異世界日帰り漫遊記!

御結頂戴

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交易都市ラクシズ、綺麗な花には棘がある編

  下手な言い逃れは身を滅ぼす2*

 
 
「じゃあ早速……ツカサ君にお酒とおつまみを提供して貰おうかな~」
「ムゥ、昨日今日と連続で酒がめて嬉しいぞ」

 なんだかウキウキと言いながら、変に上機嫌なブラックとうわばみ熊さんは、俺の腕を引っ張りテーブルの方へと誘導する。

 ちょっと気になりはしたけど、まあ酒で機嫌が直ってくれるんなら良いかと思い、俺は【リオート・リング】を振って酒を取り出した。
 ふふふ、陶器製のちょっと大きめの壺だぞ。驚いたかこれが高級な葡萄ぶどう酒だ。

 ブラック達は色んなお酒を飲むけど、隠す場所が冷蔵というのなら生半可に冷やすのは悪いかなと思って、今回は葡萄ぶどう酒にしておいた。これなら冷えても平気なはず。
 父さんが冷やしたらマズい酒もあるとかグチグチ言ってたから、ちょっと不安な気もするんだけど、常春の気候なら多少冷えてても美味いよな?

 俺は酒に詳しくないので、今更いまさらになって色々考えてしまったが、ブラックとクロウが早く早くと急かすので、俺は戸棚から素焼きのカップを持って来て水で薄く洗うと、その中に葡萄ぶどう酒をそそいだ。
 のだが、何故か途中でブラックからストップがかかる。

「え、なに?」

 どうしたのかと手を止めると、ブラックは葡萄ぶどう酒を一口ひとくちふくんでから水差しを持って来た。そうすると、何を思ったのか水で薄め始めて。
 これにはちょっと驚いた俺だったが、ブラックとクロウが言うには「濃くて上等な葡萄ぶどう酒なら、こうするのが上品な飲み方だ」とのことで……。

 ウイスキーとかは原液でがぶがぶ飲んでたくせに、なんで葡萄酒だけマナーを気にするんだろうか。色々謎だったが、まあこいつら食事に関しては基本的に行儀が良いもんな……クロウは時々ケモノになっちゃうけども。
 ともかく、ブラック達が良いならそれでよかろう。
 俺としては酒が節約出来て助かる。

 改めて水で薄めた葡萄ぶどう酒を差し出すと、ブラック達は一口飲んで――――

「んん~……」
「むふぅ……しぶい方の葡萄ぶどう酒だがこれも美味いな……」

 ブラックは「うまい」と言わんばかりにゆるんだ顔になり、クロウも鼻から大きく息を吐いて、酒がのどを通る感触に熊さんの耳をふるふると震わせている。
 どうやら美味しかったらしい。
 そこまで喜んでくれるなら、選んで買った俺としても嬉しい所だ。

 どれ、つまみでも出してやろうかな……にしても葡萄ぶどう酒と合うつまみってなんだ。半生干し肉でもいいのかね。そんな事を思いつつも、俺もこのすきにこっそりとご相伴しょうばんあずかろうかなぁなどとテーブルに置いた葡萄酒を見つめていると。

「ツカサ君、僕おつまみほしいなぁ」
「はいはい……と言っても何作ったらいいんだ?」
「ああ、それなら大丈夫……つまむのにはうってつけのモノがもうあるじゃない」
「え?」

 そんなの持ってたかな。バッグの中に何か入ってたっけ、と腰をひねってななめ後ろに付けているウェストバッグを引き寄せようと視線をやると――――

「うわっ!?」

 急に腰を引き寄せられて、俺はブラックの膝の上に簡単に乗っけられてしまった。
 ……ってオイ。なにやってんだお前!

「バッグに入ってるものじゃないよぉ~。だからほら、邪魔なバッグはアッチにでも置いとこうねぇ」
「ちょっ……おいおい何も出せないだろ!?」

 ベルトから簡単にバッグを外されてしまい、そこそこ重いはずのバッグはブラックの手からクロウへと渡されて俺の手の届かない場所に置かれてしまった。
 チクショウ、てめえらさっきから仲良いなぁオイ!

「んもー、ツカサ君たらにぶいなぁ。最高の“おつまみ”がココにあるじゃないか」
「はぁっ!?」
「こーこっ」

 おどけた声で言いながら、ブラックが親指と人差し指だけを立たせた手を近付けて来る。何事かと思うよりも先に、その手は近付いて来て……ベストの中に潜り込むと、お……お、俺の胸んところを軽くつまみやがった。

「おっ、おいぃっ! なにやってっ……!」
「ねぇツカサ君……僕、今日はすっごく疲れたんだよぉ……? やってもないことを延々えんえんめられるし、くさい下水道を延々えんえん歩かされたしぃ……」
「だ、だからって……っ、ちょっばかっ指でむな……っ!」

 酒をあおりながら指で乳首の周辺のところをやわまれて、体が勝手に反応する。
 でもこれはその、人体でも一際ひときわやわらかい部分を他人にまれたからであって、そ、それに、デカくてかたい他人のひざの上に乗せられてるせいで余計に今やってる事が生々なまなましく思えてしまうから体が……。

「ツカサ君は僕のことなぐさめてくれないのぉ……? ツカサ君がおっぱいをおつまみにさせてくれたら、僕明日も頑張れるんだけどなぁ……」
「オレもツカサの乳が吸いたいぞ。目の前にあるおっぱいは触るのが礼儀」
「お、お前らなあ!」

 だあもうやっぱりさっきの事を根にもってやがる。
 だからって、酒のつまみで男の乳首つついて何が楽しいんだよ!
 普通につまみ作ってやるって言ってんだから変なコト要求すんなばかー!

