いて、痛みが。

「ハッ……いい気味だ。嘘吐きにゃおあつらえむきの罰だな」

 ぴしゃ、ぴしゃ、と、水面を進む音が近付いてくる。
 だけど下を向けない。痛い肺で必死に呼吸する度にごぽごぽと音が鳴って、下へと視線を降ろす事すら出来ず天を仰いでいるしかない。

 音が、近付く。
 そして間近で止まったかと思うと、また声が聞こえてきた。

「男にケツを振って媚びるテメェにゃ嬉しいことだよなぁ? 何本ものオスの槍で体を貫かれてんだからよ」

 そんなわけあるか。
 ぼんやりしてくる頭で必死にそう返答するが、声が出ない。
 体が冷たくなって、震えて来た。やばい。自分じゃ止められない。

「へえ、“死なずの生贄”でも死ぬ感覚は分かるのか。……いっそこのまま死んでくれりゃあ万事治まるってのに、神ってのは本当に理不尽な野郎だ」

 ぎゅる、と、体の中で音がして何かが捻じれたような気がする。
 と、急激に異物が体内から失われる感覚がして、俺の体はその場に崩れ落ちた。
 ばしゃん、と音がして俺は顔半分が揺らぐ。いや、これは……水面に浸かったんだ。でも、動けない俺は右目を水中でぼんやり開く事しか出来ない。

 その視界に、赤黒い何かが広がっていく。

 俺が落ちた事で、水面が波立って赤が、いや、俺の血が、広がってるんだ。
 認識すると痛みでじくじくと熱を持つ場所全てに冷たい水が入ってきて、俺の体は無数の貫通した穴が開いているんだとここでようやく気が付いた。

 だけどそれに気が付いたって、動くことが出来ない。
 ああ、やばい。こんなに大量に血を流したら意識を保てない、かも。

 気絶、したら……――――
 ブラックたち、が……危ない…………。

 …………そうだ、あぶ、ない……危ない……っ。
 気絶、できない。したらブラック達まで、攻撃を喰らう。ぼやけた視界には、まだ蔓が伸びている色が映っている。たぶん、ブラック達を守ってくれているはずだ。
 ……うん。何か、振動が来てる。ブラックだ。

 俺が【グロウ・レイン】で何かを捕まえると、反動が俺に降りかかって来るって知っているから、無暗に叩けなくて我慢してくれているんだろう。
 良かった、無事なんだな。咄嗟の術だけどちゃんとみんなを守れてよかった。

 だったら、余計に気絶できない。
 これだけは、解けない。解いちゃいけない。

 ブラックを、ラスコーさんを、モグさんを守らなきゃ。

 あんな、術……水面全部を支配するような、力は、危険だ。
 ブラックがトドメを刺そうとしたら、また、一瞬の隙をついてやってくるかもしれない。
 俺はともかく、ラスコーさんやモグさんを標的にされたら終わりだ。ブラックに不利な条件が多すぎる。だから、今はこうするしかない。

 俺は死ねない。
 コイツが俺に殺意を抱いて弄んでいる間は、他の奴を狙わない。
 だから、その間……。

「……何考えてやがる」
「う゛……っ」

 胸ぐらをつかまれて、水から引き上げられる。
 寒い。それがもう右半身が水に浸かっていたからなのか、血を流し過ぎたからなのか分からなくて、俺は喉から湧いてくる血を垂らしながら弱く咳をした。

 ぼやけた視界に、栗色の髪と異様に光る空色が見える。
 セレストが、俺を軽々と持ち上げて、見ているんだ。

 胸ぐらをつかまれたなら、心臓らへんは無事だったんだな……はは……。

「オスどもを守って男勝りってか? ……っざけんじゃねえぞクソアマが……!」

 頭が、急に左へ動く。
 そうしたら右頬がジンジンして来て、叩かれたんだと気が付いた。
 ああ、痛みにすら鈍くなり始めている。そういえば体の感覚が無い。最初は激痛に喘いだ体中の穴も、もう分からなくなっていた。
 ……本当に、ヤバイかもしれない。

「テメェは殺し足りねえが……チッ……城主様の命令が無けりゃ、再生する暇すらも与えず殺し続けてやるってのに……」

 体が浮く。と、何かに背中からぶつかった。
 どうやら水晶の台座を挟むように這っていた世界樹の根に打ち付けられたらしい。が、座った状態のようになってずり落ちたから、さっきよりは楽だ。

 衝撃で口や鼻に血液が詰まって咳き込んだが、その体の揺れのせいか微かに体が痛んだ。既に自己治癒能力が発動しているのか分からないけど、とにかく曜術は発動させ続けないと……。

 気を何とか保ちつつ、俺は霞んでよく見えない視界でセレストがどこに行ったのかを探った。と、相手は結果的に邪魔者が消えた事で警戒を解いたのか、台座の上の水晶にゆっくり近づいた。そうして、手をかざす。

 ――――あいつ……【全知全能の世界樹】の使い方を知っているのか?

