1 / 50
第一章
プロローグ
しおりを挟む
プロローグ
四国山地――四国の中央部を東西に貫く、千数百メートル級の山々が連なる山地――この山地のとある場所にて騒動が起こった。
「きゃあ!」
「うわあ!」
「ふっはっは! ここらは俺たち、『亜人』の縄張りとする!」
豚の顔と人間の体をしたものが高らかに叫ぶ。その手には槍が握られている。槍の先には血が滴っている。それを目にしたものたちが恐れおののき、悲鳴を上げながら散り散りになって逃げる。
「お頭! どうしやす?」
「貴重な労働力だ! 逃がすな、適当に痛めつけろ!」
「へい!」
お頭と呼ばれたものの指示に従い、豚頭たちが逃げるものたちを追いかけまわす。
「お、お助けを!」
「どうする?」
「娘以外は要らねえな、爺は始末しちまえ」
「ああ!」
「な、なんてことを⁉ 血も涙もないのか⁉」
「うるせえ! てめえらみたいな『はみ出し者』に情けなんかかけるかよ!」
「うっ⁉ ……ん? はっ⁉」
老人は閉じた目を開いて驚いた。自身の体に突き立てられていた槍の柄を片手でガシッと掴む者がそこにはいたからである。その者はコートで体を覆い、フードを目深に被っている。豚頭は戸惑う。
「な、なんだ、てめえは⁉」
「ん~?」
その者はフードを外す。短い銀髪の青年の顔が露になった。
「に、『人間』か⁉」
「人間? う~ん、まあ、そうとも言うな……」
青年が片手で槍を抑えながら、もう片方の手で顎をさする。
「ヒ、『ヒト』如きが俺たちに逆らうんじゃねえよ!」
「あん? そういうお前らは何者だよ?」
「お、俺たちは亜人の一種。『獣人』だ!」
「ああ、『ケモノ』ってやつか……」
「そ、そうだ、誇り高きケモノだ!」
「そのわりには汚ねえ真似をしているな……」
「な、なんだと⁉」
「埃臭いの間違いじゃねえのか?」
青年が自らの鼻をつまんでみせる。豚頭は激昂する。
「てめえ、良い度胸してんな、殺してやる!」
「お、おい! 若いやつは生かしておけってお頭が言ってただろう⁉」
傍らに立っていた他の豚頭が慌てて止める。
「はっ! 一人くらい関係ねえよ! ……ん⁉」
「……」
「う、動かねえ……⁉」
豚頭が槍を引き抜こうとしたが、全く動かないことに戸惑う。青年があくびをする。
「ふあ~あ……どうかしたか?」
「は、離せ!」
「ああ、悪い悪い……」
「あっ!」
青年が槍の柄をポキッと折ってしまう。青年が目を丸くする。
「ああ、ごめんな、力加減を誤った……」
「て、てめえ、マジでぶっ殺してやる!」
豚頭が青年の首根っこを掴む。
「うおっ……」
「へへっ、槍の代わりにてめえの首を折ってやるよ……」
「……そりゃあごめんだな」
「あん⁉」
「お前にはこれで良いか……」
「ああん⁉」
「おらっ!」
「! が、がはっ……」
青年が強烈な頭突きを喰らわせ、豚頭が崩れ落ちる。
「て、てめえ!」
他の豚頭が槍を突き立てる。
「ふん!」
「んなっ⁉」
青年が頭突きで槍の刃先を破壊する。青年が額の辺りを撫でる。
「ふん……」
「な、なんだてめえは……ひょっとして『超人』か?」
「超人……まあ、そうとも言うな」
「俺たち獣人に……『亜人連合』にケンカ売るってんだな⁉」
「え?」
「それならば報告しなきゃならねえ!」
「ちょい待ち」
「ぐえっ!」
その場から離れようとした豚頭の首根っこを青年は掴む。
「よく分からねえが……面倒事は避けてえ……眠っとけ!」
「ぐはっ⁉」
青年が頭突きを喰らわせ、豚頭を倒す。
「ふう……」
「ど、同胞⁉ な、なんだ、てめえは⁉」
