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ダルマータ国
25. 地下聖堂
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クリスタは裸石のまま持ってきたので「すみません。そこの棚から箱を出してもらっていいですか?」とエドワードに依頼する。
エドワードは、クリスタが指示した棚の引き出しを開けると、小さな小箱を取り出した。
小箱の中には香水が入っていたが、香水の小瓶を取り出し、ポケットからハンカチをとり、そのまま箱に詰める。
「どうぞ」
「すみません」
クリスタは箱を受け取ると、宝石を二つ閉まった。
「だいぶ大きくなりましたね」
リルルの言葉に、クリスタはチラッとリルルを見る。何にも話さず、再び、宝石に目を落とす。
「見つけるのが一番疲れました。核をどちらの手にも握って、魔力を流すので、それもつらかったですが、それより、この粒であっているのか、と言う方が不安でした」
確かにそうだろう。
「瞳の色も変わったな」
「え? そうなんですか?」
クリスタがペタペタと自身の顔を触り始めたので、どうやら、自分の容姿が変わったことまでは気づいてないらしい。
エドワードは胸ポケットにしまっていた懐中時計を差し出すと、その磨き上げられている銀色の背面をクリスタに見せる。
クリスタは懐中時計を見ると、自身の瞳が赤色になっているのを確認し、固まってしまった。
無理もない。300年もの間、その瞳に変化はなかっただろうから。
「赤髪で赤目って、これは何かの覚醒の儀式なのでしょうか」
クリスタは懐中時計をエドワードに戻しながら、リルルに問う。
「本来、この儀式は成人の儀の一部なんだと、俺は思っているよ。アビーの宝石は成人の儀でティアラを飾る宝飾となっていた。だが、お前の母のアビーの瞳がこの儀式より前に変わるようになっていたかはわからない」
クリスタは髪をかき上げて、息を吐く。
「戻ります?」
「わからない……」
アビーの瞳は昼には翠、夜は赤色だったが、リュカスは常に赤色だ。
この瞳がどのようになるかはリルルにも予測がつかなかった。
「エメラルドグリーンの瞳は気に入っていたのですが……まあ、今更仕方ないですね」
クリスタは考えても仕方がないと、考えることを諦めることにした。
「あの、それで、このアレキサンドライトは通常、王冠やティアラにつけないと発動しなかったりしますか?」
クリスタの問いにリルルは首を横に振る。
「いや。婚約指輪として王妃に贈っていた歴史を考えると、それはないだろう」
「なるほど……」
「それなら、パール家の財力で時計でも作るか」
王でもないのに王冠など作ったところで何の意味もなさない。それどころか反逆罪と取られかねない。だが、パール家の次男が腕時計を作ったところで誰も文句は言わないだろう。
「我が家の宝石商を使って、対応させよう。それでどうだろうか?」
クリスタは首を縦に振る。
「ありがとうございます」
「わかった」
身体に一度でも身につけなければ、発動しないのかはわからないが、とりあえず、ピアリの街について、発動しない、という状況は避けられそうだ。
あとは、このパルクルトの街の教会の地下聖堂を確認するだけだが、いくら夜とは言え、この港町の夜は賑やかなので、銀髪のエドワード、赤髪赤目のクリスタでは目立ちすぎる。
エドワードだけでも保護魔法はかけられるが、クリスタ保護魔法をかけられるかはわからない。
気を遣ってもかわいそうだと思い、エドワードはリルルに頼むことにした。
「リルル、保護魔法をかけてくれ」
