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交易都市ラクシズ、綺麗な花には棘がある編
33.誰もが愚か者ならば
とある田舎の村に、たった二人きりの姉妹がいた。
姉はお世辞にも美人とは言えないがその代わりに誰よりも優しく、妹は誰もが振り返るほどの美少女。二人ともが、別種の美しさを備えている。
一見格差のある二人だったが、それでも彼女達は仲良く暮らしていた。
だが、人は誰でも美醜に敏感なものだ。地味な娘と魅惑的な娘がいれば、当然の事ながら後者に注目は集まる。村人の誰もが、まだ幼い美少女に魅入られ、そんな風に優しい人々に甘やかされて育った娘は、それが当然と思うようになった。
妹は、自分が最優先で保護される事が当然のように思い込んでしまったのだ。
そしてそれを、誰も咎めはしなかった。
美しいから、素晴らしいから、魅力的だから。
だから、私は最優先にされる。私が一番である事は当然なのだ。
そうやって無意識の内に賛美される事を当然のように思い、誰もが一種「あのこは村で一番の器量よしだから」と、線引きをするようになってしまった。
けれど、誰も気付かない。
それがどれほど危険な事か誰も予想が出来なかった。
当然、幼いばかりの妹も……彼らの無意識な「区別」を、当たり前だと考えるようになってしまったのである。
だが、それでも村や家族は幸せだった。
妹へ向けての贈り物やおすそ分けで裕福な暮らしを続け、妹を神のように崇める。
甘やかされて育った妹は、表面上は淑やかで美少女然としていたが、己で気付く時が来れば頭を抱えて苦しむほどに、自我が増長してしまっていた。
その自我を、理性で抑え込む術すら知らぬままに。
――――それに気が付いたのは、姉が年頃になった年だった。
姉は凡庸な容姿で、そばかすが目立つ地味な女。特別目を掛けられることも無く、今の今まで妹の世話係のように暮らしてきた。
彼女は優しいが故に、妹の事を心底自慢に思い愛しているが故に、それを別段不満とも思わなかったのだ。
そんな彼女の優しさに、ある時数人の男が気付いた。
知らずの内に、男達は姉に対してわずかな恋心を抱くようになったのである。
それを、聡い妹が気付かぬはずも無かった。
――――全ての者が自分の虜だったはずなのに、そうではなくなった。
あの姉が。
自分よりも劣っている姉が、自分を無意識に貶め辱めている。
そう思うようになってから、妹の中にはどす黒い感情が渦巻き始めていた。
……今思えば、愚かだった。
だが、その時の「誰にも怒られたことが無い彼女」にとって、姉への羨望は全ての者の不義理に思えて、どうしようもない怒りと憎しみが湧き起こってしまったのだ。
――私が全ての人に愛されるべきなのに。
――誰もが、私の虜であって、私に尽くすべきなのに。
――なのにどうして召使のお姉ちゃんを見るの? ねえ、どうして。
幼い嫉妬だった。
だが、妹はそういった幼い感情しか知らなかった。
誰からも愛され、全てを許されてきた妹にとって、誰かの愛を失う事はありえない事態だったのだ。けれど妹は、その苦しみを受け入れる教えすら与えられなかった。
両親ですら妹に傅いていた狭い世界では、誰もが無力だったのだ。
……そうして、妹は次第に姉を憎むようになった。
表面上は仲の良い姉妹。だが、心の底は煮えたぎっている。
しだいに妹は心のままに振る舞うようになり、わがままとは認識されないわがままを増長させていった。誰もそれを止める事が無いままに。
――――やがて、二人は年頃の娘となり、姉は「出稼ぎ」という名目で村を出た。
