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選択編
レオンルート 3
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レオン視点
「ふぇ…うぇぇん」
「ゆずる。大丈夫だよ。お皿なんてまた買えばいいんだし。怪我しなかった?」
「…うん」
「良かった。じゃあ片付けるからちょっと離れててね」
「…ん」
離れててって言ったのに柚琉は僕の背中に引っ付いてきた。
「ゆずる?そんなところにいると危ないよ」
「ごめんなさい…」
「もういいから。よっと」
柚琉を背中に乗せたまま立ち上がりリビングに置いたロボット掃除機の電源を入れた。
藤沢製のゴミとそうでないものを自動的に判断してくれるやつだからカーペットとかは毛羽立つこともないし楽なんだよね。
「ゆずる?」
「…僕…お手伝いしようと思ったのに…結局迷惑ばっかり…」
「大丈夫だって。ゆずるがいつも家で迎えてくれるから僕は仕事を頑張れるんだよ?あ、また海外の仕事あったら連れて行ってあげるね。久々に旅行でもしようか?」
「…レオン忙しいもん。おうちでゆっくり休んで欲しいの」
「全然平気だよ?」
「最近いっぱいお仕事してるもん」
きゅっと控えめに抱きついてきた。
可愛い。
「ゆずる…」
「なぁに?」
「…なんでもない」
「何?気になるのにぃ…」
…危ない危ない。
発情期以外でそういうことをするとね…?
柚琉パパが来ちゃうかもしれないし。
「冷蔵庫に柚琉のプリン入れて置いたから後で食べてね」
「え?…レオンは…?」
「ちょっと出かけてくるよ」
「僕も一緒に行く!!」
「郵便出してくるだけだよ?」
「行く!!一緒にお散歩しよ?」
「ん、そうだね」
…変装しないとなぁ。
面倒だ。
「ふぇ…うぇぇん」
「ゆずる。大丈夫だよ。お皿なんてまた買えばいいんだし。怪我しなかった?」
「…うん」
「良かった。じゃあ片付けるからちょっと離れててね」
「…ん」
離れててって言ったのに柚琉は僕の背中に引っ付いてきた。
「ゆずる?そんなところにいると危ないよ」
「ごめんなさい…」
「もういいから。よっと」
柚琉を背中に乗せたまま立ち上がりリビングに置いたロボット掃除機の電源を入れた。
藤沢製のゴミとそうでないものを自動的に判断してくれるやつだからカーペットとかは毛羽立つこともないし楽なんだよね。
「ゆずる?」
「…僕…お手伝いしようと思ったのに…結局迷惑ばっかり…」
「大丈夫だって。ゆずるがいつも家で迎えてくれるから僕は仕事を頑張れるんだよ?あ、また海外の仕事あったら連れて行ってあげるね。久々に旅行でもしようか?」
「…レオン忙しいもん。おうちでゆっくり休んで欲しいの」
「全然平気だよ?」
「最近いっぱいお仕事してるもん」
きゅっと控えめに抱きついてきた。
可愛い。
「ゆずる…」
「なぁに?」
「…なんでもない」
「何?気になるのにぃ…」
…危ない危ない。
発情期以外でそういうことをするとね…?
柚琉パパが来ちゃうかもしれないし。
「冷蔵庫に柚琉のプリン入れて置いたから後で食べてね」
「え?…レオンは…?」
「ちょっと出かけてくるよ」
「僕も一緒に行く!!」
「郵便出してくるだけだよ?」
「行く!!一緒にお散歩しよ?」
「ん、そうだね」
…変装しないとなぁ。
面倒だ。
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