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ふぃふてぃーん 託児所…か。もう訂正するの諦めようかな。
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次の日、僕たちはギルドに向かっていた。
「僕も一緒でいいの?邪魔じゃない?」
「あぁ。ギルド内には託児所もある。そこに何人か子供がいるし家で遊ぶよりもそっちのがいいだろう?」
「わかんない」
子供かぁ。孤児院では僕が一番年下みたいな扱いを受けたけどここだとどうなるんだろう。
バルドお兄さんは大きな建物…を通り過ぎ、裏側に回ってから入った。
「ここ裏口?」
「そうだな。職員の出入りは大抵こちらからする。カウンターの外は冒険者であふれていることもある。その中からくるよりもこちらのがいいだろう?」
「そうだね」
そこは日本と変わらないんだ。従業員出入り口があったほうが便利だもんね。
「ハルはここだな」
周りのドアよりも小さく、可愛らしい。
「…まだ誰もおらんか」
「僕ここにいればいいの?」
「部屋は出てもいいがギルド内からは出るなよ。他の冒険者ともなるべくかかわらないでくれ」
「はーい」
悔しいことに小さいはずのドアでもかがんだりすることなく通れてしまった。だが不思議なことにドアを通った瞬間に首に何かがかけられた。
「なにこれ?」
「ハルのギルドカードだな。それは10歳未満の子供用で報酬はすべてお菓子だ」
「…お菓子」
「ギルド内だけで完結するおつかいのようなものだから暇なら他の子供とやってきてもいいぞ」
「クエストあるの!?」
「あぁ」
10歳未満認定食らったのは悔しいけどクエストできるならいいや!お使いクエストだってよくあるもんね。たまに報酬すごいのにサブクエストだからって見向きもされない穴場クエストもあったりするんだけど。
「やりたい!」
「ちょっと待て。子供用クエストは職員の朝会議が終わった後張り出されるから」
「いつ終わる?」
「9の刻だな」
うむ。時計がわからぬ。なぜ針が4本も?どうやって見るの?
「…この形になったら会議は終わりだ」
バルドお兄さんはその辺にある紙にさらさらとなにか図形を描いた。
「みかたがわからない」
「ちょっと待ってろ」
それに少し指を触れさせると時計らしきものの下の壁に張り付いた。
「これでわかるか?」
「うん。ありがとー」
あと何時間かはわからないけどとりあえずまだまだってことはわかった。ギルドは24時間営業じゃないんだね。時計の読み方早く覚えよ。そっちのが文字より簡単かもしれない。
「っと…俺はもう行くが大丈夫か?寂しくなったらそこの黒いドアに入れよ。大体俺はそこにいるから。他の職員に聞くでもいいからな」
「わかったから早く行って」
あの黒いドアがギルドマスターの部屋とかそんな感じかな。他の職員とは部屋を分けてるってことか。
「…」
部屋を見渡して絶句した。全てのおもちゃが僕よりでかい。うん、なんとなくは分かってたんだよ?アリスの世界にでも来たのかなって現実逃避してたけどもうさすがに無理だ。
でかくね?なぜ室内の滑り台が5mを優に超えているのでしょうか。落ちたら死ぬよ?骨折じゃ済まなさそうな高さだよ?
「これは…」
僕以外の子供に合わせてるってことだよね。ということはその子供はすごく大きいということになるんだけど。なんだろう。ここは巨人の国かな?アリスじゃなくてジャックのほうだった?
「お前…新入りか?」
突然後ろから抱き上げられた。なんでだよ。
「おろして」
「小さいのにしっかり話せるんだな。俺はゼム。お前は?」
「春樹。急に抱き上げるとか失礼じゃない?」
僕が小さい子扱い受けてるってことじゃん。ぶーぶー。もう15歳だもーん。そう見えないだけだもーん。
「ハルキか。よろしくな!」
「ん、よろしく」
握手を交わしたが…握りつぶされるかと思った。痛い。
「…痛い」
「あ、悪い」
僕は手を離されるとすぐに赤くなってしまった手をさすった。もう、骨折でもしたらどうするの。僕差し出したの右手なんだけど。利き手だよ?利き手を怪我でもしたら在りし日の再来になってしまうじゃないか。…5歳の時の室内ジャングルジムから落っこちて手首骨折した時の。カトラリー取り上げられて服を着るのも靴を履くのも手伝いがあったんだからな!パパなんてトイレまでついて来ようとしてたし。
「しても早いな。まだ就業時間よりだいぶ前だぜ?お前の親だれだよ」
「親っていうか家においてもらってる」
「へーずいぶん親切なやつが新入りで入ったんだな。母さんが喜びそうだ」
「どうして?」
「母さん子供にやさしい奴が好きだから」
あー…なんかそれ騙されやすい人っぽいな。詐欺師に騙されてそう。
「別に新入りではないと思うよ?」
「じゃあ誰だよ。今更子供引き取る奴なんていたか?」
「バルドお兄さん」