「はいはい。わかってます」
リルルもその実を察し、クリスタとエドワード二人分の髪の色を変える。
クリスタの髪を漆黒に、エドワードの髪を茶色へと変えたので、三人はようやくクリスタの家を出て、エドワードとリルルが暮らす教会へと向かう。
クリスタの邸宅から今日からまではおよそ15分ほどだが、3人はバラバラで行くことにした。
教会という道すがら、何人も連なっていくのは違和感があるということだ。
はじめにエドワードが着き、次にリルルが着いた。二人は裏口から入ると、教会の扉を開ける。
すると、教会の前にクリスタが待っていた。
「どうぞ」
「ありがとうございます」
他人行儀を装って、教会の中へ入り、扉をゆっくりと閉めて鍵をする。
「案内してくれますか?」
クリスタは髪をクシャっとほぐすと、リルルとエドワードに促す。
「二階から入ります。どうぞ」
リルルは先導をして、三人で向かうと、あのステンドグラス横の扉に行くと、クリスタはしゃがみ込み、周囲を確認し始めたので、エドワードが魔法で小さな光の球を出す。
「ありがとうございます」
エドワードに礼を言うとクリスタはステンドグラス横の階段の周囲を確認するが、特段怪しい模様や印はない。
「何にもないですね」
リルルが先に階段を降りるので、エドワードは光の球をあと2つ増やして、一人ずつ階段を降りる。
人が一人入れる階段をゆっくりと降り終えると、大広間のような地下聖堂が現れ、クリスタはあまりの大きさに息を呑んだ。
「かなり立派ですね」
左右の壁には、六帝を模しているようなそれぞれの色の壁があり、その奥はさらに広がっていそうだ。
階段の最後も確認するがこれといって印はなかったので、クリスタはエドワードに依頼をする。
「白色の光を出せますか?」
エドワードが今出している光の球はオレンジ色なので、クリスタは真っ白の光を要求した。
黒色の壁の前で白色の光を出すと、文字のようなものがうっすらと見えた。
「モルトナ……」
「しかし…‥昼には見えなかったのだが」
エドワードの疑問に応えるように、クリスタがわかりやすく説明をする。
「この黒という壁は、魔力によって生み出された赤、黄、青の光を重ねて黒を作っているのでしょう。建物の窓から漏れる太陽光のバランスが崩れれば難なく嫁頼もかもしれないのですが、今は夜ですし、それを期待はできないので」
「では、同じ原理で壁を色がついていると?」
「ええ、おそらく。ただ、黒は別格として、白色を頼みました。ですが、他の壁は赤、黄、青のいずれかの光で浮き出るかと。それが、光によって浮き出る文字が違うのか、というのが気になりますね」
黄色の壁に赤色の光をあてると『コタリオ』と浮き出てきた。対して青の壁をあてても何にも見えなかった。
赤色の壁は黄色の光をあてると『ルカ』と浮き出てきた。
青色の壁は赤色の光をあてると『サウス』と、緑色の壁は青色の光をあてると『ピアリ』と浮き出た。
「あ、これ、精霊国との扉の場所を表しているのか」
白い扉は今度は赤だけでも、黄色だけでも、浮かび上がらなかった。だが、青の光を照らすと、ハヤブサの印が浮かび上がった。
「ハヤブサの印は、アルフィアス殿下の判のマークではないか?」
エドワードは首を傾けて、リルルとクリスタを見る。
アルフィアス殿下から過去に一度だけ手紙を渡されたことがあり、その際、ハヤブサの印を手紙の後ろに押下してあったことを覚えていたのだ。
「ここへ過去に来ているのか、だが……」
エドワードは腕組みをして考え始めた。
アルフィアス殿下は魔法が使えない。だが、これはどうやって記したというのだ。
協力者を従えてまで、ここに自身の印を書いた理由は?
