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ダルマータ国
34. 交渉 1
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ヴィヴィアンが気合い十分でエドワードへ息巻いている頃、ルーイはクリスタと別室で話していた。
「身分違いの恋ですか?」
ルーイは気まずそうに目を逸らすと「そんなものでは」と否定した。
「彼女は自分の知らない世界で暮らす私が眩しいだけですよ。隣の芝生は青く見えるというのと似ていますね。けれどそれは憧れであり、その先にある結婚となると話が違います。育ってきた環境というのは、所作や物事の価値感を生み出します。その基準が彼女と私では大きく乖離しています。そういう違いは、私と彼女ではあまりにも多く、ギャップがない人と結婚するよりも互いにとても苦労します。だから、私は彼女を夢から覚まして本来の彼女の歩む道へと戻すことこそ、私の仕事だと思っています」
ルーイは存外に冷静で、ヴィヴィアンの頭がお花畑のようだったので、クリスタはなんとも言えぬ心境だ。
クリスタの母は王女、父は詐欺師だ。それでも二人は幸せだったのだろうか。
クリスタには想像もできない。
「そんな常識すらも取っ払ってしまうのが愛なのではないのですか」
「勢いで愛を追いかけるだけの若さは、今の私には持ち合わせていないのです」
窓の外はすっかり暗くなり、夜からの帷が降りていた。
◆◆◆
ヴィヴィアンがシトリン家に戻ると、母がカンカンになって怒っていたので、近くにやかんでも置けば、湯が湧きそうだ。
「もう、貴方はどうして勝手なの! 貴方のお姉様である王妃様はもっと素直だったわよ」
とにかく、王城へ赴く理由がなければ、さすがのヴィヴィアンも難しい。
王邸図書館には訪問は可能だが、そんなところ行っても、王妃や甥のアルフィアス殿下に会えるわけでもない。
「それなら、王妃様に花嫁修行でもお願いすることにしますわ」
母の小言に蓋をするには、と考えていたら、そんな言葉を口にしていた。
「行けるわけないでしょ!」
そんな実家の勝手な都合で、王妃との面会は姉妹といえども無理らしい。
「でも、そうね……お使いついでなら、問題ないかもしれないわね」
母は満面の笑みを浮かべていた。
「ダミアンが王城の神官として仕えているでしょ? ダミアンが言うには我が家にある書簡が必要なのだけれど、ダミアンも手が離せないみたいなのよ。それを王城へ持って行ってくれる? 貴方は王妃様と共に暮らしたことがないだろうし、王妃様には話す機会くらいは設けてくれるように私から手紙を書いておくわ」
「花嫁修行と何が違うの?」
「あら、花嫁修行はこちらからの一方的なお願いだけれど、書簡は業務に使うものだわ。向こうからのお願いを聞いているのだから、こちらのお願いも聞いてもらうの」
政治は難しい、とヴィヴィアンは思い、浮かない顔を浮かべる。
ヴィヴィアンの母は13歳で父と結婚し、翌年、長子である姉を産んだ。その後、母は18歳で長兄、20歳で次兄のダミアンを産んだ。母が28歳の時、姉は14歳で皇太子妃となり、翌年アルフィアス様を出産した。
母が31歳の時ヴィヴィアンが産まれた。ヴィヴィアンは年下だが、生まれながらにしてアルフィアス殿下の叔母となったのだった。
シトリン家では、ヴィヴィアンに殊更甘くなるのは、歳が離れ過ぎている子育てに由来するところがあるかもしれない。
兄たちとも歳が離れているので、皆が可愛がりすぎたのだ。その結果、奔放すぎるレディとなった。
(自分から花嫁修行なんて言って。エドワード様のことを気に入ったようだし、良かったわ)
ヴィヴィアンの母はそんなことを思っていたが、ヴィヴィアン自体は、エドワードとの約束を果たし、婚約を破棄してもらえそうだと、安堵していた。
7日後、ヴィヴィアンは兄ダミアンの指定した本を持ち、王城へと足を運んだ。兄のいる東の塔に行くと
すっかり痩せこけているダミアンが目に入ったのでヴィヴィアンは勤労の厳しさを感じた。
「お兄様、頼まれていたものですわ」