「バルド?そんなやついたか?」
ギルドマスターらしいんですけど。
「僕も一緒でいいの?邪魔じゃない?」
「あぁ。ギルド内には託児所もある。そこに何人か子供がいるし家で遊ぶよりもそっちのがいいだろう?」
「わかんない」
子供かぁ。孤児院では僕が一番年下みたいな扱いを受けたけどここだとどうなるんだろう。
バルドお兄さんは大きな建物…を通り過ぎ、裏側に回ってから入った。
「ここ裏口?」
「そうだな。職員の出入りは大抵こちらからする。カウンターの外は冒険者であふれていることもある。その中からくるよりもこちらのがいいだろう?」
「そうだね」
そこは日本と変わらないんだ。従業員出入り口があったほうが便利だもんね。
「ハルはここだな」
周りのドアよりも小さく、可愛らしい。
「…まだ誰もおらんか」
「僕ここにいればいいの?」
「部屋は出てもいいがギルド内からは出るなよ。他の冒険者ともなるべくかかわらないでくれ」
「はーい」
悔しいことに小さいはずのドアでもかがんだりすることなく通れてしまった。だが不思議なことにドアを通った瞬間に首に何かがかけられた。
「なにこれ?」
「ハルのギルドカードだな。それは10歳未満の子供用で報酬はすべてお菓子だ」
「…お菓子」
「ギルド内だけで完結するおつかいのようなものだから暇なら他の子供とやってきてもいいぞ」
「クエストあるの!?」
「あぁ」
10歳未満認定食らったのは悔しいけどクエストできるならいいや!お使いクエストだってよくあるもんね。たまに報酬すごいのにサブクエストだからって見向きもされない穴場クエストもあったりするんだけど。
「やりたい!」
「ちょっと待て。子供用クエストは職員の朝会議が終わった後張り出されるから」
「いつ終わる?」
「9の刻だな」
うむ。時計がわからぬ。なぜ針が4本も?どうやって見るの?
「…この形になったら会議は終わりだ」
バルドお兄さんはその辺にある紙にさらさらとなにか図形を描いた。
「みかたがわからない」
「ちょっと待ってろ」
それに少し指を触れさせると時計らしきものの下の壁に張り付いた。
「これでわかるか?」
「うん。ありがとー」
あと何時間かはわからないけどとりあえずまだまだってことはわかった。ギルドは24時間営業じゃないんだね。時計の読み方早く覚えよ。そっちのが文字より簡単かもしれない。
「っと…俺はもう行くが大丈夫か?寂しくなったらそこの黒いドアに入れよ。大体俺はそこにいるから。他の職員に聞くでもいいからな」
「わかったから早く行って」
あの黒いドアがギルドマスターの部屋とかそんな感じかな。他の職員とは部屋を分けてるってことか。
「…」
部屋を見渡して絶句した。全てのおもちゃが僕よりでかい。うん、なんとなくは分かってたんだよ?アリスの世界にでも来たのかなって現実逃避してたけどもうさすがに無理だ。
でかくね?なぜ室内の滑り台が5mを優に超えているのでしょうか。落ちたら死ぬよ?骨折じゃ済まなさそうな高さだよ?
「これは…」
僕以外の子供に合わせてるってことだよね。ということはその子供はすごく大きいということになるんだけど。なんだろう。ここは巨人の国かな?アリスじゃなくてジャックのほうだった?
「お前…新入りか?」
突然後ろから抱き上げられた。なんでだよ。
「おろして」
「小さいのにしっかり話せるんだな。俺はゼム。お前は?」
「春樹。急に抱き上げるとか失礼じゃない?」
僕が小さい子扱い受けてるってことじゃん。ぶーぶー。もう15歳だもーん。そう見えないだけだもーん。
「ハルキか。よろしくな!」
「ん、よろしく」
握手を交わしたが…握りつぶされるかと思った。痛い。
「…痛い」
「あ、悪い」
僕は手を離されるとすぐに赤くなってしまった手をさすった。もう、骨折でもしたらどうするの。僕差し出したの右手なんだけど。利き手だよ?利き手を怪我でもしたら在りし日の再来になってしまうじゃないか。…5歳の時の室内ジャングルジムから落っこちて手首骨折した時の。カトラリー取り上げられて服を着るのも靴を履くのも手伝いがあったんだからな!パパなんてトイレまでついて来ようとしてたし。
「しても早いな。まだ就業時間よりだいぶ前だぜ?お前の親だれだよ」
「親っていうか家においてもらってる」
「へーずいぶん親切なやつが新入りで入ったんだな。母さんが喜びそうだ」
「どうして?」
「母さん子供にやさしい奴が好きだから」
あー…なんかそれ騙されやすい人っぽいな。詐欺師に騙されてそう。
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「じゃあ誰だよ。今更子供引き取る奴なんていたか?」
「バルドお兄さん」
「バルド?そんなやついたか?」
ギルドマスターらしいんですけど。
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