「ん? まだいやがるのか……」
他の豚頭たちが青年を取り囲む。
「こいつ……やっちまえ!」
「……しょうがねえなあ!」
青年が首の骨をコキコキっと鳴らしてから、豚頭たちの集団に勢いよく飛びかかる。それからわずかな時間をおいて……。
「……ごはっ……」
「お前がこの連中のお頭か?」
青年の頭突きを喰らい、豚頭たちのお頭がガクッと跪く。
「な、なんなんだ、てめえは……」
「俺か? 通りすがりの石頭だ」
青年が額を撫でながら、精悍な顔つきをほころばせる。
「ふ、ふざけんな……」
「我ながら上手いこと言ったつもりだったんだが……って、聞いてねえな?」
「あ、ありがとうございます……」
老人が若者に支えられながら、青年に礼を言う。青年は手を軽く振る。
「なあに……大したことはしてねえよ」
「いえ、これから大変なことになるかと思われますぞ……」
「ん?」
「ここは『四国』の中で、どの国の勢力も及ばない緩衝地帯にある集落群……ここでこのような騒動が起こったことは、四国になんらかの波紋を起こすやもしれません」
「ひょっとして……迷惑になるか?」
「い、いえ! 恩のある方にそのようなことを申すわけではありませんが……」
老人が慌てて首を左右に振る。青年が顎に手を当てて呟く。
「緩衝地帯っていうのは……」
「我々、はみ出し者が住み着く場所です。この四国の中には、居場所が少ないのです……」
「はみ出し者っていうのは……」
「はい。それぞれ何らかの事情を抱えているものたちのことです……」
「何らかの事情ね……くだらねえ」
「!」
老人の顔が険しくなる。青年が手を振る。
「おっと、気を悪くしたならすまねえ……俺もその何らかの事情を抱えている側だ……」
「! それでは、貴方も……」
「ああ、重なっている……」
「重なっている?」
「まあ、それは別にどうでも良いんだ」
「はあ……」
「記憶があいまいなところがあるが……この島は変わりねえってことだな?」
「は、はい……『ヒト』、『ケモノ』、『アヤカシ』、『キカイ』がそれぞれの国を治めていて、四つに勢力が分かれています……」
「『人』、『獣』、『妖』、『機』か……」
青年は老人の言葉を繰り返す。
「そうです……」
「今ふと思ったんだが……」
「はい?」
「ここらも含めて、その勢力には馴染めない連中が形成しているのが、集落群だよな?」
「そ、そうなります……」
「そうか……」
「あ、あの……?」
「……だったらよ」
「は、はい……」
「集落群を一つにして、国にしちまえば良いんじゃねえか?」
「ええっ⁉」
驚く老人をよそに青年は手を叩く。
「決めた! っていうか、それが俺に課せられた使命、あるいは俺にしか出来ないことかもしれねえな……ちょっとカッコつけすぎか?」
「あ、あの、貴方は一体……?」
「俺か? ただの石頭だ」
「い、いえ、お名前は……?」
「名前ね……タイヘイだ」
「タイヘイさん……」
「ああ、天下泰平から取った! 今思い付いた! 俺がこの島の仕組みを変えてやる!」
タイヘイは力強く宣言するのであった。
四国山地――四国の中央部を東西に貫く、千数百メートル級の山々が連なる山地――この山地のとある場所にて騒動が起こった。
「きゃあ!」
「うわあ!」
「ふっはっは! ここらは俺たち、『亜人』の縄張りとする!」
豚の顔と人間の体をしたものが高らかに叫ぶ。その手には槍が握られている。槍の先には血が滴っている。それを目にしたものたちが恐れおののき、悲鳴を上げながら散り散りになって逃げる。
「お頭! どうしやす?」
「貴重な労働力だ! 逃がすな、適当に痛めつけろ!」