なんてことはない。妹の取り巻きに追い立てられ、追い詰められた末の事だ。
妹は年頃になりずる賢くなり、取り巻きに全てを任せるようになった。
そうして自分だけは綺麗なままだと装い、手を汚さずに「不快なもの」を排除する事を自らの力で覚えて行ったのだ。
しかしそれは、まさに悪魔の成長だった。
邪魔者を排除する事に成功した妹は、崇拝される事と同時に「己の手を汚さぬ力」に暗い喜びを覚え、また、自分の持って生まれた美貌で操る事の出来る純朴な村人達を完全に手懐ける事に快感を覚えて行った。
姉を排除した事で、妹は再びこの世の春を迎えたのである。
しかし、ある一通の手紙が再び妹を嫉妬の海に突き落とした。
姉の出世と、自分がこの田舎で贈られた物とは段違いの品物。
いつも「可愛い貴女に似合うと思って」と姉から送られる、甘い菓子とほんの少しの贈り物は、それだけで妹の自尊心を酷く傷つけた。
まるで「貴方はそんな場所でくすぶっているの? 私は貴女よりも優雅な暮らしをしているのに」と言われているようで、狭く快適な王国……いや、自らが作り上げた檻の中から抜け出せない妹は、姉の贈り物が届くたびに憎しみを募らせていった。
私、今とても幸せなの。
私、今すごく充実しているの。
私、こんなに自分に誇りを持ったのは初めてなの。
その手紙の言葉全てが、自分へのあてつけのように見えて堪らなかった。
お姉ちゃんは、今まで幸せじゃ無かったの?
今までずっと充実していなかったの?
誇りを持たずに今まで私と接していたの?
全てはそうでは無いだろう。だが文章と言うのは、本人の受け取り方によって悪文にも美文にもなるものだ。その時の妹にとって、姉の手紙全てが「自分への復讐にも似たあてつけ」のようにしか思えなかったのである。
そうして――――ある手紙が届いた時、妹は完全に壊れた。
『私、いま……とても愛している人がいるの……。その人と今度、式を挙げます。
わたし、今とても幸せよ。今度、村に帰るから……どうか、祝福してください』
何がどう、作用したのか解らない。
だが、その手紙で何かが崩れ落ちた。
もう二度と、今までの……自分の幸せな日々は、帰って来る事は無いのだと。
それと同時に――――彼女の村に、ある一人の旅人が現れた。
「…………私は……愚か、でした……」
フェリシアさんの掠れた声が、弱々しくなっていく。
――――もう自分は長くない。
そう言われたけれど、俺はどうにかして彼女を助けたくて、俺特製の回復薬を少しずつ唇に当てて含ませたり、その間にもずっと大地の気を彼女に送り続けたりして、彼女を救う事が出来ないかと膝の上の小さな顔を見つめていた。
けれど、彼女の容体は保ちはすれど元気になる事は無く、ただずっと……話をするためだけに、生き長らえているような状態だった。
「フェリシアさん……」
虚ろな目で、土気色の肌のままで語り続ける彼女を助けたい。
そうは思うけど、どうしようもなくて、俺は歯を噛み締める。けれど、彼女は先程までの鬼のような形相など嘘のように穏やかな顔をしていた。
……いや、きっと……こっちが本当のフェリシアさんなんだ。
俺は、そう思いたかった。
「…………ごめん、なさいね……。私なんかの、ために……泣かせて……」
そうじゃない。首を振るけど、フェリシアさんは微笑むだけで。
「……あの男…………ユーウェンと名乗った男は……私に、言いました」
――――貴方の心を乱すものは、悪魔に違いない。貴方が幸福である事を、村人達も両親も……あの姉ですら願っていたのでしょう?
