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幻実混処ユーダイモ、かつて祈りを唱えし者編
4.たった一人の森
◆
「…………あれ……?」
闇に飲み込まれたはずの視界が、明るい。
瞬きをする間に、いつの間にか世界は全くの別世界に変わっていた。
「ここって…………森……?」
周囲を見渡すが、確信が持てない。
何故かと言うと……俺が見ている風景は、決して普通の森とは言えない何だか恐ろしいものだったからだ。
「なんかこう……毒っていうか……悪夢みたいな森だな……」
チアさんが居た、聖域のように明るい森とは正反対の紫を基調とした森。
葉っぱは赤シソみたいだし、木の色もちょっと赤紫っぽい。
木の幹はぐねぐねしてるし、根も盛大に波打ったり突き出ていて、枝もかなり捻じ曲がっていた。なんかもう、これぞヤバい魔女のお婆さんが住んでる森って感じ丸出しだ。漂う薄い霧も赤紫の色が付いているように思えるし……地面を覆う草だって、ご丁寧に毒々しくも明るげなライトパープルになっていた。
「…………これ、触ったら毒状態になるとか……ないよな」
さすがにそこまでは行かないと思いたいが、何もかもがいきなりすぎて状況の判断が出来ない。毒状態になると断定は出来ないが……何にせよ、よく解らないモノには触れない方が良いよな。
木にも草にも出来るだけ直接触れないようにして調べないと。
俺は無意識に出そうとしていた手をひっこめると、改めて周りを見やった。
「これって、やっぱ取り込まれたんだよな? だとすると、あの影……やっぱり何かの呪いとかなのかな……」
こんな場所を用意できる力が有るなら、やっぱり普通じゃないよな。
それに、あの時の影は明らかに俺に対して敵意を抱いていた。
ブラックか、それとも別の何かなのかは未だに分かってないけど、ブラックが俺達に気付いてくれるようにと指輪を出した途端、影は豹変したのだ。
それが、取り込んだブラックの魂を死守するためなのか、それとも“指輪”自体が影にとっては忌むべきものだったのかは解らない。
だけど……少なくとも、やっぱり普通の存在じゃないよな。
「どの道、脱出するかブラックを探さないと……。もしこの森が影の中だとしたら、どこかにブラックがいるかも知れない」
生き物の気配は感じないけど、じっとしてても仕方ないし歩き回ってみるか。
バッグの中から包丁代わりのナイフを取り出して、一番近い木に×印を刻むと、俺はとりあえず正面の方向へ歩き出した。
「…………迷いの森って可能性もあるからな……一応警戒しておかないと」
なにせここはワケの分からない空間だ。幻を見せられている可能性も有るし、あの影が影響している領域なら、俺を迷わせる造りをしているかもしれない。
幸い俺にはチート能力があるけど、今は調子が悪いし……出来るだけ安全に探索と脱出が出来るようにしておかないとな。
そんなことを思いつつ、足元や周囲に気を付けて歩く。
怪しい色の霧が薄ら流れているせいなのか、遠くの風景がよく見えない。
木々も特徴的ではあるが、こうも群れていたら一目で見ての判別は難しそうだ。
……本当はあんまり木を傷付けたくないんだけど、迷ったら大変だしな。
俺は定期的に印を刻みつつ進んだ。
もちろん、全部に×印を刻む……というような事はしない。
初期地点が分かるように、ちゃんと英数字で番号を付けているのだ。
この世界は数字も独自の文字だから、これが何の文字かは分からないはず。
もし木が動いたら、例え俺が寝ぼけていたってすぐに気が付くだろう。まあ、俺の嫌な予感通りになるとは限らないんだけど。
「何事も起こらなきゃいいんだが……」
黒い影の中の領域か、はたまた別のどこかに飛ばされたのかは不明だが、影の支配する場所なのであれば何が起こるか分からない。
数字がついに二桁に突入して、どれだけ巨大な森なんだと思っていると――――
前方に、何やら黒い物が見えた。
「…………?」
霧のせいでハッキリとは見えないが……もしかして、人影か?
だけど、油断はできないな……。
……この世界で曜術や付加術は使えるだろうか?