「へい!」
お頭と呼ばれたものの指示に従い、豚頭たちが逃げるものたちを追いかけまわす。
「お、お助けを!」
「どうする?」
「娘以外は要らねえな、爺は始末しちまえ」
「ああ!」
「な、なんてことを⁉ 血も涙もないのか⁉」
「うるせえ! てめえらみたいな『はみ出し者』に情けなんかかけるかよ!」
「うっ⁉ ……ん? はっ⁉」
老人は閉じた目を開いて驚いた。自身の体に突き立てられていた槍の柄を片手でガシッと掴む者がそこにはいたからである。その者はコートで体を覆い、フードを目深に被っている。豚頭は戸惑う。
「な、なんだ、てめえは⁉」
「ん~?」
その者はフードを外す。短い銀髪の青年の顔が露になった。
「に、『人間』か⁉」
「人間? う~ん、まあ、そうとも言うな……」
青年が片手で槍を抑えながら、もう片方の手で顎をさする。
「ヒ、『ヒト』如きが俺たちに逆らうんじゃねえよ!」
「あん? そういうお前らは何者だよ?」
「お、俺たちは亜人の一種。『獣人』だ!」
「ああ、『ケモノ』ってやつか……」
「そ、そうだ、誇り高きケモノだ!」
「そのわりには汚ねえ真似をしているな……」
「な、なんだと⁉」
「埃臭いの間違いじゃねえのか?」
青年が自らの鼻をつまんでみせる。豚頭は激昂する。
「てめえ、良い度胸してんな、殺してやる!」
「お、おい! 若いやつは生かしておけってお頭が言ってただろう⁉」
傍らに立っていた他の豚頭が慌てて止める。
「はっ! 一人くらい関係ねえよ! ……ん⁉」
「……」
「う、動かねえ……⁉」
豚頭が槍を引き抜こうとしたが、全く動かないことに戸惑う。青年があくびをする。
「ふあ~あ……どうかしたか?」
「は、離せ!」
「ああ、悪い悪い……」
「あっ!」
青年が槍の柄をポキッと折ってしまう。青年が目を丸くする。
「ああ、ごめんな、力加減を誤った……」
「て、てめえ、マジでぶっ殺してやる!」
豚頭が青年の首根っこを掴む。
「うおっ……」
「へへっ、槍の代わりにてめえの首を折ってやるよ……」
「……そりゃあごめんだな」
「あん⁉」
「お前にはこれで良いか……」
「ああん⁉」
「おらっ!」
「! が、がはっ……」
青年が強烈な頭突きを喰らわせ、豚頭が崩れ落ちる。
「て、てめえ!」
他の豚頭が槍を突き立てる。
「ふん!」
「んなっ⁉」
青年が頭突きで槍の刃先を破壊する。青年が額の辺りを撫でる。
「ふん……」
「な、なんだてめえは……ひょっとして『超人』か?」
「超人……まあ、そうとも言うな」
「俺たち獣人に……『亜人連合』にケンカ売るってんだな⁉」
「え?」
「それならば報告しなきゃならねえ!」
「ちょい待ち」
「ぐえっ!」
その場から離れようとした豚頭の首根っこを青年は掴む。
「よく分からねえが……面倒事は避けてえ……眠っとけ!」
「ぐはっ⁉」
青年が頭突きを喰らわせ、豚頭を倒す。
「ふう……」
「ど、同胞⁉ な、なんだ、てめえは⁉」
「ん? まだいやがるのか……」
他の豚頭たちが青年を取り囲む。
「こいつ……やっちまえ!」
「……しょうがねえなあ!」
青年が首の骨をコキコキっと鳴らしてから、豚頭たちの集団に勢いよく飛びかかる。それからわずかな時間をおいて……。
「……ごはっ……」
「お前がこの連中のお頭か?」
青年の頭突きを喰らい、豚頭たちのお頭がガクッと跪く。
「な、なんなんだ、てめえは……」
「俺か? 通りすがりの石頭だ」
青年が額を撫でながら、精悍な顔つきをほころばせる。
「ふ、ふざけんな……」
