レジナレス・ワールド

式村比呂

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あとがき

あとがき -2-

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あとがき

本作をお読みいただき、ありがとうございます。

ロールプレイングゲーム、ストラテジーゲームやアクションゲームを経て、ネットゲームの主流はMMO、大規模複数同時プレイオンラインへと発展しました。
黎明期にはオフラインのソロプレイだったゲーム内容はメインシナリオ重視でしたが、徐々にクエストやミニゲームに重心が移り、マルチプレイ主流の現在は、メインシナリオよりも幾重にも重なるサブシナリオとそのクエストの解決に完全にシフトしています。
そして、戦闘もテキストで読ませる時代から、ビジュアルでリアルタイムに見せるアクション性を取り入れるようになってきています。
アクションはプレイヤーが選択したジョブや性差や種族を基に『スキル』が選択され、その内容と成長に応じてレベルアップに合わせて増加していきます。
ファミコンの普及は一九八〇年代でしたから、わずか三十年で、私たちの楽しむファンタジー世界も、急速に発展したことになります。

魔法にしろ剣技にしろ、そもそもの普及のきっかけはアメリカ生まれのボードゲームだったようです。ですが、私個人には縁がなかったので、やはり印象的なのはファイナルファンタジーとドラゴンクエストの競合による発展だと思います。
四大元素に光や闇と言った属性を加えて体系化された魔法は、その後数知れないファンタジー作品に遠雷のように影響を与え続けたことでしょう。

魔法とは何か?
私も含め多くのファンタジーの担い手たちは長いこと考え続けてきました。
本作においては、魔法を発動するのは魔素――マナであり、それらは地底から噴出します。
魔素はそのものを身体に取り込むと人間であっても魔人化をするほど生物には毒性がある。
それを浄化するのが世界樹であり、だからこそ世界樹を守護する者達には、強大な力と、世界からの尊敬が集まる。そのように定義しました。

魔法こそがファンタジー作品に血湧き肉躍る躍動を与え、そして今後も廃れることなく受け継がれていくロマンそのものなのでしょう。

最後に、支えてくださったアルファポリス編集部の皆様。イラストレーターのPOKImariさんに、それぞれ感謝申し上げます。
また、小説家になろうで掲載の折、ご感想をいただいたりポイントで評価してくださったり、誤字や誤表現をご教示いただいたりと、励ましてくださった皆様にも改めて御礼申し上げます。そして、本書をお読みくださった皆様にも感謝いたします。

式村比呂

************************************************
レジナレス・ワールドをご愛顧いただきありがとうございます。
作者の式村比呂です。
足かけ4年になりますか、レジナレスの物語を完結させ、二ヶ月以上間を開けてしまいました。
六月から、新作である「奥多摩個人迷宮」の掲載を、小説家になろうにてはじめさせていただいております。
http://ncode.syosetu.com/n6787cs/
レジナレスと違い、異世界のほうが地球にやってくるお話です。
もしよろしければ、新作のほうでもまたおつきあいいただければ幸いです。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。
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感想 1

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みんなの感想(1件)

take
2017.08.04 take

初めまして。
ウェブ小説というものの存在を知ってからは異世界転生物の面白さにハマり、今迄に沢山の作品を拝見させて頂きました。
基本的な設定は皆さん大体似たような内容ではありますが、レジナスワールドはストーリーの展開の速さも丁度良く、凄まじい強さの主人公なのに殴られたらケガもするし仲間も瀕死の状態に追い込まれたり不死鳥に転生したとはいえ失ってしまうという、生物としての弱さがある事にある意味リアリティを感じました。
毎日少しずつ時間をかけて読み終えた今、一つの物語が終わってしまった寂しさがあります。
想像力が豊かななのもあって、自分なりに登場人物や景色等のビジョンが明確にあったのですが、一つだけ想像しきれなかったのが各国や道路、関所等の位置関係や距離感です。
こちらはコミックだと解るのでしょうか。
どちらにしても、加筆された内容も気になるので今回の物語を与えて頂いた感謝の気持ちとしてコミックを購入させて頂き応援させて頂こうと思います。

解除

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