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飽食王宮ペリディェーザ、愚かな獣と王の試練編
34.蜜なる花園1
◆
翌朝、何故か昨日よりも元気溌剌で早く目覚めた俺は、同じく早起きのアンノーネさんに再び大量の丸バナナ……いやマルムーサのアイス作りを手伝って貰い、朝食も完璧に作り上げていた。
昨日は色々あって疲れたはずなのに、何故元気溌剌なのか……と不思議だったが、まあそんな事はどうでもいい。
ブラックとえっちしたら、この比じゃないくらいになるし、気絶も出来なくて気が狂いそうになるからな……。そうなるよりはマシな元気さなので、たぶん昨日食った肉が良い感じに俺を回復させてくれたのかも知れない。
ともかく、今日も今日とて何故か一緒に居るチャラ牛王も一緒に軽い朝食をとる事になったのだが。
「…………?」
なんだか、みんなえらく静かだ。
ブラックは三人と一匹だけで食事が出来ないことにご立腹なので、黙っているのは納得できる。クロウも寡黙な方だから別におかしくはないのだが……しかし、メシの時は基本的に騒がしい怒りんぼ殿下達が静かなのはなんだか気味が悪い。
チャラ牛王が何も喋らないから、怒りんぼ殿下もアンノーネさんも黙ってるんだろうけど、そこまで静かになられたらなんかちょっと怖い。
何か企んでるんじゃないだろうかと思ったが、みんな食事をする手は昨日と同じで素早いので、ただ黙っているだけなんだろうか。
……昨日の軍の鍛錬……と言う名のプチ戦で、何か有ったのかな。
それとも、流石に怒りんぼ殿下が怒られたんだろうか。
だったら、チャラ牛王にも少しだけ「やっぱり大人だな」と尊敬の念を抱けたのだが――たぶん、そんな事実は無いんだろうな。俺のカンだがそんな気がする。
そうこうしている間に食事が終わり、俺達は暫しの自由時間となった。
「よーし、片付け終わりっ。さて……そろそろ探検を始めますか!」
「キュー!」
厨房で皿を片付けて伸びをすると、俺の横で可愛い羽をパタパタさせていたロクが嬉しそうに手を挙げて答える。
その可愛すぎる仕草に思わず胸がときめいてしまったが、今日は長々と可愛さの幸福に浸っている時間は無い。なんたって、探検をするのだ。
俺の可愛い相棒と遊ぶのも捨てがたいが、こんな所に入るなんて滅多にないことなんだから、この機会にちょっとだけでも見ておかないとな!
ハーレムってのは、男の夢なワケだし!
「ルードさんやカーラさん達がいるのは、ドービエル爺ちゃんが普段使っている王族専用のプライベートスペースだろうし、会えはしないだろうけど……でも、誰もいないハレムってのも何かファンタジーで気になるもんな!」
「キュキュ?」
「滅多に見られない所だから、観光しようって事だ!」
「キュー!」
ロクもお散歩が好きだからなのか、俺の話に乗り気なようだ。
ふふふ……最近は王宮のみなさんに遠慮して、ペコリアや藍鉄達と会えず寂しい日々を送っているから、こういう時にロクの可愛さを補給しないとな……!
気持ち的には、悠々自適でモンスターを連れ歩いても何も言われない人族の大陸に早く戻りたいところではあるが、新しい場所探検は別腹だ。
俺も大量の料理を作るのにも慣れてきたし、時間に余裕も出来たワケだし……ここいらで、冒険者心を満足させるのも悪くないだろう。
……いやまあ、俺がただ単にハレムをじっくり見ておきたいってだけなんだけどね。
でも、こんなチャンス滅多にないからな。
なんせ、俺達はもうハレムの中に滞在しているので、他人の目を気にしてあの恥ずかしいメス侍従の服は着なくたっていいし……それに、ある程度の範囲なら自由に歩き回っても良い……と、アンノーネさんが取り計らってくれたのだ。
だから、王族の居住区域には行けないが、客人が泊まるエリアだけは自由に散歩が出来るし、それを誰かに咎められる事も無い。
それに、今日の俺は何故か元気だし……こんなチャンスを逃す手は無いよな!
ってなワケで、俺は愛しのロクちゃんを肩に乗せて、意気揚々とハレムの表層探検に出かけることにし……
「ツカサ君どこいくの?」
「…………」
……出かけることにした……と、思おうとしたのだが、厨房を出てすぐにブラックと鉢合わせしてしまった。何故こんなところに居るんだ。
俺になにか用事でもあったのかな?
