ロボット旅行記

阿頼耶識(あらやしき)

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レジスタンスの番犬

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アケチとラニーはビルの中に入るとエレベーターに乗り込んだ。

「これから仲間たちを紹介するよ。あ、結構癖強いから気をつけてね。」

部屋の前の扉に立つアケチだが何かを察したのかすぐにラニーの手を取り扉から離れた。
その瞬間、爆発した。

「おい‼️チビッロボ‼️俺の前に買ったコレクションどこにやった‼️」



アケチは苦笑いをするとラニーに紹介した。

「彼は技術専門のギミック、ちょっとキレたら止めるの大変だけどいい奴だから…たぶん。」

部屋の中には変わった形のロボットが黒いロボットに対峙していた。

「デカロボ‼️楽しい実験してる途中に話かけるなと何回言えば分かるんだ⁉️テメーの頭にバックアップ機能を上乗せで増設してインテリにしてやろか~‼️」


「彼はケミスト、薬学専門何だけど興味のない事には全く話を聞かないんだけどね…まぁ、知識は信用出来るから。」

すると、隣の部屋から何者かがアケチのところに走りよって来た。

「アケチ局長‼️お願いしますよ‼️あの二人を止めて下さいよ‼️データが中々まとめられないんですよ~‼️」



「彼女はオーフィス、主に事務をしてもらってる。」

オーフィスはラニーに軽く会釈をした。

「組織と言うからかなりの人数を想定してたのですが。」

そう言うとアケチは頬をポリポリと掻いて少し考えていた。

「…うちは公に出来ない案件ばかりを担当してるからね。」

「悪意の自由意志ですか。」

「そう、悪意の自由意志は他者に影響得たえ感染するんだよ。思想をカルト的に広まれば収集がつかなくなる。だから僕らはその悪意を摘むのが仕事だよ。」

目の前の二人のロボットもヘトヘトになって来たのを見届けるとアケチが立ち上がった。

「さて‼️二人とも‼️もう済んだかい?」

「あ…局長殿。」
「アケチじゃねぇか。」

「ケミカル、オフィス内では実験しない約束だろ?ギミックも大事なコレクションはちゃんとなおさないといけないだろ?」

ラニーがやり取りを見てるとギミックが近づいてきた。

「こいつが新入りか。」

「あぁ、廃病院の事件を解決したのが彼だよ。」

するとギミックはラニーの後ろの壁に手をつけた。

「よくも俺らの仕事を横取りしたな…」

ギミックはギロリと睨みを利かせた脅しにかかる。

「一つ…言える事は、貴方にはあの謎は解けなかったと思います。」

「何だと!?」

ラニーがそう言いギミックが更にブチッと切れそうになるのを見てケミカルが笑っていた。

「アハハハ‼️見ろ、新入りも良く分かってるじゃないか。」

するとアケチが二人の間に入った。

「やめろ、ギミック、ラニー…。」

遠慮気味だったアケチが雰囲気が一変した。

「ギミック、彼の言う通りだ。病院の事件はただのコンピューターの暴走ではなかった。彼は私と同じ推理に至り事件を解決させた。おまけに…犯人をスクラップ送りにした。」

「アケチ…俺はコイツには掃除だけやらせとけばいいと思ってる。推理はお前の専売特許だろ。」

アケチはため息をつくと全員に話した。

「これからは彼が必要になる。マキナの件も前に進む。」


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