「ああ、ヴィヴィ。ありがとう」
ふらふらとした今にも倒れそうな足取りで、ヴィヴィアンの元に近づいてくるダミアンは本を受け取ったらそのまま床に崩れ落ちてしまいそうだ。
「私が、お部屋までお持ちします。案内してください」
兄が本に触れる前にヴィヴィアンがスイっと本を兄の前から、遠ざける。
兄は少しばかりまえのめりに倒れそうになったが持ち直して、元気のない顔で作り笑いをする。
「助かるよ」
塔の中を歩きながら、ヴィヴィアンはそれとなく兄から情報を探ることにする。
「それにしても、以前お会いした時は、これほどまでにやつれておいででなかったのに、お兄様、今はひどいお顔をされているわ」
「ああ、王帝陛下が、魔法避けの魔法陣を張られてね。まあ、ヴィヴィも少しばかり魔法が使えるから、気づいているとは思うけど、結構神経がすり減る魔法だからね」
「ええ。入った時、気がつきましたわ」
ダミアンの部屋は殺風景で、ベッド、机、ランプ、本棚しかなかった。
元々、本の虫なので、シトリン家にもダミアンの本が大量に置いてあるので、どこにいても生活は変わらないらしい。
「ああ、机の上に置いておいて」
わずかな隙間がある机に本を置くと、ダミアンの部屋を出で再び廊下を歩く。
「これから王妃さまと謁見しますの。私は両手で足りる数しか会ったことがないから、お母様が取り計らってくださいました」
「へえ。いいなあ。僕も後で混ぜてよ」
正直、ダミアン兄様はは勘が鋭いので、避けたいところ。
「兄様は兄弟で談笑するより、休んだ方がいいと思うわ」
「この労働環境の悪さを改善できる機会かなと思ったんだけどなあ」
少しいじけている様子のダミアンに心苦しくなったが、ヴィヴィアンは「女子会なので、すみません」と申し訳なさそうに断った。
「最近はアルフィアス殿下も北の塔に謹慎されているし、魔法避けの魔法陣なんか敷いてさ、なんだか、きな臭よ。ここは」
「そうなのですか? 西だとお母様に伺っておりました」
ダミアンは突然廊下の隅に隠れて、ヴィヴィアンの腕を引っ張って歩く。先程までふらふらして力なく歩いていた者とは思えない腕の力だ。
「お兄様! 痛いです」
ダミアンはしばらく、ヴィヴィアンの腕を掴んで歩いたかと思うと、廊下に面している扉の一つを開けて、乱暴な手つきでヴィヴィアンをその部屋に押し入れた。
「キャ」
ヴィヴィアンは悲鳴と同時に尻餅をつきそうになったので、ひらりと身をかわし、地面に右手のひらで押し返し、体制を整え、後方に飛び跳ねた。
「何をするのですか。お兄様」
ダミアンは鋭くヴィヴィアンを睨みつける。
「なんでアルフィアス殿下ぎ幽閉されているのに驚かなかった?」
「え?」
「普通、あり得ないだろ。王子が幽閉されているなんて。聞き流せる話ではない。それをお前、北と西の違いを言及してきた」
「それはお母様に聞いたと……」
「今まで数える程しか会っていないお前が王妃に謁見するだと? それも怪しいと思ったが、ヴィヴィ、何を企んでいる?」
ダミアンは敵を見るような鋭い目つきでヴィヴィアンを捉える。
「私、婚約を控えておりまして、だから、ご挨拶に伺おうと……。殿下にもご挨拶をしようと、お母様から事情を……。この城に魔法陣が敷かれておりましたし……」
「先程、王城に入った時に魔法陣が敷かれているといったのに、事前に知っていただと? 話が矛盾する」
魔法陣の話もアルフィアス殿下と連絡がつかないというのは、エドワードから聞いていた。だから、事前にエドワードから情報を得たり、母から王妃に手紙を書いて、極秘事項を入手はしていた。
ヴィヴィアンは黙って、ダミアンを見つめた。何にも言えない、聞くなとそういう意思を持って見つめた。
「俺は疑り深いから、裏があると思ってしまうし、実際そうなのだろう。それでも、俺はお前の味方だ」
ヴィヴィアンは目頭が熱くなった。やはり、兄様はわかってくれた。
「お兄様」
「どうせ聞いても話さないのだろう?」
「うわーん、お兄様」
「お前のことだから、姉上や家族に危険が及ぶことではないと信じている。だから、普通にしていなさい」
ヴィヴィアンは嬉しくて、ダミアンに抱きつき、子供のようにわんわんと声を上げて泣いた。