「そっちは客室じゃないよ」
「あー……えーと……ちょっと散歩というか探検に行こうかなと……。もちろん、俺らが許されてる範囲内だけだけど」
「え~!? じゃあ僕も連れて行ってよぉ! ロクショウ君と二人だけで出歩くなんてズルいズルい! 僕だって死ぬほどヒマで足から腐りそうなのに」
「怖い例えするなよ……あーあー分かったからむくれるな!」
なんでお前の例えは時々物騒なんだと怯えたが、まあ……仕方ない。
ブラックだって部屋にずっとこもりきりじゃ退屈だろうしな。それに、最近はクロウに譲ったりしてて、ブラックもストレスが溜まってるっぽいし……。ロクと二人きりでデートをするつもりだったけど、こればかりは仕方ない。
でも、ただ歩くだけだからブラックにはつまらないかもしれない。
それでも良いかと念を押すと、ブラックはすぐにパッと笑顔になりコクコクと頷いた。
……ホントに子供っぽいんだからなあもう。
「それでそれで? まずはどこいくの?」
「ハレムにも中庭があったろ? 人族の金持ちのお屋敷とかにあるながーいテーブルみたいなカンジの、細長い庭。あそこの半分までは俺達も行っていいみたいだから、まずはそこから右左と攻略して行こうかなと」
「あー……この大きい宮殿、左右対称になってるんだっけ?」
歩きながら説明すると、ブラックが補足してくれる。
そうそう、このハレムって左右対称になるように建てられてるらしいんだよな。
俺達は全貌を知らないが、アンノーネさんの説明によると「高い場所から見れば、空を舞う獣を模した形になっている」らしい。
……とはいえ、この砂漠には王宮よりも高い建物が無いので、翼がある生き物でもない限りは、その全貌は解からないんだけども。
でも、仮に“翼を広げた大鷲”とかそういう形だとすれば、通路がどう走っているかも想像しやすい。俺が最初に通された大広間は、ハレムでも入口に近い部分……鳥で言えば広げた尾の部分か腹部に近い場所なので、王族の居住区ではない。
俺達が行ける場所は、そこから少し奥に行ったところまでだ。
中庭は鷲の体の中央部を走っているが、翼の部分がどこに当たるかまでは分からない。まあでも、それも歩いてみたら分かるかな?
最初は、ハレムって言うから取っ付きにくい迷宮みたいな宮殿なのでは……などと思っていたが、建物の構造が分かればなんとなく自信を持って歩ける気がする。
そんなことを思いながら、実際は廊下が無数に走っていて入り組んだハレムを進み、水の音が聞こえる方へと豪奢な石造りの廊下を進んでいくと――そこには、真っ直ぐ奥の一際豪華な区域へと続く水の庭園がひっそり存在していた。
「おお……普通の庭も凄いけど、やっぱ石柱に囲まれた縦長の庭園ってのも雰囲気あって凄いよなぁ……」
「ツカサ君はホントに何にでも感動するねえ」
うるさいうるさい、俺はファンタジーとかが好きなんだよっ。
頼むから素直に感動させてくれと皮肉屋のオッサンを牽制しつつ、水路が中央から真っ直ぐに伸びている美しい庭園を暫し眺める。
たぶん、王族だけしか入れない奥の区域にも素晴らしい庭があるんだろうけど……今見ている中庭を見ているだけでも、充分に満足できるだろうなと俺は思う。
砂漠に緑が溢れる都があるのにも驚いたけど、この【ペリディェーザ】という王宮の庭や、その中心のハレムにまで瑞々しい花が咲き乱れているのにも驚かされる。
そういえば……王宮は、城下街よりも花が多いんだな。
クロウのお母さんは「蜜月花」という花だけでなく、お花全般が好きだったらしいが、それもこの王宮で暮らしていたからなんだろうか。
でも……考えてみれば、俺、クロウがココに来てから一度もクロウのお母さんの話を聞いてないな。確か、クロウのお母さんは“大地に還った”……もう亡くなっているって話だったけど……王宮で暮らしていたんなら、そういう話も出てくるはずだよな。
なのに、誰も何も言わないなんて……そんな事有るんだろうか?
俺だって、ドービエル爺ちゃんの妻ってなると、妻というかお妾さんであるカーラさんと出会ったくらいだし……そもそも、怒りんぼ殿下やルードさんのお母さんの話も俺は聞いた事が無いぞ。居住区ってんなら……あの奥に、お母さんがいたんだよな?
