教室ごと転移したのに陽キャ様がやる気ないのですが。

かーにゅ

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ふぉーてぃーないん 久しぶりの再会パート2

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「ゆーちゃん!」

 次の日、僕はバルドお兄さんにゆーちゃんを呼び出してもらっていた。

「春樹?どうした?」
「クラスメイトがダンジョンに潜ったって聞いて!大丈夫なの!?武器はまだ初期装備でしょ!?革防具なんでしょ!?」
「ハル、初期なら革よりスライムだ」
「んースライム重宝してる☆じゃなくて!」

 僕たちの倒したスライムも防具やらおもちゃやらになってるのかな。有効活用なのか?

「…序盤も序盤でモンスターに驚いてすっころんで怪我しただけだ」
「へ?」
「ハルの姉から話を聞いてすぐ救助隊を派遣したんだがモンスターに襲われてすらいないのに気絶、そして失禁までしてたぞ。どうなってるんだ?ただのゴブリンだったぞ?」
「…日本にはモンスターすらいませんから」

 別のモンスターはいるけど。社畜の味方のアレが。男子に人気のアレが。僕は飲んだことなかったけど。

「にほん?」
「こっちの話。ゆーちゃんだから話すけど薬草採取とか馬鹿にしない方がいいよ?」
「いや馬鹿にはしてないけど」
「初心者の大切な収入源ってのもあるけど薬草と普通の草、それに毒草の見分け方を覚えておけば別の任務で負傷した時にその場で対処できるからね」
「薬草そのままというのは聞いたことないが?」
「ヨモギとかアロエとかと同じじゃないの?ドクダミの葉っぱは?え?」
「なんで春樹がそんな知識持ってるかは知らないけどクラスメイトは今半数になってるぞ」
「え?」
「減ったのは求婚されたかなんか問題起こして連れていかれたかだな」

 んーもしや勇者権限やりました?他人の家に土足で入って金品奪ったりとか。ラノベとかの勇者はあれ国の支援で成り立ってるからね?村を助けることもあるけどそこに利益は求められてないからね?

「…ハルが心配なら様子を見てこようか?」
「頼めるなら頼みたいけど多分自業自得だから反省するまで牢屋にでも入れておいて」
「わかった。牢番にもそう話しておく」
「ん…ん!?」

 牢番に!?バルドお兄さんの交友関係どうなってんの!?お友達!?お友達なの!?

「…とにかく!無茶はしない方がいいってこと!もしかしたらゲームの世界に、とでも思ってるんだろうけどリスポーンとかできないから」
「…それはわかってる。最初の日に春樹が襲われているのを見て俺は自分の無力さを呪ったよ」
「ゆーちゃん…」
「春樹、お前がこんなに目をかけてくれるのは昔なじみの情けか?」
「違うよ。僕はゆーちゃんに生きていてほしいだけ。いつか僕が攻略するその日まで!」
「「こうりゃく?」」

 だってゆーちゃんイケメンなんだもん!ノンケをこっちの世界に引きずり込むってよくあるでしょ?僕もそれやりたい!体から落とす!

「僕がおっきくなるまでは生きていてくれないと」
「春樹…」
「ハル…」
「「それは告白か?」」
「え?」

 んー告白、といえば告白だし違うといえば違うかも?

「さー?」
「ハル、まだだれかと付き合うなんて早い。せめてスライムを倒せるようになってからだな」
「バルドお兄さんの鬼!悪魔!あんなぬるぬるに触れって言うの!?」
「…何の喧嘩だよそれ」

 親子喧嘩です。一応義理の親子?のようなものですし。
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感想 10

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