言える訳がない。自分の婚約破棄のためにも、暗躍しているなんて。
「身分違いの恋ですか?」
ルーイは気まずそうに目を逸らすと「そんなものでは」と否定した。
「彼女は自分の知らない世界で暮らす私が眩しいだけですよ。隣の芝生は青く見えるというのと似ていますね。けれどそれは憧れであり、その先にある結婚となると話が違います。育ってきた環境というのは、所作や物事の価値感を生み出します。その基準が彼女と私では大きく乖離しています。そういう違いは、私と彼女ではあまりにも多く、ギャップがない人と結婚するよりも互いにとても苦労します。だから、私は彼女を夢から覚まして本来の彼女の歩む道へと戻すことこそ、私の仕事だと思っています」
ルーイは存外に冷静で、ヴィヴィアンの頭がお花畑のようだったので、クリスタはなんとも言えぬ心境だ。
クリスタの母は王女、父は詐欺師だ。それでも二人は幸せだったのだろうか。
クリスタには想像もできない。
「そんな常識すらも取っ払ってしまうのが愛なのではないのですか」
「勢いで愛を追いかけるだけの若さは、今の私には持ち合わせていないのです」
窓の外はすっかり暗くなり、夜からの帷が降りていた。
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ヴィヴィアンがシトリン家に戻ると、母がカンカンになって怒っていたので、近くにやかんでも置けば、湯が湧きそうだ。
「もう、貴方はどうして勝手なの! 貴方のお姉様である王妃様はもっと素直だったわよ」
とにかく、王城へ赴く理由がなければ、さすがのヴィヴィアンも難しい。
王邸図書館には訪問は可能だが、そんなところ行っても、王妃や甥のアルフィアス殿下に会えるわけでもない。
「それなら、王妃様に花嫁修行でもお願いすることにしますわ」
母の小言に蓋をするには、と考えていたら、そんな言葉を口にしていた。
「行けるわけないでしょ!」
そんな実家の勝手な都合で、王妃との面会は姉妹といえども無理らしい。
「でも、そうね……お使いついでなら、問題ないかもしれないわね」
母は満面の笑みを浮かべていた。
「ダミアンが王城の神官として仕えているでしょ? ダミアンが言うには我が家にある書簡が必要なのだけれど、ダミアンも手が離せないみたいなのよ。それを王城へ持って行ってくれる? 貴方は王妃様と共に暮らしたことがないだろうし、王妃様には話す機会くらいは設けてくれるように私から手紙を書いておくわ」
「花嫁修行と何が違うの?」
「あら、花嫁修行はこちらからの一方的なお願いだけれど、書簡は業務に使うものだわ。向こうからのお願いを聞いているのだから、こちらのお願いも聞いてもらうの」
政治は難しい、とヴィヴィアンは思い、浮かない顔を浮かべる。
ヴィヴィアンの母は13歳で父と結婚し、翌年、長子である姉を産んだ。その後、母は18歳で長兄、20歳で次兄のダミアンを産んだ。母が28歳の時、姉は14歳で皇太子妃となり、翌年アルフィアス様を出産した。
母が31歳の時ヴィヴィアンが産まれた。ヴィヴィアンは年下だが、生まれながらにしてアルフィアス殿下の叔母となったのだった。
シトリン家では、ヴィヴィアンに殊更甘くなるのは、歳が離れ過ぎている子育てに由来するところがあるかもしれない。
兄たちとも歳が離れているので、皆が可愛がりすぎたのだ。その結果、奔放すぎるレディとなった。
(自分から花嫁修行なんて言って。エドワード様のことを気に入ったようだし、良かったわ)
ヴィヴィアンの母はそんなことを思っていたが、ヴィヴィアン自体は、エドワードとの約束を果たし、婚約を破棄してもらえそうだと、安堵していた。
7日後、ヴィヴィアンは兄ダミアンの指定した本を持ち、王城へと足を運んだ。兄のいる東の塔に行くと
すっかり痩せこけているダミアンが目に入ったのでヴィヴィアンは勤労の厳しさを感じた。
「お兄様、頼まれていたものですわ」
「ああ、ヴィヴィ。ありがとう」
ふらふらとした今にも倒れそうな足取りで、ヴィヴィアンの元に近づいてくるダミアンは本を受け取ったらそのまま床に崩れ落ちてしまいそうだ。
