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決意
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「本当に、よくぞ会いに来てくれた。」
「陛下、実は今日はお願いがあり、こちらに来ました。」
「願いとな?なんだ?」
「実は……」
リアナは話した。
ロージックの者がトラニキアに穴を掘り、もうじきリンガーに到達することを。
リンガーに到達すれば、戦になるであろうことを。
「リンガーとロージックは、長い間、仲は良かったとは言えませんが、戦になったことはありません。
戦が始まれば、多数の者の血が流されるでしょう。
私はなんとしても、この戦を止めたい。
その一心でここに赴きました。」
「なんと、戦に……フィリポスは、そんなことを企んでおったのか。」
ネクタリオス王は、絞り出すような声でそう呟いた。
「見ての通り、余はもはや半病人のような状態だ。
今、この国の実権を握っているのはフィリポスだ。
こんな余に、出来ることがあるだろうか?」
「陛下、弱気にならないで下さい。
この国の王は今も陛下なのです。
お体のことは、ロダンさんとスピロスさんが力になって下さいます。
お心を強く持ち、どうか、この国の民をお救い下さい。」
ネクタリオス王は、戸惑ったような顔をしていたが、やがて、ゆっくりと頷いた。
「陛下、実は今日はお願いがあり、こちらに来ました。」
「願いとな?なんだ?」
「実は……」
リアナは話した。
ロージックの者がトラニキアに穴を掘り、もうじきリンガーに到達することを。
リンガーに到達すれば、戦になるであろうことを。
「リンガーとロージックは、長い間、仲は良かったとは言えませんが、戦になったことはありません。
戦が始まれば、多数の者の血が流されるでしょう。
私はなんとしても、この戦を止めたい。
その一心でここに赴きました。」
「なんと、戦に……フィリポスは、そんなことを企んでおったのか。」
ネクタリオス王は、絞り出すような声でそう呟いた。
「見ての通り、余はもはや半病人のような状態だ。
今、この国の実権を握っているのはフィリポスだ。
こんな余に、出来ることがあるだろうか?」
「陛下、弱気にならないで下さい。
この国の王は今も陛下なのです。
お体のことは、ロダンさんとスピロスさんが力になって下さいます。
お心を強く持ち、どうか、この国の民をお救い下さい。」
ネクタリオス王は、戸惑ったような顔をしていたが、やがて、ゆっくりと頷いた。
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