そもそも協力者は王城で聖霊避けの結界を張っている者と同じ場合、素直にパルクルトに行って良いのだろうか。
「アルフィアスさまはマルゲリータが精霊国にいるというのも知らない時点、もしくはもっと前にこれをつけていたのかもしれない。少なくともエメラルド家の秘密についてはアルフィアスさまは知らないはずだ。それなら、敢えてパルクルトの街についていう必要もないだろ」
エドワードが考え込んでいることをリルルは察して、不安を拭うようにフォローするが、協力者側が知らないとは言い切れない。
全く予測できない、というのは信じ難いとエドワードは考え始め、心に抱いた疑念の芽が大きくなる。
「このマークの前に文字が記録されていたり、そういう事はわかるか?」
エドワードに問われ、クリスタは首を左右に振る。
「残念ながら。そもそも、このハヤブサのマークと今までの都市名を記した時期も同時期なのかすらわからないですよ」
リルルの探索をすればわかるかもしれないが、光の球を当てるわけではないので、相手の魔法に触れる行為は、術者に勘付かれる可能性がある。
「戻ろう」
エドワードはこれ以上、ここに居ると、良い考えが浮かんでこないと判断した。
むしろ、この壁にとらわれて、余計な推理が今後の足枷になりそうだと思い、地下聖堂を後にした。
エドワードは、クリスタが指示した棚の引き出しを開けると、小さな小箱を取り出した。
小箱の中には香水が入っていたが、香水の小瓶を取り出し、ポケットからハンカチをとり、そのまま箱に詰める。
「どうぞ」
「すみません」
クリスタは箱を受け取ると、宝石を二つ閉まった。
「だいぶ大きくなりましたね」
リルルの言葉に、クリスタはチラッとリルルを見る。何にも話さず、再び、宝石に目を落とす。
「見つけるのが一番疲れました。核をどちらの手にも握って、魔力を流すので、それもつらかったですが、それより、この粒であっているのか、と言う方が不安でした」
確かにそうだろう。
「瞳の色も変わったな」
「え? そうなんですか?」
クリスタがペタペタと自身の顔を触り始めたので、どうやら、自分の容姿が変わったことまでは気づいてないらしい。
エドワードは胸ポケットにしまっていた懐中時計を差し出すと、その磨き上げられている銀色の背面をクリスタに見せる。
クリスタは懐中時計を見ると、自身の瞳が赤色になっているのを確認し、固まってしまった。
無理もない。300年もの間、その瞳に変化はなかっただろうから。
「赤髪で赤目って、これは何かの覚醒の儀式なのでしょうか」
クリスタは懐中時計をエドワードに戻しながら、リルルに問う。
「本来、この儀式は成人の儀の一部なんだと、俺は思っているよ。アビーの宝石は成人の儀でティアラを飾る宝飾となっていた。だが、お前の母のアビーの瞳がこの儀式より前に変わるようになっていたかはわからない」
クリスタは髪をかき上げて、息を吐く。
「戻ります?」
「わからない……」
アビーの瞳は昼には翠、夜は赤色だったが、リュカスは常に赤色だ。
この瞳がどのようになるかはリルルにも予測がつかなかった。
「エメラルドグリーンの瞳は気に入っていたのですが……まあ、今更仕方ないですね」
クリスタは考えても仕方がないと、考えることを諦めることにした。
「あの、それで、このアレキサンドライトは通常、王冠やティアラにつけないと発動しなかったりしますか?」
クリスタの問いにリルルは首を横に振る。
「いや。婚約指輪として王妃に贈っていた歴史を考えると、それはないだろう」
「なるほど……」
「それなら、パール家の財力で時計でも作るか」
王でもないのに王冠など作ったところで何の意味もなさない。それどころか反逆罪と取られかねない。だが、パール家の次男が腕時計を作ったところで誰も文句は言わないだろう。
「我が家の宝石商を使って、対応させよう。それでどうだろうか?」
クリスタは首を縦に振る。
「ありがとうございます」
「わかった」
身体に一度でも身につけなければ、発動しないのかはわからないが、とりあえず、ピアリの街について、発動しない、という状況は避けられそうだ。
あとは、このパルクルトの街の教会の地下聖堂を確認するだけだが、いくら夜とは言え、この港町の夜は賑やかなので、銀髪のエドワード、赤髪赤目のクリスタでは目立ちすぎる。
エドワードだけでも保護魔法はかけられるが、クリスタ保護魔法をかけられるかはわからない。
気を遣ってもかわいそうだと思い、エドワードはリルルに頼むことにした。
「リルル、保護魔法をかけてくれ」
「はいはい。わかってます」
リルルもその実を察し、クリスタとエドワード二人分の髪の色を変える。
クリスタの髪を漆黒に、エドワードの髪を茶色へと変えたので、三人はようやくクリスタの家を出て、エドワードとリルルが暮らす教会へと向かう。