なら、ポロッと話が出て来てもおかしくなさそうなんだけどな。
でも……怒りんぼ殿下達も母親の事は話さないし、もしかしたら王宮でお母さんのことを話すのはマナー違反とかなのかも。
しかしお妃様みたいなもんなのになぁ。こんなに話題に出ないものなんだろうか。
あの庭の奥にある扉を潜れば色々分かるんだろうけど、それはちょっとな。
部外者の俺が入るには敷居が高すぎるし、勝手に入れば死刑だろうし。
気にはなるけど、今はそっとしておこう。
「なにブツブツ言ってるのツカサ君」
「えっ? あ、ああ、ちょっとな……それにしても凄い楽園って感じだよなここの庭」
「キュ~」
ブラックに深く追及される前に話題を変えようと感想を述べると、ロクも「まったくだ」と言わんばかりにコクコクと頷く。
なんだか大人ぶってるみたいで可愛くて思わず笑ってしまうと、ブラックも肩を軽く竦めてみせた。
「まあ、水と栄養が有って庭師がいれば出来る程度の庭じゃないかな。こんな風に水を好き放題使ってるんだし、いくらでもやりようはあるでしょ」
「な、なんかイヤなコト言うなぁ……」
「だって、観賞用の庭でしょ? 貴重な水をムダな事に使ってるんだから、金持ちの悪趣味と似たような認識で良いんじゃないかな。本当に大事に使ってるなら、ここの花とか植物は全て食用か薬草になってたんだろうし」
でも、そういう感じには見えないからね。
そうつまらなそうに言うブラックに、俺はなんちゅう男だと額に手を当ててしまう。
……確かに、砂漠の水は貴重なんだから最大限有益に活用するってのは、砂漠の民なら常識的な事だけどもさ。けど、この王宮だって水を循環させたりしているのかも知れないだろう。この庭は、あくまでも余力で生まれたのかも知れない。
なのに、そういう可能性もあると分かっててイヤミな事を言うんだから……ブラックは本当に王族とか貴族ってヤツが嫌いなんだなぁ。
まあ、怒りんぼ殿下に振り回されてるせいで余計にトゲトゲしてるのかもだが。
「豪華な物を飾っておくってのも、位が高い人のマナーみたいなもんだろ? 別の国とかに侮られないためにやってるんなら、意味があると思うけど……」
「すぐに枯れる草木で飾るってのも不経済だと思うけどねえ」
「だーもー俺に言っても仕方ないだろっ! グダグダ言うなら置いてくぞ!」
「あっ、ちょっと待ってよツカサくぅん! ごめんごめんっ」
でえい後ろから抱き着くんじゃない。
誰かに見られたらどうするんだ、と、振り払おうとすると。
「……ん?」
何か声が聞こえて、二人同時に同じ方向を向く。
俺達が気になっているのを察したのか、ロクショウがパタパタと飛んで先行し、声が聞こえてきた場所――――王族の居住区への入口を覗きこんだ。
慌てて付いて行き、入っちゃ駄目だよと抱っこすると、ロクが可愛い小さなお手手で「ここだよ」と示してくれ……っ、く、くぅう……可愛……っ、うぐ……っ!
「ハイハイ鼻血は良いから。……しかし、ここまで聞こえてくるってよっぽどだね」
「あっ、でも立ち聞きとか……」
「安心してよ、見つからないように僕が気を配るから」
そう言いながら、ブラックは俺をぎゅっと抱きしめて何事か呟く。
これは……もしかしてお久しぶりの【隠蔽】って術だろうか。確か、動かない限りは自分の姿を隠せてしまうという付加術だったっけ。
何分かなり前のものだから記憶が曖昧だが、それなら動いてはならないだろう。
ブラックに抱き締められたままだが、余計な事をしてバレるわけにはいかない。
だって、聞こえてきた大声は……怒りんぼ殿下のものだったのだから。
「…………」
ブラックが、ゆっくりと壁伝いに進んで入口のすぐ近くに張り付く。
すると、間髪入れずにまた怒鳴り声が聞こえてきた。
「バカな!! 何を言ってるんだお前は……!」
うわあ、怒りんぼ殿下がかなり怒ってるぞ……でも、何の話だろ。
居住区って王族しか入れないんだし、そうなると多分相手は身内だよな。
誰に怒っているのか気になって耳をそばだてると、相手の声が聞こえてきた。
「ですが兄上、これも良い機会ではないですか。長く続いた、忌まわしい“あれ”との因縁に決着をつけるのに悪くない展開ですよ」
これは……もしかしてルードさんか?
でも、忌まわしい“あれ”って一体……。
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