そっと足に触れて“大地の気”を念じてみると、いつものように金色の光が足を包むのが見える。術に関しては問題無さそうだ。
予め脚力強化の付加術である【ラピッド】を掛けておき、俺は木の陰に隠れつつ、ゆっくりと影に近付いた。
「…………」
ブラックだったとしたら、嬉しいけど……世の中そんなに上手く行かないよな。
いざとなったら、俺一人でもなんとか戦えるようにしとかないと。
でも、何の術を使うべきなんだろう。
相手の領域なら木の曜術は使えない可能性がある。
かといって、俺の炎の曜術や土の曜術、金の曜術はド素人並みの技量しかない。
残るは水の曜術だけなんだが……これだけ膨大な木々を動かされたら、俺一人では捌ききれないだろう。何せ、ここは敵の領域だからな。
いや、待てよ。
風を操る付加術や、氷の術を俺は体得している。
それらを活用して何とか対抗するくらいは出来ないだろうか……。
…………一人だと、考える事が多いな。
俺ってば、今までどんだけブラックの事を頼りにしてたんだろう。
別に、自分一人で生きて来たとは思ってないし、今までも充分「頼っているなあ」なんて考えてたけど、こんな状況になると改めて依存していたんだと思い知る。
俺が完全に後衛ユニットだから仕方ないかも知れないが、いざ一人になったらすぐブラックの事を考えてしまう自分は、何だか情けなかった。
いや、別に自分の役割が不満なんじゃないし、ブラックが前衛で戦ってくれるから俺も背中を守れるくらい強い奴になりたいと思っているんだ。
けど……それと、俺が戦闘に不慣れなのは別問題で。
後衛なら、後衛なりの“一人になってしまった場合の戦い方”が有ると思う。
そんなことも考え付かない自分に呆れてしまうんだ。
……普通の冒険者なら、命賭けなんだしそう言う事も考えるよな。
けど俺は、ずっと一緒だったから。
ブラックと言う絶対的な強さを持つ存在が目の前にいてくれたから、そんな基本的な事すらも必要としないくらい、今まで何だかんだのほほんとしていられたんだ。
それが、恥ずかしい。
……いや、守られることに関してではない。
自分の、そういう慢心と言うか根拠のない確信が恥ずかしかった。
「ブラック……」
思わず名前を呟いてしまう自分が女々しくて嫌になる。
うう……自分が弱いのは自覚してたけど、こういう時になると戦闘すらド素人なんだなって思い返して、ちょっと落ち込じまうなぁ……なんか、結局俺は何も進歩してないみたいでさ。
でも、だからって何もかも諦めるわけには行かないんだ。
今の自分なりに、なんとかしてブラックを探さないと。
現状、俺に必要なのは……冷静さと、弱いなりに戦うための手段かもしれない。
……弱くたって、弱いなりの戦い方ってのがあるはずだ。
考えてみれば、背中を守るってのは、ただ戦闘で完璧な立ち回りをすることだけじゃないんだよな。
ブラックが安心して俺に任せてくれるほど、俺も強くて頼りにならねばならない。
それは、曜術師として一人前になるだけじゃなくて……例え一人戦場に取り残されたって、俺なら帰って来られると信じて貰えるくらい強くなくてはいけないんだ。
――――人の強さってのは、腕力の強さだけじゃないもんな。
必ず生き残れるしぶとさや頭の良さがなければ、冒険者としては三流以下だろう。
だから……俺は未だに、三流以下の冒険者ってワケで……。
「……離れ離れになっても、安心して戦える術、か……」
一介の高校生(しかも運動音痴)である自分に、出来るかは分からない。
実際、現実でもヤバい先輩達に絡まれてからは守られ逃げ回るばかりなのだ。
それでも……誰かを守りたいと思うなら、強くならなきゃいけないんだよな。
まずは、自分一人でも窮地を切り抜けられる強さを身につけて。
「とはいえ……今は地頭でどうにかするしかないよな……」
考えながら歩いているうちに、段々と影が近付いてくる。
霧の中で色濃くなっていくその姿は、どうやら人の姿のようだ。
しかしこちらに気が付いているような気配はない。というか……動いていない?
何か、妙な体勢で固まっている。
もしかして眠っているのだろうか。
うーん……無暗に近付くのは危ないよな……。
でも、遠くから見ていても何にもならないし。
気配を悟られないよう気を付けながら、相手の動きが分かる程度の距離まで慎重に近付いてみるか。
そう決心し、俺は小枝を踏むなどのヘマをしないよう、足取りをしつこいくらいに確認しながら影との距離を縮めた。
――――数十メートルから、数メートルへ。
ゆっくり、ゆっくりと姿が明確になっていくその影は……どうやら、俺の探し人では無いらしい。
もっと小さい……これは……もしかして、チアさん、とか?
