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選択編
司ルート 7
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一、双葉2歳
「「ぱーぱ」」
「どうした?一、双葉」
「まま、いにゃ」
「ろこ?」
「ママは今病院行ってるから。いい子で待てるな?」
「「…ぅ」」
さすがに柚なしで留守番はキツかったか…?
「…ん?双葉。足どっか怪我したか?」
双葉は少しだけ足を引きずっているような気がした。
「んにゃ。ぴりぴり」
「…双葉も病院連れていった方がいいかもな…」
「ふにゃ!?」
「…ぱぱ。ふちゃば…らいじょーぶ?」
「大丈夫だ」
明日柚が通っていたという小児科の方に連れて行ってみるか…。
…なんか柚のお墨付きの先生がいるらしいし。
もう高齢で医者辞めたんじゃないか?
「くぁぁ…」
「ほら。そろそろ昼寝の時間だろ」
「ふちゃば…いこ」
「うにゅぅ…」
とてとて歩いていく2人を見比べてもやっぱり双葉の方に違和感を感じる。
「ただいまー!!」
「ただいま戻りました」
「おかえり。柚、樹」
柚はソファーに座った俺に飛びついてきた。
「ん?司どうしたの?」
「…いや、柚は双葉に違和感を感じなかったか?」
「…あぁ。あれか~司もやっと気づいたの?」
「え?」
柚はスマホを取り出してLIMEを開いた。
「僕の主治医だった先生と話してたの。それでね、双葉が歩くところ動画に撮って送ったんだけど対処できないって言われちゃった」
「…え?」
「多分双葉は元々筋肉が付きにくい体質でそのうえ何かしらの病気か障害を持ったために歩行困難になっているんだろうって」
「それじゃ…」
「放っておいたら歩けなくなるだろうってさ。…僕も一時期歩けなくなってたんだけどね」
「柚も?」
「うん。僕も筋肉が衰えやすいから散歩とか続けていないと歩くの出来なくなっちゃうの」
「それを早く言え!!」
「え…あ…2、3ヶ月ぐらいしないと衰えるってだけで別に今すぐじゃ…」
「…これから毎朝散歩しような」
…あ、でも朝は俺の仕事があるか…。
でも樹がついていれ…待てその間一達は?
「…昼間だけご実家に行くのはいかがです?あそこには柚琉様の散歩道もあることですし」
「散歩道?」
「クッション性と撥水性のある特殊タイルを敷いた花園のことです。ちょうどいい日陰にもなっているので日射病になる心配もありません」
「あそこ僕のお気に入りの場所なんだよ~」
「…でもいいのか?」
「構いません。旦那様方が付き添うのは不可能ですが使用人が大勢いますので」
…そうだったな。
しかもあそこ待遇めちゃくちゃいいって噂だし。
家族がいる使用人には家族と一緒に住めるような広めの部屋を与えるらしい。
…どんだけ金あるの?
「「ぱーぱ」」
「どうした?一、双葉」
「まま、いにゃ」
「ろこ?」
「ママは今病院行ってるから。いい子で待てるな?」
「「…ぅ」」
さすがに柚なしで留守番はキツかったか…?
「…ん?双葉。足どっか怪我したか?」
双葉は少しだけ足を引きずっているような気がした。
「んにゃ。ぴりぴり」
「…双葉も病院連れていった方がいいかもな…」
「ふにゃ!?」
「…ぱぱ。ふちゃば…らいじょーぶ?」
「大丈夫だ」
明日柚が通っていたという小児科の方に連れて行ってみるか…。
…なんか柚のお墨付きの先生がいるらしいし。
もう高齢で医者辞めたんじゃないか?
「くぁぁ…」
「ほら。そろそろ昼寝の時間だろ」
「ふちゃば…いこ」
「うにゅぅ…」
とてとて歩いていく2人を見比べてもやっぱり双葉の方に違和感を感じる。
「ただいまー!!」
「ただいま戻りました」
「おかえり。柚、樹」
柚はソファーに座った俺に飛びついてきた。
「ん?司どうしたの?」
「…いや、柚は双葉に違和感を感じなかったか?」
「…あぁ。あれか~司もやっと気づいたの?」
「え?」
柚はスマホを取り出してLIMEを開いた。
「僕の主治医だった先生と話してたの。それでね、双葉が歩くところ動画に撮って送ったんだけど対処できないって言われちゃった」
「…え?」
「多分双葉は元々筋肉が付きにくい体質でそのうえ何かしらの病気か障害を持ったために歩行困難になっているんだろうって」
「それじゃ…」
「放っておいたら歩けなくなるだろうってさ。…僕も一時期歩けなくなってたんだけどね」
「柚も?」
「うん。僕も筋肉が衰えやすいから散歩とか続けていないと歩くの出来なくなっちゃうの」
「それを早く言え!!」
「え…あ…2、3ヶ月ぐらいしないと衰えるってだけで別に今すぐじゃ…」
「…これから毎朝散歩しような」
…あ、でも朝は俺の仕事があるか…。
でも樹がついていれ…待てその間一達は?
「…昼間だけご実家に行くのはいかがです?あそこには柚琉様の散歩道もあることですし」
「散歩道?」
「クッション性と撥水性のある特殊タイルを敷いた花園のことです。ちょうどいい日陰にもなっているので日射病になる心配もありません」
「あそこ僕のお気に入りの場所なんだよ~」
「…でもいいのか?」
「構いません。旦那様方が付き添うのは不可能ですが使用人が大勢いますので」
…そうだったな。
しかもあそこ待遇めちゃくちゃいいって噂だし。
家族がいる使用人には家族と一緒に住めるような広めの部屋を与えるらしい。
…どんだけ金あるの?
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