クリスタの邸宅から今日からまではおよそ15分ほどだが、3人はバラバラで行くことにした。
教会という道すがら、何人も連なっていくのは違和感があるということだ。
はじめにエドワードが着き、次にリルルが着いた。二人は裏口から入ると、教会の扉を開ける。
すると、教会の前にクリスタが待っていた。
「どうぞ」
「ありがとうございます」
他人行儀を装って、教会の中へ入り、扉をゆっくりと閉めて鍵をする。
「案内してくれますか?」
クリスタは髪をクシャっとほぐすと、リルルとエドワードに促す。
「二階から入ります。どうぞ」
リルルは先導をして、三人で向かうと、あのステンドグラス横の扉に行くと、クリスタはしゃがみ込み、周囲を確認し始めたので、エドワードが魔法で小さな光の球を出す。
「ありがとうございます」
エドワードに礼を言うとクリスタはステンドグラス横の階段の周囲を確認するが、特段怪しい模様や印はない。
「何にもないですね」
リルルが先に階段を降りるので、エドワードは光の球をあと2つ増やして、一人ずつ階段を降りる。
人が一人入れる階段をゆっくりと降り終えると、大広間のような地下聖堂が現れ、クリスタはあまりの大きさに息を呑んだ。
「かなり立派ですね」
左右の壁には、六帝を模しているようなそれぞれの色の壁があり、その奥はさらに広がっていそうだ。
階段の最後も確認するがこれといって印はなかったので、クリスタはエドワードに依頼をする。
「白色の光を出せますか?」
エドワードが今出している光の球はオレンジ色なので、クリスタは真っ白の光を要求した。
黒色の壁の前で白色の光を出すと、文字のようなものがうっすらと見えた。
「モルトナ……」
「しかし…‥昼には見えなかったのだが」
エドワードの疑問に応えるように、クリスタがわかりやすく説明をする。
「この黒という壁は、魔力によって生み出された赤、黄、青の光を重ねて黒を作っているのでしょう。建物の窓から漏れる太陽光のバランスが崩れれば難なく嫁頼もかもしれないのですが、今は夜ですし、それを期待はできないので」
「では、同じ原理で壁を色がついていると?」
「ええ、おそらく。ただ、黒は別格として、白色を頼みました。ですが、他の壁は赤、黄、青のいずれかの光で浮き出るかと。それが、光によって浮き出る文字が違うのか、というのが気になりますね」
黄色の壁に赤色の光をあてると『コタリオ』と浮き出てきた。対して青の壁をあてても何にも見えなかった。
赤色の壁は黄色の光をあてると『ルカ』と浮き出てきた。
青色の壁は赤色の光をあてると『サウス』と、緑色の壁は青色の光をあてると『ピアリ』と浮き出た。
「あ、これ、精霊国との扉の場所を表しているのか」
白い扉は今度は赤だけでも、黄色だけでも、浮かび上がらなかった。だが、青の光を照らすと、ハヤブサの印が浮かび上がった。
「ハヤブサの印は、アルフィアス殿下の判のマークではないか?」
エドワードは首を傾けて、リルルとクリスタを見る。
アルフィアス殿下から過去に一度だけ手紙を渡されたことがあり、その際、ハヤブサの印を手紙の後ろに押下してあったことを覚えていたのだ。
「ここへ過去に来ているのか、だが……」
エドワードは腕組みをして考え始めた。
アルフィアス殿下は魔法が使えない。だが、これはどうやって記したというのだ。
協力者を従えてまで、ここに自身の印を書いた理由は?
そもそも協力者は王城で聖霊避けの結界を張っている者と同じ場合、素直にパルクルトに行って良いのだろうか。
「アルフィアスさまはマルゲリータが精霊国にいるというのも知らない時点、もしくはもっと前にこれをつけていたのかもしれない。少なくともエメラルド家の秘密についてはアルフィアスさまは知らないはずだ。それなら、敢えてパルクルトの街についていう必要もないだろ」
エドワードが考え込んでいることをリルルは察して、不安を拭うようにフォローするが、協力者側が知らないとは言い切れない。
全く予測できない、というのは信じ難いとエドワードは考え始め、心に抱いた疑念の芽が大きくなる。
「このマークの前に文字が記録されていたり、そういう事はわかるか?」
エドワードに問われ、クリスタは首を左右に振る。
「残念ながら。そもそも、このハヤブサのマークと今までの都市名を記した時期も同時期なのかすらわからないですよ」
リルルの探索をすればわかるかもしれないが、光の球を当てるわけではないので、相手の魔法に触れる行為は、術者に勘付かれる可能性がある。
「戻ろう」
エドワードはこれ以上、ここに居ると、良い考えが浮かんでこないと判断した。
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