「ツカサくぅん」
「わっわっ、べ、ベスト脱がすなって……わぷっ」

 あああシャツまで脱がされた。
 どうあってもいじり回す気なのか、俺だって疲れてるのに。こ、怖いの我慢したし、女の人の遺体を見たって叫ばずにこらえたのにぃい……う、うう、俺だって酒を飲んで記憶消して早く寝たいんだよ朝が恋しいんだよ、おっぱいすらない胸を差し出してる場合じゃないんだって。ああもう見んな、俺の胸みてどうすんだっ。

 オッサン二人の視線にさらされた裸の胸を隠すが……しかし、その反応にブラックはションボリとしたような顔をして、俺の顔を横からのぞきこんできて。

「それとも……やっぱりまだ、触れ合うの怖い……?」

 ……一瞬、何を言っているのか考えてしまったが……昨日の夜の事だと思い出し、俺は少し寒気を覚えて体を動かした。
 そっか、ブラックがこういう事をするのって、一応いちおう遠慮してるからなのか。
 俺がまだえっちするの怖がると思って、だからせめておつまみに乳首を……って、それもそれで変態だからな!? ほだされないからな俺は!!

 いやまあ、でも……スケベなブラックとクロウからすれば、それでも精一杯せいいっぱい譲歩じょうほをして俺を心配してくれてるんだし……実際、二人とも尋問で疲れてるんだし……。
 だったら、最初思ったみたいにいたわってやるのも、まあ……。

「…………ちょっとだけだからな」

 呟くように言うと、二人は分かりやすく顔を明るくする。なんか気恥ずかしい。
 実際、俺がこんな事をして喜ぶのなんてブラックとクロウぐらいだよ。俺みたいな野郎が胸を曝け出すのを見て興奮する奴が他にいるとは思えない。
 いやこの世界だと心当たりがない事も無いけど、でもそれだって特殊だろう。

「…………」

 あんなに綺麗なお姉さま達がいっぱいいたのに、胸の所が開いた大胆なドレスから豊満な谷間がこれでもかと見えていたのに、ブラックとクロウは興奮しなかった。
 なのに今、二人は俺の筋肉の起伏もない情けないガキみたいな体を見て、鼻息荒くギラギラとした目で見つめて来ているワケで……。

「あは……あぁ、ツカサ君の乳首、なんかちょっとまだ赤いね……いつもと違って、凄くやらしい感じで可愛い……」
「つ、ツカサ……」

 酒をあおりながら、二つの色の違う手が俺の体をう。
 てのひらすでに熱くなっていて、汗でじっとりとした感触が肌に引っかかり俺は両のこぶしをぎゅっとにぎって反射的にのどに力を入れた。

 ……今更だけど、ほんとに、なんかへん。
 何で二人は俺だけにこんな風に変態みたいに興奮するんだろう。黙ってれば普通にモテそうだし……それに、二人ともそれなりにちゃんとした大人なのに。
 それなのに、俺だけにこんな、えっちなことして……。

「むぅ……これでツカサの胸から母乳が出れば、最高の追い酒……いや、和らぎ水になるんだがな」
「出るかそんなもん! 残念そうに胸を揉むなっ!!」

 そ、そんなの娼姫のお姉さんに頼めばいいのに、またこんな事を言う。
 思わず反論してしまうが、しかしブラックとクロウは俺が怒った事なんて全くかいさず、指で乳首をぐりぐりしたり大きな手で胸を揉んでくる。

「あは、乳首がちょっと固くなってきたねぇ……早く豆みたいにつまみたいなぁ~」
「いっそツカサの乳首から酒が出ればもう最高なんだが」
「ああ~、それはイイなぁ……そうなったら、昼でも夜でもツカサ君の胸をしぼったり乳首をったりできるもんねぇ」
「ぅ……うぅ……っ」

 ブラックのひざに座らされて、背中に大きな体と体温を感じながら、酒臭い息を吹きかけられつつとんでもない事を言われる。
 どう考えても今の状況はセクハラでしかないのに、二人の低い声音でやらしい事を言われて、嬉しそうな顔を至近距離で見せられたら何も言えなくて。