――――ならば、貴方が幸せになることをなさればいいのです。全てを貴方の虜にすべく、全てを貴方のものにすべく、好きにしたら……すべてが丸く収まる。ねえ、そうでしょう? だって貴方は、そうする権利のある美しい存在なのだから。
そう言われて、従ってしまった。
あまりにも全てを知らず、何もかもが自分の思い通りになると思っていた。
そのせいで、あの男の言うがままに動いてしまった。
「私は……姉を、殺してしまった……。殺して、あの男の力で姉になり変わり、全ての称賛を自分のものにしようとしたのです……」
「そうか。だから、急に性格が変わったと思われていたんだな」
ブラックの冷静な言葉に、フェリシアさんは頷く。
彼女は、まず目障りな姉を殺してモンスターに食わせた。そうして【変貌】で姉のジュリアさんになり変わり、彼女が持っている者すべてを奪おうとしたのだ。
けれど、それもまた上手く行かなかった。
さもありなん。高級娼姫とは様々な教育を受けて初めて成れる職業だ。
飛び入りだとしても、一から学んでいたとすれば全てを思う通りに出来たかも知れないが、フェリシアさんはその辺りの事を何も知らなかった。
そもそも、村でも上げ膳据え膳のお嬢様だったから、片付ける事も知らず化粧すらままならず、何も出来ないまま部屋に引きこもる事になってしまったのだ。
それは、やはり彼女の思う「しあわせ」とは違っていた。
だからこそ彼女は鬱屈した思いを更に増長させてしまい、こじれにこじれた感情を狂わせて…………次々に、娼姫を狙い始めたのだ。
……私にもっと相応しい場所が在る。もっと相応しい扱いがある。
こんなみじめな私は私じゃない。私は、称賛されて当然の存在なんだ。
今の状態こそが、間違っているんだ。
あの姉が成れたのだから、私にだって場所さえあれば娼姫なんてできるはず。この美貌が有れば、誰もがひれ伏すに違いない。だから、奪ってやる。姉と同じ、憎たらしい娼姫の女達から地位を、名誉を、その姿でさえも……と。
だけど実際は、そう上手くは行かなかった。
誰かの心に寄り添った事のないフェリシアさんには、人を癒すと言う行為の意味も、理由すらも理解出来なかった。だから、余計に感情をこじらせて……そのうち、他人の顔を借りる事さえできればきっとうまくいくと……勘違いしてしまったのだ。
「…………たくさん……命を奪った……。みんな憎らしくて、美しいはずの自分よりも着飾っているのが許せなくて……そうなると、もう……自分がどんな存在に成れるかなんて、考える事もできなかった……」
狂って、狂った先に「娼姫」という存在への憎しみが募り、フェリシアさんの心は変貌していった。ただ身勝手な、子供のようなわがままを満足させたかっただけなのに――止まる術すら知らず、殺人鬼に成り果ててしまったのだ。
「だけど、満たされなかった……。こんな事をいうのは……本当に身勝手だけど……でも……私は、ただ……愛されたかった……」
言葉が、支離滅裂になる。
俺がどう頑張っても、最早彼女の事を救う事は出来ない。
なにより……医師のもとへ連れて行ったとしても、この先彼女に待っているのは、今と何も変わらない「死」だけだろう。
フェリシアさんは、それだけの事をしてしまった。罪を犯してしまったのだ。
例え唆されたのだとしても、彼女が人を殺した事は覆しようも無かった。
俺だって、それは理解している。
だけど、自分の事を愚かだと言う彼女を見て……俺は……どうしても、憎み切る事が出来なかった。
「……お姉さんに……愛されたかったんですよね……?」
膝の上に頭を乗せたままのフェリシアさんに、言う。
彼女は俺の言葉にわずかながら目を見開いたが……悲しそうに笑い、頷いた。
「…………今なら……分かります……。私は、お姉ちゃんに……私の、ことを、一番好きでいてほしかった……。私を、いちばんに……思っていて、ほしかった……」
「ずっと、一緒に居てくれた人ですもんね」
「ええ……馬鹿ね、わたし…………殺した、あとで……気付いたって……」
そんなの今更、もう、遅いのに。
涙を零して掠れた声を詰まらせる彼女に、俺も痛む喉を締める。
