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番外編
シッターさんのその後
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「ただいまー」
「おぅおかえり。晩飯できてるぞ」
「んー食べるー」
家に帰ると旦那…康二がご飯を作ってくれていた。
「どうだったんだ?」
「いい子達だったよ。2人で遊んでくれるし全然手がかからないの。僕がやったのトイレ介助ぐらいだし」
「違うって。αのいるところなんだろ?大丈夫だったか?」
「うん。旦那様は妻子持ちだからかフェロモンもしっかり抑制されてた。だから僕もいつも通りでいられたよ」
「そうか」
心配してくれてたのかな。
やっぱり康二…自分がβってこと気に病んでるのかな。
僕は気にしないのに。
βとΩでは子供はできにくいけどいらないし。
「…寧桜は子供好きだろ?俺みたいなβと一緒にいるよりαの方が…」
「僕がαに襲われたことあるのを知って言ってるなら怒るよ?僕は康二が好きだから結婚したのに」
「すまん」
謝りながらエビフライを一尾くれた、好き。
「でもね、弟くんの方はほとんど寝てたかな」
「寝てる?何歳だよ」
「2歳だよ。お昼寝にしては長すぎるから起こそうかと思ったんだけど…兄の方が起こさないでって。なんかすぐ眠くなっちゃうらしいよ」
「なんかの病気持ちなんじゃねえーの?過眠症とか」
「だろうね。今だから問題ないけど…学校とかどうするんだろ」
「さーね。金持ちなんだからなんとかするだろ。1日だけで5万だろ?」
「うん…」
貰いすぎな気がするって返そうとしたら受け取ってって言われたし…。
なんか弟くんの問題があるから変な人には任せられないって。
僕の前にも何人か面接に来たけど金目当てだったから断ったって…僕もお金は欲しいけど1番は子供の面倒が見たいからだったし…。
「…ま、いい勉強になっただろ」
「そうだね」
その後、使用人の方々が働けなくなった際に僕は何度も呼ばれることとなった。ちょっとずつ給金上がってた気がしたんだけど…怖い。
「おぅおかえり。晩飯できてるぞ」
「んー食べるー」
家に帰ると旦那…康二がご飯を作ってくれていた。
「どうだったんだ?」
「いい子達だったよ。2人で遊んでくれるし全然手がかからないの。僕がやったのトイレ介助ぐらいだし」
「違うって。αのいるところなんだろ?大丈夫だったか?」
「うん。旦那様は妻子持ちだからかフェロモンもしっかり抑制されてた。だから僕もいつも通りでいられたよ」
「そうか」
心配してくれてたのかな。
やっぱり康二…自分がβってこと気に病んでるのかな。
僕は気にしないのに。
βとΩでは子供はできにくいけどいらないし。
「…寧桜は子供好きだろ?俺みたいなβと一緒にいるよりαの方が…」
「僕がαに襲われたことあるのを知って言ってるなら怒るよ?僕は康二が好きだから結婚したのに」
「すまん」
謝りながらエビフライを一尾くれた、好き。
「でもね、弟くんの方はほとんど寝てたかな」
「寝てる?何歳だよ」
「2歳だよ。お昼寝にしては長すぎるから起こそうかと思ったんだけど…兄の方が起こさないでって。なんかすぐ眠くなっちゃうらしいよ」
「なんかの病気持ちなんじゃねえーの?過眠症とか」
「だろうね。今だから問題ないけど…学校とかどうするんだろ」
「さーね。金持ちなんだからなんとかするだろ。1日だけで5万だろ?」
「うん…」
貰いすぎな気がするって返そうとしたら受け取ってって言われたし…。
なんか弟くんの問題があるから変な人には任せられないって。
僕の前にも何人か面接に来たけど金目当てだったから断ったって…僕もお金は欲しいけど1番は子供の面倒が見たいからだったし…。
「…ま、いい勉強になっただろ」
「そうだね」
その後、使用人の方々が働けなくなった際に僕は何度も呼ばれることとなった。ちょっとずつ給金上がってた気がしたんだけど…怖い。
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