だとしたら、彼女も何らかの理由で影に取り込まれたのだろうか。
動かないって事は、体力を消耗しているのかな。
なんだか心配になってきたが、しかし警戒を解くわけには行かない。いつでも逃走出来るように準備しながら、やっと相手の姿がはっきり見える所まで近付くと。
そこには――――思っても見ない姿のチアさんがいた。
「え……!?」
驚いて、思わず声を上げてしまう。
だが無理も無かった。
何故なら……俺の目の前に居たのは……――――
祈るように手を組み座り込んだ、チアさんの石像だったのだから。
「これ……え……な、なんで石像……?」
意味が分からない。
慌てて正面に移動し本当にチアさんなのかと確認するが、認識は変わらない。
どこか悲しげな表情を浮かべて目を閉じるチアさんが、そこにいた。
「こんな石像、普通作らないよな……」
妙な森の次は、良い気分のしない石像。
もうなんだか訳が分からなくなってきた。
これは全部幻だと言われると、すんなり納得してしまいそうだ。
……まさか、森に入ってから全部幻とか言わないよな。
そうなると、もう何も信じられなくなりそうで怖い。
マーサ爺ちゃんとペコリアは現実の存在だし、そうなるとアッチの世界が現実って事で間違いない……と、思いたいが……。
「ホントにどうなってんだよ……」
なんにせよ、悪趣味が過ぎる。
俺を飲み込んだあの影は、一体なんなんだろう。
ブラックの魂を本当に取り込んでたとしたら、やっぱりブラックを手放したくなくて俺に牙を剥いたんだろうか。でも、その理由って何だ?
強い魂だから、エサにしたかったとか……?
それとも、別の意図が有るんだろうか。
つーかそもそも、この世界が影の中なのか幻覚なのかも判断つかないし……。
うーん……やっぱり歩き回ってみるしかないかな……。
ここで悩んでたってどうしようもないし、チアさんの悲しんでる感じの石像なんて俺も見ていたくはないし……ともかく、ここは足で稼ぐしかないよな。
そう考えて、更に奥へと進もうと方向転換をした。
すると――――
「……あれ?」
今まで気が付かなかったのがおかしいくらいの大きさの、影が見える。
アレは確実に家の形だ。ちょっと距離は遠いけど、霧の中でもハッキリ分かるぞ。
ってことは、この世界にもヒトが居るって事か?
邪悪な存在かもしれないが、とにかく慎重に近付いてみよう。
「音を立てないように……」
小声で自分に言い聞かせて、足元や周囲を警戒しながら距離を詰める。
色付いた霧の中から次第に姿を現した家は……やはり、明るい森に建っていたチアさんの小さな家とまったく同じ形をしていた。
ただ、こちらは蔦や蔓が絡まっており、色々な所が朽ちて屋根もボロボロだ。
まさに廃墟と言った感じの風体になってしまっているが……。
「誰も住んでないのか……?」
ドアの部分は辛うじて開くようだ。
蔦を引っ張って取り除くと、俺はドアが壊れないようゆっくり引いた。
ギ、と嫌な音を小刻みに立てながら、ボロボロのドアが開く。
恐らく誰もいないだろう。そう思っていたのだが――――
「誰……」
「ひっ!?」
中から声が聞こえて、俺は思わず声を上げてしまった。
わあバカ、バカ俺!! 慎重にって言ったのになに悲鳴あげてんだ!
ヤバいと思い一気に体温が下がったが、しかし「誰?」と問いかけた相手が攻撃を仕掛けてこないことに気付き、必死に動揺を抑え込む。
敵かも知れないが、話し合える相手の可能性も有る。
俺は息を飲み込んでなんとか冷静さを取り戻すと、声の下方向……廃墟の家の中の更に暗がりに立っている相手を見た。
そこに立っていたのは、大きな影。
だけど今までとは明らかに違う影に、俺は再び無意識に声を上げていた。
「ブラック……?!」
そう。
考える前に、そう言い放っていた。
だって俺に近付いてきた相手は、何もかも黒一色に塗り潰されていたけど、確かにその大きさと気配は見知った物で。
声は俺が知るブラックの物より少し若いような気がしたけど、でも……どうしてか、俺は無意識にその影が“ブラックである”と、思ってしまっていたのだ。
「…………ブラック……?」
ああ、やっぱり、既知感がある。
姿は影で、何も分からないけど……でも確かに、そうだ。
チアさんの恋人かと思った影とは明らかに違う感覚が有る。きっと、この影こそが俺の探していた存在なんだ。
その確信を裏付けるかのように、少し明るい場所に出てきた影の顔には……
いつも見つめていた、綺麗な菫色の双眸が浮かんでいた。
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