ロボット旅行記

阿頼耶識(あらやしき)

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レジスタンスの番犬

帰還

「さて、犯人は捕まえたとして…てか、スクラップになったけどな。」

座席にズームの身体を置いたが持って帰るのに問題が起きていた。

「帰り…どうするよ?」

「申し訳ないです。考えてなかったです。」

「そうか…お前に車を押させるって案があるが?」

「ギミックも中々の冗談言いますね~。」

二人はズームを捕まえる時にエネルギーを使いきって途方にくれていた。

「あの…しばらくこちらに滞在するってのはどうですか?」

ハイドが話かけて来たら二人の前で苦笑いをした。



「…しかし、まだ皆さんの修理がまだ。」

「いいえ、大丈夫ですよ。車を修理する倉庫はありますし。」

二人はハイドの言葉に甘える事にした。

倉庫でハイドが車をいじってるとハイドはラニーに質問して来た。

「何故…私が彼女に操られてないと見破ったのですか?色々とコード等を書き換えて偽装してたのに…。」

「理由は最初に会って武器のリストを見せてもらってからですね。」

「武器のリスト?」

「基本的に戦場では情報を残さないのが鉄則だと聞いてます。貴方の紙の管理は真逆を行きます。」

「ええ…」

「しかし、ネット内管理ではなく紙での管理をされてるのは過去にハッキングされた現場に居たからだと思ったからです。」

「それで…AMRと書いた紙を廊下に居た私に渡したのですね。」

ラニーが外の廊下に出る際にハイドに紙を渡した。

「ええ、ライフルなんて上手く使うのには腕がないと誰も使わないですからね。確実にあると踏みました。」


(あの…ウルフさん⁉️どうして?)

(いいからそれを‼️)

ウルフは背負うと走ろうとしたがハイドの方を向きなおした。

(素晴らしい、メンテナンスがしっかり行き渡ってる。ありがとう‼️)


「私…レジスタンスの仲間たちがハッキングされた時は恐怖でしかありませんでした。」


ロボット達が人間を襲い現場には悲鳴と銃声が鳴り響く…
ハイドは後退りして眺める事しか出来なかった。

「…私にはどうする事も出来なかった。私のメモリーにはあの時の恐怖がこびりついてる。」

「だから、貴方はネットワークに繋がるのを拒否していた。」

車の修理を終えるとハイドはラニーの前に立った。

「私は…バグなのか…異常なのでしょうか?探偵さん。」

「いいえ、とても人間らしいですよ。」

ハイドはラニーにそう言われるとホッと安心した表情を見せた。
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