「我ながら上手いこと言ったつもりだったんだが……って、聞いてねえな?」
「あ、ありがとうございます……」
老人が若者に支えられながら、青年に礼を言う。青年は手を軽く振る。
「なあに……大したことはしてねえよ」
「いえ、これから大変なことになるかと思われますぞ……」
「ん?」
「ここは『四国』の中で、どの国の勢力も及ばない緩衝地帯にある集落群……ここでこのような騒動が起こったことは、四国になんらかの波紋を起こすやもしれません」
「ひょっとして……迷惑になるか?」
「い、いえ! 恩のある方にそのようなことを申すわけではありませんが……」
老人が慌てて首を左右に振る。青年が顎に手を当てて呟く。
「緩衝地帯っていうのは……」
「我々、はみ出し者が住み着く場所です。この四国の中には、居場所が少ないのです……」
「はみ出し者っていうのは……」
「はい。それぞれ何らかの事情を抱えているものたちのことです……」
「何らかの事情ね……くだらねえ」
「!」
老人の顔が険しくなる。青年が手を振る。
「おっと、気を悪くしたならすまねえ……俺もその何らかの事情を抱えている側だ……」
「! それでは、貴方も……」
「ああ、重なっている……」
「重なっている?」
「まあ、それは別にどうでも良いんだ」
「はあ……」
「記憶があいまいなところがあるが……この島は変わりねえってことだな?」
「は、はい……『ヒト』、『ケモノ』、『アヤカシ』、『キカイ』がそれぞれの国を治めていて、四つに勢力が分かれています……」
「『人』、『獣』、『妖』、『機』か……」
青年は老人の言葉を繰り返す。
「そうです……」
「今ふと思ったんだが……」
「はい?」
「ここらも含めて、その勢力には馴染めない連中が形成しているのが、集落群だよな?」
「そ、そうなります……」
「そうか……」
「あ、あの……?」
「……だったらよ」
「は、はい……」
「集落群を一つにして、国にしちまえば良いんじゃねえか?」
「ええっ⁉」
驚く老人をよそに青年は手を叩く。
「決めた! っていうか、それが俺に課せられた使命、あるいは俺にしか出来ないことかもしれねえな……ちょっとカッコつけすぎか?」
「あ、あの、貴方は一体……?」
「俺か? ただの石頭だ」
「い、いえ、お名前は……?」
「名前ね……タイヘイだ」
「タイヘイさん……」
「ああ、天下泰平から取った! 今思い付いた! 俺がこの島の仕組みを変えてやる!」
タイヘイは力強く宣言するのであった。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
後宮の胡蝶 ~皇帝陛下の秘密の妃~
菱沼あゆ
キャラ文芸
突然の譲位により、若き皇帝となった苑楊は封印されているはずの宮殿で女官らしき娘、洋蘭と出会う。
洋蘭はこの宮殿の牢に住む老人の世話をしているのだと言う。
天女のごとき外見と豊富な知識を持つ洋蘭に心惹かれはじめる苑楊だったが。
洋蘭はまったく思い通りにならないうえに、なにかが怪しい女だった――。
中華後宮ラブコメディ。
【完結保証】科学で興す異世界国家 ~理不尽に死んだ技術者が、「石炭」と「ジャガイモ」で最強を証明する。優秀な兄たちが膝を折るまでの建国譚~
Lihito
ファンタジー
正しいデータを揃えた。論理も完璧だった。
それでも、組織の理不尽には勝てなかった。
——そして、使い潰されて死んだ。
目を覚ますとそこは、十年後に魔王軍による滅亡が確定している異世界。
強国の第三王子として転生した彼に与えられたのは、
因果をねじ曲げる有限の力——「運命点」だけ。
