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ロミオの純情
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「ふーん、入部希望者?この時期に?」
三年生の教室で、二年生の副部長の三田から手渡された、『一年 白鳥航』と書かれた入部届を、鷹司は興味深そうに眺める。
「ええ、夏休み中に興味を持ったとか言ってましたね」
いつまで経っても、鷹司と二人で話す時は、三田は緊張してしまう。
整い過ぎるほどの鷹司の端正な顔は、いつも側にいる副部長の三田でも、見慣れる事はないのだ。
「経験者?」鷹司は尋ねると、
「いえ、未経験だそうです」
鷹司の表情を伺うように三田は答える。
「じゃあ入部試験をやらないとな」
「そうですね」
三田は頷く。
時々、いるのだ。鷹司に憧れて、あわよくば、鷹司と親密に触れ合いたいという不埒な下心を持って、合気道部に入りたいとやってくる輩が。
そのような人間は決して入部させないと、鷹司は決めていた。
さて、今回の一年生はどうだろうか?
鷹司は『白鳥航』と書かれた名前を見つめる。
白鳥、どこかで聞いた事があったような気がしたが、うまく思い出せなかった。
まぁ、いいさ。そのうちに思い出すだろう。
鷹司は胴着を持って立ち上がり、部室へと向かった。
三年生の教室で、二年生の副部長の三田から手渡された、『一年 白鳥航』と書かれた入部届を、鷹司は興味深そうに眺める。
「ええ、夏休み中に興味を持ったとか言ってましたね」
いつまで経っても、鷹司と二人で話す時は、三田は緊張してしまう。
整い過ぎるほどの鷹司の端正な顔は、いつも側にいる副部長の三田でも、見慣れる事はないのだ。
「経験者?」鷹司は尋ねると、
「いえ、未経験だそうです」
鷹司の表情を伺うように三田は答える。
「じゃあ入部試験をやらないとな」
「そうですね」
三田は頷く。
時々、いるのだ。鷹司に憧れて、あわよくば、鷹司と親密に触れ合いたいという不埒な下心を持って、合気道部に入りたいとやってくる輩が。
そのような人間は決して入部させないと、鷹司は決めていた。
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鷹司は『白鳥航』と書かれた名前を見つめる。
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鷹司は胴着を持って立ち上がり、部室へと向かった。
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