確かに、罪は罪だ。俺だって彼女を許す気は無い。だけど、それでも……こどものような心のままで育ってしまった彼女の事を思うと、悲しくて仕方が無かった。
フェリシアさんは、ただお姉さんを独り占めしたかった。
それは恋愛とかじゃなくて、ただ大好きだからずっと一緒に居て、自分の事を永遠に甘やかして欲しかっただけだったんだ。
それはきっと、子供なら誰だって思う事だ。自分を愛してくれる人の愛を永遠だと思ってしまう純粋で無垢な感情を、彼女はただ持ち続けてしまっただけなのだろう。
それを思い切るための他人からの正しい叱責や己の力への諦めが、子供には必要だった。それに伴う成長をして大人になるはずだったのに、フェリシアさんにはその「大事なこと」が与えられなかった。無責任に愛され過ぎてしまったせいで。
だから、彼女は壊れてしまった。
甘く心地良い世界で生き続けた代償に、耐えられなかったんだ。
それは、フェリシアさん一人のせいだったのだろうか。
ただ優しく許すだけの世界で生きて来たフェリシアさんの事を思うと、俺は彼女の振る舞いだけが悪いなんて思えなくて、ただただ悲しかった。
善意で守ろうとすることも、意味がなければそれは過保護になる。
誰も悪いのではないかもしれない。けれど、だからこそ……悲しかった。
「フェリシアさん……」
「…………私……ひどい……女……。みんな、に……謝って……」
「うん……」
こんなにも彼女は後悔している。
だけど、それでも罪は許されないだろう。
フェリシアさんもそれを解っているのか、一生懸命に俺を見て声を絞り出した。
「ごめ……なさ…………」
「…………!!」
彼女の手が、落ちる。
すでに光を失っていた目は――――そのまま、固まって動かなくなってしまった。
…………泣いてはいけないんだと思う。
でも、それでも悲しい。
俺は自分の眦を拭うと、彼女の体を地面に横たえて手を組ませた。
……枯れ枝のような、生きた人とは思えない手だった。
「許される事じゃないが……気持ちは分かるよ」
「ブラック」
見上げると、ブラックとクロウは何とも言えない顔をしていた。
身勝手な犯行だったとは思う。だけど、人間として、人に愛されたいと思うただの人として、彼女の立場になった時に……自分はどうするのか。
それを思うと、ブラックもクロウも彼女を罵る事は出来なかったのだろう。
俺だって、もしフェリシアさんのように甘やかされて、挫折を知らずに育てられていたのなら……これが「悪い事である」と思えなかったのかも知れない。
当然の事だと思っていたなら、きっと、人の心が一ミリでも離れたら絶望を感じてしまっていただろう。俺は「強く賢い人間」ではないから。
だからこそ、フェリシアさんの間違いを強く否定する事もできなかった。
「…………どうして、こんなことになっちまうんだろうな……」
誰も、こんな事は望んでいなかった。
村の人達も両親も、悪意が有って彼女を増長させたわけじゃ無かっただろう。
ジュリアさんだって、あの手紙に深い意味は無かったはずだ。離れていても、彼女はフェリシアさんの事を気に掛けて大切に思っていた。
姉として、彼女の幸せを願っていたんだ。
フェリシアさんだって、人を愛する方法を教えて貰ってさえいれば……――
「子供の道は、その者の住む世界が形作る。……その世界が暗いなら……子供の道も、暗く淀む。この女は、その淀みから逃れる手段も与えられなかった。それだけの事なのだろう。さしずめ、優しさの水底か」
クロウの言葉に、俺は酷く喉が痛んで口を引き締めた。
せめて、彼女の目がもう二度と憎しみに歪む事が無いようにと、目を閉じてやる。
まだ熱が残っている枯れた体では、もう彼女が美しかった事も分からない。けれど俺は……たとえ彼女が美しくなくなったって、そうしてやりたかった。
だって、俺も…………彼女みたいに、人の優しさに甘えている人間だったから。
「……難しいな…………」
人を愛する事も、愛される事も、それを望む事も……なにもかも、難しい。
今はただ、遺された人たちが嘆き悲しむ未来を思って、拳を握るしかなかった。
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