 そう考えたと同時、そういえば今まで消えていた“大地の気”である金色に輝く光の粒子が漂い始める。段々と周囲に増えていく光の中でセレストの髪とマントが緩やかな風になびきだした。

 セレストの体の周りを回るように光の粒子が集まって行く。
 すると、水晶も淡く光りを放ち、“大地の気”に呼応するように輝きを強め始めて。

 これは……アイツが、【全知全能の世界樹】こと“ラシル”を使っているのか?
 なんだ。何を調べているんだ。
 もしかしたら【アルスノートリア】の目的に繋がる事なのか?

 気になったけど、動く気力や体力なんてもう無い。
 それに、アイツが何を調べているのかも分からない……くそっ……せっかく何かの手掛かりが掴めそうなのに、もう……。

「……へえ……なるほどな……」

 水晶の光が消えて、セレストが何かを呟く。
 そうしてちらりと俺の方を見やると、相手は何か「良い事を思いついた」とでも言わんばかりにニヤリと笑った。

「お前らがこの場所にいるってこたぁ……お前らも、コレがないと困るんだよなぁ?」

 なんだ、その笑みは。
 嫌な予感がする。おい、待て、何をする気だ。

 思わず口を開こうとしたが、表情筋すら動かない。
 そのことに愕然とした俺を勝ち誇った笑みで見つめながら、セレストは――――

 瞬時、掌に発生させた水の刃で、


 【全知全能の世界樹】と繋がるための水晶を、穿った。


「――――……ッ!?」

 声が、出ない。
 だが驚く俺の前で水晶はビキビキと音を立て、水の刃で穿たれた部分から亀裂を全体に走らせて……ボロボロと崩れ落ちた。

「ぁ……あ……っ」

 重苦しい音で水面に落ちて沈んでいく水晶の欠片を見て、声が出る。
 そんな俺の姿を、セレストのオッサンは「ざまあみろ」と言わんばかりの笑みで見ていた。だが、事態はそれだけでは終わらなくて。

「穿ち薙ぎ倒せ――【アクア・フェルム】――……!」

 セレストが、水晶の背後にそびえていた巨大な世界樹に手を伸ばした、刹那。
 強烈な風と共に再び青の光がセレストの体を包むように発生し、掌に膨大な量の水が集まり始めた。

「……っ……こ、れ……っ」

 こんなの、違う。普通じゃない。
 禍々しいまでの強く青い光に包まれた姿は、明らかに普通の曜術師と違う。
 この光は、見たことがある。何度も見た。こんな風に濃密な曜気を集められるのは、限られた人間しかいない。その人間は……――――

 【グリモア】か、さもなくば【アルスノートリア】だ。

「せ、れすと……あん、た……っ」

 血の味でいっぱいになる口で、必死に声を出す。
 そんな無様な俺が何を言いたいのか気付いたのか、セレストは勝ち誇った笑みのままで目を細めて、巨大な水球を刃の形に変えた。

「今更気付いても遅せぇんだよ、バーカ」

 そう言い放ったと同時、セレストは刃に変化した水の塊を大きく振るい


 世界樹の幹へと、横から思い切り食い込ませた。


「ばっ……か……!! やめっ……!!」

 まさか、巨大な世界樹を切り倒そうと言うのか。
 やめろそれは生きている、例え人格は無くたって生きている樹だ、俺達に頼みごとをしてくるほどの知能がある大樹なんだ。

 森の恵みに感謝して木材にするために木を切り倒すなんてものじゃない。
 こんなのはただの破壊だ、意味のない行為だ。
 やめろ、やめてくれ、ラシルを、リーザンさんと前の黒曜の使者が後世の人達の為に遺した大事な大樹を破壊しないで……――――!!

 体を必死に動かして止めようとするが、あまりにも傷付きすぎたのか体は思うように動かず、それどころか感覚が復活してきたのか痛みが俺を襲い始める。
 動けない、痛い、視界が霞む、何も考えられない……っ!