 せめて耐えようとするけど、今更ながらにこの状況がとても恥ずかしい物のように思えてしまい、バカな俺の体は緊張のせいでどんどん敏感になってしまう。

 なにより――――今更ながら、色気の欠片も無いこんな自分を二人が大事に思い、好いてくれているのだと改めて思ってしまったせいで……抵抗、出来なかった。

「あぁ……ツカサ君……ずるいよそんな可愛い顔して声こらえて……」
「ツカサ……はぁ……ハァ……」

 ブラックの声が、耳のすぐ傍で聞こえる。
 肩をすくめようとしたと同時、腕をつかまれて急に胸の片方があったかくなった。

「んっ、ぅん……!? ぅ、や……っ、クロウ……!」
「ハァッ……はぁ、つ、ツカサ……ツカサ……っ」

 興奮したように強い息を吹きかけながら、クロウが俺の乳首を舌でべろべろと舐めながら、さらに勃起させようと強い力で吸い付いて来る。
 あまりの刺激に体がねて逃げそうになるけど、ブラックが俺の腰に腕を回してて動けない。そんな俺の耳にぴたりと顔をくっつけると、相手は息を吹きかけて来た。

「ツカサ君、僕にキスして……? ね……恋人キス……」
「っぁ……あ、ぅ……っ」

 低くてかすれた、欲情している声。いつもと違う少し真面目でしぶい声を直接耳の穴に流し込まれると、それだけで体の奥が変な感じになる。
 恥ずかしくて、体がもう「そういう時の声」だと解ってて、お腹の奥と俺のモノがじわじわとやらしい気持ち良さに熱くなってしまう。
 ブラックにこうして欲望をぶつけられると、体が勝手に反応してしまうんだ。

 ……慣らされているんだと自覚するのも恥ずかしければ、その事を自分が「気持ち良い」とか「恋人だからこうなるんだ」と嬉しく思っているのも恥ずかしい。
 そんな女々しい気持ちをさとられやしないかと思うと、お腹に力が入って余計に体が敏感になるみたいでどうしようもなかった。

 だけど、ブラックはそんな俺を知ってか知らずか、耳に舌を這わせてきて。

「ふぁっ……! や、やだ……っ、それ、くすぐっ、ぁ……あぁ……っ!」

 口を開けば、クロウに吸い付かれた乳首を舌でいらわれて体が震える。
 だけど、そうやって反応すれば、面白いとばかりにブラックの舌が耳の穴の入口をちろちろと入ったり出たりして来て。

「は、ははっ……ツカサ君……もう乳首が勃起して固くなっちゃってる……っ。本当に体だけは立派なメスなんだから……」
「はぅ……んむっ、ぅ……うぅ……っ」

 耳がまだゾワゾワしてるのに、ほおを舌でなぞられてそのまま強引にキスされる。
 顔をムリヤリ横に向けられてあごを開かされたと思うと、熱い舌が入って来て、その舌にちぢこまった俺の舌をなぞられると、独特で甘みも何も無いピリピリとしびれるような味とアルコールの香りが鼻に抜けた。

 う、うう……体が、あつい……お酒の匂いのせいか、それとも二人の口の中に残る酒の残りのせいなのか、胸がじんじんと熱くって頭がぼやけてしまう。
 唾液だえきを飲み込むたびに、のどがカッと熱くなってちりちりする。
 ブラックの舌が口の中を動き回って、クロウの舌が乳首に絡んで吸い付くたびに、体の中がじくじくして、両足でおさえ込んだ所が我慢出来なくなってきて。

「んっ、ぅ……んぐっ、っはっ……ぁ……あぁっぅ、や……やぁ、あっ……」

 二人は、俺のために我慢してこんな風にしてるのに。
 なのに俺が興奮してどうするんだ。こんな、き、キスされて、乳首吸われるだけで、気持ち良いのが我慢出来なくなっておっ勃たせるなんて……っ。

 でも、お、おれ……気持ちひ、くて……。

「ツカサ君……ねぇ……セックスするのまだ怖い……?」
「は、ぅ……んぅ、う……」
「だったらさ……ツカサ君が昨日言ってたみたいに、体を慣らすために毎日こうして触り合いっこしよ……? ね……それなら平気でしょ……?」
「はへ……ぇ、ぅ……」

 らに、いっへんらっけ。
 え……と……いや、えっと、何言って……。
 いや、さわりあいっこ……慣らすために……そっか、そう、だよな。
 ブラック達も我慢してんだもんな、俺のために気を使ってくれてるんだ。

「今日は手で僕のペニスを慰めてくれるだけでいいからさ……ね……?」
「む、むぅ……ツカサ……オレも……」

 手……そう、だよな。手くらいなら……
 頑張ったんらし、ろれくらひ。

「あ……駄目だこれツカサ君完全に酔ってるわ……お酒が強すぎたのか」
「やめるのか?」
「まあいつも寝てる時にしごいて貰ってるし、既成事実既成事実……」
「ムゥ、極悪人だな」
「うるせえクソ駄熊。文句言うなら何もさせんぞ」

 あー……けんかしらい、しらぃ。
 いーこ、いぃこ……。

「ふへ……つ、ツカサ君もっとでてぇ」
「むぅ……むぅうう……た、たまらん……っ」

 なんか、よくわかんらいけどまあ……いっか……。
 ふたり……よろこんでる、し……。











 
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