「私が、お部屋までお持ちします。案内してください」
兄が本に触れる前にヴィヴィアンがスイっと本を兄の前から、遠ざける。
兄は少しばかりまえのめりに倒れそうになったが持ち直して、元気のない顔で作り笑いをする。
「助かるよ」
塔の中を歩きながら、ヴィヴィアンはそれとなく兄から情報を探ることにする。
「それにしても、以前お会いした時は、これほどまでにやつれておいででなかったのに、お兄様、今はひどいお顔をされているわ」
「ああ、王帝陛下が、魔法避けの魔法陣を張られてね。まあ、ヴィヴィも少しばかり魔法が使えるから、気づいているとは思うけど、結構神経がすり減る魔法だからね」
「ええ。入った時、気がつきましたわ」
ダミアンの部屋は殺風景で、ベッド、机、ランプ、本棚しかなかった。
元々、本の虫なので、シトリン家にもダミアンの本が大量に置いてあるので、どこにいても生活は変わらないらしい。
「ああ、机の上に置いておいて」
わずかな隙間がある机に本を置くと、ダミアンの部屋を出で再び廊下を歩く。
「これから王妃さまと謁見しますの。私は両手で足りる数しか会ったことがないから、お母様が取り計らってくださいました」
「へえ。いいなあ。僕も後で混ぜてよ」
正直、ダミアン兄様はは勘が鋭いので、避けたいところ。
「兄様は兄弟で談笑するより、休んだ方がいいと思うわ」
「この労働環境の悪さを改善できる機会かなと思ったんだけどなあ」
少しいじけている様子のダミアンに心苦しくなったが、ヴィヴィアンは「女子会なので、すみません」と申し訳なさそうに断った。
「最近はアルフィアス殿下も北の塔に謹慎されているし、魔法避けの魔法陣なんか敷いてさ、なんだか、きな臭よ。ここは」
「そうなのですか? 西だとお母様に伺っておりました」
ダミアンは突然廊下の隅に隠れて、ヴィヴィアンの腕を引っ張って歩く。先程までふらふらして力なく歩いていた者とは思えない腕の力だ。
「お兄様! 痛いです」
ダミアンはしばらく、ヴィヴィアンの腕を掴んで歩いたかと思うと、廊下に面している扉の一つを開けて、乱暴な手つきでヴィヴィアンをその部屋に押し入れた。
「キャ」
ヴィヴィアンは悲鳴と同時に尻餅をつきそうになったので、ひらりと身をかわし、地面に右手のひらで押し返し、体制を整え、後方に飛び跳ねた。
「何をするのですか。お兄様」
ダミアンは鋭くヴィヴィアンを睨みつける。
「なんでアルフィアス殿下ぎ幽閉されているのに驚かなかった?」
「え?」
「普通、あり得ないだろ。王子が幽閉されているなんて。聞き流せる話ではない。それをお前、北と西の違いを言及してきた」
「それはお母様に聞いたと……」
「今まで数える程しか会っていないお前が王妃に謁見するだと? それも怪しいと思ったが、ヴィヴィ、何を企んでいる?」
ダミアンは敵を見るような鋭い目つきでヴィヴィアンを捉える。
「私、婚約を控えておりまして、だから、ご挨拶に伺おうと……。殿下にもご挨拶をしようと、お母様から事情を……。この城に魔法陣が敷かれておりましたし……」
「先程、王城に入った時に魔法陣が敷かれているといったのに、事前に知っていただと? 話が矛盾する」
魔法陣の話もアルフィアス殿下と連絡がつかないというのは、エドワードから聞いていた。だから、事前にエドワードから情報を得たり、母から王妃に手紙を書いて、極秘事項を入手はしていた。
ヴィヴィアンは黙って、ダミアンを見つめた。何にも言えない、聞くなとそういう意思を持って見つめた。
「俺は疑り深いから、裏があると思ってしまうし、実際そうなのだろう。それでも、俺はお前の味方だ」
ヴィヴィアンは目頭が熱くなった。やはり、兄様はわかってくれた。
「お兄様」
「どうせ聞いても話さないのだろう?」
「うわーん、お兄様」
「お前のことだから、姉上や家族に危険が及ぶことではないと信じている。だから、普通にしていなさい」
ヴィヴィアンは嬉しくて、ダミアンに抱きつき、子供のようにわんわんと声を上げて泣いた。
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