 なのにその間にセレストは巨大な水の刃を世界樹の幹へ食い込ませていく。
 まるで金属の鉄塔に刃を入れた時のような形容しがたい悲鳴のような音が響き、上の方でざわざわと葉擦れの音が何重にも重なって聞えた。

 世界樹が、このダンジョンの空間が、泣いているような悲鳴を上げているような音にも聞こえてくる。耳が壊れそうなほどの音を立てて大樹の幹が半分まで刃に身を伐られているのを、俺は見ているしかない。
 ブラック達を解放……でも、俺がサポートできないし、人質に取られて事態が悪化する可能性がある。ブラック達が動くよりも先に、セレストは行動するだろう。

 そうなったら、今度こそブラック達の命が危ない。
 だけど、ラシルが伐られていくのをこのまま見ていられない。

 なにか、何かないのか。
 このままだとラシルが、ラシルが死んじまう……――――!!

「ッ!? うおっ!?」

 焦った俺が心の中で叫ぶような声を上げたと同時、セレストの声が聞こえる。
 何が起こったのかと視線を急いで戻すと、そこには無数の植物が生え、何本もの蔓を伸ばし生き物のようにセレストを牽制していた。

 植物。
 まさか、これは……。

「不必要な植物の蹂躙は、愚か者のやる事ですよ」

 凛として落ち着いた、声。
 その声と共に上から飛び降りて来て何事もなく水面に着地したのは――――

 黒に見紛うほどの艶やかな深緑色の長髪を靡かせた、青年。
 眼鏡の奥の金色の瞳で睨む姿は、いつもの曖昧な笑みを浮かべた姿ではない。

 だけど、俺にとっては何よりも安堵できる…………味方の、顔だった。

「ぁ…………あど、にす……」

 呟いた俺に視線をくれて、アドニスの表情が更に険しくなる。
 いつもならそんな風に素直に表情に出さないのに、今は誰が見ても分かるほどに、アドニスは怒っている。眉間に険しい皺を刻み、セレストを睨んでいた。

「テメェ……【緑樹のグリモア】か……」
「そうだと言ったら何です? この場で恭しく叩頭でもしてくれるんでしょうか」
「…………チッ……」

 セレストの体を包んでいた強い青の光が消える。
 戦意を喪失したわけではない、だが、セレストは明らかに先程の余裕が無いみたいだった。そんな相手に、アドニスは目を細めて刺すような視線を向ける。

「水の曜気は木の曜気に吸収され無効化される。……例えそれが同じ【グリモア】の力であっても、です。私は今ちょうど腹の虫が悪いので、勢い余って貴方の命すらも吸い取る可能性がありますが……犯罪者を返り討ちにするのは、法律で認められた権利なので問題はありませんよね?」

 いつもの回りくどく脅すような言い方だけど、今のアドニスの表情は笑顔ではなく、冷たくて寒気を感じるほどの怒りを込めた顔だ。

 その言葉通り、本当に「法律で認められた権利」を行使しかねない。

 アドニスのその言葉に形成が揺らぐのを感じたのか、セレストは一歩後退する。
 だが、その片手はローブの中に隠した何かを掴んだようだった。
 そうして――――俺の方へと僅かに顔を向ける。

「……“時”が来るまで、せいぜいオスに媚びて楽しんでやがれ」

 意味深な言葉を言い捨て、セレストはローブで体を覆う。
 するとセレストの立っている場所を中心にしていきなり光の円が展開し――

 相手は、そのまま光の中へと消えてしまった。

「え…………」

 光の輪が水面から消えると、もう、何も残らない。
 その場にいたはずの男は、どこかへと消えてしまっていた。

「……まさか、転移術……? しかし、人族が使えるなんてそんなまさか……」

 これには流石のアドニスも驚いたのか、目を見開いている。
 だけど、もう、俺はその表情も追えなくて。

「っ……ぅ……う゛…………」

 いなく、なった。
 セレストがようやくこの場所から消えてくれた。

 その安堵感から一気に体の力が抜けてじりじりと体が熱を持ち始める。
 自己治癒能力が必死に回復してくれているみたいなのだが、回復したせいで痛覚や傷口の熱が戻ってきているみたいで体が痛くなってくる。
 けど、もう、動けない。

 そんな俺を見て、アドニスが血相を変えて近付いてきた。

「ツカサ君……っ!」

 どうしてだろう。
 アドニスの顔は、さっき以上に分かりやすい表情になっていた。









※修正がまだなのですが、色々と更新予定があるので
 そちらを完了させてからやりたいと思います(;`ω´)後手後手ですみませぬ…

 
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