武力と経済を握る兄たちの陰で、継承権最下位。後ろ盾も発言力もない。
だが、邪魔する上司も腐った組織もない。
今度こそ証明する。科学と運命点を武器に、俺のやり方が正しいことを。
石炭と化学による国力強化。
情報と大義名分を積み重ねた対外戦略。
準備を重ね、機が熟した瞬間に運命点で押し切る。
これは、理不尽に敗れた科学者が、選択と代償を重ねる中で、
「正しさ」だけでは国は守れないと知りながら、
滅びの未来を書き換えようとする建国譚。
【魔女ローゼマリー伝説】~5歳で存在を忘れられた元王女の私だけど、自称美少女天才魔女として世界を救うために冒険したいと思います!~
ハムえっぐ
ファンタジー
かつて魔族が降臨し、7人の英雄によって平和がもたらされた大陸。その一国、ベルガー王国で物語は始まる。
王国の第一王女ローゼマリーは、5歳の誕生日の夜、幸せな時間のさなかに王宮を襲撃され、目の前で両親である国王夫妻を「漆黒の剣を持つ謎の黒髪の女」に殺害される。母が最後の力で放った転移魔法と「魔女ディルを頼れ」という遺言によりローゼマリーは辛くも死地を脱した。
15歳になったローゼは師ディルと別れ、両親の仇である黒髪の女を探し出すため、そして悪政により荒廃しつつある祖国の現状を確かめるため旅立つ。
国境の街ビオレールで冒険者として活動を始めたローゼは、運命的な出会いを果たす。因縁の仇と同じ黒髪と漆黒の剣を持つ少年傭兵リョウ。自由奔放で可愛いが、何か秘密を抱えていそうなエルフの美少女ベレニス。クセの強い仲間たちと共にローゼの新たな人生が動き出す。
これは王女の身分を失った最強天才魔女ローゼが、復讐の誓いを胸に仲間たちとの絆を育みながら、王国の闇や自らの運命に立ち向かう物語。友情、復讐、恋愛、魔法、剣戟、謀略が織りなす、ダークファンタジー英雄譚が、今、幕を開ける。
異世界でぺったんこさん!〜無限収納5段階活用で無双する〜
KeyBow
ファンタジー
間もなく50歳になる銀行マンのおっさんは、高校生達の異世界召喚に巻き込まれた。
何故か若返り、他の召喚者と同じ高校生位の年齢になっていた。
召喚したのは、魔王を討ち滅ぼす為だと伝えられる。自分で2つのスキルを選ぶ事が出来ると言われ、おっさんが選んだのは無限収納と飛翔!
しかし召喚した者達はスキルを制御する為の装飾品と偽り、隷属の首輪を装着しようとしていた・・・
いち早くその嘘に気が付いたおっさんが1人の少女を連れて逃亡を図る。
その後おっさんは無限収納の5段階活用で無双する!・・・はずだ。
上空に飛び、そこから大きな岩を落として押しつぶす。やがて救った少女は口癖のように言う。
またぺったんこですか?・・・
役立たずと言われダンジョンで殺されかけたが、実は最強で万能スキルでした !
本条蒼依
ファンタジー
地球とは違う異世界シンアースでの物語。
主人公マルクは神聖の儀で何にも反応しないスキルを貰い、絶望の淵へと叩き込まれる。
その役に立たないスキルで冒険者になるが、役立たずと言われダンジョンで殺されかけるが、そのスキルは唯一無二の万能スキルだった。
そのスキルで成り上がり、ダンジョンで裏切った人間は落ちぶれざまあ展開。
主人公マルクは、そのスキルで色んなことを解決し幸せになる。
ハーレム要素はしばらくありません。
私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。
MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる